楽仙の台打ちが終了したので、記念に撮影しました。
一枚刃の鉋三丁です。
台の厚さ、長さ、屑たまりの傾きなど、全て微妙に異なります。
やっと、薄削り練習用鉋が揃いましたので、刃口の広がりを気にせず、下端が削れます。
以下は楽仙の詳細写真です。
改めてじっくり見てみると、細かな所で、イマイチな部分もありますが、次回の課題にしたいと思います。
【全景】
【刃の収まり】
こちら側は、まずまずです。
こちら側の先の方が、隙間が開いているように見えます。
表面だけが、削れてしましたので、刃の押さえには支障がないと思います。
たぶん、刃口を調整しているときに、鑿で突いてしまったと思います。
【刃口】
【表なじみ】
両サイドが当たっていません。
表なじみを凸にしすぎて、調整したのですが、これが限度でした。
我々が鉋の病気をうつして5ヶ月で、すごい上達ですね。
一枚台といえどもやはり下端の修正は最小限にしないといけないでしょう。
それにしても3丁の一枚台、圧巻です。
5ヶ月間、ほぼ鉋しか触っていない状態です。
調整の仕方が下手で、ついつい闇雲に下端を削って、悪い方向になって泥沼に入ってしまいます。(笑)
下端の修正は、削る前によく台を観察して、最小限でできるように心がけてみます。
以前、萩原さんが、「3丁あれば、なんとかなる。」とおっしゃっていたことが、今でも頭の中にあって、5ヶ月かかって、3丁揃えることができました。
この3丁+長台鉋+台直し鉋の5丁を常にベストな状態にしておくのが大変で、相当な時間を費やしてしまい、ひ~ひ~言ってます。(汗)
初めての台打ちでこれ程出来るものなんですね、
やっぱりWAKUさんは台打ちが
作品作りになってますね。
これから限りなく薄い鉋屑が出てくるのが想像できます、
今度見せてください。
以前、おやかたのブログで「石社」「俊信」「小菊」の鉋が全部一枚台だった写真がありましたね。
衝撃的で、脳裏に焼きついていて、いつかやりたいなと、密かに思っていました。
色々、お手本にさせていただいています。
初めてでも、時間をかけてますので、そこそこできました。
限りなく薄い鉋屑・・・・・・・うっ!、想像だけはできています(笑)