今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

ツチグリを探す・・・、つもりだった。。    2020.05.09.(2)

2020-05-16 19:59:12 | 山、花、山野草





 この場所には近々、来ることになるはずだった。というのは、ここはコアジサイの花が翌月には沢山咲くはずだし、
山の上の御堂までの道の両側にはギボウシが、そしてその外側には他所であまり見掛けない古風な紫陽花が植えられていて、
花盛りの頃は心地よい場所なのだ。

 それからもう一つ、忘れていた。毎年何度か訪れているのだが、去年、杉の木に、ハンショウヅルの仲間の蔓が這い上がっいるのを見つけた。
花の咲く時期からはハンショウヅルかミヤマハンショウヅルくらいしか候補はないのだが・・・・、それを今年は確認しようと思っていたのだった。

 そのハンショウヅルは今年も去年の杉の木に蔓を伸ばしつつあった。






去年よりはずっと元気で葉を茂らせている様子。小さなつぼみをつけている。













見えたかな?










 そういえば、去年も最初に見つけた時は葉が多かったのだが、そろそろ咲いている筈と思って再度、行った時には僅かしか残っていなかった。
紫陽花の見頃のころに草刈りをするのだろうか? そうだとしたら、観察中とか立て札を立てておこうか? 盗掘されてしまう?












ホウチャクソウ






キランソウ




 秋にはこの参道の周囲はアキチョウジが一面に咲くのだが、今は芽吹いて育ってきているところ。今は・・・・












シャガ



 一面に、というわけには行かないけれど・・・・

















あれ、ツチグリ! やっぱり、外に出掛ける口実でしかなかった。ミツバツチグリを100見ても、1株のツチグリには出会えないのだろう。
忘れた頃に、出会えるのかもしれないね。
ここには、またひと月くらい後に来てみよう。その時にはコアジサイもギボウシも咲いているだろう。
ハンショウヅル?? が刈り取られていないことを祈っている。

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ツチグリを探す・・・、積り    2020.05.09.(1)

2020-05-16 08:15:48 | 山、花、山野草





 
 友達から聞いた「ツチグリ」という植物、きのこのことかと思った。調べても、きのこの「ツチグリ」のことばかり。ようやく植物の
「ツチグリ」の説明を見つけた。友達はあまり人の入らない低山を探しているようだったけれど、播磨地方の野池の土手にも残るらしい。

 でも、絶滅危惧種だから犬も歩けば棒に当たるってわけには行かないだろう。でも、着替えて家を出るきっかけには十分だ。
野池は自宅周辺に無数にあるが、イメージとしては古くからある野池で土手があまり草深くないところかなぁ・・・

 目的地に向かう途中の野池も一応、チェック。手前の池回り、奥の池もチェックするけれどミツバツチグリも咲いていない。
代りに山ほど、蕨がでていたので収穫していたら、コンビニの袋、一杯になった。だめだこりゃ。

 池の脇に・・・・



    

何だろう? マンテマの仲間? フシグロかと思ったけれど姿も季節も違う。





        
        トンボソウの仲間?






ニセアカシア



 
 周囲の池を幾つか廻ったがどうも頭の中のイメージと違う。古いと言えば、古くからある野池というよりダム(アースダムというらしい)に
行ってみることにした。その堰堤に車で出るはずが別荘地の中の複雑な道を間違えて、堰堤の下を通る細い道に出てしまった。
車を停めて笹原を抜けて高さ30mほどの堰堤まで登ろうかと思って、歩いていて見つけた厄介なものの話はもう書いた。













アツミゲシ



 
 何とか笹原を抜けて土手を登り堰堤に着いた。






こりゃ、ダムだ。
堰堤にも大した植物がなく、ここも失敗。高低差が余りなくて土手に草が茂らない野池・・・・、イメージできない。。。



 取り敢えず、周囲を散策する。





コウゾリナ











    
タツナミソウ
下唇に白地に大きな斑紋がある。道の脇に沢山咲いていた。














 この場所も見込みがないので、さてどうしよう。古いお寺の山の上の草原を探して見ることにして、車を走らせた。

コメント (2)
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