寒さに負けて、珈琲一服……ふぅ~、
熱々カフェにシナモンシュガーをひとふりすると手足まで温まりますよ♪
こんにちは、ネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるっ!ぐるるるーるる!」(←訳:虎ですっ!寒中お見舞い申し上げます!)
このところ、利休さんの御本、
茶人青年の物語に京都特集の雑誌と、京都関連の書籍類の御紹介が続きました。
底冷えする冬の京都から、本日は……
さあ、東海道をお江戸方面へと下りましょう!
活字マニアの皆さま、
こちらを、いえ、こちらへ、どうぞ~!

―― 美の壺 鎌倉 ――
編者はNHK『美の壺』制作班の皆さん、’10年12月に発行されました。
先日は北陸の古都に取材した『美の壺 金沢』を御紹介いたしましたが、
こちらは相州の古都、鎌倉に取材した一冊です♪
「かまくらッ! うみのォそばでスゥ!」
「がるーるるるーぐるる!」(←訳:海にはサーファーさんがいっぱい!)
源頼朝さんの政権獲得とともに
発展を遂げた古都・鎌倉――
もちろん頼朝さんの時代にサーファーさんはおりませんでしたけど、
一時期、ひどく寂れてしまったというこの町が
ふたたび脚光を浴びるようになったのは
ちょうど、世界的にマリンスポーツがひろまった時代、と重なりました。
20世紀、前半。
海水浴の効能がお医者さんたちによって
世に喧伝されました。
海岸での水遊びは、身体によろしいのである!
明治の名高い外国人医師・ベルツ博士が言うのですから、
間違いはございません。
「ふァいッ! じゃぶじゃぶッ!」
「がるるーる!」(←訳:水泳だね!)
京都から、東海道をえっさほいさとお江戸は日本橋方向へ歩き、
でも藤沢宿に着いたら、
はい、南へ折れましょう。
古来より、江の島の弁財天さまにお詣りする人々が多いため、
道は整備されておりますでしょ?
お詣りを済ませたら、海沿いの道を東へ、
とっとこ、とっとこ、と……
「あッ! だいぶつさまァ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:高徳院さんの阿弥陀如来坐像だね!)
大仏さま、鎌倉の仏師さんたちについては
壱のツボ『仏像に中国モードを探せ』、
誰もが愛さずにはいられない江ノ電沿線の風物は
弐のツボ『カーブの先に懐かしい風景あり』、
明治の貴族さん富豪さんたち、
そして文豪さんたちの御屋敷については
参のツボ『自然と溶け込む洋館の窓』、
四のツボ『石の表情が鎌倉の風景を作る』では
古き遺物やお寺さんの姿を、
五のツボ『地形をいかした庭園演出を楽しむ』では
山肌からにじみ出たような岩と庭のかたちを、
そして
六のツボ『青葉や花の匂いを感じて歩け』では
現代の鎌倉の町の、
小さな路地を。
再生を遂げ、
20世紀の変化も乗り越え、
いま21世紀に至った東の古都を案内してくれるこの御本、
鎌倉の美を愛する方々、
海を愛する御方、
それに歴史好きさんも、ぜひ!
「すんでみたいなァ、かまくらッ♪」
「がるるるーぐるぐるがる♪」(←訳:暮らしてみたいな海のそば♪)
「そうだッ!
ネーさ、べッそうゥ!
かッてくださいなッ♪」
べ、別荘ぅ~???
……無理ですわね。
きっぱり諦めましょう。
「けちィッ!」
「がるる~」(←訳:がっかり~)
さらなる読書街道紀行は明日に続きます。
別荘ではなく、
草鞋もしくはスニーカーを準備してお待ちくださいませ~♪
熱々カフェにシナモンシュガーをひとふりすると手足まで温まりますよ♪
こんにちは、ネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるっ!ぐるるるーるる!」(←訳:虎ですっ!寒中お見舞い申し上げます!)
このところ、利休さんの御本、
茶人青年の物語に京都特集の雑誌と、京都関連の書籍類の御紹介が続きました。
底冷えする冬の京都から、本日は……
さあ、東海道をお江戸方面へと下りましょう!
活字マニアの皆さま、
こちらを、いえ、こちらへ、どうぞ~!

―― 美の壺 鎌倉 ――
編者はNHK『美の壺』制作班の皆さん、’10年12月に発行されました。
先日は北陸の古都に取材した『美の壺 金沢』を御紹介いたしましたが、
こちらは相州の古都、鎌倉に取材した一冊です♪
「かまくらッ! うみのォそばでスゥ!」
「がるーるるるーぐるる!」(←訳:海にはサーファーさんがいっぱい!)
源頼朝さんの政権獲得とともに
発展を遂げた古都・鎌倉――
もちろん頼朝さんの時代にサーファーさんはおりませんでしたけど、
一時期、ひどく寂れてしまったというこの町が
ふたたび脚光を浴びるようになったのは
ちょうど、世界的にマリンスポーツがひろまった時代、と重なりました。
20世紀、前半。
海水浴の効能がお医者さんたちによって
世に喧伝されました。
海岸での水遊びは、身体によろしいのである!
明治の名高い外国人医師・ベルツ博士が言うのですから、
間違いはございません。
「ふァいッ! じゃぶじゃぶッ!」
「がるるーる!」(←訳:水泳だね!)
京都から、東海道をえっさほいさとお江戸は日本橋方向へ歩き、
でも藤沢宿に着いたら、
はい、南へ折れましょう。
古来より、江の島の弁財天さまにお詣りする人々が多いため、
道は整備されておりますでしょ?
お詣りを済ませたら、海沿いの道を東へ、
とっとこ、とっとこ、と……
「あッ! だいぶつさまァ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:高徳院さんの阿弥陀如来坐像だね!)
大仏さま、鎌倉の仏師さんたちについては
壱のツボ『仏像に中国モードを探せ』、
誰もが愛さずにはいられない江ノ電沿線の風物は
弐のツボ『カーブの先に懐かしい風景あり』、
明治の貴族さん富豪さんたち、
そして文豪さんたちの御屋敷については
参のツボ『自然と溶け込む洋館の窓』、
四のツボ『石の表情が鎌倉の風景を作る』では
古き遺物やお寺さんの姿を、
五のツボ『地形をいかした庭園演出を楽しむ』では
山肌からにじみ出たような岩と庭のかたちを、
そして
六のツボ『青葉や花の匂いを感じて歩け』では
現代の鎌倉の町の、
小さな路地を。
再生を遂げ、
20世紀の変化も乗り越え、
いま21世紀に至った東の古都を案内してくれるこの御本、
鎌倉の美を愛する方々、
海を愛する御方、
それに歴史好きさんも、ぜひ!
「すんでみたいなァ、かまくらッ♪」
「がるるるーぐるぐるがる♪」(←訳:暮らしてみたいな海のそば♪)
「そうだッ!
ネーさ、べッそうゥ!
かッてくださいなッ♪」
べ、別荘ぅ~???
……無理ですわね。
きっぱり諦めましょう。
「けちィッ!」
「がるる~」(←訳:がっかり~)
さらなる読書街道紀行は明日に続きます。
別荘ではなく、
草鞋もしくはスニーカーを準備してお待ちくださいませ~♪