最近は日曜日にブログをアップするのが習慣でしたが、色々と忙しくて、今日になっています。
世の中は、米朝首脳会談の見通しやら、あいもかわらず加計問題やら、西城秀樹さんの早すぎる死やら、アメフトの反則タックル問題など、次回の週間文春の記事には事欠かないと思います。
僕の方はあいもかわらず『TIME』で、5月21日号を全ページ読了しました。
表紙の小太りのおっさんは、メキシコの麻薬王ホアキン・グスマンで、今回のカバー・ストーリーはこのグスマンについてです。彼は140億ドルにも上るメキシコからアメリカへの麻薬の闇取引で、ついに逮捕され、今はアメリカの刑務所に収監され、裁判を待つ身です。
彼のメキシコの生まれ故郷は貧しい村で、電気も水道もなく、幼少期からケシの栽培と行商でなんとか食いつないできたとのことです。彼は麻薬で儲けた金で故郷に病院を建てたり、道路を作ったりして、地元では英雄視されています。闇で儲けた金を100%自分の私腹を肥やすのではなく、貧しい故郷に還元しているところは、大悪党とはいえ、はっきりしていて加計問題などよりは憎めないところもあります。
ただし、メキシコでは麻薬がらみのシンジケートどおしの抗争や、局とシンジケートとの争いで過去10年間で12万人近くの命が失われていることも忘れてはなりません。
彼は麻薬カルテルの頂点に君臨し、刑務所の中にいるとはいえ、掘の外にも絶大な権力と資力を持っているため、裁判官も買収されて、軽い刑で済むのではないかと噂されています。
今週(すでに先週ですが)新たに出会ったか、忘れてしまっていた単語
topsy-turvy 逆さまに(めったに出てこない表現)
aspirant 大望を抱く人
rectally 直腸性に
apologia 弁明書
asexual 性別のない
saber サーベル(フェンシングのサーベルのこと。このように綴るとは知らなかった。)
narco 麻薬売買人
parole 仮釈放(覚えておいたほうがよい単語)
amicus 法廷助言人
taupe 濃い灰褐色
cantankerous つむじ曲がりの(非常に高度な単語)
tatralogy 四徴候
等々。今週も頑張っていきましょう。