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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ ニャンコたちのキャンパスライフ ~

2021-01-15 23:41:31 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ごろりィ~んッ♪」
「がるる!ぐるるるる♫」(←訳:虎です!ごろごろん♫)

 こんにちは、ネーさです。
 5回に渡ってお送りした《マンガで元気強化!》は、
 ちょっとひと休みすることにして、
 今日からは通常版の読書タイム復活!ですよ。
 で、本日の主役ちゃんたちは……
 ふふふ、こちらの御本を、さあ、どうぞ~!

  


 
        ―― 猫と東大 ――



 編者は東京大学広報室の皆さん、
 2020年11月に発行されました。
 『猫を愛し、猫に学ぶ』と副題が付されています。

 ……そう、それは
 2018年の晩夏の出来事でした。

 東大こと東京大学を、
 かつてない事象が襲ったのは……!

「ぜんだいィみもんッ、なのでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:思いも寄らず!)

 東京大学広報室が発刊している
 広報誌『淡青(たんせい)』。

 東京大学と社会をつなぐメディアのひとつとして、
 1999年に創刊され、
 東大のビジョン、
 新しい社会に向けての議論、
 最先端の研究成果、
 活躍する同窓生のニュース等が
 毎号の誌面を賑わせてきたのですけれど、
 2018年の9月号は。

「たッ、たいへんでスよゥ!」
「がるるるるっる!」(←訳:在庫切れだって!)

 一般配布用の部数は
 在庫がなくなり、
 追加部数もすぐに捌けてしまって。

 さらには、
 増刷はないんですか?
 という問い合わせもいただくほどの、
 『淡青』史上初、
 かつてない快挙に、
 東大広報室の方々も啞然……!
 
「ぱちぱちぱちィ~!」
「ぐる~!」(←訳:拍手~!)

 快挙の原因は、
 ええ、もちろん、

 『猫と東大』、

 これです。

 2018年9月号のテーマが、
 『猫と東大』だったため、でした。

「ごろごろりんッ! ほしいィ~♪」
「がるぐるるる!」(←訳:もう無いもん!)

 かくして『淡青』ニャンコ特集号は、
 入手困難となり、
 多くの愛猫家さんは嘆息しましたものの。

 2020年、
 めでたくも
 『猫と東大』復活!

 パワーアップし、
 一般書店さんでも流通する形で
 帰ってきました。

「むむうゥ! これがァ、とうだいィにゃんこォ……!」
「ぐっるるがるる!」(←訳:いっぱいいるぞ!)

 本郷キャンパスに、
 駒場キャンパスに、
 のどかに住み暮らすネコたちを守るのは、
 大学の教授さんや研究者さんたち、
 職員さんたち、
 学生さんたち、
 ご近所の住人さんたち。

 ニャンコ愛に燃える教授さんたちは
 真剣に議論します。

 日本の歴史と、猫の歴史。
 動物医療と研究・教育の最前線。
 ペットの声を聴く行動診療。
 猫の寿命を倍にする
 AIMという遺伝子。
 
「ほんきィ~でス!」
「がるるぐるるる!」(←訳:ガチで語ります!)

 真摯な”ネコの科学”から、
 猫ブームの理由、
 キャンパスで寝転ぶネコたちの写真、
 ネコを主題とするアート、
 教授さんたちのさりげない”ウチの子自慢”まで、
 ネコまたネコ、ネコ。

 猫を愛する方々は感涙必至な力作です。
 ひととニャンコのつながりに思い馳せつつ、
 ぜひ、一読してみてくださいね~♫