明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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白蛇は、神様のお使い。

2012年10月11日 22時44分03秒 | Weblog

白蛇は、神様のお使い。・・・(飯山一郎)より

蛇は神様の使い、特に白蛇は、弁財天の化身とされ、

大変縁起の良い生き物とされている。

そこで鷲は、白蛇縁起の文章を書き、

白蛇の写真を添付してフェースブックに投稿した。

これが大いに喜ばれ、「写真を頂戴!」という要望が殺到。

よってソノ写真と文章をココにもアップする。

鷲は縁起やゲンは余りかつがないクチなんだが、

今回、縁起が良くなること最高!という白蛇の写真をアップする。

この白蛇の写真拝み、手を合わせると、パチンコが出っぱなしになるわ、

五十肩は治るわ、株を売ったら下がるわ、FBの友だちは増えるわ、

死にそ~だった親友は生き返るわ、沖縄に行ってもハブに食われないわ、

きのこちゃんに会えるわ…、きのこちゃんはヒョウ柄のスパッツはいた

オバンではなかったわ、想像以上の美人だったわ…、

とにかくEーことばかり!

鷲、すっかり縁起かつぎ爺さんになりました。

はい。

なお、ありがたい白蛇様の写真はココをクリックすると、

大きな写真が出てきます。

写真の白蛇様は、鹿児島市の青年実業家・川崎さんが今も大切に飼っています

 


細野「選挙の顔」はマヤカシ 民主党10・28ご臨終

2012年10月11日 21時40分46秒 | Weblog
細野「選挙の顔」はマヤカシ 民主党10・28ご臨終

(日刊ゲンダイ)より

鹿児島3区補選 総力戦の末に惨敗でもはや上がり目なし

今月28日が民主党瓦解の「Xデー」になりそうだ。

その引き金になるのが、衆院鹿児島3区補選(16日告示、28日投開票)。

国民新党が、自殺した松下忠洋前金融相の後継として元秘書の野間健氏(53)を擁立。

民主は連立パートナーとして全面的に支援し、

自民党は元職公認の宮路和明氏(71)が返り咲きを狙う。


事実上、民・自の一騎打ちで、党首選後初の“力試し”。

次の総選挙を占う格好のモデルケースとあって、両党とも総力戦になっている。

自民は16日の出陣式に石破幹事長、21日には小泉進次郎青年局長が

3区入りする予定で、終盤には安倍総裁も応援に駆けつけるという。

民主も負けじと「党の看板」が連日、鹿児島入り。

民主党選対幹部が言う。

「公認候補と同様に全力で支援します。衆院過半数割れを阻止するためにも

議席を死守しなければならない。

先の3連休は6日に細野政調会長、7日は馬淵元国交相、

8日に山井国対委員長が入った。

今後も続々と大物を送り込んでいきます」

だが、民主が「大物」とやらをどれだけ投入しても、

「現状では自民党の年寄り候補に15ポイント以上も引き離されている」(地元関係者)という。

つまり、当たり前だが民主党の看板はまるっきり票につながっていない。

「随一の人気者」という触れ込みの細野にしたって、

街頭演説には100人程度の聴衆を集めるのがやっとだった。

党の看板を総動員して敗れれば、政権へのダメージは計り知れない。

細野の神通力もマヤカシと分かってしまう。

「自分も民主党にいたらダブルスコアで負ける」と、

離党予備軍以外だって、マッ青になって逃げ出すだろう。

「ただ、離党して維新に行けば勝てるのか、無所属の方がマシなのか。

今の野田首相には、そんな比較論だけしか離党を食い止める

材料は残されていません」(政治評論家・有馬晴海氏)

国民新党を含めて衆院の与党過半数割れまでマジック8。

閣僚の醜聞も続出し、もはや野田政権はバンザイ寸前だ。

28日の惨敗結果が、最後のヒト押しとなる。

CIA退職金で始めた「壁の穴」の秘密

2012年10月11日 21時35分07秒 | Weblog
CIA退職金で始めた「壁の穴」の秘密

[春名幹男「国際情報を読む」]

