写真を撮るのにおすすめの場所があるの、と車で連れ出してもらった。
たどりついた海は透明で、
秋の終わりの心もとない光に照らされて、静かに
それは静かに澄んでいた。
夏の余熱が去った町はひっそりと瞼を閉じ、眠りにつく。
その先に広がる海さえ、じっと身を沈めているように
静かに静かに目を閉じる。
ひんやりと渡る海風
トスカーナにもこんなに静かな青があったんだ。
さて、車は移動してワインで有名なボルゲリへ
大好きな糸杉の並木道。
町までずっとまっすぐまっすぐ伸びている。
ボルゲリはとっても小さな町。
まわりをぐるっとワイン畑に囲まれた小高い丘の上にある。
風がさらさらと葡萄の葉をゆらす音を聞きながら、
ベンチに座ってお友達の用意してくれたパニーノをほおばる。
こうやって外で食べる食事って大好き。
ワイン所にに来たからには飲まなくっては~と、
エノテカで1杯グラスワインをいただく。
友達の分も奪ってもう1杯。
お店の人にボルゲリのワインの事を色々聞きつついただく。
家のおみやげに、ヴィーノ・ノーボを買って帰途につく。
最後に見た海は、昼と夜の間の曖昧な時間を映し、
低く鈍く光っている。
何かの際に佇む時、私はその深淵から目を離す事が出来ない。
深淵を覗き込む物は愚者だと笑われるだろうか。
それでもその妖しく美しい光に魅入られて、
ただじっと、その終わりを見つめているのでした。
たどりついた海は透明で、
秋の終わりの心もとない光に照らされて、静かに
それは静かに澄んでいた。
夏の余熱が去った町はひっそりと瞼を閉じ、眠りにつく。
その先に広がる海さえ、じっと身を沈めているように
静かに静かに目を閉じる。
ひんやりと渡る海風
トスカーナにもこんなに静かな青があったんだ。
さて、車は移動してワインで有名なボルゲリへ
大好きな糸杉の並木道。
町までずっとまっすぐまっすぐ伸びている。
ボルゲリはとっても小さな町。
まわりをぐるっとワイン畑に囲まれた小高い丘の上にある。
風がさらさらと葡萄の葉をゆらす音を聞きながら、
ベンチに座ってお友達の用意してくれたパニーノをほおばる。
こうやって外で食べる食事って大好き。
ワイン所にに来たからには飲まなくっては~と、
エノテカで1杯グラスワインをいただく。
友達の分も奪ってもう1杯。
お店の人にボルゲリのワインの事を色々聞きつついただく。
家のおみやげに、ヴィーノ・ノーボを買って帰途につく。
最後に見た海は、昼と夜の間の曖昧な時間を映し、
低く鈍く光っている。
何かの際に佇む時、私はその深淵から目を離す事が出来ない。
深淵を覗き込む物は愚者だと笑われるだろうか。
それでもその妖しく美しい光に魅入られて、
ただじっと、その終わりを見つめているのでした。