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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

原告不適格VS被告不適格

2014年08月21日 12時35分51秒 | えいこう語る

▼憲法に勝手な解釈を施し、戦争を放棄した日本国憲法第九条を骨抜きにしようとするアベ政権。総理自らが憲法違反する国はもはや美しい国とはいえない。国民を再び戦争に巻き込もうとする内閣に、戦没者慰霊祭へは、参加資格無しと断言したい。

▼靖国参拝もA級戦犯の合祀により、昭和天皇が断念したのが事実であるとすれば、現天皇も、戦争をする国にしようとする内閣と一緒に、戦没者慰霊祭に出席するのは拒否して欲しいものだ。アベ総理は、国民の基本的人権を無視しようとするばかりか、近頃は、陛下をも軽んじる風潮が感じられる。先日の慰霊祭での「お言葉」にも、内閣の暴走を危惧する内容を陛下が含ませていたが、聴く耳も持たないアベ総理だ。

▼函館地裁で数年前から行われている、民間団体が起こした「大間原発差し止め訴訟」の先日の公判では、冒頭「原告側の主張は、反対一点張りで同じことを繰り返している」というような裁判長の裁定で、わずか20分ほどで審議打ち切りになったと関係者から聞いた。被告側だって「安全一点張り」ではないか。「3:11以降の原発の危険性の主張を却下する裁判所も「原子力ムラ」の一員として組み込まれているに違いない。

 ▼函館市による自治体初の「大間原発差し止め訴訟」の、第2回公判が10月29日に開催されるが、国側は自治体の人格権は認められないとして「原告不適格」を主張している。函館市の民事訴訟がこのような門前払いであれば、総理お膝元の東京地裁では、当日、裁判所の前に「原稿不適格」の紙が張られ、地裁にも入れない状態になるのかもしれないと、私などは必要以上な危惧を覚える。

※遅くなりましたが。とどほっけ村のスーパームーンでした。

▼そこで私は函館市側の原告団の弁護士になって、第2回の口頭弁論に立っている夢を見たのだ。私が風呂敷の中に持っているものは、函館全市民27万人の「原発反対署名」だ。自分の名前が書ける幼稚園児からお年寄りまで、ほぼ全市民といえる署名だ。

▼自治体には人格権が無いというが、これほどの市民が反対をしているにも拘らず、人格権が無く原告不適格とは、国自体が被告不適格である。原告・被告共に不適格とすれば、裁判所も司法能力不適格である。国民が危険視するものを押し付ける国家が、主権在民を無視しているので、被告は憲法の大前提を犯しているので、被告不適格で門前払いであることを主張したい。

▼裁判長を見上げたら、私の弁護にあきれたのか居眠りしていた。私は昆布漁で疲れているが、こんなへんてこな内閣であれば、一番疲れるのは法の番人である裁判長なのかもしれない。「裁判長居眠りはいけません」と一喝したところで、私は初の弁護士役の夢から覚めてしまった。


エネルギーについて考えた

2014年08月08日 13時58分20秒 | えいこう語る

▼エネルギーとは、人間の生存にとって必要欠くべからざるものだ。まずは石油。これがなければ自動車は動かないし、冬は凍え死んでしまう。それに電気だ。電気の無い生活なんてありえない。人類は絶望し滅びてしまうに違いない。私たちの普段の生活で言えば、お酒も必要なエネルギーだ。この心身ともに心地よいエネルギーがないと、労働意欲も生まれない。さらに、世の中に愛も芸術も生まれない。私が想像するに、世の中は彩のない殺伐とした状態になるのではないかと懸念する。

▼安心・安全で持続可能だと、まるで魔法のエネルギーと国が太鼓判を押した原子力エネルギー。実は地球壊滅の悪魔のエネルギーであったのが、福島第一原発事故で実証された。炉心のメルトダウンや燃料棒の取出し、凍土による汚染水の流出防止などの経過が、最近はまったく報道されない。スムーズに処理できないので報道していないのかもしれない。福島県産の果物の出荷がテレビで報道されていた。買い手も決まって、安全宣言に見えた。復興が行われ心配ないという印象を与えているが、政府か東電が買い上げているのではないかと疑ってしまう。原子力エネルギーは、私までも猜疑心の強い人柄の良くない人間にしてしまったようだ。

▼さらにこのエネルギー、私たちに活力を与えてくれるはずが、さらに活力を奪ってしまうようだ。7月から昆布漁が始まっているが、今年は天然昆布が豊漁なので喜ばしいのだが、喜べない状況になっている。昆布乾燥機の燃料が高騰しているのに加え、北海道電力が原発が止まっているので赤字がかさむと、17%の料金値上げをするという。消費税3%値上げでも生活に影響があるというのに、17%という数字をいとも簡単に言ってのける北電社長の顔は、もはや悪魔そのものにしか見えない。

▼漁師の負担もそうだが、私たちのアルバイト料もガソリン代と電気料に没収されそうだ。オール電化にした私の友人は、電力会社を訴えてやると怒り狂っている。私は昆布漁で汗をかき4キロのダイエットに成功したので、秋には数年ぶりで背広を購入しようと考えていたが、そのもくろみも露と消えてしまった。

▼世の中、老人を狙う詐欺が巧妙化しているが、原子力エネルギーは国家の保証付で、国民みんなが騙された。福島第一原発事故以後、犯罪とわかっているのにさらに国は再稼動を勧める。電力会社は消費者が断れないのをいいことに、さらに無慈悲に値上げする。公正取引委員会は「こんな状態を野放しにしてはならない」と叫んだところで、目が覚めた。

▼午前3時半、スタンドの灯りがついたままだった。昨夜10時に寝床に入って本を読んだが、昆布の疲れで消灯せず眠ってしまったのだ。「電気料金が高いのに、どうせ疲れて本など読んでいないのに」という、妻の荒波のような怒声が聞こえると思ったが、今朝の海面のような、穏やかな顔で眠っていた。妻も、電気料値上げとこの暑さにはばてているようだ。