(日刊ゲンダイ)より

事実上の日本初スパゲティ専門店「壁の穴」。

その創業者、成松孝安さんが先週亡くなった。87歳だった。

実は、成松さんは米中央情報局(CIA)の初代東京支局長ポール・ブルームの

自宅で執事をしていた。

とはいっても、成松さん自身は、1997年に私が真相を伝えるまで、

「ブルームさんは外交官だと思っていた」という。


2人が出会ったのは1948年8月のこと。

終戦後、米海軍横須賀基地の通訳をしていた成松さんは横須賀の海岸で

ノーマン・メイラーの小説を読んでいたところ、ブルームが話しかけてきた。

いきなり「東京で仕事をしないか」と誘われ、断ったが、翌日、

基地の提督に呼ばれて、「ブルーム氏は力があるから」と説得された。

待遇はよかったが、「見聞きしたことは誰にも言うな」と

箝(かん)口(こう)令を敷かれた。

CIAは前年発足したばかりだった。

ブルームは横浜・山手の生まれ。

コロンビア大で学び、戦時中にCIAの前身「戦略情報局」(OSS)要員となった。

スイスでは後のCIA長官アレン・ダレスの指示で、海軍武官、

藤村義朗中佐らとの終戦工作にも当たった。

ブルームは渋谷区神山町の邸宅を入手、そこに各界の著名人を

招いて巧みに情報を収集した。

成松さんら4人が住み込みで働き、彼を支えた。

毎月第2火曜日夜の夕食会は壮観だった。

報道界から笠信太郎朝日新聞論説主幹、学界から東畑精一東大教授、

官界から前田多門元文相ら「8人のサムライ」が集まった。

日本の政治が話題の時には、吉田茂首相が近くの麻生邸から歩いてやってきた。

ブルームは大磯の吉田別邸に招かれたこともあった。

議論の内容は毎回まとめてワシントンに報告された。

ブルームのオフィスは三井本館のGHQ(連合国軍総司令部)外交局にあり、

彼は「外交官」を偽装していた。

吉田は正体を見破っていたようだ。

しかし、対日講和条約が発効して約1年後の53年3月、

成松さんは25万円の退職金をもらってブルーム邸を去った。

それにブルームや知人が足した計100万円の資本金で始めたのが「壁の穴」だ。

スパイの店らしい店名はブルームが命名した。

最盛時には全国で42店舗を数えるほど繁盛した。

ブルームは81年、ニューヨークで亡くなった。


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◇春名幹男 早大客員教授。
1946年、京都市生まれ。
大阪外大卒。
共同通信ワシントン支局長、特別編集委員を経て現職。
95年ボーン・上田記念国際記者賞受賞。
「秘密のファイル―CIAの対日工作」など著書多数。

[IMF総会]血税90億円で世界の恥さらし

2012年10月11日 21時29分12秒 | Weblog
[IMF総会]血税90億円で世界の恥さらし

(日刊ゲンダイ)より

「おもてなし」はプリクラだけ

◆英誌は「お粗末な主催国」と酷評

9日に東京と仙台で開幕したIMFと世界銀行の年次総会は国際的なビッグイベントだ。

日本での開催は実に48年ぶり。14日までの期間中には、加盟188カ国から官民

合わせて約2万人が来日する。

いずれも、世界を動かす金融・財政政策のトップばかりだ。


「年次総会は3年に1度だけ、IMFと世銀の所在地・米ワシントン以外の加盟国で行う。

つまり、オリンピック並みに回ってこない。

今年はエジプト開催の予定でしたが、政情不安のために断念。

そこで日本が『震災からの復興』を世界にアピールしようと名乗りを上げて、

開催の運びとなったのです」(財務省関係者)

中国閣僚の欠席でミソをつけたとはいえ、日本のセールスポイントを世界に伝える

絶好のチャンスだし、並み居るVIPと交流を深めれば、その後のビジネスチャンスになる。

日本の文化や先端技術をアピールすれば、低迷する経済の起爆剤となる。

それなのに、あろうことか、日本は財務相が交代したばかりのド素人。

みすみすチャンスを逃しているようなものだ。


案の定、英経済誌「エコノミスト」に〈日本はお粗末な主催国。

こんな経済外交を展開してはいけないという教訓を与えてくれた〉

と酷評される始末だ。

48年前は東京五輪と開催時期が重なり、当時の田中角栄蔵相の「1回のIMF総会は、

100回の国際見本市に相当する」という大号令のもと、華々しい総会を

演出したものだ。しかし、今回は何もしていないも同然だ。


「総会を仕切る財務省がテンでなっちゃいないのです。

接待を受ける側には慣れっこでしょうが、世界のVIPのもてなし方は勉強不足。

開催直前まで、あらゆる料理研究家に声をかけ、

『日本食は何を振る舞えばいいか』『どんな土産なら喜ばれるか』

『VIPはどこに招待すべきか』と、イチから教わっていました」(あるフードジャーナリスト)


