フランスVSポルトガル

2006年07月09日 | タヒチ生活
前回の記事と同じ日の話。

別にサッカーファンという訳ではありませんが、あれほど熱狂的な人と毎日一緒にいると、だんだん染まって行くのか、店番しながら試合の行方が心配になっていました。

隣のお店は若いお兄さんが居て、ラジオを聞いているのですが音が小さくて聞き取れません。
しかもお兄さん無反応。

旦那みたいにヤジでも飛ばせば何が起こっているのか分かるのですが、何も無し。
あんまり静かなので負けちゃったんだと思っていました。

しばらくしてお隣さんの友達らしき人が嬉しそうに走ってきました。
私にも今日はと言ってきたので、すかさず『試合はどうだったの?』と聞いてみると『勝ったよ!』とガッツポーズ

おとなりさんも目を見開いて(これ、タヒチではYESの身振りです)満面の笑顔。
タヒチアンって無口な人はひたすら無口なのですが、この人もそのタイプだったよう。ラジオを聞きながら静かに喜んでいたようです(笑)

この頃になると大通りをクラクションをならしながら走る車や、『勝ったぞー』と叫びながら運転するひとなどが現れ始めました。

旦那の嬉しそうな顔が目に浮かびます。
私も心底嬉しかったです。

明日もこの調子で勝ってくれるといいな。



そうそう、この翌日、町に『がんばれフランス』の横断幕が貼られました。
この時期っていうのが笑えます。

ヘイヴァ手工芸展で店番をしてきました

2006年07月09日 | タヒチ生活
手工芸展(ヘイヴァ・リマ・イ)に店を出している友達から、手伝いに来てと電話がありました。
今年は大ヘイヴァということで、いろんな企画があるため彼女も大忙し。午前中は他の仕事が入っています。

朝の8時に来てちょうだいと言われたので、旦那に送迎を頼んだのですが、ちょうどフランス対ポルトガルの日だったため、試合に十分間に合うよう戻れるようにとの配慮(!)で7時30には着いてしまいました。

という訳で私はフランス対ポルトガル戦は家にいなかったんです。

話を戻して、、、

今年はトアタ広場の側の空き地を利用して手工芸村が作られています。(去年はピラエのアオライテイニハウ広場)


入り口には巨大ティキが。。

スタンドは友達とその従姉妹が半分づつ使っています。従姉妹とは4月のティファイファイ展で会っているので、顔見知りです。

お店を開けて持ってきたコーヒーを飲んでいると、向こうからトレーを持ったお兄さんがやってきます。
売店のお兄さんが持ち場を離れられない人の為に、ドーナツを売りにきたんです。

朝ご飯を食べていなかったので、これはちょうどいい!
そう思うのは私だけじゃないみたいで、お兄さんは私の居たスタンドの列のほとんどの店にドーナツを売っていました(笑)

この日は平日で人の入りが少なく、はっきり言って暇だったので、持ってきたティファイファイをちくちく縫っていました。

しばらくすると従姉妹とその友達がやってきたので、人の入りが少ないのを良い事にずーっとおしゃべり。


途中、ココナツの葉の編み方のデモンストレーションがあったので、店を従姉妹にお願いして見に行ってきました。
なんでも地域によって(ツアモツとかマルキーズとか)編み方が違うらしく、それぞれの地域のおばちゃんたちが子供たちに編み方を教えていました。






子供たちも真剣。


午後には友達も戻ってきたので、二人で他のお店の見学。
既に土曜日に見学に来ていましたが、タヒチ人の友達と見学するといろんな事を教えてもらえるので違う側面が見えてきます。
動物の骨だと思っていたものが実は貝だったり、枯れた根っこは実は染料だったりと驚く事もいっぱいです。

彼女は知り合いが多いので、一緒に歩いているといろんな人に話しかけられます。
そうやって話を聞くのも面白い。

私は、マルキーズ人のお店で鉛筆ウニと言われる針の太いウニを加工したネックレスを購入しました。
本当は節約しなくちゃいけないんですけどね。
まあ、こういう時じゃないと買えなかったりするから。

この日は17時まで店番。
久しぶりに働いた(?)ので、すっかり疲れて熟睡しちゃいました。