昨日金曜日は、朝まで岡田ジャパンのデンマーク戦を応援して、会社にいって帰宅したらヘロヘロで、パソコンを開く気になれず、今日、英検1級の結果をウエブで確認しました。
サッカーもビジネスも同じですが、現実は現実として、しっかり受け止め、自分の中に落とし込まないと、次への進歩がないので、公表しますと、
63点(不合格A、113点が満点、合格最低点は77点 )でした。
受験者の皆さんには、ウエブで発表される前に、”自己採点”でだいたいあたりをつけている(だいたい、というのはエッセイの得点は自己採点出来ないため)方もいるようですが、僕は、最近受けたあらゆる試験で”自己採点”したことが一度もない人です。(年を食って修羅場をくぐってきたたビジネスパーソンとして、すっかりふてぶてしくなっていて、こちらは7,500円、映画だったら、4~5本も楽しめる対価を払っているので、セクションごとの点数も知らせるのが英検協会の仕事だろう、と思っていますので、詳細が郵送されて来るまで待ちます。)ただ、6月24日の記事で書いた”エッセイ”がどう評価されたのかは、知りたいところです。マークシートの部分は自己採点出来るので、総得点から、マークシート部分の得点を引けば、エッセイの得点は出るのですが、問題冊子(英検では問題冊子は持ち帰れる)に解答をマークすることも上記の理由でしておらず、この2週間に仕事から岡田ジャパンの決勝トーナメント行き決定まで、色々あったので、選択枝の何番にマークしたのかは全ては思い出せません。
まあ、全体的な感想は、今回1級受験は初めてですが、過去問に比べて僕の得意(と自分では思っている)の読解問題が難しく(合格最低点も過去より低いですが)そこで躓いてリスニングの先読みも全くできなかったのがあまり得点できなかった直接の原因だと思います。詳細が郵送されたら、しっかり”現状分析”してみます。
ただ、日本では受験の合否やテストの得点、偏差値などに慣らされているせいかもしれませんが、どうも合否や点数の結果のみこだわり過ぎる人、深刻になりすぎる人が多すぎる気がします。英検やTOEICの結果は、その人の全人格、人間性にいささかの影響も与えるものではありません。
学校を卒業して、10年ぐらいブランクがあって、英語の学習を再開した直後の人がTOEIC を受ければ、おそらく300点~400点ぐらいだと思いますが、それが900点以上の人と比べて何らかの問題があるわけではありません。
大切なのは、個々人のレベルに応じた目標を持ち、次回は350点、あるいは450点になるよう、前を向いて歩くことだと思います。そういう人の英語は、たとえ流暢ではなくても、通じやすいです。英語ネイティブの地域の人は、(特にアメリカ人は)前向き思考の人が多いので、共感を得やすいからです。
僕の場合は、英語の学習を続ける目的は、6月17日の記事で書きましたが、『自己満足』を求めてです。では英語についてどういう状況になれば自己が満足できるのか、というと、『自分と違った価値観を持っている、ある程度教養のある英語ネイティブの、その人にストレスを感じさせなほどのほぼナチュラルなスピード(70%のスピード)で、相手の言うことや書く文章が理解でき、かつ僕の言うことや文章も伝えることが出来、それによってお互いの知識、考え方、価値観を広げることが出来る』状況です。
ネイティブの手加減が入らない時のナチュラル・スピードの表現のすさまじさを骨身にしみて経験していますので、その70%程度のスピード(逆に70%以下のスピードでは、手加減、加工されているので、真に自然にコミュニケートしているとは言えないでしょう。しかし、100%というのは、一生かけても無理です。)でも、これは夢といういか野望といっていいほどの目標設定で、英検1級でもTOEIC 990でもぶっ飛ぶと思います。逆に言えば、英検1級でもTOEIC 990 でも 920でもその実践の世界では、それほど関係ありません。(やや負け惜しみかもしれませんが。。)
10年前の、5年間の海外駐在直後はそれにもう少しで手が届きそうな自覚体験があり、ですから僕個人のやり直しの英語の学習の究極目標としていますが、英語は、日本人にとって伸ばすことはおろか、維持管理することすら大変難しい言語で、現在はこの体たらくになっています。仕事でも時折ネイディブ相手に英語を使う場面もありますが、いつも消化不良のような歯がゆい思いをしており、『自己不満足』状態です。
英検1級については、個人的には、6月24日の記事で書いた、エッセイ以外は、上記目標に向けてのビルドアップに役立つ、英語での思考持久力も含めた良問ぞろいだと思います。ネイティブも色々な人がいますが、ある程度教養のある人ならば、1級程度の語彙、表現はよく使います。
TOEICも意義はあると思いますが、すべてのレベルの受験者が同じ問題のため、上級者レベルの人は、満点もしくは高得点を取るのが目的化しているような気がします。僕の場合は、自分のレベルが著しく落ちていないか、レベルチェックにのみ、利用しています。
通訳案内士の試験は、試験の要件が、僕のベクトルにあっている、という個人的好みです。
英検1級は必ず再挑戦しますが、英語の地力、実力が短期間でそう上がるものではないのもよく分かっていますので、今年の10月に受けるか、来年の1月か、あるいはもっと後かはまだ決めていません。
最後に、今まで本棚に積んでいるだけで、読んでいなかった、『英語をやっていて本当によかった。 (WAC 文庫 吉越 浩一郎 著)』を読みました。著者ご本人が長く海外ビジネスに携わっていたので、具体的な実例も交えながら、分かりやすく書かれており、特にビジネスで英語を使う方には、示唆に富んでいると思います。興味のある方は読んでみて下さい。
二次のスピーチは作文とかぶるからやばいと思ってたら。。。やはり、一回目の二次は不合格。。。二回目はとにかく、二分間程度の特に時事とかではないスピーチサンプルみたいなやつをみつけてきて、30サンプル位ひたすら暗記しました。そして。。。日本語でHNKニュースとかクローズアップ現代をみました。。。本番は自分が何を言ったかわからなくなって。。。多分落ちたと思ったけど。。。合格してました。でも私の英語。。。たいしたことね。。。と思う毎日ですよ。。。やっぱ次はTOEIC満点が目標でしょうか。。。???
はじめまして。
率直なコメントを頂き、ありがとうございます。(コメント・バックが遅くなりすみません。)
今回(6月13日)英検1級を受けてみた感想では、あの試験はとてもまぐれで合格するものではない、と思いますよ。CHAPIさんの英語力は相当のものだと思います。
ただ、ネイティブとタイマンで話をするのは、多少馴れが必要で。。例えば、空手の型は素晴らしいのに、実際試合をすると、試合慣れしていないので、負けてしまう人のような。
あとはほんの少しの馴れというか、場数だけだと思います。
僕の場合はいきなり試合に放り込まれたので(若い頃、急に豪州に駐在させられました。)、場数は踏んでいますが、型がむちゃくちゃで、やり直し英語です。
ぜひ色々教えて頂きたいです。
またコメント頂ければ、ありがたいです。