明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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小沢氏の美人側近、倒閣を宣言! 「自ら不信任案提出も」

2012年10月20日 22時10分45秒 | Weblog

小沢氏の美人側近、倒閣を宣言! 「自ら不信任案提出も」

ZAKZAK )より

ZAKUZAKU②小沢氏は倒閣に動くのか。

岡本氏が戦略を語った

 新党「国民の生活が第一(生活)」の小沢一郎代表(70)が、古巣への対決姿勢を強めている。

かつての盟友・民主党の輿石東幹事長(76)から連携を模索するラブコールを受けながら、一蹴したのだ。

気になる「日本維新の会(維新)」の橋下徹代表(43)との距離。

次期衆院選を見据えて、剛腕政治家はどう闘うのか。

 「『生活』は期限を切って、10年後の脱原発を主張している」

 小沢氏は17日午後(日本時間同日夜)、ドイツのアルトマイアー環境相とベルリンで会談し、こう語った。

野田佳彦政権が「2030年代の原発ゼロ」方針を掲げるなか、さらに踏み込んだ「10年後の原発ゼロ」を公約に掲げるという。

 訪独直前の記者会見(15日)では、小沢氏は「今の野田内閣を信任することはあり得ない」と語り、内閣不信任案に賛成する考えを示した。

輿石氏が、鳩山由紀夫元首相を通じて「国会でもう一度、野党でなく一緒にやれないか」と呼びかけたことを拒絶する発言で、注目を集めた。

 小沢氏の「美人側近」として知られる生活の岡本英子衆院議員は「(輿石氏は)何を訳が分からないことを言うのか、という感想です。

小沢代表も『あり得るわけがない』と話していた」といい、続けた。

「私たちは、国民との約束を平気で破る野田首相に付いていけず新党を作った結果、除籍(=除名)されました。

消費税増税、原発再稼働、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)にも反対している。

私を含め、選挙区に民主党に刺客を立てられた仲間もいます。

それなのに自分たちが苦しくなると助け舟を期待するなんて…。

民主党を情けなく思います」


 確かに、衆院の与党過半数割れまで「マジック9」となり、民主党は「何でもあり」だ。

あの鳩山氏を外交担当の最高顧問に復帰させたうえ、竹島の領有権放棄を訴える共同宣言に署名した無所属の土肥隆一衆院議員まで会派復帰させた。

 自民党や公明党は、臨時国会での内閣不信任案提出を模索しているが、生活は政党支持率が低迷しているため、永田町では「早期解散を恐れて、不信任が出れば欠席して否決に協力するのでは」という見方もあった。

ZAKUZAKU① これに対し、岡本氏は「まったく逆です。『常在戦場』が口癖の小沢代表は、民主党離党予備軍の動きを計算し、自ら不信任案を出して可決させる道も考えていると思う。

私自身、民主党時代より、(生活の方が)ずっとやりやすい。

民主党が『脱原発』などで生活に政策を近づけているので、争点が明確な今のうちがいい」と話した。

 民主、自民、公明3党に対抗する「第3極」は、維新の橋下氏を中心に動いている。

小沢氏は「統治機構改革」を旗印に、中小政党が結集する「オリーブの木」構想を描く。

ただ、橋下氏以外の維新幹部の「小沢嫌い」は有名だ。

果たして、うまくいくのか。

 岡本氏は「小沢代表は、選挙区で第3極が争えば共倒れになるため、『(オリーブの木は)当たり前のことだ』と言っています。

第3極で大きな議席を獲得し、政界再編を起こすのが理想形です」と語っている。


小沢一郎 ドイツ視察終了「我々の脱原発の主張に裏づけが得られた」

2012年10月20日 22時02分28秒 | Weblog
小沢一郎 ドイツ視察終了「我々の脱原発の主張に裏づけが得られた」

(日刊ゲンダイ)より

小沢一郎代表ら「国民の生活が第一」の3日間(移動日除く)にわたる

ドイツ視察が19日終了した。

3日目は、ドイツ南部のバイエルン州にある再生可能エネルギーで全電力をまかなっている

メルケンドルフと、原発立地自治体のエッセンバッハを訪問した。


ドイツは「2022年の原発ゼロ」を決めている。

そうなると原発立地自治体は、税収や雇用が減るなどの影響を受ける。

しかし、そんな自治体の首長でさえも、もはや原発にはこだわっておらず、

太陽光発電施設の設置や別の企業誘致で脱原発を乗り切る方針に、

すっかり頭を切り替えていた。

3日間の視察を終えて小沢代表は、「我々の脱原発の主張に裏づけが得られた」

と強調したうえでこう語った。

「福島の事故でドイツ人の原発に対する意識が変わった。

ところが当事国の日本では、特に政治、行政、経済界でその意識は変わらず、

我々の主張は少数派だ。

ドイツ人は驚いていたと思う。

原発事故のあった福島を抱える日本だからこそ、

早く国策として脱原発を決めるべきだ」

後任が見つからない!田中法相辞任問題で右往左往 民主党のオソマツな内幕

2012年10月20日 21時56分32秒 | Weblog
後任が見つからない!田中法相辞任問題で右往左往 民主党のオソマツな内幕

(日刊ゲンダイ)より

次で9人目

◆もう江田と平岡くらいしか見当たらないが

外国人献金に加えて暴力団関係者との「黒い交際」まで発覚した田中慶秋法相(74)。

辞任はもう確実だ。


ところが、適当な後任が見つからず、官邸が大混乱しているという。

すぐに辞任させるのが当然なのに、野田首相が「病院での検査状況も踏まえて」

と煮え切らないのも、そのためだ。

「どのみち田中大臣の辞任は避けられませんが、後任が決まらないことには、

辞めさせるワケにいかない。

ただ、適任者がすぐには見つかりません。

副大臣を昇格させるにしても、山花郁夫副大臣はまだ衆院3回と

当選回数が少ない上、司法試験に10回落ちたという逸話の持ち主。

とても法相は務まらない。

松野信夫政務官は東大法卒で弁護士の資格も持っていますが、

やはり当選回数(衆1、参1)が足りません。

後任が決まるまで、時間を稼ぐ必要があるのです」(官邸関係者)

問題大臣の後ガマだから、身体検査も入念に行う必要もある。

それで、人選に手間取っているというのだ。


「ここまで来たら、参院枠がどうとか、田中法相の旧民社グループから

選ばなきゃとか言ってる場合ではない。

新たに任命した法相にまた問題が持ち上がれば、今度こそシャレになりません。

現実問題として、間もなく始まる臨時国会でソツなく答弁をこなせる人となると、

経験者から選ぶしかないでしょう。

民主党政権の3年間で、大臣の肩書がついたのは58人。

それが59人目になるのか、58人で打ち止めかというだけの話です」

(政治評論家・有馬晴海氏)


民主党政権にとって、法相は“鬼門”のひとつ。

経験者だけはやたらといる。

千葉景子→柳田稔→仙谷由人→江田五月→平岡秀夫→小川敏夫→滝実と来て、

田中が8人目の法相だった。


「千葉さんは落選中だし、柳田さんは『法相は2つの言葉で務まる』発言で

事実上の更迭、仙谷さんは問責を受けた。

小川さんは指揮権発動をめぐって総理とモメたし、滝さんは引退を表明していて、

内閣改造時には『もう年だから法相をはずして欲しい』と言った人。

江田さんか平岡さんくらいしか残っていないんですよね」(民主党関係者)

その江田と平岡にしても、在任中に一度も死刑を執行しなかったことで、

野党から「職務放棄」と批判を受けた。

「もはや民主党には、大臣の重責を担える人材は誰もいないということです」

(有馬晴海氏=前出)

法相ひとり交代させるだけでテンヤワンヤ。

次に誰か辞めることになったら、どうするのか――。


橋下市長ツイッターで怒りの「ノーサイド宣言」

2012年10月20日 21時52分42秒 | Weblog
橋下市長ツイッターで怒りの「ノーサイド宣言」

(日刊ゲンダイ)より

ツイッターで勝利宣言だ。「週刊朝日」が橋下徹大阪市長(43)の出自に関する

連載記事を掲載した問題で、発行元の朝日新聞出版が19日夜、

連載中止を発表し、親会社の朝日新聞も謝罪コメントを出した。

橋下氏は19日夜、ツイッターで“ノーサイド”を宣言した。


「これでノーサイドだが、その前に一言、言わせてもらう。

今回の件で僕の子どもにどれだけの影響があるか、じっくり想像しろ」

とツイートし、朝日新聞社への取材拒否を解除することも示唆した。


しかし怒りは収まらないようで、連載執筆者の佐野眞一氏に対して

「よくもこんなことを公にできたものだ。

こういう話は、フィクションとして想像の世界でやれ」と激しく批判。

また朝日新聞グループにも「過ちには二つある。

謝って何とか済む話と、謝っても済まない話だ」と連続ツイートで怒りをぶちまけた。

民主党秘書会豪華温泉ツアー

2012年10月20日 21時47分36秒 | Weblog
民主党秘書会豪華温泉ツアー

(日刊ゲンダイ)より

選挙より"旅行"が大事

政権転落の危機だというのにノンキな人たちだ。

民主党の衆院議員の公設秘書が所属する「民主秘書会」。

12月1、2日に、1泊2日の温泉旅行を企画していることが分かった。


本紙が入手した行程表によると、1日朝9時に永田町の議員会館をバスで出発、

つくばのJAXAやエキスポセンターなどを見学した後、栃木・湯西川温泉の人気老舗宿へ。

元ミス花笠の女将がいる秘境で、源泉かけ流しの20種類の風呂と会席料理を

堪能した翌日は、日光東照宮や富弘美術館などを見学する、

何とも盛りだくさんな旅行だ。

10月15日、各事務所に届けられた「旅行会のご案内」。

紙面には「ご多用とは存じますが、お誘い合わせの上、

ぜひともご参加いただきますようお願い申し上げます」と丁寧に書かれている。

野党のベテラン秘書がアキれて言う。

「臨時国会が開かれ、いつ解散・総選挙があってもおかしくないのに、

この時期に旅行に行くなんて信じられません。

選挙前は準備活動が山ほどある。

当然、他党の秘書会は旅行なんかしませんよ。

民主秘書会はゴールデンウイークにも韓国旅行に出かけているし、

臨時国会が終わった9月末には、ホテルで豪勢な懇親会もしている。

選挙は大逆風なはずなのに、随分と余裕があるのですね。

これも、議員が甘いから許されるのでしょう。

自民党のセンセイなら絶対に許しませんよ」

残りわずか、与党の公設秘書でいられるうちに思い出をたくさんつくりたい

ということなのか、それとも選挙は来年夏の任期満了とみているのか。

旅行の“真意”を秘書会長に聞いた。

「秘書同士の交流は大切だし、勉強を兼ねた視察もするので、

ただの旅行とは意味合いが違います。

毎年12月に旅行をするというのは、ずっと以前に決めたこと。

それに沿っているだけですよ。

当然、解散があれば中止します」

日本は永遠に独立できない鴨

2012年10月20日 20時44分16秒 | Weblog
日本は永遠に独立できない鴨・・・(飯山一郎)より


日本という国は、自由で民主的で安全で豊かで綺麗な独立国家だ!

と思ってるシトがまだいるらしいが、おめでたい。ww

ほんとうに悲しいことだが、そして涙が出るほど口惜しいことだが…、

この国は、自由ではない。民主的ではない。安全でも豊かでもない。

昔のままの綺麗な国のように見えるが、その実態は、放射能に汚染

された危険な国である。


さらに日本という国は、残念なことに、独立国家ではない!

悲しいかな、アメリカの植民地、いや植民地以下の属領なのだ。

新聞もテレビも検閲されてて、軍隊(自衛隊)は米軍の指揮下にある

し、内閣も総理大臣以下ほとんどの大臣がアメポチか手羽先。


これでも足りず、総理官邸のなかには米国政府要員の執務室があり、

『総理官邸5階に座る「謎の外国名女性」の素性!』とか、半分以上

は真実である「植民地支配の実態」があるのだ。


しっかし、わが国の最高統治機構である総理官邸が、米国によって

直接管理されている!というのだから、情けないことこの上ない。


米国による日本支配の構図は、永田町や霞が関界隈(かいわい)の地図

を見れば明々白々だ。


米国大使館の位置は、国権の最高機関(永田町や霞が関)にほぼ隣接し、

地下では繋がっていて、これこそまさに「地政学」的な支配といえる。

しかり、米国の日本支配は直接的!なのでR。


原発ゼロの政府方針ついても、米政府は日本に原発ゼロの閣議決定

を回避するよう求め、さらに「日本国内で外圧と取られないように注意

してほしい」などと口止めしていたという。(その記事)。


まーまー、何から何までアメリカ様の言いなりのヌッポン。

ま、アッチは宗主国、コッチは属領なんだからシャーないけど…。

自主独立の気概!なんてものをもった奴隷はいないのが普通だし…。

いじめのない学校に 大津の2小学校で取り組み

2012年10月20日 20時39分31秒 | Weblog
いじめのない学校に 大津の2小学校で取り組み

いじめ撲滅の思いを込めて児童が胸に付けたイエローリボン
(19日午前10時半、大津市・逢坂小学校)=撮影・辰己直史 

大津市で昨年10月、当時中学2年の男子生徒が自殺した問題を受け、市内の

2小学校で19日、いじめや学校生活について考える取り組みがあった。

市教育委員会が呼び掛けた「命を大切にする取り組み」の一環で、

いじめのない学校へ思いを新たにした。

 逢坂小では2年前から、人権週間にあわせて「イエローリボンキャンペーン」

に取り組んでいる。

今年は児童会の提案で「いじめをしません」「させません」

「見逃しません」と、いじめ撲滅の思いをリボンに込め、この日からスタートした。

 児童会の役員8人が、3年生以上のクラス代表にリボンを配布。

子どもたちはさっそく胸に付け、各学級で作る「いじめま宣言」を

書き込む用紙も配られた。

宣言は今月末から校内に張り出す予定で、児童会長の向井千尋さん(11)は

「みんなが明るく、いじめのない学校になってほしい」と話していた。

 また志賀小では、ロンドンパラリンピックに卓球日本代表として

出場した卒業生の木下佑輝さん(21)を招いた。

児童5人との対戦を楽しみ、質問に答えた後、メッセージを語った。

 「僕も小学校のとき、いじめというほどではないけど嫌な思いをしたことがあった。
]
でも、必ず助けてくれる人がいた。

いじめられたら悩まず、誰かに相談してください。

大津だけでなく、世界からいじめがなくなるよう祈っています」

と全校児童に優しく語った。

「孤独死」から「孤立死」へ 新局面に入った貧困問題

2012年10月20日 20時29分39秒 | Weblog

「孤独死」から「孤立死」へ 新局面に入った貧困問題

(田中龍作)より

参加者たちは芝公園から浜松町に向けて幹線道路をパレードした。=20日午後、東京港区。写真:田中撮影=

参加者たちは芝公園から浜松町に向けて幹線道路をパレードした。=20日午後、東京港区。写真:田中撮影=

 貧困が底なし沼化しつつある。つい数年前まで「実家に帰れば何とか暮らしていける」と言われてきた。

家賃は要らない、食事は親と共に食べればよいからだ。

 ところが親の年金は少なくなり、いい年をした子まで食わせていくことができなってきた。

親と子が共に餓死あるいは衰弱死する「孤立死」が、「孤独死」にとって代わった。

貧困問題は新局面に入ったのである。

 働こうにも職はない。職はあっても家賃を払って食って行けるだけの収入はない。

 有期雇用の労働者のうち年収200万円以下が57・3%(厚労省主催・有期労働契約研究会=2009年)。

給与所得者の23%が年収200万円未満(国税庁=2010年)。

非正規労働者の半分以上が年収200万円以下、労働者の5人に1人が年収200万円未満なのである。

 これでは貯金のしようもない。

雇用契約の更新がなくなり次の仕事がみつからなければ、たちまち生活できなくなる。

病気になっても同様だ。

 生活保護は最後のセーフティーネットであるのに、役所の支給審査は俄然厳しくなってきた。

お笑いタレントの不正受給問題は、役所にとって格好の締め付け材料だ。

生活保護申請に行くと役人は「あなた河本さんの例を知ってるでしょ」と言って支給すまいとする。

 やむにやまれず生活困窮者となった人たちに死ねというのだろうか。

「反貧困世直し大集会2012」が都内できょう開かれた。

(主催:反貧困ネットワーク)

「同一労働、同一賃金の確立」は言われ始めて久しいが、一向に改善されない。=写真:田中撮影=

「同一労働、同一賃金の確立」は言われ始めて久しいが、一向に改善されない。=写真:田中撮影=

 「同一労働、同一賃金の制度確立を」と書いたプラカードを持って参加しているのは新宿の僧侶だ。

年間80件の自殺や孤立死に立ち合い、お経をあげている。

月5~6件のペースである。

 「自殺も孤立死も背後にあるのは貧困だ。

根っこを絶たない限り問題の解決とはならない」。

僧侶は口元を引き締めるようにして話した。

 都内から参加した非正規労働者(30代・男性)の月収は10万円台だ。

「結婚なんて考えられない。我々は失業率のうちにカウントさえされていない」。

男性は悔しさをぶつけるように語った。

 1%の富裕層のために99%は貧しい生活に沈められたままとなる。

「働けば報われる」という至極当然の摂理を失った国は、一体何主義と呼ぶのだろうか。

未来なきシステムであることは間違いなさそうだ。
 


「みずほ銀行不正融資事件」関連報道スクラップ 武田広人詐欺事件

2012年10月20日 20時18分00秒 | Weblog
「みずほ銀行不正融資事件」関連報道スクラップ 武田広人詐欺事件

不正融資でリベート2億円 詐欺で起訴のみずほ銀元行員の素顔

[疑惑の濁流]より

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110109/crm11010912510040-n1.htm

 メガバンク行員が自ら知人に融資を持ちかけ、不正に得た融資の約半額をキックバックさせる-。

東京地検特捜部が摘発したみずほ銀行元行員の不正融資事件は、元行員が詐欺行為を主導した構図が浮かんだ。

近年、三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行などで行員と融資先企業との癒着が発覚し、一部は事件化したが、捜査関係者は今回の事件を「より悪質なケース」と指摘する。

その中身とは…。

(上塚真由)


実行された億単位の融資

 詐欺罪などで21日に起訴されたのは、みずほ銀行元行員の武田広人被告(35)ら。

捜査関係者らの話を総合すると、事件は次のように進んだ。

 「カネを借りないか」

 平成20年5月ごろ。

コンサルタント会社を経営する宮田誠被告(66)は、仕事を通じて数年前に知り合った武田被告に、こう持ちかけられた。

 2カ月ほどたった7月には、武田被告からの話はより具体的になった。

「融資額は3億5千万円」。

宮田被告の会社は資本金1千万円に過ぎない。

「そんな大金は借りられませんよ」と答えたが、武田被告からは「大丈夫。言うとおりにすればいいから」と言われた。

約3億5千万円の融資が成功すると、10月にはさらに約1億5千万円の融資が実行された。

 ほぼ実体のない会社にどうやったら、億単位の融資を実行できるのか。

 武田被告らは、宮田被告の会社が1千万円の売り上げしかないのに、約60億~72億円の売り上げがあるように虚偽の決算報告書を作成し、確定申告書や税務署の証明印も偽造。

みずほ銀行にこれらの書類を提出し、融資を引き出していた。


 税理士の吉野道明被告(48)の役割は税務書類の偽造だった。

 融資後も、用意周到だった。

武田被告は5億円のうち5千万円を、みずほ銀の宮田被告の会社名義の口座に入金し、利子分の支払いに充て、不正融資の発覚を防いでいた。

残り4億5千万円は、武田被告と宮田被告で2億2500万円ずつ山分けした。

武田被告は、6千数百万円の東京都墨田区の高級マンションを現金で購入するなど、キックバック分を私的に流用させた。

 武田被告にはほかにも不正融資にかかわった疑いがあり、捜査関係者の一人は「詐欺師が行員になったかのようだ。

大手銀行にこんな行員がいたとは…」と驚きを隠さない。


成績優秀者として表彰も

 不正融資の疑いが発覚したのは、今年夏ごろだ。

武田被告が代表を務めるコンサルタント会社「Y.M.T」(東京都墨田区)に国税当局の査察が入り、複数の企業から多額の資金が流れていることを突き止めたことが発端だとされる。

 武田被告は立教大を卒業後、平成10年に入行。

八重洲口支店などをへて、19年8月から築地支店渉外課課長代理となり、21年9月に自主退職した。

 「一人で大手家電販売企業の新規融資を取ってきた」

 「半年で新規の融資を20件取った」

 みずほ銀関係者によると、仕事ができると評判の行員だった。

成績優秀者に贈られる「みずほアワード」という賞を十数回も受賞していたといい、

「一度受賞できたら、それだけで自慢できる。

十数回も取る人なんて聞いたことない」(同関係者)。


 一方で、別の行員は「全く協調性がなく、一匹狼タイプだった」と話す。

「課長を飛び越して、上の副支店長や支店長とやり取りをして決裁を取ることもあった」とも明かす。

 東京・銀座の高級飲食店などで豪遊する姿もみられ、「普通の行員の収入では考えられない派手な生活を送っていて、国税に目を付けられた」と話す関係者もいる。


突かれた制度の“穴”

 なぜ、みずほ銀は約600倍もの売り上げの水増しを見抜けなかったのか。

審査態勢のずさんさも指摘されている。

 捜査関係者やみずほ銀関係者によると、武田被告が行った融資は、担保や保証人が必要のないものだった。

また、融資額によって決裁者が異なり、「5億円以下」は支店長決裁で済み、本部の審査部のチェックはなかったという。

 「武田さんはかなり仕事ができたので、支店内では『おまえの持ってくる案件なら安心だ』と書類を全面的に信用して決裁していたという話があった」と証言する行員もいる。

 新規融資する際は本来、税務署のハンコがある正式な決算書類が必要だが、「そこまでしないといけないのか」と提出を渋る中小企業もあり、実際は、融資先企業の申告に基づいて書類を作ることも許されていたという。

 ある行員は「粉飾決算を防ぐため数年前から書類のチェックが厳しくなったが、実際は上司に『書類を出したがらないお客さんなので』といえば、申告に基づく書類でも通用した」と話す。武田被告は、こうした制度の“穴”を突いて不正融資を繰り返した可能性がある。

問われるメガバンクのずさんな審査態勢。

 決算報告書を偽造する手口は、21年に警視庁に摘発された三井住友銀行の融資金をめぐる詐欺事件と同様だ。

メガバンクの行員の犯罪は後を絶たない。

 元行員(45)は、不動産会社「コシ・トラスト」社長(42)とともに、総額計約4億5千万円の融資金を詐取したとして起訴された。

警視庁の調べなどによると、元行員はコシ社社長の申し出に応じる形で、月30万円のマンションの家賃を肩代わりさせ、1回8万円近くの飲食・風俗接待を受けるなどした。

その見返りに、湯水のように融資し、コシ社への融資総額は5年間で612億円に上り、164億円が焦げ付いた。

 また、東京三菱UFJ銀行でも、21年の巨額脱税事件で逮捕された宗教法人代表側への地上げ資金をめぐる融資の問題が発覚した。

摘発されなかったものの、元支店長が宗教法人代表から高級腕時計を受け取っていたほか、元最高幹部も接待を受けるなど“癒着”が問題視された。

 共通するのは、借りる側から積極的に働きかけを受け、融資を実行している構図だ。

これに対し、みずほ銀の武田被告は自ら融資を持ちかけ、主体となって融資金を引き出している点で大きく異なる。

 みずほ銀で今回、判明した不正融資について「コシ・トラスト事件とは正反対の構図。行員が主導的に行った点で悪質性は高い」と指摘する捜査関係者もいる。

 今回の事件でみずほ銀は詐欺の「被害者」だが、メガバンクのずさんな審査態勢、行員のモラル低下が改めて問われる形となった。


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■みずほ銀行の元行員ら逮捕 不正融資の疑い、東京地検
【共同通信】2010/12/01 18:13

 東京地検特捜部は1日、取引先の売上高を水増しし、みずほ銀行から約5億円の
融資を引き出したとして詐欺容疑で築地支店の元課長代理武田広人容疑者(35)ら
3人を逮捕した。

 ほかに逮捕されたのは、経営コンサルタント会社「プロシード」(東京)を経営する
宮田誠容疑者(66)、税理士吉野道明容疑者(48)。

 逮捕容疑は、2008年7月と同10月の2回にわたり、プロシードの年間売上高が
約1千万円しかなかったのに約60億~72億円とする虚偽の決算報告書を、
みずほ銀行築地支店長らに提出するなどして計約5億円の融資を引き出した疑い。


http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010120101000670.html


http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXNASDG1102Z_R10C11A1CC1000

みずほ銀不正融資、元行員を再逮捕 8800万円脱税容疑

2011/1/11 20:12日本経済新聞 電子版

 みずほ銀行元行員らによる不正融資事件で、東京地検特捜部は11日、同行からだまし取った融資金の取り分を隠し、所得税約8800万円を免れた疑いで同行元行員、武田広人被告(35)=詐欺罪で起訴=を所得税法違反(脱税)の疑いで再逮捕した。

 武田元行員の再逮捕容疑は2008年、詐取金のうち約2億3000万円を取り分として受け取りながら、取引先の経営コンサルタント会社社長からの預かり金などと偽装し隠蔽。

同年分の所得税約8800万円を脱税した疑い。

関係者によると、東京都内の新築マンション購入や、飲食店での遊興費など大半を個人的使途に充てていたという。

 武田元行員は昨年12月、08年に経営コンサルタント会社社長らと共謀し、同行から返済見込みのない融資金約5億円をだまし取ったとして、詐欺罪で起訴された。


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■みずほ元行員 脱税で再逮捕 東京地検特捜?

 みずほ銀行元行員の不正融資事件で、同行からだまし取った金など約2億3300万円の所得を隠したとして、東京地検特捜部は11日、所得税法違反(脱税)容疑で、元同行築地支店課長代理の武田広人被告(35)=詐欺罪で起訴=を再逮捕した。

 調べによると、武田被告は、詐取金の分配金などを含む平成20年分の所得約2億3300万円を、経営コンサルタント会社代表、宮田誠被告(66)=詐欺罪で起訴=からの預かり金と仮装するなどして税務申告せず、約8800万円を脱税した疑いが持たれている。

関係者によると、武田被告は隠した所得で、6千数百万円の新築マンションを購入したり、遊興費に充てたりしていたという。

 武田被告は宮田被告らと共謀して20年、宮田被告の会社の決 マビノギ rmt

算報告書などを偽造。

同行から計約5億円を引き出したとして、昨年12月に特捜部に詐欺容疑で逮捕、起訴された。

武田被告は分配金として2億2500万円を受け取っていたという。

 特捜部は、武田被告がかかわったほかの融資についても、不正融資の疑いがないか慎重に調べを進めている。


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■ホッコク元社長を立件へ=不正融資関与の疑い―みずほ元行員詐欺・東京地検

 みずほ銀行から融資金をだまし取ったとして元行員らが逮捕、起訴された事件で、ジャスダック上場でラーメン店「どさん子」などをチェーン展開する「ホッコク」(東京都中央区)元社長(41)の関係する会社にも不正な融資が行われた疑いが強まったとして、東京地検特捜部は25日、近く詐欺容疑で、元社長と元行員武田広人被告(35)=詐欺罪などで起訴=ら数人を立件する方針を固めた。

 捜査関係者によると、元社長はホッコク社長に在任中の2009年、武田被告らと共謀し、自らの関係する会社について、実際の売上高を水増しした虚偽の決算報告書などをみずほ銀に提出、数億円を融資させ、だまし取った疑いが持たれている。 

野田・谷垣が解散巡り密約か

2012年10月20日 20時10分06秒 | Weblog
野田・谷垣が解散巡り密約か

(まるこ姫の独り言)より

まあ、野田首相のふてぶてしさには呆れかえる。

嘘で塗り固めた政治手法には、辟易する。

野田首相にかかったら、自民党の谷垣前総裁などを騙すことくら

い赤子の手をひねるほど簡単な事だっただろう。

19日、自民党が新総裁になって初めて3党首会談をしたが、ま

たもや、老獪な野田首相にしてやられてしまった格好だ。

>3党党首会談決裂、解散示さず 「空手形」ツケ重く・・・産経新聞

>野田佳彦首相が「近いうち解散」の約束を履行する気がない

ことが明白となった。

18日の民主、自民、公明3党の幹事長会談で、

民主党の輿石東氏が解散時期に関し、首相から「新提案」

があるとし、自公両党に期待を抱かせただけにその失望は大

きい。

輿石幹事長が前日、解散時期について野田首相から新提案が

あると言った時には、またもや延命策の打ち合わせかと思ってい

たが、やはりというか、納得と言うか、近いうち解散は反故にされ

たも同然になってしまった。

大体が、日頃の野田首相の、発言・言動を見ていたら、分かると

思うが、この議員は誠実さが皆無だ。

口では、“誠実に"だとか”実直に"だとか、”泥を這いずりまわっ

て"とか言ってはいるが、約束も、発言も守られたためしがない。

すべてが、上っ面だけで中身が無いのは、だれもが感じている事

ではないか。


初回の安倍総裁はまだしも、公明党の山口代表は、まだ野田首

相を信じていたのだろうか。

信じていたとしたら、この議員も甘い。

安倍総裁も、いかにもボンボン育ちが前面に出て、野田首相に

取っては良いカモ同然だ。

はっきり言えば、野田首相の詐欺師的発言にかなうものなど誰も

いないのではないか。


>自民党の安倍晋三総裁がたたみかけた。

「あなたは谷垣さんに『来年の予算編成をしない』と言った。

私は引き継ぎを受けている」

もう、本人を連れて来て、対決させるしかない(笑)

野田首相は、”言った言わないは言いたくな」としたうえで、予算

編成を行わないとは言っていない”と述べたそうだが、ああ言えば

こう言うで、のらりくらり、人を交わす術にたけているのが、この国

のトップリーダー野田首相だ。

私にはやり残した政策が一杯あると言う首相のおかげで、国会は

未だに開かれない。

開かれたところで、田中法相のドタバタで審議はストップ状態だろ

うし、お金がないと言いながら国会ではじゃぶじゃぶと、税金が議

員に消えて行く。

議員と官僚焼け太り天国日本と言うところか。