雨の合間、久しぶりに外でバラの枝をじっくり観察。先端をホソオビやシャクトリムシに食べられてしまったようです。
今までいたカラスはいなくなりましたが、最近大きなカラスがうろついています。縄張り争いが始まったころは、スズメが時々来ていましたが、この数日1羽も食事に来ていない所を見ると終結したのかもしれません。前回の散布で8月までしなくても良いかな~と思っていたのに…。連日の雨でかなり太った虫がいました。
スミチオン(殺虫剤)、サルバトーレME(殺菌剤)を散布しました。
↑食べられた跡
大きくなる品種は現在鉢を含め150センチ、コンパクトな品種は60センチ。新芽を食べられるのはショックです。今年はできるだけ夏場は鉢を動かさないようにして落ち着いて根が張れる環境を整えました。雨も手伝い生育は順調のようです。
↑先日、花首だけ摘んだブラザーカドフィール、3段下まで芽が出てきました。日中は暑いですが関東ほどではないですし夜温は25度以下、湿度もあるので、芽も伸びたいようです。大体先端の成長が止まると上から3芽、太い枝は5~7芽下まで脇芽が出てきます。15Lポットは1.5m位までは伸ばしても結構花が咲いてくれるので、小さな森ではそのまま好きに伸びてもらいます。このブラザーカドフィールも今の長さは約1.2m。夏剪定で脇芽の下で切ると丁度良さそう。(夏剪定は小さな森では冬剪定する予定の3~5芽上の外芽で切ります。)
今の時期のシュートは四季咲き性の強いものほど短うちにすぐに花が着きやすく…。バラは自己管理が上手いなと思う瞬間です。水が足りない日があると「ココで成長を止めた方がいいな」と判断し花芽になります。なので伸ばしたい品種は少し大きめな鉢に植え丁寧に水やりして下さい。地植えの場合も盛土している地域や下水道の整備が行き届いている地域、雨が降らない期間が長い地域は足りていないので、乾いたら水やりが基本です。春先に伸びるシュートがやはり一番枝が充実するので、秋の花後の肥料、春の芽出しの肥料はしっかり与えたいと思います。
時々伸び過ぎて困っているとお問い合わせいただきますが、喜んで下さい。水やりが上手くいっている証拠です。ただ小さな鉢の場合は急な水切れを起こしてしまう、風が強い地域では鉢が倒れ易くなるということもございますので、その時は先端を揉んで成長を止めるか折り曲げ剪定がお勧めです。←とはいっても梅雨の時期は効果が半減しすぐに脇芽が出てきます。
梅雨明けが待ち遠しくなってきました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます