朝雨振りで作業が出来ず数日前から考えていた候補の中から選びました。
アーチ脇のヘーゼルナッツ前、角の一本を決めました。
リッチェルさんの大型鉢植えで3本寄せ植えしてました。
デビット・オースチン・ロージズ株式会社 卸用カタログより
店のボーダー花壇の古いイングリッシュローズの移動は半分以上終わりました。残りは日当たりの良い所なので葉がまだ沢山残っています。作業は12月に入ってからが枯らす心配が無く安全です。
角なので棘の少ない品種を白花から選びました。
20本以上掘り上げて気が付いた事が有りました。
以前の10号鉢に植え付けて有った株の根がほとんど無い事です。裸苗を直接植え付けた株はその後も根がのびのび育ち当然幹ものびのび育っています。
英国ではほぼ裸苗流通が基本の理由が確認できました。小さな10号鉢以下に植え付けられたものは主になる根が無いので少しのアクシデントで大きく枯れ込むことが容易に予測できます。15リットル鉢になってからのは主根となるゴボウ根が枯れずにいました。
「そーだったのね、漠然と考えていた最初の植え付け次第で木の寿命を決める事が確認できました。」歩道に照明や日当たり、環境が悪くなると一気に耐える力が無くなりました。それに植え付け用土や水やりの人的要因が加わります。
鉢植えで3年間楽しむのには管理さえよければそれなりに咲きます。
もう少し長くとお考えでしたら太い根を切り詰めすぎないことをお勧めします。他には3センチほど接ぎ口の株元に増し土して自根を出させる育て方です。
枯らした数だけ処分時に確認した反省を込め、教えてくれて有難う。
苗は一つの種から始まった同じ品種は全部同じ、出会い物と思い新しい品種に植え替えるのも長い園芸人生で割り切っています。有難う、バラたち。
イングリッシュローズの輸入苗がもうすぐ入荷します。
合わせて地元のお客様向けに植え付けの講習会も開催します。是非ご予約の上ご参加下さい。
本日も最後までお付き合いいただき有難ございます。
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