部材の加工をしています。
地下工房は涼しいです。音楽聴きながらのんびりやっています。
【脚の加工】
僕はルーターを持っていないので、トリマーで深さ13mmの角穴を作ります。
この作業は、機械音が大きいので昼間しかできません。
そのまま、ノミで仕上げます。
雑な仕上がりです。綺麗に仕上げても見えないし、強度にも影響が少ないので、やや手抜きです。
鉋を掛けて、面取りして完了です。
ホゾ穴も加工してあります。
笑えるくらい節が多い米ヒバ・・・・材料が悪すぎました。
ますます、気合が入りません。(笑)
価格はたぶん10倍くらい違うけど、綺麗なウォールナットで作りたかったなぁ・・・
【前後の幕板(と言うのかな?)の加工】
ホゾの加工を間違えました。
ホゾの寸法を勘違いしてバンドソーで切ってしまいました。畳ベッド③の製作はミスばかりしています。
そのまま、組もうと思いましたが、念のため埋め木して、補修しました。
大きなRをバンドソーで切った後、反り台鉋で仕上げました。
すべての面に鉋を掛けて、前後の幕板加工が完了です。
自分が寝るベッドになりそうなので、適当に加工して、一気に仕上げたいのですが、明日は仕事です。
ミスが続きそうなので、やっぱりボチボチすることにします。
地下室はやっぱり涼しいんですか。
風通しが悪く暑いのかなあと思ってました。
でも、湿度が高そうな気がします。
もしかして、エアコンがついているとか・・・
木に節があるのは仕方ないことです。
これも年月が経つときっといい味になりますよ。
鉋がけには気を使いますがね。
ミスも人間のやることですからありますよ。
きっちり手直しするところが、やっぱりWAKUさんらしいです。
涼しいといっても、暑さ厳しき折ですので
同じミスでも、怪我にはお気をつけくださいね。
それでは、作業後のビールに乾杯!
半地下ですが、気温が低いので湿度は高くなります。約80%なので、木工には適していませんね。
ログハウス内にエアコンは1台ありますが、工房にはありません。
節に対するコメントありがとうございます。
萩原さんのような大先輩を前に言うのも気が引けますし、僕のレベルで大きなことも言えませんが、寸分の狂いもなく冷たく感じるまでに加工精度を極めたり、無節材のように綺麗すぎる工業製品を目指して製作することから少し距離を置くようになってきたような気がします。
(もちろん、木工技術の向上は目指しますし、いいかげんな加工をするという訳でもなく、銘木は使わないわけでもなく、上手く表現できないのですが・・・)
少し肩の力を抜いて、節を楽しめるような心の余裕が欲しいと思います。心に余裕を持って作った家具は、同じように見えても気分が休まるような気もしています。
これからも怪我だけは気をつけて頑張ろうと思います。
それでは乾杯です!
コメントありがとうございます。
「大先輩」だなんてとんでもないです。
大工になって17年になりますが、へたくそです。
節に関することは、よくわかりますよ。
木に節があるのは当たり前のことで、それを上手に生かしてやるのも、腕だと思います。
小屋なんかでしたら、節だらけの柱を使います。
パッとみると、「いいもんだなあ」と思いますし、
温かみのようなものを感じます。
家具と建築とでは違うでしょうが・・・
がむしゃらに進むのもいいでしょうが、ちょっとゆっくり余裕のあるような、気持ちのゆとりも大切なことだと思います。
これから先もあることですし、ぼちぼちいきましょう。
それでは、2杯目の焼酎に乾杯!
コメントありがとうございます。
プロとアマチュアでは、気持ちの持ち方に違いがあることは承知しているつもりです。
そんな中、いとも簡単に気持ちのゆとりも大切とおっしゃる萩原さんは技量があるからでしょうね。凄いと思います。
自分なりには、常にテンションを張り詰めている中で、一寸、遠くから見て、落ち着いて考えることがゆとりかなと考えています。まだまだ奥が深いです。
それでは、3杯目の芋焼酎に乾杯です(笑)