▼憲法に勝手な解釈を施し、戦争を放棄した日本国憲法第九条を骨抜きにしようとするアベ政権。総理自らが憲法違反する国はもはや美しい国とはいえない。国民を再び戦争に巻き込もうとする内閣に、戦没者慰霊祭へは、参加資格無しと断言したい。
▼靖国参拝もA級戦犯の合祀により、昭和天皇が断念したのが事実であるとすれば、現天皇も、戦争をする国にしようとする内閣と一緒に、戦没者慰霊祭に出席するのは拒否して欲しいものだ。アベ総理は、国民の基本的人権を無視しようとするばかりか、近頃は、陛下をも軽んじる風潮が感じられる。先日の慰霊祭での「お言葉」にも、内閣の暴走を危惧する内容を陛下が含ませていたが、聴く耳も持たないアベ総理だ。
▼函館地裁で数年前から行われている、民間団体が起こした「大間原発差し止め訴訟」の先日の公判では、冒頭「原告側の主張は、反対一点張りで同じことを繰り返している」というような裁判長の裁定で、わずか20分ほどで審議打ち切りになったと関係者から聞いた。被告側だって「安全一点張り」ではないか。「3:11以降の原発の危険性の主張を却下する裁判所も「原子力ムラ」の一員として組み込まれているに違いない。
▼函館市による自治体初の「大間原発差し止め訴訟」の、第2回公判が10月29日に開催されるが、国側は自治体の人格権は認められないとして「原告不適格」を主張している。函館市の民事訴訟がこのような門前払いであれば、総理お膝元の東京地裁では、当日、裁判所の前に「原稿不適格」の紙が張られ、地裁にも入れない状態になるのかもしれないと、私などは必要以上な危惧を覚える。
※遅くなりましたが。とどほっけ村のスーパームーンでした。
▼そこで私は函館市側の原告団の弁護士になって、第2回の口頭弁論に立っている夢を見たのだ。私が風呂敷の中に持っているものは、函館全市民27万人の「原発反対署名」だ。自分の名前が書ける幼稚園児からお年寄りまで、ほぼ全市民といえる署名だ。
▼自治体には人格権が無いというが、これほどの市民が反対をしているにも拘らず、人格権が無く原告不適格とは、国自体が被告不適格である。原告・被告共に不適格とすれば、裁判所も司法能力不適格である。国民が危険視するものを押し付ける国家が、主権在民を無視しているので、被告は憲法の大前提を犯しているので、被告不適格で門前払いであることを主張したい。
▼裁判長を見上げたら、私の弁護にあきれたのか居眠りしていた。私は昆布漁で疲れているが、こんなへんてこな内閣であれば、一番疲れるのは法の番人である裁判長なのかもしれない。「裁判長居眠りはいけません」と一喝したところで、私は初の弁護士役の夢から覚めてしまった。