◆日本売り込みの機会を自ら潰す愚

この体たらくだから、メーン会場(東京国際フォーラムと帝国ホテル)の

周辺地域との連携も不十分だ。

すぐそばには銀座、有楽町、日本橋と日本有数の商業地域が広がっているのに、

宝の持ち腐れである。

「メーン会場に設置された“おもてなし”の切り札は、歌舞伎役者や

桜などの背景を選んで記念撮影できる『プリクラ』程度……。

政府は日本を売り込むチャンスを自ら潰しています」(民間シンクタンク研究員)

総会開催には約90億円の血税がつぎ込まれているが、

結果は世界に恥をさらしただけ。

途方もないムダ遣いである。

衝撃の専門書「川魚の放射能はなくならない」

2012年10月11日 21時23分36秒 | Weblog
衝撃の専門書「川魚の放射能はなくならない」

(日刊ゲンダイ)より

「時間がたてば解決」は大きな誤解

福島原発の事故から1年半がたち、放射能汚染への警戒心が薄れているが、そんな中、

ショックな本が出た。国会事故調で参考人になった東京海洋大名誉教授、

水口憲哉氏が書いた「淡水魚の放射能」(フライの雑誌社)である。


これまで野菜や海水魚、海藻などへの汚染は何度も話題になり、報道も多かった。

しかし、アユなどに代表される川魚の汚染について、

きちんと書かれたものはなかった。

水口氏の著書はまさに、そこに注目、言及しているのだが、恐ろしいことが書かれている。


例えば、アユ。2011年5~10月の観測では、福島県内の真野川や伊達市内の阿武隈川

で獲れたアユから1000ベクレル/キロを超える計測値が出たという。

これは事故直後だから、しょうがないとして、いわき市の夏井川では

2011年5月末に380ベクレル、8月には18・5ベクレル。

急減したのに、9月には再び119ベクレルに増えた。

今年はどうか。5~7月の計測では、伊達市の阿武隈川では170ベクレル、

福島市の阿武隈川でも170ベクレルのアユがいた。

アユは年魚で、事故時に生きていた魚はとっくに死んでいる。

それなのに、相変わらず、セシウムが出てくるのだ。

底質にセシウムがへばりついているからである。

環境省による今年1月の調査では真野川の底質から588ベクレル/キロのセシウムが出た。

飯舘村のダム湖、はやま湖は3万9000ベクレルである。

「セシウムというのは粘っこいんです。だから、川の水で流されるわけではない。

小さい穴、くぼみ、藻類、水生昆虫などにへばりつくんです。

これらは表面積にすると,驚くほど大きくなる。

それをエサにして食べる魚は放射能まみれになってしまう。

多くの人は時間がたてば、放射性物質は減ると思っている。

半減期が過ぎれば減りますが、それまでは減りません。

放射性物質を食べた魚が死ねば、そこに放射性物質は残る。

それをまた別の魚が食べるんです」

こう言う水口氏は山に降り注いだ放射能も同じだと語った。

「木の葉っぱに放射能が付着している。

その葉が落ちて、腐葉土になる。

木は根から再び放射能を吸う。

山からも放射性物質はなくなりません。

はげ山にして除染するしかないが、そんなことは不可能でしょう。

家の周辺だけ除染するしかない。

我々は放射能が減らないことを認識しながら生きていかなければいけません」

自然はもう戻ってこないのだ。

政党交付金見送りの小ズルイ狙い

2012年10月11日 21時19分26秒 | Weblog
政党交付金見送りの小ズルイ狙い

(日刊ゲンダイ)

