小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

浅野浩二式ダイエット

2011-07-18 17:45:54 | 医学・病気
さて、一週間前からダイエットして、最初の四日で3kg落とした。その時が、身長に対する、ちょうどピッタリの適正体重BMIなのである。その後は、適度に食べていた。二日後の水曜に、たった三時間泳いだだけで、日焼けして皮膚がヒリヒリ痛くて痛くて、三日、何も出来なくなってしまった。ダイエットを始めた時から、奇跡のように健康になった。キビキビ動き回ることができ、激しい運動をしても疲れず、暑い中をいくら歩いても疲れない。駅でエスカレーターを見ても、階段でもいいや、と思えるようになったし、階段を登っても疲れない。反射神経もよくなり、意欲も出てきて、さらには過敏性腸の腹痛もなくなった。その後はウェートは変わらない。さて、これからどうするか。であるが。何のためにダイエットするか、であるが。私にとって、それは健康のためである。健康になったんだから、もうこれ以上、無理に落とす必要もない、とも考えている。女は健康になるためもあるだろうが、女は例外なくナルシストで、痩せた美しい肉体にするためである。だから健康になっても、まだ自分の理想とするプロポーションになるため、体重を落とそうとする。そして正しいダイエットの原理を知らないと、リバウンドしてしまう。(ファッションモデルとか女優とか、ボクシングとかの階級性のスポーツ選手とか、ウェートを落とすことが職業上、必要な人なら仕方がないが)だが私は、女のようなナルシストではない。健康で適正体重なのだから、もうこれ以上、無理して落とす必要もないとも思っている。もちろん私もブルース・リーほどの肉体になれれば格好いいなと羨ましいが、彼は格闘家で、俳優であり、そして、かなりナルシストの面も見受けられる。
ただ適正体重というのは、統計的な大雑把な指標に過ぎない。自分にとっての適正体重は18歳の時の成長が止まった時の体重といっていいだろう。それには後、3kg落とさなくてはならない。だが、無理にそれにまで落とす必要もない。18歳の時は、勉強ばかりしていて、運動など全くせず、筋肉もそう無かったが、今は習慣として運動していて筋肉もついているし、過敏性腸症候群の便秘もある。柔軟に考えることが必要である。今の私にとっての適正体重はこれでもいいのだろう。だがあと1~2kgは落とした方がより健康になれるかもしれない。当然5kgも落としたいとは思わない。あくまで健康がダイエットの目的である。一番、気をつけるべきことはリバウンドである。
いままでは正しいダイエットというのを意識していなかった。意識して習慣として運動してるんだから、大丈夫だろうとタカをくくって、かなり好き勝手に食べていた。だが、それだと健康的な生活は送れなかった。今年から生活習慣が変わって、体調がどん底に悪くなり、あと五年の命じゃないかと危機感を感じはじめたが、かえってそれが良かった。健康やダイエットの本を20冊以上買って、真剣に読み出した。全て本に書いてある原理どおりである。本など買わなくても、今はネットで何でも調べられると思っていたが、これも間違いだった。やはり本を買ってしっかり読んだ方がいい。つまり自覚するようになれた、ということである。そして、どんな事でもいったん自覚したら、もうしめたものである。これからは、曖昧とした健康状態の浮動もまずなくなるだろう。かなり計画的に生活できる。何より体のメカニズムがわかって面白い。人間の体は健康に生きようとする物言わぬ一つの生物であり、食事や運動の負荷がかかると、それに対して健康を守ろうとする最良の防御反応をする。だからダイエットする時は、そのメカニズムを正しく理解してからでないと、単に食べなきゃいいだろう、で、痩せると必ずリバウンドを起こして元の木阿弥になる。もっと早く自覚していれば、もっと有効に生きれたと、かなり後悔している。しかし、何事も気づいて実行するのに、遅いということはない。宮本武蔵じゃないけど、「我、ことに於いて後悔せず」であり、これからを有意義に生きればいいのだ。生きることの面白さは、創作だけだと思っていたが、何事でも、目が開けた時の感動も、非常に面白い。そもそも、天災がなければ、まず健康に生きれるだろうから、創作もはかどるだろう。これが何より嬉しい。いいことずくめである。

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