住吉大社へお詣り

学会に参加するので大阪へ。

開始は午後からなので、午前中はここ住吉大社にお詣りに来た。

住吉さんは古来、航海安全の神として有名だが、私などにとっては、やはり和歌の神という印象が強い。

住吉の神に祈って秀歌を得たという説話もあり、神社で歌合が催されたり、和歌を奉納したりという事例も多い。

私の腰折れ歌も少しは上達するかもと思って(笑)、参詣した。

詳しくは後日また記事を書くことにするが、今日は天気もよく、祝日でもあるため、多くの参拝客で賑わっていた。特に七五三で詣でる家族連れが多く、子供が慣れない着物や洋服を着て、しゃっちょこばっている様子が可愛らしい。中には、着物が窮屈だとか、写真を撮られるのが嫌だと泣き出す子もおり、そんな時のためにか、巫女さんが風船を持って待機していた。

住吉を代表する景物は松だが、境内の松たちは大きく美しかった。おみくじを引いた後、本当は神さびた松に結びつけたかったが、樹木保護の観点から、そういうこともしかねるので、心の中で詠んだ歌

　　住吉の社（やしろ）の松に行く末を祈る心を結びこめつつ