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いじめ問題、9割「学校の体制強化を」/世論調査

2012年10月08日 21時27分49秒 | Weblog
いじめ問題、9割「学校の体制強化を」/世論調査・・・四国新聞


いじめ問題 学校の対応

 社会問題となっている児童生徒のいじめについて、香川県民の約9割が

教育現場での取り組みの強化を求めていることが、時事通信社と四国新聞社の

「合同世論調査2012香川」で明らかになった。

大津市の中2男子自殺で学校や市教育委員会の対応遅れが指摘されている

ことなどを受け、いじめの「未然防止・早期発見・早期対応」に向けた

教育現場の体制づくりが必要とみている県民が多いことがうかがえる。


 県教委によると、県内の公立小中高校などが11年度に把握した児童生徒の

いじめ件数は282件で、10年度に比べ107件(27・5%)減少。

一方、インターネットや携帯電話などを使った「ネットいじめ」などによる

潜在化が懸念されている。


 世論調査では、いじめへの教育現場の対応について尋ねたところ、

「県教委がもっと実態把握に努めるべき」とした割合は91・5%。

年代別では、子育て世代の中心となる30代の94・4%を筆頭に、

各年代とも80%台後半から90%台に達した。


 いじめ問題に対応する教員への要望としては「もっと積極的に関与すべき」

と答えたのは全体の86・9%。

「先生同士の情報交換を密接にすべき」との回答も9割超となっており、

現在の取り組みへの不満の高さを示している。


 児童生徒の規範意識や倫理観に関する問いでは、

「道徳教育などを充実すべき」とした割合が82・9%。

「充実」を求める回答は20代が70・5%だったのに対し、

50代は89・9%、60代は90・5%。年代が上がるにつれて、

現在の道徳教育のあり方に不安を感じているようだ。


 【調査の方法】 8月6日から26日までの21日間、

コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD

(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。

県内の20~69歳の1千人(男女各500人)が回答した。

山中京大教授らに「iPS細胞を開発 」でノーベル医学賞 !

2012年10月08日 21時11分11秒 | Weblog

「iPS細胞を開発 」でノーベル医学賞 !

 みなさん、こんにちは。・・・(井口和基)より

山中伸弥京都大学教授にノーベル生理学賞のニュース。

 
おめでとうございます。
 
山中京大教授らにノーベル医学賞 iPS細胞を開発 2012/10/8 19:31


【ストックホルム共同】スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、今年のノーベル医学生理学賞を、さまざまな組織の細胞になる能力がある「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を開発した山中伸弥京都大教授(50)ら2人に授与すると発表した。


 iPS細胞は再生医療への利用が期待され、生命科学研究の一大潮流をつくった日本オリジナルの画期的な成果。開発から6年のスピード受賞となった。


 日本人の受賞は、10年化学賞の鈴木章・北海道大名誉教授と根岸英一・米パデュー大特別教授以来2年ぶり19人目。医学生理学賞は、87年の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授以来25年ぶり2人目。


【写真説明】 京都大の山中伸弥教授

 

ノーベル医学生理学賞に京大・山中伸弥教授(12/10/08)

http://www.youtube.com/watch?v=54rNoj8_olI&feature=player_embedded


<iframe src="http://www.youtube.com/embed/54rNoj8_olI" frameborder="0" width="490" height="276"></iframe>


ヤフー世論調査、小沢新党29%、無党派27%、自民25%、民主4%

2012年10月08日 20時39分43秒 | Weblog

ヤフー世論調査、小沢新党29%、無党派27%、自民25%、民主4%、

中高年男性の小沢支持は堅く偽キムチマスコミの0.6%は嘘である。

(ポスト米英時代 )より


中高年男性は完全に野田ブー党に見切りをつけ小沢新党と尖閣詐欺を見抜けなかった者は安倍自民党にシフトしたようである。

同時に偽キムチ維新のお子様ぶりにも呆れ果てブームは去ったようである。

昨日アラフォーのインテリ馬鹿女と相席になって中途半端な優等生というのは

教科書に疑問を持たない新聞・テレビにも疑問を持たない時事問題を

ほぼ知っている事に満足してしまい肝心の論調はそっくりマスコミの

受け売りでしかも自分で結論を出したつもりでいるお馬鹿ぶりを観察したのだが

偽ユダヤの狙い通りに安倍自民党支持になっており中高年男性も半分は彼女の

ように中途半端に素直が故にころっと騙されているようである。


しかしそれも時間の問題で真紀子を狙い撃ちにする作戦が仇となり

返り討ちにあい小沢に負けた時のお子様ぶりを露呈する筈である。

真紀子はご存知のように国民を裏切ってかつての小池百合子のような

勝ち組を渡り歩く行動を取っているが無節操半分と角栄の遺伝子を

半分受け継いでおりスポットを浴びると体が自然と動いてしまう習性があり

自分が再選する為には安倍自民党を潰さねばならないと思うとその通りに

行動できてしまうのであり国民の為ではないが自分の為に結果を出すだろう。


彼女は思い出内閣で一丁あがりとは思っておらず衆院選は自分の内閣で

戦おうと考えている筈である。

我々の感覚からするとど厚かましいと思えるが後がないのと私は女優よという

感覚が本能的にありどうしたら自分が映えるのかよく分かっているのである。

今は殊勝にしているがそんなものは三日坊主でありそのうち首相のような

振る舞いをしだす筈である。

中国とも国交を正常化するだろうし明博君には謝罪させるだろうしプーチンとも

勝手に日露同盟の約束をしてきてしまう筈でありヒラリー婆とも殴り合いを

始める筈だがここまでは国益である。


そこから先が自分でも制御不能で何をしでかすか敵も味方も予測不能だが

どさくさで安倍自民党の支持率を食ってしまい野田も引き摺り降ろして

ちゃっかり首相の席に座っているのが目に浮かぶようである。

落選確実だった一年坊主からすれば真紀子は神のような存在であり一夜にして

史上最大の田中軍団の出来上がりである。

当然小沢も呼び戻し蓋をあけてみれば選挙カーに二人で乗って手を振っている

という訳である。

これが噂の小沢戦略といいたい所だがさすがの小沢もここまでの動きを

読める筈はなく政治とは摩訶不思議である。

そういう訳で多分日本は安泰である。  

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コメント


4407人ネット政治投票終了報告  一位 国民の生活が第一 「Yahoo!みんなの政治」    

http://ameblo.jp/capitarup0123/entry-11373778345.html

 


韓国銀行(中央銀行)の金仲秀総裁は先月、中国に通貨スワップの常設化を提案した。

2012年10月08日 20時19分05秒 | Weblog
韓国銀行(中央銀行)の金仲秀総裁は先月、中国に通貨スワップの常設化を提案した。

日本にもプライドを捨てて頭を下げるべきか

(株式日記と経済展望)

韓国銀行(中央銀行)の金仲秀総裁は先月、

中国に通貨スワップの常設化を提案した。

日本にもプライドを捨てて頭を下げるべきか、決断すべき時を迎えた。

2012年10月8日 月曜日

◆世界で通用しないウォンの悲哀 10月7日 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/07/2012100700086.html

