明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

時事ネタ 京都 散策 歳時記 花見頃など

「民主」“不信任否決対策”に必死 小沢一郎への擦り寄りまで模索中

2012年10月12日 15時40分16秒 | Weblog
「民主」“不信任否決対策”に必死 小沢一郎への擦り寄りまで模索中

(世相を斬る あいば達也)より

 筆者は10月6日付拙コラムで「“裏読み政局” 臨時国会開催を挟み、“解散先延ばし”で利害一致の輿石と小沢? 」で、現在起きている政局は、それほど単純な図式では解説できない部分が多々ある、と指摘した。

小沢新党「生活」が考えるオリーブの木構想に、民主党Bを除いた民主党に門戸を開けている可能性に言及している。

この疑念の一部が民主党内の以下の二つの動きとなって現れている、更なる疑念として生まれてきた。

≪輿石氏が鳩山元首相と会談、小沢氏との関係改善に努力

 民主党の輿石東幹事長と鳩山由紀夫元首相が10日夜に都内で会談していたことが11日、明らかになった。

輿石氏は会談の中で民主党を離党した国民の生活が第一の小沢一郎代表との関係改善に取り組む考えを示した。

輿石氏は、衆院でさらに5人が離党すると過半数割れとなる危機的な状況にあることから鳩山氏に一致結束を呼びかけた。≫

(産経新聞)


≪不信任案に同調せず 民主「離党予備軍」 党内にとどまり原点回帰目指す

 消費税増税法案の採決で造反し、民主党代表選でも野田佳彦首相と対決してきた民主党の「反野田」勢力の国会議員約15人が11日夜、都内で会合を開き、野党側が内閣不信任決議案を提出した場合でも「堂々と否決し、離党もしない」(川内博史衆院議員)ことを確認した。

 会合には、小沢一郎「国民の生活が第一」代表に近く、「離党予備軍」とささやかれる山田正彦元農水相や福田衣里子衆院議員らが出席したが、あくまでも党内にとどまりながら党の「原点回帰」を目指して行動することで一致した。

 民主党は衆院で8人以上が離党すれば与党過半数割れとなる状況にあるが、「反野田勢力」の急先鋒(せんぽう)とみられる議員が内閣不信任案に同調しない方針を確認したことで、同案の可決は難しい情勢となったと言えそうだ。≫

(産経新聞)


