小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

サーフィン

2011-07-25 20:17:19 | 武道・スポーツ
サーファーの気持ちが分からなかった。が、わかった。私もバッティングセンターに、ちょっと中毒になりかけている。空振りは、ほぼゼロ。一回24球で半分くらいは芯で捕らえられる。芯でとらえられると気持ちがいいのである。腋をしめ、ちょうどテニスで「ラケットに仕事させる」というのがあるが。そんな感じである。手首は返さない。バットの先に遠心力をつけて、当てるだけである。振りぬくスイングではない。つい気持ちがいいからやってしまう。運動にはならないが、まあ、気分転換にはなる。便秘が悪い時には、運動が便意を起こしてくれることもある。しかし、所詮は遊びである。はまり過ぎないように自制しないと。

今までサーファーの心理が分からなかった。が、わかった。それはけっしていいものではない。つまりは、サーフィンも出来るようになると面白くなって、はまってしまうのである。しかし、これは、ちょっと、ちょっと、である。サーフィンが好きで湘南に住み、人生を遊びに使ってしまうなんてバカげている。遊びという点では、サーフィンもバッティングもパチンコも麻雀も同じである。

やはり男の人生は、芸術か、学問か、事業か、仕事かに命がけで努力することだと思う。サーフィンが好きでサーフィンをするために海に近い湘南に住んでいる人は阿片中毒患者とかわりない。アルコール中毒患者と同じように精神病院に入院させた方がいい。
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