先日、コンビニの本棚で見つけて何気なく手に取り、パラパラとめくっていたら、これは一読の価値ありと直感し、買って帰った。
この本に書いてあるのは、100人に1人しか当てはまらない仕事術なので、正直、私には使いこなせる自信はない。
しかし、今までの自分の仕事の何が悪くて、なぜ今までに結果を出せない取り組みが山ほどあったのかがよく分かった。
この本を読んで、一番その通りだと思ったのは、ある企画、計画を成功させたいと思ったら、まずそのプロトタイプを最速で作ってしまえということ。
これを論文にあてはめて言えば、自分の書きたい論文のプロトタイプを、全体の2割の時間で全速力で(筆者はこれを「ロケットスタート」と呼んでいる)まず作ってしまい、残りの8割の時間を仕上げに当てる、ということだ。
確かに、論文というのは、実際に書き始めてみて初めて、証明困難な難所がいくつもあることが分かってくる。全体の進行の2割くらいの段階で、その難所がどこにいくつあるかが予め分かってしまえば、残りの時間で締切まで余裕をもって執筆が進められる。
たいていの場合、論文がうまくいかなくなるのは、難所の存在に気づかないまま、締切前に追い込みをかければ間に合うと楽観視して臨んだ挙句、締切前になって難所でつまずき、焦りで自滅してしまうからである。

この著者(中島聡氏は、マイクロソフト社でWindows95を開発した伝説のプログラマー)は1日18時間半、週1日も休まず働いている人なので、普通の勤め人から見れば実行不可能に見えることも多い。
しかし、「あなたの仕事は、仕事を終わらせること」、そして、「あなたの人生の仕事は、あなたの仕事を終わらせることではなく、人生を思いっきり楽しむこと」という言葉には大いに共感できるし、自分の本当にやりたいことをするために行動しなければ幸せになれない、というのはその通りだと思う。
今、必死に働きながら出口の見えない思いでいる人、成果が思うように出ず自己不全感を覚えている人には、必ず何かの啓示を得られる本ではないかと思う。
この本に書いてあるのは、100人に1人しか当てはまらない仕事術なので、正直、私には使いこなせる自信はない。
しかし、今までの自分の仕事の何が悪くて、なぜ今までに結果を出せない取り組みが山ほどあったのかがよく分かった。
この本を読んで、一番その通りだと思ったのは、ある企画、計画を成功させたいと思ったら、まずそのプロトタイプを最速で作ってしまえということ。
これを論文にあてはめて言えば、自分の書きたい論文のプロトタイプを、全体の2割の時間で全速力で(筆者はこれを「ロケットスタート」と呼んでいる)まず作ってしまい、残りの8割の時間を仕上げに当てる、ということだ。
確かに、論文というのは、実際に書き始めてみて初めて、証明困難な難所がいくつもあることが分かってくる。全体の進行の2割くらいの段階で、その難所がどこにいくつあるかが予め分かってしまえば、残りの時間で締切まで余裕をもって執筆が進められる。
たいていの場合、論文がうまくいかなくなるのは、難所の存在に気づかないまま、締切前に追い込みをかければ間に合うと楽観視して臨んだ挙句、締切前になって難所でつまずき、焦りで自滅してしまうからである。

この著者(中島聡氏は、マイクロソフト社でWindows95を開発した伝説のプログラマー)は1日18時間半、週1日も休まず働いている人なので、普通の勤め人から見れば実行不可能に見えることも多い。
しかし、「あなたの仕事は、仕事を終わらせること」、そして、「あなたの人生の仕事は、あなたの仕事を終わらせることではなく、人生を思いっきり楽しむこと」という言葉には大いに共感できるし、自分の本当にやりたいことをするために行動しなければ幸せになれない、というのはその通りだと思う。
今、必死に働きながら出口の見えない思いでいる人、成果が思うように出ず自己不全感を覚えている人には、必ず何かの啓示を得られる本ではないかと思う。