ココアのhappy palette

小さなしあわせさがして…

華麗なる迎賓館 赤坂離宮参観

2011年11月03日 | 建物探訪

旅行記の途中ですが

迎賓館の参観が、当選しまして、1日の火曜日に行ってまいりました。

丁度、1年前の11月、念には念の検査で、四谷のクリニック通いをしていて

良性か悪性かまだ判断がつかず、この日は、マンモト―ム生検の翌日

消毒の帰り路、痛みの残る胸を抱えて

気分転換に、迎賓館散策にいったのがきっかけで

一年に一度内部見学ができることを知りました。

去年の記事は、ここから…

       

                

Img_7986

早いもので、クリニックに通って、一年経ちました。

先日、7回目の注射の日、しみじみこのクリニックを選んでよかったと思いました。

主治医のおかげで、いい治療を受けられているし

つらくは、感じず、ここにくると、ホッと安心します。

手術のあとも、わからないくらいだし、

乳がんの手術をしたことを、忘れてしまうほどです。

おかげさまで、手術前よりも、ずっとお出かけが増えているかも☆

前置きはこのくらいにしましょう。

     

           

Img_7984

  受付で、身分証明書の提示、

      空港のようなセキュリティチェック受けて

               胸には、このバッチを付けて。

       

               

Img_7931

            

    迎賓館は、一年に一度だけ

           抽選で、一般の参観ができます。

例年夏場でしたが、今年は震災の影響で、秋になりました。

夏場は、冷房もきかず、とっても暑いそうで、秋でよかったのかもしれません。

  • 紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、

    東宮御所として、明治42年に建設されました。

    ジョサイア・コンドルの、弟子である、宮廷建築家の片山東熊の建築で

    ネオ・バロック様式の洋風建築物です。

    第二次世界大戦後は、皇室から、国の持ち物となりました。

    今は、内閣府が管轄で、

    国家元首や、国賓を招いたりと、外交の場となっています。

    2009年に国宝の指定も受けています。

          

              

    Img_7933

        ここの入り口から、内部へ。

            内部は、写真はNGなので

                  HPからお借りしたものを。

            

                   

    Photo_3    

                親鸞の間

       室内はアンピール様式であり、

            白い天井と壁は金箔が施された

                    石膏の浮彫りで装飾

    表敬訪問のために訪れた来客が最初に案内される控えの間、

    晩餐会の招待客が国・公賓に謁見したり、

    条約・協定の調印式や国・公賓とのインタビュー等に使用されています。

    輝き~☆っていうくらい、きらびやか。

    装飾の細工のひとつひとつも素晴らしい。

    シンメトリーの美しさ。

           

                    

    Photo_2

                  花鳥の間  

  •     天井に描かれた、花や鳥の36枚の絵
  •         欄間に張られたゴブラン織風綴織

                 壁に飾られた30枚の七宝 

    主に国・公賓主催の公式晩餐会が催される大食堂。

    いろのトーンも落ち着き、重厚感にあふれていて

    私は、この部屋が一番お気に入りです。

  •  

                   

    Photo_4

           大ホール

             ここも、素敵でした。

                 

           

                   

    Photo               

                 朝日の間

      天井に描かれた

          朝日を背にして女神が

              香車を走らせている姿の絵に由来

                 表敬訪問や首脳会談等の行事が行われます。 

    迎賓館は、世界のVIPにも、人気があったようで

    フランスのシラク大統領、エリザベス女王は、

    とくに、お気に入りだったとか…     

          

                          

    Photo_5

                  羽衣の間

       壁は楽器、楽譜等をあしらった

              石膏の浮彫りで飾られています。

    雨天の際に歓迎行事を行ったり、レセプションや会議場等として使用。

    ボランティアの方の、説明を受けながら、各部屋を周りました。

    あまりに、ゴージャスで、上品で

    参観に当たらなければ、一生ご縁のないところですね。

    内部見学のあとは、主庭の見学です。

           

                    

    Img_7953

                      噴水

          

                    

    Img_7958

                  マダムなふたりも

                       絵になります(笑)

          

                  

    Img_7962

             ここがベストポジション  

               夕日が、白い壁に、降り注ぎ

                  コントラストもはっきりと綺麗に写りました。

           

                 

    Img_7966

           

                    

    Img_7973

              お庭から、正面玄関へ。

                 西洋の建物ですが、

                       屋根をみると、甲冑が見えます。

          

                 

    Img_7970

              甲冑をかたどった

                  青銅製彫刻

                    日本らしさも、垣間見れます。

           

                   

    Img_7971

                  鳳凰と 五七桐

        

                  

    Img_7974

               正面中央ドア

                 菊の紋章と五七桐のレリーフ。

         

                     

    Img_7982

        見学時間1時間とのことでしたが

           2時間あまり…

             たまにここは、外国、旅の続き?…なんて思いながら

             日々の日常からかけ離れた、贅沢な時間。

             一年越しで、念願が叶った、迎賓館参観でした。

    コメント (26)
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする