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スポーツナビ
サッカー日本代表は現地時間16日、国際親善試合のブラジル戦に臨み、0-4と完敗を喫した。
ブラジルから初勝利を挙げることはできず、通算対戦成績は2分け7敗となった。
日本のスターティングメンバーには、香川真司、長友佑都らが名を連ねた。
負傷のためフランス戦は出場を回避した本田圭佑も先発に復帰した。
序盤は王国ブラジルに対して、互角の戦いを演じる日本。
しかし、10分過ぎからブラジルがペースを握り始めると、12分にミドルレンジからパウリーニョにトゥーキックでシュートを決められ、先制点を奪われる。
さらに26分、ペナルティーエリア内で今野泰幸がハンドを取られ、PKを献上。そのPKをネイマールに落ち着いて決められ、0-2とされる。
その後もブラジルに攻め込まれる危ない展開が続くも、何とかしのぎ、日本は2点のビハインドで前半を終えた。
後半に入ると日本は、内田篤人に代えて酒井宏樹、中村憲剛に代えて乾貴士を投入する。
しかし、悪い流れを断ち切れず、後半3分に右CKからのボールを受けたネイマールが左足シュートを放つと、ボールが吉田麻也に当たり3点目。
その後もカカにダメ押しとなる4点目を奪われてしまう。
日本はザッケローニ監督就任後、初の大量4失点でなすすべなく敗れた。
日本は次戦、11月14日にワールドカップ・アジア最終予選の第5戦、
アウエーのオマーン戦に臨む。
GK:1 川島永嗣
DF:5 長友佑都、6 内田篤人→21 酒井宏樹(後半0分)、15 今野泰幸、22 吉田麻也→16 栗原勇蔵(後半45分)
MF:4 本田圭佑、7 遠藤保仁、14 中村憲剛→9 乾貴士(後半0分)、17 長谷部誠(Cap)→13 細貝萌(後半17分)
FW:8 清武弘嗣→19 宮市亮(後半45分)、10 香川真司
サブ:12 西川周作、23 権田修一、3 駒野友一、25 酒井高徳、11 ハーフナー・マイク、20 高橋秀人、24 佐藤寿人
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■試合後、本田のコメント
(今日の試合を振り返って)悔しいです。
大差で負けることは予測していなかったのが正直なところです。
僕は普段ロシアでプレーしていますが、久しぶりにこういう強豪と戦って楽しかった。
(1トップでの先発だったが)1トップというより0トップのイメージでした。
失点シーン以外ではチャンスも作れたし、ゴールに迫れたと思います。
差があるとしたら、フィニッシュの精度です。
最初から主導権を握るつもりで戦っていました。
すごいやりがいのある試合でしたが、1点目、2点目を続けて取られたことが
痛かったなと思います。
■試合後、ザッケローニ監督のコメント
昨日の会見でも言ったが、ブラジルはスペインと並んで世界一の実力を持っている。
戦力的にもわれわれより格上だ。
何が通用し、何が通用しないのかを測りたかった。
結果がついてこなかったのは残念だったが、試合へのアプローチには満足している。
(今後に向けては)まずワールドカップの出場権を早く獲得したい。
それに加え、世界の強豪との試合をオーガナイズして経験することで、
世界への距離を測り、そこを縮めていきたいと思う。