米連邦準備理事会(FRB)のグリーンスパン前議長は昨年、ニューヨークで開かれた投資家との会合で講演した。

主催者は「講演料をドルで払いましょうか。

それともユーロで払いましょうか」と尋ねた。

グリーンスパン前議長は「フォーナインにしましょう」と答えたという。

フォーナインとは、9が4つ、すなわち純度99.99%の金塊を指す。

現在のような危機ではどこの国の通貨も信用できないというジョークだった。


 主権格付けは一国が借金を返済する能力を表す指標であり、

国内総生産(GDP)は一国の経済の規模を示す指標だ。

ある国の経済力が最も凝縮されているのがその国の通貨だ。

経済が健全ならば通貨は信頼され、経済が崩壊すれば通貨も姿を消す。

 40年以上前、カンボジアの通貨は一夜で紙くずになった。

経済が破綻し、新政権が樹立されると、それまでの通貨が無効化されたからだ。

カンボジアの人々は旧紙幣を貼り合わせ、紙袋などにリサイクルした。

 エクアドルは2000年1月、財務省の庁舎前で

自国通貨を燃やすセレモニーを行った。

米ドルを同国の公式通貨に定めた直後だった。

ハンバーガーもドル建てで売られるようになり、

銀行預金もドル建てに変わった。

しかし、「米国の植民地になるわけにはいかない」と

叫ぶデモは起きなかった。

国会での小競り合いもなかった。

度重なるインフレ、金融危機、通貨危機が身にしみたエクアドル

国民は自国通貨が煙の中に消えるセレモニーに拍手を送った。


 韓国ウォンがカンボジア、エクアドルの通貨のように

没落すると考える人は誰もいないだろう。

韓国はG20のメンバーであり、主権格付けもAクラスだ。

世界の半導体市場を席巻し、世界最強の造船会社も持つ。

そんな国の健全な通貨がいつの日か突然死することなど想像できるだろうか。


 たった1回の操作ミスでパソコンの秘密ファイルが消去されるように、

ウォンが突然死するはずはないと信じるならば、

我々は別の質問を投げ掛ける必要があるだろう。

貿易規模が世界9位、経済規模が世界15位の国の

通貨が外国では全く通用しないのか。

なぜウォン建て債券が東京やロンドンでは売れず、ソウルでだけ売られるのか。

なぜニューヨークの主要銀行に5万ウォン紙幣の札束を持っていっても、

ドルに両替してくれないのか。


韓国人が中国の延辺朝鮮族自治州や韓国人が多いバンコクのゴルフ場で

ウォンが使えたからといって感激する時代は過ぎた。

海外旅行中にウォンで支払いができたことで「祖国の力」を感じ、

こぶしを握り締めるのも照れくさい。

国際金融市場で存在価値を全く存在できないのがウォンの現実だ。


 イラクのサダム・フセインは米国と戦いながら、

原油の輸出代金をユーロで受け取るよう命令した。

しかし、彼が隠れていた地下壕(ごう)で拘束された際、

米ドルで75ドルの現金が見つかった。

米国をそれほど憎んでいたフセインも、生死が懸かった窮地で非常資金として

使えるのはドルだけだと信じていたのだ。 


 独島(日本名・竹島)をめぐる紛争の余波が通貨摩擦に拡大した。

日本は韓国が通貨スワップを延長するようひざまずかない限り、

通貨同盟を維持できないとした。

日本はどの急所を突けば、韓国が血の涙を流すかを熟知している。

円は世界のどこでもドルやユーロと換えられる通貨だが、

ウォン建て債券や韓国の金融商品は、フセインのドル札のような

非常用の資金となるどころか、危機の兆しさえ見えれば、

まず投げ売りすべき存在であることをよく知っているのだ。


 日本は4年前にも韓国が2000億ドルを超える外貨準備を持ちながら、

途方にくれているのを横目に見ていた。

現在韓国が3200億ドルを超える外貨準備を誇りながら、サブプライム関連の

債券がどれだけ含まれているか、緊急時に現金化できる金額は

どれほどかについて看破している。


 韓国銀行(中央銀行)の金仲秀(キム・ジュンス)総裁は先月、

中国に通貨スワップの常設化を提案した。

通貨同盟を恒久化しようと頭を下げた格好だ。

日本にもプライドを捨てて頭を下げるべきか、

問題を次の政権に持ち越すかを決断すべき時を迎えた。


 李明博(イ・ミョンバク)大統領が就任した日、

ウォン相場は1ドル=949ウォンだったが、

今月5日のウォン相場は同1111ウォンで、17%もウォン安に振れた。

ウォンがそれだけ価値を失ったことになる。

ウォンの通貨としての価値が低下することも知らないまま、

自動車、半導体の輸出を最優先してきた結果だ。

国の経済がこれだけ大きくなった以上、そろそろウォンを金塊のように

堅固な通貨に成長させるという指導者が現れてもよい時期ではなかろうか。


◆「韓日通貨スワップ、延長しなくてもよい」 10月8日 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/08/2012100800495.html

今月末で期限を迎える韓日通貨スワップの延長問題をめぐり、

韓国政府の立場が「延長しなくても問題ない」という方向に傾いている。

 韓日両国は昨年10月、欧州財政危機の深刻化を受け、両国間の通貨スワップ

の規模を従来の130億ドルから700億ドルに増やした。

今月末までに協定を延長しなければ、通貨スワップの規模は元の130億ドルに戻る。

 日本政府が今年8月、独島(日本名・竹島)問題で韓国と対立し、

通貨スワップ縮小の可能性に言及した際も、韓国政府は「

政経分離の原則に従い、冷静に対応する」として、協定延長の構えだった。


 韓国政府の関係者は7日、「ほかへの波及効果を除き、韓日通貨スワップ

そのものだけ見れば、延長しなくても問題にはならない」とし、日本側が最近

「韓国側から通告がなければ延長しない」との姿勢を示していることに

対しては「韓国が毅然と対処すべきとの意見が多数だ」と指摘した。

別の韓国政府関係者も「現在は外国の資金が流入し過ぎて心配な状況だ。

昨年は韓日通貨スワップが金融市場安定には必要だったが、

現在は特に意味がない」と述べた。


 韓国政府の立場が大きく転換した背景には、複雑な要因がある。

第一に問題が韓日両国の感情的な争いに発展し、

韓国政府の選択の幅が狭まったことだ。

韓日通貨スワップ問題に詳しい金融業界幹部は「まず頭を下げなければ

延長しないという(日本側)の言葉に韓国政府が

そのまま従うわけにはいかない。

日本との対話は行うが、向こうに態度の変化がなければ、韓国から先に

延長を提案しないというのが政府内部のムードだ」と説明した。


 最近の経済状況も韓日通貨スワップを延長しなくてもよい方向に流れている。

先月には韓国の信用格付けが上方修正され、ウォンの対ドル相場は今月5日、

年初来高値となる1ドル=1111.30ウォンまで上昇するなど、安定した状況だ。


 韓国政府の態度変化をめぐっては

「日本との水面下での交渉力を高める狙いがある」との見方もある。

韓国政府は今月末の延長期限を控え、今週東京で開幕する国際通貨基金

(IMF)総会に朴宰完(パク・チェワン)企画財政部(省に相当)

長官を派遣し、水面下でも折衝に乗り出す構えだ。

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(コメント)


一昨日は中国の人民元に付いて書きましたが、人民元がドルやユーロや円のような国際決済通貨になるには高いハードルを乗り越えなければならない。

それはトリレンマと言う不可能の三角形の事であり「資金の移動の自由」と自国の金融政策の独立性」と「為替相場の安定」を同時に操る事は不可能だ。

中国の人民元は「移動の自由を制限」する事で為替管理に成功している。


日本の円は、「為替の安定」に失敗していますが、金融の量的緩和を強力に進めれば円高への一方通行は是正されるだろう。

日本がしなければならないのは為替の安定であり、政府日銀は円が一定のゾーンで安定するように努めるべきなのですが、円は再び70円台で留まったままだ。

この水準では家電は全滅状態であり自動車も苦しいだろう。

そうなってしまうのはドルやユーロが切り下げ合戦をしているためであり、欧米の中央銀行は国債や不動産担保証券を買いまくっている。

今やドルやユーロや円のうちで一番信用があるのは円であり、基軸通貨であるドルがいつまで持つのか分かりません。

ユーロは解体寸前の状況でありドイツが抜けるか分裂するかの瀬戸際に立たされてる。

円だって国債の発行残高が1000兆円になり金利の動向が気になる。

しかし民主党政権では派手に海外にカネをばら撒いており財源が無いというのは嘘なのだろうか?

今日は韓国のウォンについて書きますが、韓国の李大統領の発言と行動で日刊の為替スワップ協定が10月一杯で終了する。

日本側は韓国からの申し出がなければ延長はしないようですが、韓国の中央銀行総裁は中国に対して通貨スワップの常設化を申し出た。

韓国も貿易が黒字の間は通貨危機も起きませんがドル建て債権などの償還期限が来ればドルを調達しなければならない。


韓国政府は今のところ外貨は十分にあるということですが、

ドルやユーロの切り下げ合戦の結果、韓国のウォンも高くなっている。

韓国のウォンは日本の金融政策で影響が大きいですが、最近の日銀の金融緩和政策でウォンが高くなっていることもあるのだろう。

中国の人民元も韓国のウォンも世界で自由に両替が出来ない。

だから韓国企業がドル建てで輸出入をするのも中国と同じ理由だ。


日本の円もドルやユーロに並ぶ国際通貨なのだから、円建ての決済も多くなって行くべきなのでしょうが、政府日銀は積極的では無い。

韓国のウォン建て債券は韓国でしか売れず為替リスクが伴う。

日本もアメリカ国債などで円建て債サムライボンドを発行を要求してもいいはずですが、円建ての米国債なら為替リスクがなくなる。

ユーロ債などは買い手が少ないから金利も高くなりやすい。


金利は通貨信用のバロメーターであり、日本の円は長い間ゼロ金利で世界に資金を供給して来た。

アメリカもリーマンショック以来ゼロ金利で資金供給していますが、ドル建て債権などの償還が大量にあるからドルを大量に発行しないと金詰りになってしまう。

今のところFRBが国債や不動産担保証券を大量に買っているから金融問題も一息ついていますが、FRBもいつまでも金融緩和をしていられないだろう。

それは金利が上昇した時だ。


韓国のウォンは日本金融緩和を受けて上昇していますが、貿易黒字のうちはウォン高になるだろう。

しかし貿易赤字になると、不安を感じる金融投機筋が一斉にウォン売り始めると暴落する。

そんなときに登場したのが日本や中国による韓国への通貨スワップ協定ですが、

李大統領の竹島上陸や天皇陛下発言などで日本は協定の延長を棚上げした。


韓国経済が好調なら問題は無いが、輸出が赤字に転落すると問題がまた出てくる。

朝鮮日報では、「韓国銀行(中央銀行)の金仲秀(キム・ジュンス)総裁は先月、中国に通貨スワップの常設化を提案した。

通貨同盟を恒久化しようと頭を下げた格好だ。

日本にもプライドを捨てて頭を下げるべきか、問題を次の政権に持ち越すかを決断すべき時を迎えた。」と報じていますが、10月中に延長するかどうかが決まる。


韓国大統領の軽率な発言と行動が日本の思わぬ反発にあって、あたふたとしている様子が伺えますが、プライドの高い李大統領は日本謝罪もせず再延長も申し出ないだろう。

しかし再び金融危機が来ると日本のせいでこうなったと言って来るのだろう。

中国も外貨を今は豊富に保有しているから韓国に貸すことも出来ますが、中国も反日デモで外資が逃げ出してバブル崩壊も本格化するかわからない。

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コメント

01. 2012年10月08日 18:56:33 : cqRnZH2CUM

>ドルやユーロが切り下げ合戦をしているためであり、欧米の中央銀行は国債や不動産担保証券を買いまくっている
日本も実は、結構、買っている。

だからREIT価格などは、最近、上昇している

>政府日銀は円が一定のゾーンで安定するように努めるべき

日銀がなりふり構わず買って、株やREITなどが上昇し、インフレ率が上昇すれば、リスク資産投資家は喜ぶだろうが

例によって、輸出企業への補助金だ、格差拡大!、庶民の生活悪化!といった

手のひらを返した大衆・マスゴミによる批判を受けなくてはならないだろうね



【原発図解】 (4)原子炉と核燃料貯蔵プールは水でつながる

2012年10月08日 19時54分24秒 | Weblog
【原発図解】 (4)原子炉と核燃料貯蔵プールは水でつながる

(田中龍作)より

原子炉(図・中央の円筒)と使用済み燃料プールは、1週間かけて水で“つながれる”。

原子炉(図・中央の円筒)と使用済み燃料プールは、1週間かけて水で“つながれる”。

 新聞や書籍などで紹介される原子炉と使用済み核燃料プールは、結構離れた位置にあって、別々の構造物のように見える。燃料棒交換の際、高濃度放射能を帯びた使用済み核燃料は、いったん大気中に出るように思われがちだ。

 ところが実際は図のように原子炉から上部を水で覆う。巨大施設であるため水を入れるのは1週間がかりだ。無理に無理を重ねる原発の姿を象徴しているように思えてならなかった。

原子炉(図・中央の円筒)と使用済み燃料プールは、1週間かけて水で“つながれる”。

原子炉(図・中央の円筒)と使用済み燃料プールは、1週間かけて水で“つながれる”。

 手前が使用済み核燃料プール。奥が原子炉。

724本の使用済み核燃料は24日間かけて抜き取られる。


~おわり~


本澤二郎の「正常化40周年の旅」(6)

2012年10月08日 19時19分18秒 | Weblog
本澤二郎の「正常化40周年の旅」(6)

日本国民の多くも、実のところ、

今日の国際情勢の変化に気付いているとは言い難い。

右傾化マスコミに取り込まれてしまっているからだ。

CIAの縛りから離脱していない。

(「ジャーナリスト同盟」通信 本澤二郎 )より


<社会科学院の友人に政治の重要性力説>

 社会科学院日本研究所の王・胡の両人が、宿舎に訪ねて来てくれた。

9月20日のことだ。二人とも大変心配性らしく、

多忙な時間を割いてわざわざ昼食をご馳走してくれた。

日本語しかしゃべれない筆者のことを心配してくれての、涙が出そうな配慮だ。

彼らのそうした不安を、冒頭のあいさつで吹き飛ばした。」

自ら足で確認した小さな体験を披歴することで、それは十分だった。


 幸か不幸か、この20年ほど中国は経済成長に浮かれてきた。

日本と同じだ。経済重視による格差と公害問題である。

そこには高官の腐敗が浸みついて、

成長から落ちこぼれた無数の弱者の不満をかきたててきた。

重慶事件が象徴している。


 これらを北京五輪や上海万博で彩りを添えてきたのだが、

その手はもう使えない。

日本も欧米の経済も総崩れだ。

公正を旨とする社会建設にまい進せざるを得ない。

それがポスト胡錦濤の使命であろう。


 政治の重要性である。内外政とも政治に重心を置かざるを得なくなっている。

見方にもよるが、北京が経済に重心を移している間に、日本に右翼が台頭した。

政府もマスコミも。

経済大国の地位を滑り落ちるのに比例して、日本の右翼化が進行、

ワシントンの産軍複合体に歩調を合わせて、

経済・軍事の面で中国封じ込めを推進している。


 ワシントンの日中分断策である。例外的に鳩山内閣はこれに抗したため、

普天間問題であっさりと退陣に追い込まれた。

北京の期待の星・小沢一郎はスキャンダルで。

 北方のロシアとの関係は申し分ないものの、東の日本・アメリカ、

南西のASEANとの間に溝が深くなっている。

ワシントンの陰謀にはまってしまっている北京だ。


<日本研究の再構築を進言>

 日本国民の多くも、実のところ、

今日の国際情勢の変化に気付いているとは言い難い。

右傾化マスコミに取り込まれてしまっているからだ。

CIAの縛りから離脱していない。

 鳩山と小沢が発進した「日米対等論」は、正に戦後の政治革命を意味するが、

CIAに取り込まれているマスコミは、健全に報道しない。

それどころか右翼新聞の読売のペースにはまってしまっている。

筆者の知る限り、まともな政治評論からの記事は、

夕刊紙「日刊ゲンダイ」のみである。

 ともあれ、徐々に判明してきたことは、マスコミどころか政界・官界・

財界共にCIA支配に屈していることが露呈している。

これは小沢と鳩山の成果といっていいだろう。

すなわち、日本独立は実態を物語っていない。

3権分立も確立していない。

韓国や台湾にも言えるだろうが、日本も確たる近代国家の体をなしていないのだ。


 日本研究の徹底見直しを、今回も彼らに少しばかり進言させてもらった。

というのも、中国人留学生の日本研究は他国の政府同様、

いいところだけを見せて帰国させる。

日本の真実に接近出来た研究者はいない。

日本の表の世界ばかりで、裏側はわかっていない。

いくら立派な博士号でも、中身はないのだ。


 だいたい日本人のジャーナリストでさえも、小沢や鳩山が権力を掌握した場面で、

初めて非独立国・日本を見聞できた。

それまでは、偽りの日本に翻弄されてきたジャーナリストだった。

ワシントンと結びつけないと、日本は全く見えないのだ。

 同じようなことが、日本の中国研究者にも言えるだろうが、

その複雑さは日本ほどではないはずだ。


<中国にも日本レベルの新聞が>

 確か4年ほど日本で特派員生活を送った王さんは、人柄がすこぶる謙虚で、

柔軟な好人物だから周囲から好かれている。

 そんな彼が中国の一部の新聞に文句をつけた。

「かなり本質から外れて、エキセントリックに報道している。

誤ったメッセージを市民に与えている。

これは心配な点である」と。


 中国の市場経済は、マスコミの多様化現象を生んだ。

中には「売らんかな」の新聞・雑誌も現れている。

尖閣・釣魚報道についての、王さんらしい懸念である。

 針小棒大という言葉は、日本の新聞テレビや雑誌にぴったりだが、

中国にも一部そんな傾向の新聞が出てきている、と指摘したのだ。

石原―野田ラインによる「尖閣の国有化」に興奮した一部の反日デモ参加者が、