与野党のチキンレースを許すな

民主党が、今年3回目の「政党交付金」(41億円)の申請を見送る方針を固めた。

表向きの理由は、特例公債法案の成立のメドが立たず、このままでは財源が

枯渇する恐れがあるので、民主党も率先して身を削ろうということ。

安住淳幹事長代行は「国民や地方自治体にも不便をかけている」と説明していた。


しかし、これはあくまでポーズに過ぎない。ホントの狙いは、自民党を干上がらせる

“兵糧攻め作戦”である。

「政党交付金は4月、7月、10月、12月と年4回に分けて支給される。

民主党は年間約165億円、自民党は約101億円です。

金満政党の民主党は、金庫にカネがうなっている。

総務省が9月末に公表した政党別の基金残高を見ると、民主党が約120億円

だったのに対し、自民党は約28億円でした。

民主党は3回目、4回目に支給される政党交付金をストップされても痛くも

かゆくもないが、自民党の金庫はたちまちスッカラカンになってしまう。

今回、民主党が申請を見送ったのは、自民党の金庫をカラにして、

『政党交付金が欲しければ、サッサと特例公債法案の成立に協力しろ』という脅しです。

もし、それでも法案成立に協力しない場合は、議員歳費をゼロにするつもりです。

さすがに、議員歳費をカットされたら自民党もギブアップでしょう」(政治ジャーナリスト)

国民にとっては「政党交付金」の申請見送りも、「議員歳費ゼロ」も当然のことだ。

特例公債法案が成立せず、財源が不足するなら、国会議員と官僚の給与をカットする

のは当たり前。

しかし、許せないのは、与野党のチキンレースの道具に利用されていることだ。

その証拠に安住代行は、「法案が成立したら申請する」とコメントしている。

たとえ、特例法案が成立しても、財源不足を理由に「消費税アップ」を強行したの

だから、総額320億円の「政党交付金」は廃止するべきだ。

いじめなくす「大津モデル」構築を 皇子山中生自殺から1年

2012年10月11日 21時09分25秒 | Weblog
いじめなくす「大津モデル」構築を 皇子山中生自殺から1年・・・中日新聞


 いじめを受けていた大津市皇子山(おうじやま)中二年の男子生徒=

当時(13)=が飛び降り自殺してから十一日で一年。

市の第三者委員会の調査や県警の捜査が進んでいる。

こうした真相解明には、口の重い学校に内部調査結果を開示させ、

同級生らに直接聞き取りもした遺族側の独自の取り組みが道を開いた。

父親(47)は「いじめを調査する“大津モデル”

となるよう成果を残してほしい」と願う。


 父親がいじめを知った直後、学校側は「いじめは自殺の一つの要因としては

あるかもしれない」などとあいまいな説明に終始した。

いじめたとされる同級生の保護者の連絡先を聞いても

「個人情報なので教えられない」と拒否。

市教委は「いじめと自殺の因果関係は判断できない」として、

三週間で調査を打ち切った。

 大津署にも三度相談したが動きは鈍かった。

父親は独自に同級生へ聞き取りをして証拠を集め、二月、市といじめ側と

される同級生らに損害賠償を求める裁判を起こした。

 「息子はなぜ人生を終えなければいけなかったのか。

真実を知るための最後の手段だった」

 突破口になったのは、自殺直後から遺族側が学校に交渉して入手した

全校生徒へのアンケート結果。

遺族側代理人の石川賢治弁護士は「アンケートがなければ提訴するのも

難しかった」と言う。

 裁判を通じて明らかになったアンケートの内容から、

学校や市教委による隠蔽(いんぺい)が相次いで発覚。

市は急きょ、外部有識者による第三者調査委を設け、

県警も学校と市教委への強制捜査に踏み切った。

 いじめ問題に取り組むNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」

(川崎市)が、自殺や学校内の事故で子どもを亡くした遺族五十人を対象に

実施したアンケートでは、八割が学校や教委の調査に不満を示している。

 同NPOの武田さち子理事(52)は「むしろ大津市は珍しく情報を開示した例。

遺族が真実を知ることができず、いじめを受けて亡くなった子どもがただ死んだ

ことにされるのは二重三重の加害行為」と指摘し、情報開示の必要性を強調する。

 一方、文部科学省には「子どもが話した内容が独り歩きすると、個人情報が

ネットにさらされるなど二次被害を生む」(幹部)と、情報開示に慎重な意見もある。

 訴えられている同級生側は裁判で「いじめではなく遊びだった」と主張している。

息子の死から一年の節目を前に公表した手記で父親は

「どんなに頑張っても息子は戻らない。

ただ、息子がいじめ問題を解決するのを使命に生まれてきたのならば、

彼に代わって使命を果たしたい」とコメントしている。

(滝田健司、山内晴信)