 産経は“反野田陣営の民主党離党はない”を強調したいのだろうが、この情報を他紙が明確に伝えていないので、嘘か本当か定かではない。

後の記事が正しければ、同日に輿石が鳩山、小沢の腹を読む動きをする必要もない。

おそらく、どちらの動きも曖昧なもので、日々刻々状況の変化に応じて変化する流動政局だと伝えているのだろう。

これに、日中関係がさらに悪化の一途を辿れば、野田政権そのものが持たない可能性も出てくる。

今さら、国有化撤廃などと言えないわけで、“後家のつっぱり”を続けるしかない。


 軟化政策を採ろうと思えば、野田自身で行う事は困難なので、選挙管理内閣のようなものを準備する必要性も出てくるのだろう。

経団連の“モンサント・米倉”の慌てようは、見ていて甚だ愉しいものだが、野田イジメで二度愉しめる(笑)。

しかし、経済重視ではない筆者にしても、ここまで急激な日中の経済低迷は、双方の国家経済にかなりのダメージを与え、延いては世界経済への影響も見逃せない。


 この打開で、最も単純な解決法は「野田総辞職」のひと言に尽きる。

“国有化”を引っこめる事が困難な以上、それを決定した人間を消す事で、その他の対中柔軟政策の外交が可能になる。

ただ、それが出来る政治力量があるのが、マスメディアの宿敵小沢一郎である点が悩ましい。

安倍晋三にも目がないではないが、あれだけ対中強硬路線で総裁になったわけだから、辻褄があわない。

それに現状は野党の代表の一人に過ぎない。


 自民党の解散総選挙を望む声が圧倒的にある、と伝えられるが本当なのか。

鳩山、原口、川内、山田らが、本気で民主党内に留まり、民主党の立て直し等と戯言としか思えない発言を続けている姿も奇妙だ。

日本維新の会の動きは、マスメディアが芸能ネタとして追いかけるが、結果的に尻切れトンボなアイデア披露に留まり、国政での力量が疑問視される流れになっている。

たしかに、こんな連中が集う我が国国会の政治力量のなさを目の当たりにすると、官僚から見れば、鼻で嗤うような連中に見えるのだろう。


 復興予算検証委員会等々で、8野党は政府を追及するポーズは見せているが、官僚の霞が関文学に騙された以上、各省の言い逃れの道は残っているわけである。

法律の理念から考えると、極めて逸脱した横領的犯罪行為なのだが、役人が直に予算をポケットにしまい込んだわけではないので、ケシカランと苦言を呈するのが精々だろう。

やはり、国民の思いと、実際の政治行政を近づける為には、役人の予算裁量権を、どれだけ剥奪出来るかにかかっている。


ドル伸び悩む、78円台前半=買い一巡後は様子見〔東京外為〕(12日午後3時)

2012年10月12日 15時34分40秒 | Weblog
ドル伸び悩む、78円台前半=買い一巡後は様子見〔東京外為〕(12日午後3時) 時事通信


 12日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、ソフトバンクの米社買収など契機にした買いが一巡した後は様子見ムードが強まり、1ドル=78円台前半に伸び悩んでいる。

午後3時現在、78円35~36銭と前日(午後5時、78円08~10銭)比27銭のドル高・円安。

 午前中は、ソフトバンクによる米携帯会社買収に絡んで、円投のドル買い・円売りが強まるとの思惑などを受けた買いが改めて強まり、78円半ばをやや上回る水準に上昇した。

その後は徐々に買いは一巡し、午後に入ると「円投の思惑も材料として消化され、新規の手掛かりが浮上するのを待つ状態になった」(大手邦銀)とされる。

 ソフトバンクの米社買収では「M&A関係の円売り・ドル買いのフローは根底としては存在するが、単発要因では影響は限られる」(銀行系証券アナリスト)との見方が多い。

市場関係者の間では「根強い円高・デフレ懸念を払しょくするには政府・日銀の本腰を入れた介入が必要ではないか」(別の大手邦銀)との声が浮上している。

 ユーロは対円、対ドルでもみ合い。格下げされたスペインの金融支援要請の行方が注目されるが、「現状では要請時期が読めず、相場としては動くに動けない」(先の大手邦銀)と指摘されている。

午後3時現在、1ユーロ=101円32~34銭(前日午後5時、100円44~51銭)、

対ドルで1.2930~2931ドル(同1.2865~2866ドル)。

チャンスはチャートの中にあり。107
http://ameblo.jp/capitarup0123/entry-11372478220.html

ユーロドル・18週サイクル理論の検証。107
http://ameblo.jp/capitarup0123/entry-11372476058.html

東証大引け、小幅に4日続落 ファストリとソフトバンク急落で8500円接近

2012年10月12日 15時30分27秒 | Weblog
東証大引け、小幅に4日続落 ファストリとソフトバンク急落で8500円接近

 12日の東京株式市場で日経平均株価/は小幅に4日続落。終値は前日比12円66銭(0.15%)安の8534円12銭と心理的節目の8500円に接近し、7月26日(8443円)以来、約2カ月半ぶりの安い水準を付けた。

主力株の多くは円相場の下落や値ごろ感を手掛かりにした買いで反発したが、日経平均への影響度が高いファストリとソフトバンクに新たな懸念材料が浮上し、そろって急落したことが日経平均の押し下げ要因となった。

 前日に2012年8月期連結決算/を発表したファストリが、海外ユニクロ事業の成長減速を懸念した売りで9.9%安で終えた。

「米携帯電話大手を買収する方向で協議に入った」と伝わったソフトバンクは、2兆円超ともされる資金負担懸念から16.8%安と急落。両銘柄で日経平均を130円近く押し下げた。

