craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

板接ぎ(続き)

2008年08月04日 23時29分09秒 | 四角い卓袱台

実は先日から、四角い卓袱台を作っています。
最近、ログハウスといえども昼間はムチャクチャ暑いのです。「唯一、エアコンがある和室で昼食をとりたい!」という家内からの切実な依頼です。
昼食は家内と息子の2人が座るだけなので、小ぶりな卓袱台を作ることにしました。
早く作らないと秋になってしまうので(笑)、お盆までには作らないといけません。現在製作中の作品を横に置いての作業になっています。

ということで、手元にあったツガ材を板接ぎして天板を製作中です。
先日3枚×2個を接いだので、それを合せて3枚+1枚+3枚の合計7枚の板接ぎとなります。

レベルの低い話で恥ずかしいのですが、これくらいの枚数を芋接ぎして、片側をハタガネで絞めて、裏返す時、板の途中で腰が折れるようにバラバラになって、お祭り騒ぎになった苦い経験が何回かありました。
今回は、ビスケットを使用しているので、その心配は無く、気楽に作業できました。あとは、目違いですが、ビスケットが緩い分、0.3mm位はでてしまっているように思います。
手鉋で、目違いと板全体を仕上げます。

板厚が20mmと薄いので、力を入れると板が反って上手く鉋が掛かりません。
涼しい顔してサッっと掛けれればカッコイイのですが、実は、大汗かいて必死で仕上げているのです。プロとの差はこんなところにあるのでしょうね。

タオルを頭に巻いても汗が板の上に落ちたり、ひどい時は鉋の刃の上に落ちたりして、大変でした。汗が刃に落ちると、錆びてしまうと思うので、刃を抜いて綺麗にして・・・・・と、ここまで予想以上に時間が掛かってしまいました~。
でも、鉋掛けは楽しいですね。