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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ケロっ子シーズンの予兆。

2008-05-26 23:04:15 | その他
 雑貨屋さんの店頭にて、パチリ、しました。
 忍び寄る梅雨、なのでしょうか? 

「かえるゥちゃん、でスねッ、ネーさ」

 カエルちゃんの小物入れやクッキーも可愛かったんですが、テディちゃ、
 画像右下のキャンディに注目よ!

「きゃんでィ?」

 っていうか、飴ですね。
 金太郎飴風に作られたカエルちゃん飴です。
 その完成度に、おお!と感心いたしました。
 睡蓮(ハス?)の葉や、カエルちゃんの手の先の吸盤も、ちゃーんと飴の中に!
 すごいなぁ、どうやってここまで……。

「わんだふるゥ~♪」

 ピンクに白の図柄の飴は、テルテルボウズくんが主役です。
 こちらは素朴な風情ですね。

「むぴッ♪ どれもォ、おいしそッ♪」

 食べちゃう、のね、やっぱり……。
 

TOKYOあちこち、猫の街角。

2008-05-26 13:28:23 | ブックス
「にゃ~ッ! ごろごろォにゃんッ!」

 はい、テディちゃ、落ち着いて。
 御本にシッポは生えてませんから、ネコジャラシを振り回さないで下さいな。

「ネーさ、またたびィ、もッてませんかァ?」

 ……持ってません!
 えへん、さあ、ついついニャーと呟きたくなる、本日の一冊はこちらです!



              ―― 東京路地猫まっぷ ――


 
 画・文は一志敦子さん、’07年4月に発行されました。
 
 以前に御紹介しました若竹七海さんの『猫島ハウスの騒動』は、
 全編ネコまみれの楽しいミステリ作品でしたが、
 こちらの御本はフィクションではありません。
 東京の町々に暮らすニャンズを探し、観察し、イラストに仕立てた、
 ユニークなガイドブック、と言うべきでしょうか。

「あちこちにィ、いろんなァ、にゃんこォ、いるでスねェ~♪」

 広い東京、ニャンズはみな個性的で、逞しく生きています。
 お家で飼われているネコ、お店の看板ネコや、野良らしきネコ……。
 どこの街角、どの路地裏に、どんなネコたちが暮らしているのか、
 著者の一志さんは綿密にリサーチしました。
 時に、ふと目線を上にやれば、
 あらま、塀や高い屋根の上にもネコたちが。

「みゃおォん♪」

 猫がいる町を写すことは、人が住まう町を描くことでもありました。
 この御本で描かれている『猫と人の町』は、
 神田淡路町、根岸、上野公園、柴又、門前仲町、代官山、三軒茶屋、西荻窪、
 それに、吉祥寺、川越……。

「あはッ♪
 いめーじィ、わいてくるゥのでスゥ~♪」

 そうですね、いかにも細い路地にニャンコが佇んでいそうな、
 それとものどかにお昼寝していそうな、下町の面影濃い場所です。

 『まっぷ』と冠されているだけあって、
 ネコならぬ人を惹きつける美味しい食事やスイーツのお店、可愛い雑貨店、
 ここはネコに好かれそうだなぁ~と思える神社さん&公園なども
 取り上げられ、描き込まれています。
 巻末には、各お店の住所等の掲載されていますので、
 これはもう一級の東京ガイド本ですね。

「ちがうよォ、にゃんこのォ、ほん、だようッ!」

 ニャンズが先か、人が先か。
 ニャンゴロ声が聞こえる街角でしみじみと悩んでみましょう。
 ネコ大好き!東京散歩が大好き!な御方に、お奨めですね。
 
 以上、吉祥寺の路地裏に行ってみたくなったネーさがお送りいたしました♪

「♪またたびィ、もッてェ、まちをォ、あるけばァ~♪」

 それはルール違反ですってば。