夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

うふふ

2016-10-20 22:00:11 | 日記
先日、東京の学会行きは飛行機を利用したのだが、搭乗前、少し時間に余裕があったので、空港内のカフェに寄っていった。
店内で働いている女性に見覚えがあり、去年教えに行っていたクラスの女子学生だとすぐ思い当たったが、忙しそうにしていたので声はかけなかった。
私も、コーヒーを飲みながら、結社の歌誌に投稿する短歌の原稿を書くのに夢中になっていたのだ。

後日、学校の廊下でたまたまその女子に会ったので、挨拶のついでに、
「〇〇さん、空港のカフェでバイトしてる?」
と聞いてみた。
「働いている時に悪いかなあと思って、声はかけなかったんだけど。」
彼女は、
「はい。…私も気づいてたんですけど、お仕事中みたいだったから、悪いなと思って。…また来てくださいね。」
うふふ、という感じで言われた。


去年教わった先生に気づかないはずはないのだから、こちらから挨拶だけでもすればよかったのか、アルバイトしていることをあまり知られたくないかも知れないから、やはり声をかけずによかったのか、今でもちょっと分からずにいる。

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