「こんにちわッ、テディちゃでス!
くんかッ、くんくんッ! においィまスゥ!」
「がるる!ぐるるるるるがる!」(←訳:虎です!フキノトウの匂い!)
こんにちは、ネーさです。
気温はまだ冬を引きずっていますが、
地面からはフキノトウやタンポポの香りがいたしますね。
春よ来ーい!もう寒いのはイヤだー!と声を大にしつつ、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 日本美術応援団 ――
著者は山下裕二(やました・ゆうじ)さん&井浦新(いうら・あらた)さん、
2016年11月に発行されました。
『今度は日本美術全集だ!』と副題が付されたこのMOOK本は、
輝かしい歴史を誇る《日本美術応援団》シリーズ7冊目の作品です。
「はッそうがァ、ざんしィ~んッ!」
「ぐるーるがるるぐる!」(←訳:アピール方法も斬新!)
1996年のこと、
《日本美術応援団》は結成されました。
団長は明治学院大学教授の山下裕二さん、
団員1号が作家・美術家の赤瀬川原平(あかせがわ・げんぺい)さん。
団員2号は画家の南伸坊(みなみ・しんぼう)さん、という
エレガントかつファンキーなトリオによる
《日本美術》を応援する運動は、
結成当時、大きな話題となりました。
けれど、2014年、
赤瀬川さんが常世への旅に出立し、
《応援団》の席のひとつにぽっかりと、
決して埋められぬ穴が空きましたが……。
「このたびィ、ふたたびィ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:応援団はトリオに!)
2013年、団員3号として
《応援団》に入隊、いえ、入団していたのは、
俳優の井浦新さん。
アート好きな方々は、
NHK『日曜美術館』の司会進行をしている井浦さんの姿を
きっとTV画面で目にしたことがあるでしょう。
「かッこいいィのでスよゥ!」
「ぐるるがるるーぐる!」(←訳:知性派アクターさん!)
《日本美術応援団》に加入したからには
学ランを着て表紙を飾らなくちゃいけません♪
なので、ええ、御本の表紙には、
学ランをキメた井浦さんの艶姿が♪♪
「うゥ~むッ! やぱりィ!」
「がるるるるぐるる!」(←訳:役者さんの存在感!)
団員3号入団記念編となるこの『今度は日本美術全集だ!』では、
あらためて、
“日本美術の流れ”が
山下団長指導のもと、
明朗軽快にレクチャーされています。
第一章『日本美術応援団、前へ』
第二章『旅と美術』
第三章『《日本美術全集》で知る日本美術の3万年』
第四章『山下裕二選 日本美術・極私的50』
第五章『日本美術を語る』
といった構成の中、
山下団長は井浦団員と、
評論家・辻惟雄(つじ・のぶお)さんと、
画家・山口晃(やまぐち・あきら)さんと
活き活きと語り合い、
日本美術の過去と未来を俎板に乗せる――
「げんだいのォ、にほんびじゅつもォ~」
「ぐるるるがるるるるるる!」(←訳:たくさん取り上げてるよ!)
かつて、メジャーな美術館・博物館で開催されるのは、
古代文物をテーマにしたやたらとカタい企画や、
既に評価の定まった西欧美術の巨匠さんの特集や、
人気の高い印象派の展覧会ばかり、
という時期もありました。
それが今では、
あまり名前の知られていない江戸中期の画家さんや、
忘れられていた絵師さんの作品が
企画展の目玉になり、
大勢のアート好きさんから支持されるまでになったのは……
「だんちょうさんのォ、ふんばりィ!」
「がるるるるぐるる!」(←訳:団員さんの頑張り!)
ええ、《日本美術応援団》の息の長い活動は、
“美術の見方”を確かに変えてきた、のです。
描く・見る・継いでゆく。
アート好きさんも活字マニアさんも、
カッコイイ《日本美術応援団》へエールを送るべく、
ぜひ、一読を♪
くんかッ、くんくんッ! においィまスゥ!」
「がるる!ぐるるるるるがる!」(←訳:虎です!フキノトウの匂い!)