中2自殺1年、学校で追悼=同級生「命の大切さ学んだ」-大津いじめ

2012年10月11日 21時05分31秒 | Weblog
中2自殺1年、学校で追悼=同級生「命の大切さ学んだ」-大津いじめ

時事ドットコム

 いじめを受けていた大津市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が

自殺してから1年の11日、通っていた中学では全校生徒が自殺した

生徒を追悼し、「一年を振り返って思うこと」をテーマに同級生が書いた]

作文が校内放送で発表された。

 市教育委員会によると、作文は授業前、3年生担当の女性教諭が朗読。

ある男子生徒は「命の大切さ、人への思いやりについてたくさん学んだ

一年だった」とつづり、女子生徒は「人を傷つけていないか、

傷ついている人に気付いているか。

もっと相手のことを考えられる人間になりたい」と結んだ。

生徒たちは静かに放送に耳を傾けていたという。

 大津市役所でも同日朝、越直美市長が庁内放送で

「私たちには子どもが安心して過ごせる学校、そして大津市をつくっていく

責務がある」などと職員に呼び掛けた。

「歴史から学ばない者は、歴史に報復される。

2012年10月11日 20時54分40秒 | Weblog
「歴史から学ばない者は、歴史に報復される。

「侵略の合州国史」:岩上安身氏」より 

https://twitter.com/iwakamiyasumi

日本人は近現代史を学校で学ぶことがほとんどない。

これは、よく知られた事実だ。

しかし、日本人に最も影響を与えている国である米国の歴史を、

ほとんど学んでいないことは、自覚していない。

米国史を知っていると思い込んでいるだけである。


「すべての人は平等に創られている。すべての人は創造主によって、

一定の譲ることのできない権利を与えられている。これらの権利のなかには、

生命、自由、幸福の追求の権利が含まれている」

と、トーマス・ジェファーソンは独立宣言の前文で高らかに宣言した。

その一ヶ月後、私信の中でこう書いている。

「インディアンが戦争を開始したのは遺憾だ。

(中略)

こんな卑劣な奴等の力を早く弱めるには、

奴等の国の中心部まで戦いを推し進めるしかない。

いや、そこでやめるつもりはない。断固としてこう言ってやろう。

お前らの家族がわが植民地から引き揚げるのは勝手だが、覚えておくがよい。

決して二度と、もとの居留地に帰れないばかりか、一人でもこの地に残って

いるかぎり、われわれは断じて最後まで追いつめて戦うであろう、と」。


以上は、小倉英敬氏が、「侵略の合州国史」の中で、

富田虎男氏著「アメリカ・インディアンの歴史」から引用しているくだりである。

小倉氏は、こう記す。

「略奪者であった者たちが、正義は自分たちにあるかのように、

そして犠牲者が戦争を仕掛けたかのように事実を歪曲する詭弁を弄した。

アメリカ合州国は、このような偽善と詭弁の上に、先住民の犠牲の上に建設された。

(中略)