日系の企業に暴力行為を行った背景に、新聞報道が多分に影響している、

と彼は認識しているのである。


「街中で日本語を使うな」「タクシーに乗るな」「一人で外出するな」などは、

デマに相当するものだが、しかし、こうした忠告を筆者は日本人だけでなく、

中国人からも受けたのだ。

 メディア・マスコミ報道の怖さだ。

格好の世論操作なのである。


<二人の馬年(午年)に乾杯>

 二人は昼食に毛沢東が好んだ豚肉を注文してくれた。

これは相当な時間をかけて煮る料理だ。家庭ではなかなか作れない。

脂身を全て吐き出した、とろけるような柔らかい肉料理である。

お年寄りには最適である。

 雑談中、ひょんなことから二人とも午年であることが判明してうれしくなった。

筆者も午年だ。胡錦濤もそうである。

筆者が尊敬する宇都宮徳馬もそうだった。

田中角栄も、である。馬というと、すこぶる憶病で、飛んで跳ねたりする、

そしてせっかちな性格だが、これにぴったりの人物は、正に田中であろう。

 筆者の書いた「平成の妖怪・大勲位中曽根康弘」

(健友館)は、飛び跳ねた成果だろうか?

誰も書こうとしないので正義を貫いたものだ。

産経新聞の元政治部長が高く評価してくれた。

憶病者では書けなかった。

御用ジャーナリストとの縁も絶ち切ってくれた。

そのトばっちりは大きかったが、屈するわけにはいかない。 


<前門―天安門広場―王府井散策>

 二人を送り出した後、30分ほど休息した。

予定はなかった。いつも通り市内見学に出掛けた。

 2号線に乗り、前門で下車した。ここは日本で言うと、浅草のような場所だ。

「戦前も大変な賑わいだった」とは、旧日本軍中野学校で中国語を学び、

北京で一般の中国人になりきって諜報活動をしていたという

自民党秘書に聞いたことがある。

毛沢東も北京入り一番手にここを選んだ。

女性解放を宣言したと言う。

女性解放の象徴的な場所なのかもしれない。


 近代的に再建した前門は、王府井と人出で競争しているようだが、

今回は横路にそれて、裏道に入ってみた。

そこには昔の前門が姿を見せた。

衛生的とは言えない庶民生活の臭いが、ぷんぷんと立ち込めていた。

失礼ながら、何もかもがニューヨークのようだと、

味気のない北京になってしまうだろう。

 二鍋頭をご存知か。北京どころか中国で一番有名な庶民の白酒ブランドだ。

これの発祥の地が、この前門にあった。

1680年から醸造してきたという。

一人で歩いていると、何やら声をかけてくる娘さんがいる。

会話が出来ないため、しばらくすると立ち去ってくれる。


<ハミグワの切り売り>

 東京ではスイカの切り売りが流行っている。

値段が高いためだ。

ここでは新疆で採れるハミグワだ。

これを切り売りしている。

新疆ウイグル自治区を、千葉県の仲間10人ほどで旅をした時、

道端に山のように積んであったものを腹いっぱい食べたものである。

本場の熟したハミグワは絶品だ。

 新たな食堂街が建設中であることも、今回確認できた。

前門の近代化はこれからも拡大するようだ。

 前門から天安門広場を通り過ぎて王府井に出た。

こちらの方が観光客の人数が多い。

路上の店でアイスクリームを買って、そこの椅子でしばらく休息して、

地下鉄に乗って戻った。

歩き疲れた。

いつもの観光スポットに変化はなかった。

2012年10月2日記

内閣改造効果なし、異例の支持率低下

2012年10月08日 18時49分27秒 | Weblog
内閣改造効果なし、異例の支持率低下

(まるこ姫の独り言)より

政権に居られるだけいようと思っているのか、野田政権になって

1年で3回も内閣改造をお行っている。

その内閣改造で、エキスパートの大臣を置くかと思っていたが、

改造をするたびに、かえって悪くなるような印象だ。

野田首相は、今までのどの改造の際も、自画自賛を繰り返して

来たが、全く期待に値しないメンバーばかりだった。

はっきり言えは素人に毛の生えたような議員が多くて、国会の

場でしどろもどろの答弁を繰り返す。

答弁をすればするほど、ボロが出る議員たち。

こんな議員たちに高い歳費が支払われているのかと思うと、心

底情けなくなる。

アホな答弁を繰り返す議員も、それを見せつけられる国民も悲

惨としか言えないようなこの国の政治のレベルの低さ。

今回の第三次内閣改造を世論はどう評価しているかが、

もうインチキ調査されている、早い!

産経新聞社とFNNだからどこまで信憑性があるかわからないが

”内閣改造効果なし”だそうだ(笑)

