
山頂まであと少しというところなのだが、登りがきつくて休憩。登ってきた道を振り返って撮る。手前の看板は神河へ下りる道だろう。
先を急ぐ理由はないので周囲を見ながら休んでから、また登り始める。道が平坦になった辺りの左側斜面にミツバツツジの花が咲いていた。
尾根道の左右のコバノミツバツツジはほぼ完全に咲き終わっていたのに、ここのツツジは今が盛り???



斜面はかなり急だったけれど、花の確認のため木を掴みながら下って確認する。

netで調べた時に覚えていたコバノミツバツツジとの明確な違いは、葉脈には毛が生えているが葉柄には毛が有るか、無いか。無いのが
ユキグニミツバツツジということだった。まだ展開し始めたばかりの葉で葉柄は隠れていたが、覗いてみると葉柄には毛が無い。これだ。

ユキグニミツバツツジ
雄蕊は10本。
ここまで歩いていて出会ったミツバツツジはほぼ咲き終わっていたので、ユキグニミツバツツジを見つけ出すのは難しいだろうと思っていたけれど、
運の良いことに咲き終わっていたのはコバノミツバツツジで、ユキグニミツバツツジはちょっとだけ花期が遅くて簡単に見つけ出せたということだ。

ヤマツツジのつぼみ
この場所から少し登り、山頂に出た。ちょうど昼時だったからだろうか、山頂には15人くらいの人が居て、昼食をとっていた。


山頂からの景色はもう、upしているのだが自宅方面(南)は雲に覆われて真っ白。反対側は青空も見えていて空気も澄んでいるようだった。
昼食を食べる場所を確保して荷物を降ろしたが、食べ始める前に山頂直下の斜面を調べることにした。三谷口からの登山道を登ってきた時に、
山頂近くでベニドウダンが沢山咲いていたという記憶があるのだ。三谷口に下りる道を少し下って行くと・・・・・

色の濃い躑躅が咲いていた。これもユキグニミツバツツジなのだろうか・・・・

この先にもっと沢山咲いている。







やはり、今咲いているミツバツツジは全部、ユキグニミツバツツジのようだ。分かり易い。
そして、山頂直下の斜面にはベニドウダンが沢山咲いていた。登山道を外れると傾斜が急で上手く写せないのだが・・・・

ベニドウダン

ウリハダカエデ
山頂に戻って昼飯を食べることにした。