このようにアメリカ独立革命は、一面ではイギリスの重商主義的な抑圧に

対する植民地人の独立と自由のための戦いであったが、一方で、

その独立と自由の基礎となる土地の支配権を確立するため、

そこに居住する先住民の領土を侵し、独立と自由を奪う征服戦争であった。

独立宣言の中で謳われた「すべての人」とはヨーロッパ系の住民のみをさし、

先住民は黒人奴隷とともにこれには含まれていなかった」。


このような先住民に対する「浄化(虐殺)」と「排除」の徹底を通じて、

広大な土地を力づくで奪い、我がものとしたら最後、所有権の正当化を

厚かましくも主張し、その結果、建国されたのが米国なのであり、その残酷さと

強欲さと厚顔さは、それ以降も改まることなく、現代まで継続している。


先住民に対して、言いがかりをつけては攻撃を仕掛けてきた歴史は、

今日のイラク戦争開戦の口実となんら変わらない。


また、遺伝子組み換え技術を用いて、自然界の農作物の種子をいじり、

それを理由に特許や知的財産権を主張して我がものとする手口も、

土地の占有と本質的には同じである。

土地はかつて富を生み出すほぼ唯一のソースだった。

土地の支配に血道を上げたのは、土地が農業生産のための基盤だったからであり、

工業化以降は地下資源を確保するためでもあった。

土地が「私的所有」し尽くされた今日、フロンティアは生物資源等に移りつつある。

武器は知的財産権である。

TPPやACTAなどへの警戒を怠るわけにはいかないのは、それらによって

知的財産権の保護強化がはかられ、預かり知らぬうちに、生物資源などが

片っ端から囲い込まれてしまう恐れがあるからだ。

「モンサントの不自然な食べ物」のマリー監督は、それを侵略戦争と

呼んではばからなかった。

現代の侵略戦争は、情報の分野でも闘われるのだ。

侵略戦争と聞くと、恐ろし気である。

が、問題は戦争そのものではない。

どんな苛烈な戦闘もいつかは終わる。

問題はその後の支配と搾取である。

日本人は「戦後」を、豊かさの歩みとして経験してきた。

が、これが冷戦の副産物だったことは、十二分には理解されていない。

冷戦の終焉とともに、帝国たる米国は、従属国に寛容さを示す必要がなくなった。

中断・休止していた搾取のプロセスが再開されたことに、我々は気づかなくてはならない。

だが、この自覚は困難なものになるだろう。

劣位にあることの自覚は、自尊心が高すぎる場合、痛みと苦しみを伴う。

また、強大な帝国と対峙する恐怖は、時に、帝国への一体化という幻想へ

押しやる動因として働く。

「怖い」からこそ、「.離れる」のではなく、さらに「くっつく」。

共依存の深化。

アメリカ合衆国そのものと、全面的に同一化できないことは、

誰でも理解していることだ。

冗談としてならともかく、日本は米国の51番目の州になりえない。

米国が日本人に合衆国大統領と連邦議会の選挙権を平等に

与えるということはあり得ないと、少し考えればわかることだ。

同一化の対象は、<帝国>の原理である。

米国そのものにはなれないし、米国にとって代わる覇権国にもなれない

(80年代のバブル期には、パックスアメリカーナの次はパックスジャポニカだ、

日本が世界の覇権国になるのだ、などという夜郎自大な説を唱える評論家もいたが)。

しかし、極東に地域を限定してのミニ帝国にならなり得るのではないか。

こう気づいて俄然張り切りだす人士は少なくない。

米国の中の帝国の原理に同一化し、かつ米国とは対峙しない。

自らが外国の軍隊に占領されている現実も忘れ、自身の中に眠る、

内なる帝国の甘美な幻想に耽ることができる。

むろんそれは、リアリティーを著しく欠いた帝国ごっこにしかなり得ない。

日本が、領土問題で逆上した挙句、隣国と戦争を始めたとして、

それはかつての、資源獲得のための領土拡張戦争でもなく、

市場獲得を狙った権益確保のための戦争でもない。

コドモじみた喧嘩がせいぜい、何の益にもならない。

どんな戦争であれ、目的があり、利害得失の計算もあるものだ。

目的も、損得勘定も、見定めぬまま突っ走るのであれば、

街場のチンピラの喧嘩とさして変らない。

益にも役にも立たないどころか、その喧嘩は、徹底的に利用し尽くされ、

高い代償を支払わされるだろう。

② 右翼のゴロツキ!

2012年10月11日 20時45分04秒 | Weblog
② 右翼のゴロツキ!・・・(飯山一郎)より

自分が、いま、どんな環境、いかなる社会のなかに生きているのか?