>内閣改造効果なし、異例の支持率低下 自民は下野後で過

去最高支持 維新は3位 産経新聞 10月8日(月)12時0分配信

率は25.6%となり、第3次改造内閣発足前の前回調査(9月1

、2両日実施)よりも1.0ポイント下げた。改造後に内閣支持率

が下がるのは異例。

不支持率は3.5ポイント減の59.1%だった。


普通、改造をすればその時点では、前回より下がることは無い

と思うが、野田首相が自画自賛する内閣改造は、だれが見ても

適材適所でもなく、その道のエキスパートが揃っているわけでも

無い事くらい、分る。

野党に酷評されていたように、バーゲンセール一掃か、在庫一

掃をするかのように、民主党政権最後の花道を与えたような議

員ばかり。


菅前首相は、保身のためか首相がくるくる変われば諸外国から

信用されないと言っていたが、とりもなおさず各大臣についても

同じことが言えるわけで、首相は1年持ったがその下に入る大臣

が数カ月に一度変わる異常事態は、どう考えても官僚になめられ

るし、威厳も聞かない。

部署についても把握する前に大臣が変われば、大臣は単なるお

飾りを推奨しているようなものだ。

野田首相も、政権延命のためには、なりふり構わずで、下手すれ

ば第4次内閣改造などとふざけた事をやるかもしれないが、もう

この内閣は死に体だ。

内閣が延命をするだけ国益を損なうと言う、異常事態になってい

る事に気付くべきだ。

白けるのは、税金をむしり取られる国民ばかりなり。

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マスゴミの必殺インチキ世論調査に騙されるな。

山中・京大教授にノーベル賞 iPS細胞の作製

2012年10月08日 18時41分24秒 | Weblog
山中・京大教授にノーベル賞 iPS細胞の作製・・・産経

山中伸弥・京都大学教授(12年4月のインタビュー)

 【パリ=竹内康雄】スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、

2012年のノーベル生理学・医学賞を、京都大学の山中伸弥・

iPS細胞研究所長(50)に贈ると発表した。


日本のノーベル賞受賞者は10年に化学賞を受けた根岸英一・

米パデュー大学特別教授と鈴木章・北海道大学名誉教授以来2年ぶり。


生理学・医学賞では1987年の利根川進・理化学研究所脳科学

総合研究センター長以来2人目となる。


 山中氏への授賞理由は様々な細胞に成長できる能力を持つiPS細胞の作製。

06年に世界で初めてマウスの皮膚からiPS細胞を作った。

翌07年にはヒトでも成功した。


 iPS細胞は心臓の筋肉や膵臓(すいぞう)、

神経細胞など様々な組織に成長できる。

しかも患者本人の細胞を使っているので、

移植しても拒絶反応が起きない。

病気やケガで損なわれた臓器を修復する再生医療への応用が見込まれる。

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田中文科相、iPS研視察=「予算頑張りたい」-京都

山中伸弥教授(右)に出迎えられ、京大iPS細胞研究所に入る
田中真紀子文部科学相=7日、京都市左京区 田中真紀子文部科学相は
7日午後、体のあらゆる細胞になる能力を持つ人工多能性幹細胞
(iPS細胞)の研究拠点「京都大iPS細胞研究所」
(京都市左京区)を視察した。

iPS細胞の開発者で所長の山中伸弥京大教授が案内役を務めた。

 同研究所によると、田中文科相は顕微鏡をのぞき、

iPS細胞から変化させた心筋細胞を観察したという。

 田中文科相は視察後、記者団に「日進月歩、大変な速さで進歩している。

同じように予算を付けるのではなく、将来どういう国でありたいかを考え、

メリハリのある予算付けをやる。

大いに頑張りたい」と述べた。


東電社員「原発に明日ない」発言で頭おかしいと思われた

2012年10月08日 15時52分54秒 | Weblog
東電社員「原発に明日ない」発言で頭おかしいと思われた・・・〈AERA〉

AERA 2012年10月15日号 

 高知龍馬空港から車で約3時間。

高知県土佐清水市の足摺岬近くの山道を分け入ると、その古民家はある。

 ここで妻子とともに自給自足の暮らしをするのが、木村俊雄さん(48)だ。

昨年の東日本大震災の後、福島県大熊町から移り住んだ。

「高知に来て、自由を感じました。

福島にいるときに感じていた重いものが取れたような。

僕がこうやってメディアで原発や東電について話しても、高知では、

周囲の人は誰も何も言わない。

東電のお膝元では自由じゃなかった。

住民も依存体質が染みついていて、自分たちで何かしようとか、

何か考えようという雰囲気がまるでなかった。

『原発に明日はないよ』なんて僕が言ったら、

頭がおかしい人だって思われていましたから」

 木村さんは、2000年に退職するまで約17年間、東京電力の社員だった。

後半の約12年間は、まさに福島第一原発の炉心が仕事場だった。

「炉心には400~800体の燃料集合体があって、定期検査では4分の1を交換します。

残りは配置を換えることで、いかに効率よく発電できるかが決まる。

それを考えるのが仕事でした。

発電単価が下がれば会社に貢献できるし、仕事は面白かった。

でも、ずっと腑に落ちなかった。

毎日炉心と向き合っているから、はっきりとわかるんです。

処分の仕方も決まっていない高レベル放射性廃棄物がどんどん作られていくことが」

 原子炉内でどんな物質がどれだけ生成されているかを計算し、

科学技術庁や国際原子力機関(IAEA)に報告する仕事を担当したこともあった。

「例えば、プルトニウムなどの核物質が130トンできた時、

報告書はグラムで記載するから7個ものゼロがつきます。

自然界には存在しない、得体の知れない物質をそれほど大量に生成していいのか。

仕事に対する違和感はずっと消えませんでした」

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元東電社員の内部告発

http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/819.html

原発制御システムへの不正アクセスでデータ改ざん

元東電技術者の内部告発 ~ 新党市民(政治団体)代表・藤島利久

http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/810.html

冤罪の温床となりかねないサイバー犯罪捜査

2012年10月08日 15時43分53秒 | Weblog
冤罪の温床となりかねないサイバー犯罪捜査

(陽光堂主人の読書日記)より

 「成り済まし送信」の疑いが濃いのに捜査不充分のまま逮捕された件は、ネットの危うさを知らしめました。

犯人に仕立てられた人は真に気の毒ですが、今後同様の冤罪が続出する可能性があり、我々は警戒を怠ることはできません。


 事件はトップニュースとして扱われていますから、改めて紹介する必要はないでしょうが、

毎日新聞が顛末を簡潔にまとめていますので、以下引用します。(昨日付、http://mainichi.jp/select/news/20121008k0000m040059000c.html)

