金曜日は4月下旬並みに暖かくなったと思ったら、土日はまた真冬の寒さがもどってきたりと、気温の上下が激しい変な天気が続いています。
さて、先月1月18日に会社で受けたTOEIC IPテストの結果が郵送されてきました。いつものことながら、自分自身のしばりと記録の意味もあり、ブログで公開していますが、リスニング 485、リーディング 415(ひどい!)の合計900でした。
受験記録の記事で書いたように、リスニングはPart 3 と Part 4が恐ろしく難しく、Part 3 とPart 4でそれぞれ3問~4問間違え、Part 2でも2問は間違えているはずなので、リスニング合計で8問~10問は間違えているはずなのですが、485 とは意外に良く、不思議です。TOEIC は素点が即スコアではなく、相対評価のようなところがあり、その辺のカラクリは未だによく分かりませんが、Part 3 と Part 4は他の受験者がよく間違えたのでスコアはそれほど減点されなかったのだと思います。が、自分としてはには8~10問は間違えているという自覚があり、とても満足できるものではありません。
ひどいのはリーディングで、415というのは近年にない低スコアです。
リーディングの低スコアの理由ははっきりしており、受験記録の記事でも書きましたが、Part 7は残り60分も時間があったのに集中して読めなかったことです。(最後の5問は塗り絵)アビメにもはっきりと現われており、『語彙が理解できる』と『文法が理解できる』は9割以上ですが、『文章の中の情報をもとに推察できる』が75、『ひとつの文章の中でまたは複数の文章間でちりばめられた情報を関連づけることができる』が70と、集中して出来なかった部分がモロに出ていますね。
僕の場合、TOEICの2時間の最後のPart 7までいかに集中力を持続させるか、が一番の課題です。気持ちは若いつもりですが、最近老眼も進み、Part 7の最後の方になると、目も疲れてきますしね。
旧方式のTOEICの結果はこのようななんとも今一つな結果でした。次に受けるとすれば、公開テストにせよ、IPにせよ、新方式になりますが、しばらくはTOEICから離れ、秋以降の予定です。
今週末の学習は、先週に引き続き、『10000語レベル スーパーボキャブラリービルディング』を覚えるというより、読み込んでいます。あまり焦らずに、1か月で一周するぐらいのスピードで読み込んで、12周ぐらいすれば、忘れていた単語も定着していくと思います。
それから『TIME』ですが、2月20日号のTIMEのカバーストーリーは日本でも上映されている映画『沈黙ーサイレンス』(英名はSilence) についてです。
右がマーティン・スコセッシ監督、左が Cinematographer (なんと訳すのでしょう、撮影責任者、とでも言うのでしょうか)のロドリゴ・プリエトです。原作はご存知遠藤周作の『沈黙』です。『沈黙ーサイレンス』は17世紀の日本を再現するために、CGなどの人工的な技術は使わずに、ほぼ自然の中の状態で台湾で撮影されたものです。映画では監督や主演が注目されがちですが、このTIMEの記事では、監督のイメージを出来るだけ忠実に自然に再現するCinematographer としてのロドリゴ・プリエトの監督とのコラボレーションに光を当てて書かれています。スコセッシ監督は『タクシードライバー』や『レイジング・ブル』、アカデミー監督賞を獲った『デパーテッド』などで有名な監督(すでに74歳)ですが、黒沢 明のファンで、綿密なstoryboard(絵コンテ)を準備する監督でもあります。そのStoryboardを自然の条件の中で再現していく、ロドリゴ・プリエトの苦労もよく分かる話でした。
『沈黙ーサイレンス』は今年度のアカデミー撮影賞にノミネートされています。
コメント有難うございます。
『沈黙ーサイレンス』はまだ観ていませんが、自然の中でのリアルな描写のようで、おっしゃるように、日本を知らない人が見たら誤解するかもしれませんね。
ところで、大学の後輩の大阪の主婦さんの東京でのオフ会の件でご相談したいことがあり、ブログの右側上から3番目のメッセージ欄をクリックしてご連絡下さい。