このことをキチンと認識していないシトは、間違った行動をして、誤った

人生になってしまう。

下手すると、病気で苦しむ末路をたどってしまう。

鷲が毎日毎日ココに沢山の文章を書いているのは、日本が置かれた

状況、状態をできるだけ正確に認識し、それを愛する者たちに伝える

ためだ。(だから、命がけで書いている。)


昨年の原発事故、そして今年の中国との紛争で、日本は確実に衰退

し、ジリ貧国家になってゆく…。この認識と予測は外れることはない!

実際に今、日本は衰退のジリ貧軌道をたどりはじめているのだから…。

正しい状況把握は、外人のモノの見方を参考にすることも必要だ。

一例をあげてみよう。

英国のエコノミスト誌が発信した石原慎太郎についての評価だ。

(以下の文章は、有料ブログ『世に倦む日日』からの引用である。)


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  英エコノミスト誌の石原慎太郎批判 - 「右翼のゴロツキ」

英エコノミスト誌は、10/6に東京から発信した記事の中で、石原慎太郎を

「右翼のゴロツキ」(rogue of the right)と呼んで斬り捨てている。

この表現は、政治家としてまともな評価に耐える人物ではないという意味で

あり、ジャーナリズムの対象として論外の、リスペクト(尊敬)不要の存在で

あるという断定だ。

われわれは、この指摘と言葉遣いについて考察を及ぼさなくてはいけない。

英エコノミスト誌の記者の目から、石原慎太郎や日本の政治がどう見えて

いるかという問題である。


おそらく、記者の “rogue of the right” の範疇には、フランスのルペンや

ドイツのヒトラーが念頭にあるはずだ。

それは、「容認できない人類の敵」のニュアンスを含む類型で、先進市民社会

の政治感覚では、害悪的で拒絶的な政治対象になるのだろう。

この東京都知事は、欧州の市民的な知性や良識の尺度からすれば、受け入れ

がたい数々の暴言を残していて、東京に赴任して駐在する海外の記者たちを

驚かせてきた。

曰く、「文明がもたらした最も悪しき有害なものはババアなんだそうだ」。

従軍慰安婦に対しては、「自ら身体を売って稼いでいた」「売春は利益の出る

商売」。重度障がい者に対しては、「ああいう人ってのは人格あるのかね」

「安楽死につながるんじゃないか」。

東日本大震災の被災地には、「大震災は天罰」「津波で我欲を洗い落とせ」。

弱者を傷つける差別発言のオンパレード。

海外の報道機関で日本の政治を論評する者の目から見て、石原慎太郎は

市民社会の理性や常識や節度の埒外にある存在だ。

したがって、そのようなアウトサイダーを首都の知事に据え、四選の長期政権

を与え委ね、涎を垂らして歓呼し支持している都民のマジョリティというのも、

彼らからすれば甚だしく異常で奇怪であり、先進国の政治現象として理解に

苦しむ図なのに違いない。

日本の首都の1千万有権者市民が、"rogue of the right"の石原慎太郎を

指導者として仰ぎ続けているという現実に直面して、海外の記者たちは、

遠い距離感の中で、埋まらない違和感を抱えて世界に向けて記事を発信し、

それは日本社会に対する率直な批判となっている。


「日本の右傾化」がここまで世界標準の言葉になっていることについて、

われわれは正直に認め、恐ろしい病状の進行に気づかなくてはならない。

世界の目からは、石原慎太郎の扇動を支持する日本人は、ヒトラーに熱狂する

ナチス時代のドイツ人と同じなのだ。


(石原慎太郎を「右翼のゴロツキ」と断定した)英エコノミスト誌の

大胆な決めつけにはそれなりの文責が伴う。

おそらく、東京の駐在仲間が情報交換するロビー空間では、石原慎太郎に

ついてはこのカテゴライズが定着しているのだ。

正常者ではないという評価が確立しているのである。

英エコノミストの記事は、米国や欧州の記者に影響を与える。

自身の立ち位置(判断基準)をモニタリングする材料になる。

英エコノミスト誌による「右翼のゴロツキ」の断定の意味は大きい。


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どうだろうか?

たまには「日本の常識は世界の非常識」という観点に立って、自分の

モノの見方をガラリ反転させてみるのは、実効のある思考訓練になる

し、なにより…、

「自身の立ち位置(判断基準)をモニタリングする材料になる。」

(『世に倦む日日』は有料であるが、格安かつ情報満載である。購読を推薦したい。)