夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

世の中に愛情といって

2012-01-22 22:34:41 | 日記
一番強いものは母親の愛情であるそうな。

また、よく言われるように、出来の悪い子ほど可愛いものであるらしい。


私も、きょうだいの中で一番手がかかり、なかなか一人前になれなかったにもかかわらず、母親からことのほか愛情をかけてもらったと思う。


その最たるものは、私が大学生の頃、身分不相応にも『新編国歌大観』を欲しがったとき(当時のお金で二十万くらいした)、母親が自分の手元から毎月少しずつ払ってくれて、手に入れさせてくれた。


母親にとっては得になることなど一つもないのに、本当にありがたかった。


今では、CD-ROM版を使うことの方が多いけれど、母親への感謝は決して忘れない。