「こんにちわッ、テディちゃでス!
そろそろォ、みえてきましたでス!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!ミラノは近いぞ!)
こんにちは、ネーさです。
2015年のジロ・ディ・イタリアも終盤戦となりました。
風光明媚な北イタリアのリゾート地から、
5月31日にはゴールとなるミラノへ!
総合首位は揺るがないのか?と今日もまたハラハラしつつ、
本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~♪
―― かわいい絵巻 ――
著者は上野友愛(うえの・ともえ)さん&岡本麻美(おかもと・まみ)さん、
2015年5月に発行されました。
『Kawaii! The Intimacy of the Japanese Handscroll』と英語題名が付されています。
「えまきとォ、いえばァ!」
「ぐるるるがぅる!」(←訳:鳥獣戯画じゃん!)
2014年秋には京都、
そして現在、2015年春にはここ東京で公開されている
国宝『鳥獣戯画絵巻』。
この御本では、『鳥獣戯画』を代表とする、
うわあ♪可愛い~♪♪
と、頬がフニャリンと緩んでしまいそうな、
日本の美術作品=絵巻が紹介されています。
華麗とか秀麗と賞讃したい
豪快豪胆剛腕な戦(いくさ)絵巻じゃなくて、
どこまでも、
「かわいいィ!」
「がぅーる!」(←訳:キュート!)
な絵巻って、けっこう多いんですね。
そんな可愛い(カワイイ!)という概念は
日本オリジナルな発想……ていうか視点、/観点であるわけですが、
絵巻というのも、
日本オリジナルな芸術様式なのだそうですよ。
「えッ? がいこくにはァ、ないのでスかッ?」
「ぐるがる?」(←訳:中国には?)
源流とされているのは、中国の『画巻(がかん)』――
横長の巻物に
ひとつひとつの絵を並列的にならべたもので、
ただし絵と絵に物語的なつながりはないのが特徴です。
読み解くことより、
横に長い絵画を観る歓びが
『画巻』の意義、なのでしょう。
「ぱのらみッくゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:それもいいね!)
『画巻』は日本では発展せず、
代わって『絵巻』が誕生し、根付きました。
お寺社の縁起を著わしたもの、
偉人さんの出世譚、
妖怪退治・鬼退治を描いた冒険譚、
鳥獣戯画のような、お伽噺やファンタジー……
「わほおッ♪ これはァきゃわゆいッ!」
「ぐるるる!」(←訳:スズメだ!)
この御本で取り上げられている絵巻作品の中で
とりわけ、
きゃ~♪かわいい~♪のは、これね!
『雀の小藤太絵巻』(16世紀、サントリー美術館蔵)。
「ゆるきゃらッ??」
「がるるる!」(←訳:可愛すぎ!)
『きりぎりす絵巻』(17世紀、細見美術館蔵)、
『鼠草子絵巻』(16世紀、サントリー美術館蔵)も
カワイイもの好きな方々をノックアウトすること、
間違いありません。
では、こういう『絵巻』作品を
正しく観賞する方法は?
『絵巻』に添えられている『詞書(ことばがき)』とは?
「えまきものとォ~…」
「ぐるるるがる!」(←訳:付き合うコツ!)
分かりやすく解説されている『絵巻』の知識あれこれ。
アート好きさんならずとも、
一読以上の価値あり!
ぜひ、手に取ってみてくださ~い♪
そろそろォ、みえてきましたでス!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!ミラノは近いぞ!)
こんにちは、ネーさです。
2015年のジロ・ディ・イタリアも終盤戦となりました。
風光明媚な北イタリアのリゾート地から、
5月31日にはゴールとなるミラノへ!
総合首位は揺るがないのか?と今日もまたハラハラしつつ、
本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~♪
―― かわいい絵巻 ――
著者は上野友愛(うえの・ともえ)さん&岡本麻美(おかもと・まみ)さん、
2015年5月に発行されました。
『Kawaii! The Intimacy of the Japanese Handscroll』と英語題名が付されています。
「えまきとォ、いえばァ!」
「ぐるるるがぅる!」(←訳:鳥獣戯画じゃん!)
2014年秋には京都、
そして現在、2015年春にはここ東京で公開されている
国宝『鳥獣戯画絵巻』。
この御本では、『鳥獣戯画』を代表とする、
うわあ♪可愛い~♪♪
と、頬がフニャリンと緩んでしまいそうな、
日本の美術作品=絵巻が紹介されています。
華麗とか秀麗と賞讃したい
豪快豪胆剛腕な戦(いくさ)絵巻じゃなくて、
どこまでも、
「かわいいィ!」
「がぅーる!」(←訳:キュート!)
な絵巻って、けっこう多いんですね。
そんな可愛い(カワイイ!)という概念は
日本オリジナルな発想……ていうか視点、/観点であるわけですが、
絵巻というのも、
日本オリジナルな芸術様式なのだそうですよ。
「えッ? がいこくにはァ、ないのでスかッ?」
「ぐるがる?」(←訳:中国には?)
源流とされているのは、中国の『画巻(がかん)』――
横長の巻物に
ひとつひとつの絵を並列的にならべたもので、
ただし絵と絵に物語的なつながりはないのが特徴です。
読み解くことより、
横に長い絵画を観る歓びが
『画巻』の意義、なのでしょう。
「ぱのらみッくゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:それもいいね!)
『画巻』は日本では発展せず、
代わって『絵巻』が誕生し、根付きました。
お寺社の縁起を著わしたもの、
偉人さんの出世譚、
妖怪退治・鬼退治を描いた冒険譚、
鳥獣戯画のような、お伽噺やファンタジー……
「わほおッ♪ これはァきゃわゆいッ!」
「ぐるるる!」(←訳:スズメだ!)
この御本で取り上げられている絵巻作品の中で
とりわけ、
きゃ~♪かわいい~♪のは、これね!
『雀の小藤太絵巻』(16世紀、サントリー美術館蔵)。
「ゆるきゃらッ??」
「がるるる!」(←訳:可愛すぎ!)
『きりぎりす絵巻』(17世紀、細見美術館蔵)、
『鼠草子絵巻』(16世紀、サントリー美術館蔵)も
カワイイもの好きな方々をノックアウトすること、
間違いありません。
では、こういう『絵巻』作品を
正しく観賞する方法は?
『絵巻』に添えられている『詞書(ことばがき)』とは?
「えまきものとォ~…」
「ぐるるるがる!」(←訳:付き合うコツ!)
分かりやすく解説されている『絵巻』の知識あれこれ。
アート好きさんならずとも、
一読以上の価値あり!
ぜひ、手に取ってみてくださ~い♪