今週の週末は雨模様の肌寒い日が続いていますね。真夏から一挙に秋が深まった感じです。
5連休のシルバーウイーク後の学習状況ですが、会社のあるウイークデイは、通勤の往きの電車の中では、ウォークマンに録音している、『 英検1級 Pass 単熟語 』をひたすら聴いています。1度合格した英検1級をもう一度受ける根性も時間も僕にはありませんが、 『 英検1級 Pass 単熟語 』に出てくる単熟語は、ちょっと込み入った深い内容の話を英語でするときや、『 TIME 』にも頻出するので、厳しい見方をすれば、『 英検1級 Pass 単熟語 』程度(?)の単熟語程度は常に使えなければならない、と思います。
例文も語法の解説もなく、アマゾンなどの書評では評判はよくないですが、ちょっと難度の高い頻出英単熟語という観点からは、よくまとまっていると思います。100回ぐらい繰り返し聴けば、ほとんど思いだすのではないか、と思います。
帰りの電車の中では、座れますので、『 TIME 』をじっくり読んで、分からない単語が出てきた時は、その単語の登場回数が多いキーワードの場合は、赤ボールペンで印をつけて家に帰って調べるようにしています。
僕の実力では、『 TIME 』の中の自分の知らない単語に印をつけると、1ページに10語も20語も出てきます。それでは本来の読む楽しさや速さが失われ、イヤになってしまいますので、印をつけて後で調べる単語は、1ページに1つか2つのキーワードに留めています。
考えてみると、これらの学習は、4年前に英検1級の合格を目指してやっていたこととほぼ同じであり、つくづく自分の記憶力の無さと進歩の無さに愕然とします。
しかし、英語に限らずどのような習い事も、継続して反復しないと簡単に忘れてしまうことは、今までの経験で分かっていますので、4年前と変わり映えがしない学習でも続けています。
話は変わりますが、僕の好きな映画の一つに『 愛と悲しみのボレロ 』があります。(原題は、仏語の『 Les uns et les autres 』でなんと訳せばいいのでしょう、『 自己と他者 』でしょうか。謎めいた中々意味深な原題です。)
この映画を観たのは25年以上も前で、その時はあまり深く考えず、ただ今は亡き天才ダンサーのジョルジュ・ドンの踊りに圧倒された記憶があります。
また、この映画の冒頭に、『 人生には2つか3つの物語しかない。しかしその物語は何度も繰り返される。まるで初めてであるかのような残酷さで。』というナレーションがあったとも記憶しています。
僕の英語学習もまさにその通りですね。何度も同じことを繰り返しています。
英語学習はさておき、この映画は長いですが、中々深いものがあると思いますので、僕は年を食った今、もう一度この映画を観てみたいと思っています。