   殺人予告:第三者が遠隔操作で書き込みか 演出家を釈放

 大阪市のホームページ(HP)に無差別殺人予告を書き込んだとして、偽計業務妨害罪で起訴されたアニメ演出家の北村真咲被告(42)が事件に無関係だった可能性が高まり、大阪地検が先月21日、勾留取り消しを請求し、釈放していたことが分かった。

北村さんのパソコン(PC)は特殊なウイルスに感染し、第三者が遠隔操作した疑いが強いという。

「成り済まし」で無関係の人が容疑者になり得るサイバー犯罪の捜査の課題が浮上した形だ。

 また、伊勢神宮爆破を予告する書き込みをしたとして三重県警に逮捕された津市の無職男性(28)のPCからも同種ウイルスが検出され、先月釈放されていたことも判明した。

 北村さんと津市の男性はともに「身に覚えがない」と一貫して否認していた。

大阪府警などはウイルス感染の経緯解明を急ぐとともに、不正指令電磁的記録作成・同供用容疑を視野に捜査を進める。


 北村さんのPCは、第三者が遠隔操作でHPに勝手に書き込みできるウイルスに感染。

キーボードの入力状況も外部から監視できるようになっていた。

府警が8月26日に逮捕してPCを押収した際、ウイルスに感染させるファイルは既に削除されていた。

殺人予告が書き込まれた後に、何者かが消去したとみられるが、その後の捜査で復元したという。

 北村さんは7月29日に「(大阪・日本橋にある通称)ヲタロードで大量殺人をする。

歩行者天国にトラックで突っ込む」と大阪市のHPに書き込んだとして逮捕された。

8月1日には「成田発ニューヨーク行き日本航空006便に爆発物を仕掛けた」と日航に電子メールが届き、飛行機が引き返すトラブルがあった。

インターネット上の「住所」に当たるIPアドレスの捜査などから、発信元はいずれも北村さんのPCと確認された。

 大阪地検幹部は「第三者が書き込みをしたことの確認、解析には時間がかかる。

起訴を取り消すかどうかすぐに結論は出せないだろう」と話している。

【武内彩、三上健太郎、永野航太、田中功一】

 津市の男性は9月10日午後3時半ごろ、掲示板2ちゃんねるに「伊勢神宮爆破」などと書き込み、神宮の業務を妨害したとして同月14日、伊勢署に逮捕されました。

県警によると、逮捕後、押収したPCを調べると、第三者に不正操作される恐れがあるウイルスに感染していたことが判明しました。

 北村さんのケースでは、ウイルスを感染させたとみられるファイルは既に削除されていましたが、津市の男性を捜査した三重県警が大阪府警に情報提供したことから再捜査に繋がりました。危ないところを救われたわけです。

 しかし、両人に対する嫌疑が晴れたわけではなく、起訴取り消しには時間がかかるようです。

府警幹部は「パソコンの中身を全部調べたら何十年もかかる」と嘆いているそうですが、だからと言って安易な逮捕が正当化されるわけではありません。

逮捕されただけで犯人扱いされ、社会的に葬られてしまうことが多いからです。

 我国の警察はサイバー犯罪に弱いようですが、IPアドレスが一致したからという理由で逮捕してしまうのは乱暴に過ぎます。

その機器から発信されたというだけの話で、本人が書き込んだとは限らないのですから。

 今回は幸い冤罪の可能性が高いことが判明しましたが、ウイルスの存在が見過ごされたら、そのまま起訴有罪となったかも知れません。

冤罪をでっち上げようとする際には、都合の良い手法です。

反権力的なサイトやブロガーなどを葬ろうとしたら、権力サイドは同様の「成り済まし送信」をして冤罪をでっち上げればよいわけです。

 今回のようにIPアドレスの一致だけで罪を問うのは難しいですが、場合によっては「違法ダウンロード」で逮捕されるケースも出てくるかも知れません。

今月から施行されている改正著作権法(違法ダウンロード刑事罰化)は、そのための布石と考えることもできます。

 津市の男性は逮捕前に、「ネット上のソフトをインストールしてパソコンを使っていたら変な動きがあったので、一旦閉じて放っておいた」などと話しているそうですから、ダウンロードしたファイルにウイルスが含まれていたのです。

こういう時は、直ぐさま対処することが必要です。

 怪しい動きをしたら変だと判りますからまだよいのですが、殆ど変化を感じさせない高度で悪質なものであった場合にはお手上げです。フリーソフトや怪しいファイルは極力ダウンロードしない方が賢明でしょう。

 今回の一連の騒ぎは、ネット利用者に対する警告の意味があるのかも知れません。

権力者側の恫喝であり、住みにくい窮屈な世の中になりそうです。