幼なじみのようであり（しっとりレーズンケーキ／リョーユーパン）

幼稚園の時、工場見学に行ったのがリョーユーパン。
次々とパンを焼き上げる巨大な機械が並ぶ工場内に、機械の国に迷い込んだように思ったのを覚えている。
おつかいに行ったお駄賃に買ってもらうのはリョーユーパンの「銀チョコ」で、中学生の時は昼食にいつも「マンハッタン」を食べていた。
小さい頃から親しんだリョーユーパン、これが地方のパン工場であるのを知ったのは大人になって上京した時だった。
さて、10年たって帰福した。「銀チョコ」も「マンハッタン」もかわらず店頭に並んでいた。ちょっと小ぶりになったかな、と思うのは私が大きくなったせい。変わらずにいてくれる、それって故郷のありがたさ。とは言いつつ、もちろん新製品も続々出ているようで。
最近お気に入りなのが「しっとりレーズンケーキ」(62円)。ふんわりとしたケーキに、レーズン入りのクリームがはさまっている。この価格と大きさ、ちょっと甘いものが食べたい時にぴったりなのだ。

■リョーユーパン
http://www.ryoyupan.co.jp/index.html