こんにちは、ネーさです。
ふっふっふっ、情報を入手しましたよ!
今日6月26日の20時3分過ぎから北西の空に
ISS(国際宇宙ステーション)が見えると聞いて、
いざ出陣!夜空ウォッチング!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
……むッ? むむッ! あれはッ!」
「がるる!ぐるるがるぐるるー!」(←訳:虎です!光の点が見えたよー!)
「けッこうゥ、あかるいィッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:それに速い!)
おお! あれが宇宙ステーションなのね!
一等星以上の明るさ、でしょうか。
すごーい! ぐんぐん夜空を横切ってゆくわ!
と軌跡を眼で追っていたら……首が痛くなりました。
「あいたたたッ!」
「ぐる~!」(←訳:苦し~!)
では頸筋に湿布を貼って、と……
さあ!お次の出陣は、読書タ~イム!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― ここはボツコニアン ――
著者は宮部みゆきさん、2012年2月に発行されました。
表紙画および本文のイラストレーションは高山としのりさん、ブックデザインは板野公一さんによるものです。
『Here is BOTSUCONIAN』と英語題名が付されています。
「ぼつこにあッ??」
「ぐるるがるっるるっる~?」(←訳:そんな国あったっけ~?)
いい質問だわね。
はっきり言っちゃいましょう。
ボツコニアンは、あります。
ですが、実在はしていません。
「ふァ~??
あるのにィ、ないのッ?」
「ぐるがるぐるぅ~?」(←訳:禅問答ですかぁ~?)
どこかにあるけれど、
ここにはない世界――ボツコニアン。
御本の第一章で、著者・宮部さんは早々に明かしてしまうのです。
魔法石のエネルギーによって支えられる、ここ・ボツコニアンは、
《できそこないの世界》。
主人公の《選ばれし者》は
この世界の成立ちを変え、
本物の世界にするため、
旅に出なければならない。
「まほうゥ~…?」
「がるぐるる~…?」(←訳:選ばれし者~…?)
「どこかでェ、きいたァようなッ??」
えへん、いいんです。
ゲーム愛好家さんには、馴染みのある設定。
活字マニアさんや映画マニアさんにも
これ、どっかで見聞きしたわよね?な単語や登場人物さんたち。
おっと、いけませんよ。
先入観を持っては。
馴染みがあるというのは、
手垢がついちゃってる、ってことでしょうか?
もう飽きた、ってことでしょうか?
いーえ! そんなことありません!
「ありませんでスかァ??」
「ぐるるがるぅ~?」(←訳:ホントにぃ~?)
12年間、生き別れになっていた双子の姉弟(スター・ウォーズ?)。
実はこのふたり、
ボツコニアンの解説者たる『世界のトリセツ』(芸人さん?)の導きのもと、
すとーんと落っこちたり(アリス?)、
人語を解さないドラゴン(これが意外に……)に襲われたりしながら、
王都(定番)の、
地下迷宮(超定番)を目指す、
《双極の双子》ピピちゃんとピノくん。
予想外に骨太な、
ふたり(とトリセツ)の冒険は、
ええ、そうよね、
魔法世界の主役さんなのですから、
ちょっとやそっとの危難なんて、大丈夫!
……大丈夫なはず、よね?
う~ん、大丈夫だと思う、んですけど……
あらっ?
んまーっ大変!
背後に忍び寄るのはモンスターの影?!?
「がるるぐるーっ!」(←訳:どんと来ーいっ!)
「にげるがァ、かちィだよゥッ!」
「ぐるるる!」(←訳:言えてる!)
ボツコニアン世界に退路なし!
ならば、活字マニアの皆さまも
ピピちゃんピノくんとともに、
冒険の旅へ!
ふっふっふっ、情報を入手しましたよ!
今日6月26日の20時3分過ぎから北西の空に
ISS(国際宇宙ステーション)が見えると聞いて、
いざ出陣!夜空ウォッチング!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
……むッ? むむッ! あれはッ!」
「がるる!ぐるるがるぐるるー!」(←訳:虎です!光の点が見えたよー!)
「けッこうゥ、あかるいィッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:それに速い!)
おお! あれが宇宙ステーションなのね!
一等星以上の明るさ、でしょうか。
すごーい! ぐんぐん夜空を横切ってゆくわ!
と軌跡を眼で追っていたら……首が痛くなりました。
「あいたたたッ!」
「ぐる~!」(←訳:苦し~!)
では頸筋に湿布を貼って、と……
さあ!お次の出陣は、読書タ~イム!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― ここはボツコニアン ――
著者は宮部みゆきさん、2012年2月に発行されました。
表紙画および本文のイラストレーションは高山としのりさん、ブックデザインは板野公一さんによるものです。
『Here is BOTSUCONIAN』と英語題名が付されています。
「ぼつこにあッ??」
「ぐるるがるっるるっる~?」(←訳:そんな国あったっけ~?)
いい質問だわね。
はっきり言っちゃいましょう。
ボツコニアンは、あります。
ですが、実在はしていません。
「ふァ~??
あるのにィ、ないのッ?」
「ぐるがるぐるぅ~?」(←訳:禅問答ですかぁ~?)
どこかにあるけれど、
ここにはない世界――ボツコニアン。
御本の第一章で、著者・宮部さんは早々に明かしてしまうのです。
魔法石のエネルギーによって支えられる、ここ・ボツコニアンは、
《できそこないの世界》。
主人公の《選ばれし者》は
この世界の成立ちを変え、
本物の世界にするため、
旅に出なければならない。
「まほうゥ~…?」
「がるぐるる~…?」(←訳:選ばれし者~…?)
「どこかでェ、きいたァようなッ??」
えへん、いいんです。
ゲーム愛好家さんには、馴染みのある設定。
活字マニアさんや映画マニアさんにも
これ、どっかで見聞きしたわよね?な単語や登場人物さんたち。
おっと、いけませんよ。
先入観を持っては。
馴染みがあるというのは、
手垢がついちゃってる、ってことでしょうか?
もう飽きた、ってことでしょうか?
いーえ! そんなことありません!
「ありませんでスかァ??」
「ぐるるがるぅ~?」(←訳:ホントにぃ~?)
12年間、生き別れになっていた双子の姉弟(スター・ウォーズ?)。
実はこのふたり、
ボツコニアンの解説者たる『世界のトリセツ』(芸人さん?)の導きのもと、
すとーんと落っこちたり(アリス?)、
人語を解さないドラゴン(これが意外に……)に襲われたりしながら、
王都(定番)の、
地下迷宮(超定番)を目指す、
《双極の双子》ピピちゃんとピノくん。
予想外に骨太な、
ふたり(とトリセツ)の冒険は、
ええ、そうよね、
魔法世界の主役さんなのですから、
ちょっとやそっとの危難なんて、大丈夫!
……大丈夫なはず、よね?
う~ん、大丈夫だと思う、んですけど……
あらっ?
んまーっ大変!
背後に忍び寄るのはモンスターの影?!?
「がるるぐるーっ!」(←訳:どんと来ーいっ!)
「にげるがァ、かちィだよゥッ!」
「ぐるるる!」(←訳:言えてる!)
ボツコニアン世界に退路なし!
ならば、活字マニアの皆さまも
ピピちゃんピノくんとともに、
冒険の旅へ!