3月の末頃だと記憶しているが、毎日チェックしているNateの動画に、iPhoneを使って、なんだかコードを鳴らしたり、その伴奏で歌を歌ったりと、そんな映像がアップされ始めた。TVのコマーシャルでSMAPがやっていたあれだ。
もともともの映像は、正確には3月15日に本人がYouTubeアップしたようだ。3台のiPhoneを設置してビヨンセの曲「Irreplaceable」(※違ってるかも、よく知らない)を歌っている。そして、これが、即、「아이폰녀:アイホーン女」として、爆発的な反響を呼んだようだ。
私としては、ちょっと目を引いたが、もともと携帯関連に、あまり興味も知識も無く、なんか、また、いつものように一般人の面白い女の人が何かやってる、としか思っていなかったのだが、これが、この後、なんと世界的に注目を浴びたようだ。
例えば、Forbesの首席編集長のダニエル・ライオンスが自身のブログに彼女の創造性を絶賛したり等々で(Forbesは世界有数の経済誌らしい(?))、総数1000万件を越える照会件数を記録したそうである。
その時の、もうおなじみとなった映像をYouTubeでいくつか拾って載せたのが、下のリンク先だ。
(タイムリーで情報量も多いのはNateの動画の方なのだが、なにぶんにもYouTubeの方が断然軽いので)
■ これを最初に見た時は、そうだろうな、しかし、それで何なんなんだ、と思ったが
■ おそらく、こちらの映像が第3弾だと思う(この時も、ただの素人の歌と思ったが)
この時の、本人の話が、後々伝わった来たが、いわく「コード進行と基本的な音楽知識だけ持っていればスマートフォン(?)のアプリケーションでいくらでも演奏して歌うことができる」そうである。
また、「普段から音楽に関心があって、作曲家らと作業しながら面白半分でYouTubeに上げてみた」そして「外国にはiPhoneを活用した映像が多いが、我が国には無くて世間の注目を集めたと思ったが、こんなにも注目されるとは思わなかった」と話しているようだ。
もっとも、彼女、百済芸術大学の実用音楽課を卒業していて、作曲などもやっているようである。
で、ちょっとだけ、それらしく感じたのが次の2PMの「Heartbeat」での映像の時だ。が、しかし、この時も、まだ、あくまでも素人の範疇だったのだが。
■ 2PM 「Heartbeat」
で、しばらく彼女のことは忘れていたら、なんと、5月27日に김여희(Kim YeoHee):キム・ヨヒ(本名)の名で、デジタルシングル「나의 노래:私の歌」で正式デビューしていた。
最初、新譜情報のチェックで、この新人「김여희:キム・ヨヒ」を見て、これが「아이폰녀:アイホーン女」とは気づかなかった。
そのデビューの頃と思われるインタービュー映像がある。
■ Sports KHAN インタビュー
また、デビュー時のショーケースと思われる写真もネットにあがっていた。
で、その時の映像が次の3つだ。
が、しかし、ショーケースにしては、ずいぶん貧層で暗い場所だが。
■ Showcase -1
■ Showcase -2
■ Showcase -3
で、デビュー後の彼女のコメントが、「YouTubeにiPhoneで演奏した動画を上げて、このように話題になり、結局歌手でデビューすることになりました」ということだ。
彼女は、そもそも、幼い頃から歌手になるのが夢だったようで、MnetのスーパースターKにも挑戦したとがあり、昨年(2009年)6月には、「Mnetスキャンダル」でFTアイルランドのイ・ホンギのパートナーとして出演したこともあるようである。(この「Mnetスキャンダル」を観始めた頃、Mnetのシステムが変わってしまって、これは観ていない)
しかし、本当に、ただの素人が、3月にYouTubeに動画をアップして、5月にはデジタルとはいえ、歌手デビューすることなど出来るだろうか。つまり、既に事務所には所属していて、一つの話題作り(宣伝)として「아이폰녀:アイホーン女」を創り出したのではないだろうか。そして、それは、そうであっても別に何も問題では無いわけなのだが。
所属事務所はDreamHigh Entertainmentのようだ。
■ DreamHigh Entertainment
そして、彼女のミニホピ。
■ Kim YeoHee miniHP
しかし、この事務所、キム・ヨヒの事務所な感じもしないでもない。(キム・ヨヒ以外に、C.Kretというアーティストらしき名前も見られるが)
で、問題の音の方だが、これが意外といい。(なもので、驚いて、ここに長々と記事にしているわけだ(笑))
■ 김여희:キム・ヨヒ 「나의 노래:私の歌」 ※ 「내 노래」でないところに意味があるのか?
収録曲は、「나의 노래:私の歌」、「하지마:やめて」、「You」の3曲で、「나의 노래:私の歌」は彼女の作詞作曲か作曲で、「You」は彼女の作詞のようである。
この3曲ともYouTubeにもあったので載せる。
■ 「나의 노래:私の歌」
■ 「하지마:やめて」
■ 「You」
この3曲、どれもなかなかいい曲で、彼女も、聴けば分かるが、けっこう聴かせてくれる。悪くない。
また、「Don't Do It」という曲(?)のMV(Teaser)映像がネット上には有るのだが、この正体が未だよく分からない。
■ 「Don't Do It 」 MV (Teaser) ?
最初、彼女であることが分からなかった写真も載せておく。彼女に限らず、女性はずいぶん変わるものだ(笑)。
で、彼女、いまは、こんなことを言っているそうだ。
「iPhone演奏映像が、こんなに話題になるとは思わなかったが、「アイホーン女」に関心を持ってくださり感謝する、しかし、いまは私の名前で、私の歌を知ってもらわなければならない時なので、当分iPhone映像はあげないだろう、いまはアイホーン女と呼ばれたくない」そうだ(笑)。
キム・ヨヒ、私としては、いまのところコレクションするつもりは無いが(もっとも、いまはしたくても出来ない)、ちょっと要チェックなアーティストの存在にはなったようである。にしても、容姿も含めて、ずいぶんな変わり様だ(笑)。
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すごいですね、57歳でデビューですか。
可能かどうかは、確立の問題で、当然「0」では無いと思いますが、何はともあれ、こうじ やまださんの曲をお聴かせいただかないと・・・。
まずは、YouYubeのチャンネルをお教えください。
(なお、コメントの2回目のものは、見えないようにしました)
載せておりますがが、 57歳です。デビュー可能でしょうか?アメリカに住んでいて
4回ほど危険と死に掛けました。が 乗り越えて凄い体験もしております。
小さい時からの夢、歌手になること 実現したいと思っておりますが、 金も知人もいません。何か方法があれば トライしてみたいと思います。