小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

医師

2011-07-03 06:06:15 | 医学・病気
さて、私は結構ブログをよく書く方なのだろうが、別にそんなにブログを書くことが好きなわけでもない。不眠で眠れない日が多いので、不眠の時は何も出来ないので、書いているのである。また、私は、中学、高校と自分の考えを全く喋らない生徒だった。だから何も考えていないかというと、その逆で、観念的なことを色々と考えていたのだが、極度に内気だったため、無口をきめこんでいたのである。芥川龍之介は本から人生を学んだというが、私は自分の思考で人生を考え、本はそれを確認するだけのものでしかなかった面が強い。私が本当に他者から学んだ本質的なものは極めて少ない。

私は医師であり、医師免許を持っていると、基本的には働くのに困らない。(健康状態が極度に悪くなるとそうもいかなくなるが)だからといって、私は、勉強したんだから、努力したんだから、当然の権利だ、という気には全くなれない。医師免許という有利な免許を持っていない、普通の人を見ると、不況で大変だな、かわいそうだな、と何か申し訳なくなってくる。何か罪悪感みたいなものまで起こってくる。だから私は、彼らに負けないくらいに努力しなくちゃ、頑張らなくちゃ、と思っているのである。私は、「根性」においては絶対、人に負けたくない。し、私は絶えず必死で生きていないと罪悪感が起こってくる性格である。

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差別語

2011-07-03 04:18:45 | Weblog
さて少し前に、「カタワ」と題して少し書いたが、(もっと以前にも差別語のことは、このブログで、数回、書いているが)

差別的行為とは、健常者が他者である障害者を侮蔑する行為、発言であるからして、障害者が自分を侮蔑する行為、発言は差別的行為とはなりえない。

しかし難しいのは、「障害者」の定義である。特に大学病院の先生達が非常に好んで、自分も大病や同病を経験したり、あるいは、していると自慢したがる先生が、ものすごく多いのである。それは、言うまでもなく、患者に共感する資格が自分にもあるんだ、と見せかけようとしているのか、あるはい欺瞞なのか、であるが。そもそも、そういう軽率な行為を好んでしたがる人間の人格こそ、私は軽率だと思う。病気を経験したというのら、風邪でも水虫でも、病気の経験者であり、病人に共感できる資格があることにある。また同じ病気といっても程度はピンからキリまである。

私は、ここで、荒削りだが、障害者の定義を自分なりに立ててみたいと思う。一言でいって、「病苦のために本当に死ぬことを考えたことがあるか」を、私は、私なりの「障害者」の定義としたい。

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猫足立ち打法

2011-07-03 03:08:33 | 武道・スポーツ
バッティングセンターで打っていると、だんだんフォームが変わってくる。こういうフォームの変化は運動に対する適応が体の中で起こっていることだ。ただ、生きたピッチャーが投げるボールを打つのでは、タイミングの取り方が、バッティングセンターのボールとは違うだろうから、そのまま、バッティングが上手くなるということは(全くとまでは言わないが)ない。バットをやや傾け、後の腕の肘をほとんど体にくっつけていて、腋を開けない。こうすると打てるのである。これは後で知ったが、動画で青木宣親選手が言っていることである。というより、動画では、バッティングの理論を言ってる選手が他にいない。そして、足先が両方ともだんだん前を向いてきた。空手の猫足立ちみたいである。といっても、足先も前を向いているので、空手の猫足立ちは、後ろ足は前に向けないが。力一杯振らなくても、ボールが当たる瞬間、グリップをギュッとしっかり握りしめていれば、ボールのエネルギーによって、勢いよく弾き返せるのだ。だから、かえって、スピードの遅いピッチングマシンでやると、ボールにエネルギーがないから、振るスイングにしなければ遠くへは打てない。しかしバッティングセンターでは、足を使わないから、ほとんど運動にならない。

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マリア・シャラポア

2011-07-03 02:35:48 | 武道・スポーツ
テレビをつけたら、まだウィンブルドルはやっていた。もう、とっくに終わっているものかと思っていたが。私は、準優勝のマリア・シャラポラを応援した。理由か単純。彼女がきれいだからである。ダブルフォルトが多い。彼女は、ある瞬間の表情がジェームス・ディーンに似ている。彼氏はバスケットボールの選手らしいが、絶対、彼氏は同じテニス選手の方がいい。あらゆる点で便利である。何か、右腕の手術をしたらしく、それが戦力の低下になっているように見えるのだが。テニスに限らず、どんなプロスポーツも、どんどん体力トレーニングを積んで、筋力の限界を競うようになってきいる。相手がそうするから、こっちもそうしないと勝てない。そうすると、筋力の限界を競う競技になり、怪我が多くなる。非常に多くの選手が怪我で若くして引退している。それは勿体ない。如何に怪我をしないことがスポーツ選手の目的である。長い時間の試合ではハッスルプレーなど控えた方が絶対いい。結局、激しく頑張っても、落としたのなら、無意味どころか、体力を無駄に消耗したたげとなる。まさに骨折り損のくたびれもうけ、である。野球のような、休みのあるスポーツなら、問題ないが。テニスは、ほとんど休みがない。また、仮に今回のウィンブルドンを落としても、怪我さえしなければ、次回も、その次も出来るのだ。

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