ココアのhappy palette

小さなしあわせさがして…

突然のお別れ

2011年11月07日 | 日記・エッセイ・コラム

木々の葉が少しづつ、色めいてきたこの頃…

11月6日、88歳、天寿を全うして

主人の母が旅立ちました。

     

                     

11月5日、ひとりで大学病院の診察を受けたあと、薬局でよろけて転びました。

そのまま、病院に戻り、検査するも骨折の疑いもなく

帰宅を勧められましたが、歩けないほどの痛みで、念のため入院させてもらいました。

翌日の朝までは、元気でしたが

午前中、急に意識が薄れ、家族が呼ばれました。

すぐに、脳外科の病棟に移され、CT検査の結果、脳内出血が認められました。

転んだことが、直接の原因ではなく、心臓病の為に飲んでいる、

血液をさらさらにする薬、ワルファリンの服作用で出血した可能性が高いとのこと。

造影剤を使うカテーテル検査をしないと詳しいことは、わからない。

造影剤を使うと、高齢なので、人工透析になる可能性が高い。

透析になると、心臓が持ちこたえられない。

どうするか、主治医から、家族で決めてほしいとのこと。

辛い検査をしたところで、手術は100%無理なので

積極的な治療はせずに、現状を維持してもらう、

延命は、しないという家族の意向を伝えました。

その後、症状は、少し落ちついように見えましたが

一時間もしないうちに、血圧が下がり、あっという間に、旅立ってしまいました。

心の準備もないままに…

       

                  

今日は、明日からの葬儀告別式の準備のために

遺影の写真や、棺の中に入れる洋服や、

好きなものなどを選びました。

そして、最後のお化粧をしてあげました。

あまり苦しまず、逝ったので、やつれた感じもなく

とても、綺麗なお顔で、今にも、起きあがってきそうなくらい。

義父を6月に、今度は、義母を。

一年に、二度のお別れは、寂しい。

ひとつの時代が終わってしまったようです。

義母とは、沖縄、日光、箱根など…一緒に旅もしました。

人が集まって、賑やかなことが好きだったので、

皆で、明るく、元気に、あちらに見送ってあげたいと思います。

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