こんにちは、ネーさです。
気温はまだ冬を引きずっていますが、
地面からはフキノトウやタンポポの香りがいたしますね。
春よ来ーい!もう寒いのはイヤだー!と声を大にしつつ、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 日本美術応援団 ――
著者は山下裕二(やました・ゆうじ)さん&井浦新(いうら・あらた)さん、
2016年11月に発行されました。
『今度は日本美術全集だ!』と副題が付されたこのMOOK本は、
輝かしい歴史を誇る《日本美術応援団》シリーズ7冊目の作品です。
「はッそうがァ、ざんしィ~んッ!」
「ぐるーるがるるぐる!」(←訳:アピール方法も斬新!)
1996年のこと、
《日本美術応援団》は結成されました。
団長は明治学院大学教授の山下裕二さん、
団員1号が作家・美術家の赤瀬川原平(あかせがわ・げんぺい)さん。
団員2号は画家の南伸坊(みなみ・しんぼう)さん、という
エレガントかつファンキーなトリオによる
《日本美術》を応援する運動は、
結成当時、大きな話題となりました。
けれど、2014年、
赤瀬川さんが常世への旅に出立し、
《応援団》の席のひとつにぽっかりと、
決して埋められぬ穴が空きましたが……。
「このたびィ、ふたたびィ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:応援団はトリオに!)
2013年、団員3号として
《応援団》に入隊、いえ、入団していたのは、
俳優の井浦新さん。
アート好きな方々は、
NHK『日曜美術館』の司会進行をしている井浦さんの姿を
きっとTV画面で目にしたことがあるでしょう。
「かッこいいィのでスよゥ!」
「ぐるるがるるーぐる!」(←訳:知性派アクターさん!)
《日本美術応援団》に加入したからには
学ランを着て表紙を飾らなくちゃいけません♪
なので、ええ、御本の表紙には、
学ランをキメた井浦さんの艶姿が♪♪
「うゥ~むッ! やぱりィ!」
「がるるるるぐるる!」(←訳:役者さんの存在感!)
団員3号入団記念編となるこの『今度は日本美術全集だ!』では、
あらためて、
“日本美術の流れ”が
山下団長指導のもと、
明朗軽快にレクチャーされています。
第一章『日本美術応援団、前へ』
第二章『旅と美術』
第三章『《日本美術全集》で知る日本美術の3万年』
第四章『山下裕二選 日本美術・極私的50』
第五章『日本美術を語る』
といった構成の中、
山下団長は井浦団員と、
評論家・辻惟雄(つじ・のぶお)さんと、
画家・山口晃(やまぐち・あきら)さんと
活き活きと語り合い、
日本美術の過去と未来を俎板に乗せる――
「げんだいのォ、にほんびじゅつもォ~」
「ぐるるるがるるるるるる!」(←訳:たくさん取り上げてるよ!)
かつて、メジャーな美術館・博物館で開催されるのは、
古代文物をテーマにしたやたらとカタい企画や、
既に評価の定まった西欧美術の巨匠さんの特集や、
人気の高い印象派の展覧会ばかり、
という時期もありました。
それが今では、
あまり名前の知られていない江戸中期の画家さんや、
忘れられていた絵師さんの作品が
企画展の目玉になり、
大勢のアート好きさんから支持されるまでになったのは……
「だんちょうさんのォ、ふんばりィ!」
「がるるるるぐるる!」(←訳:団員さんの頑張り!)
ええ、《日本美術応援団》の息の長い活動は、
“美術の見方”を確かに変えてきた、のです。
描く・見る・継いでゆく。
アート好きさんも活字マニアさんも、
カッコイイ《日本美術応援団》へエールを送るべく、
ぜひ、一読を♪