両銘柄の売買代金は合計で2154億円と東証1部全体の17%を占めた。

 市場では「来週も米企業決算や中国の経済指標など警戒要因は多く、8500円割れの可能性もあるが、ここにきて押し目買いも目立ち始めてきた」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部長)と、一段の下値は限定的との見方があった。

 株価指数オプションとミニ日経平均先物の10月物の特別清算指数/(SQ)算出日を迎えた。

SQ算出に関連した現物株売買が買い越しだった影響で、朝方の日経平均は8600円台に乗せる場面があった。

 東証株価指数/(TOPIX)は反発した。

 東証1部の売買代金は概算で1兆2433億円と9月20日(1兆2924億円)以来の高水準。

売買高は17億3194万株だった。

東証1部の値下がり銘柄数は650と、値上がり銘柄数(839)の方が多かった。

変わらずは183だった。

 みずほFG、日立が小安く、三菱商は年初来安値を更新。

イーアクセスがソフトバンクにつれ安して制限値幅の下限(ストップ安水準)まで下落した。

半面、ファナック、KDDI、トヨタ、三菱UFJ、キヤノンが売買を伴って上昇。

中古車販売台数の増加期待からガリバーが急伸し、新日鉄住金、シャープが売り方の買い戻しなどで後場一段高となった。

 東証2部株価指数は4日続落。

新田ゼラチン、FPGが下落し、

山洋電、ステップが上昇した。

本澤二郎の「日本の風景」(1163) <中国から締め出された日本財閥>など

2012年10月12日 10時08分46秒 | Weblog
本澤二郎の「日本の風景」(1163) <中国から締め出された日本財閥>など

<PANASONIC屈米政権>

 戦争に反対する人類は、アメリカ帝国の主人には現職のオバマの再選を望んでいる。

ウォール街の富豪・共和党のロムニーが当選すると、イスラエルとイランの戦争を心配しなければならないからだ。

帝国はカジノ経済が破綻して衰退過程にある。足元の中南米は依然として反米政権が活発だ。

アラブ・イスラム世界では激しい反米抵抗運動が起きている。

欧州は経済危機の真っただ中にある。

そんな中で、ワシントンは東アジアの属国・日本で、日米対等路線の鳩山・小沢体制を崩壊させ、再び屈米派のPANASONIC政権を誕生させた。

10%消費大増税と原発再稼働を勝ち取ったあと、尖閣問題を表面化させ、その結果にうろたえて、絶命寸前の状況に置かれている。


 国民の支持率は低い。年内総選挙で消える政権だ。

そこで、自民党改憲軍拡派と大阪のヒトラーまがいの地方政党の連立に期待をかけているワシントンと分析出来るだろう。

 繰り返すようだが、ワシントン(産軍複合体)は石原を利用して、これまで蓋をしてきた尖閣問題を表面化させることに成功、日本と中国の間に楔を打ち込んだ。

これに対して9・18反日デモは、300余の都市に拡大した。

必然的に日本商品ボイコット運動を派生させてしまった。

 中国での車人気は、ドイツと韓国にかっさらわれてしまった。


<中国から締め出された日本財閥>

 かつて世界の市場を席捲してきた車・代物家電の日本財閥の優位性は消滅してしまっている。

PANASONICさえも企業縮小に走っている。

せいぜい車が頑張っている程度だった。

その日本製の車も、尖閣問題で大打撃を受けてしまった。

日本車が無くても中国人の生活に影響はない。

 困っているのは日本企業で働く中国人くらいである。

彼らは欧米の企業が吸い上げるだろう。

打つ手のない日本財閥は、いま途方に暮れている。

自分たちの利害を代弁するはずの松下PANASONIC政権によって、中国から事実上、締め出しを食ってしまったのだ。

天に唾した結果、自業自得なのだ。

 ここへきて中国政府も、日本財閥の正体に目を向け始めたかもしれない。

政治の重要性に気付いたとみたい。

日本財閥も屈米派政権では、東アジアの舞台で利益を挙げることが出来ないことを、身にしみてわかったはずである。

マスコミを操作しての、反中キャンペーンのマイナス面を理解したであろう。


<日本はオスプレイ>

 ワシントンの右翼どもは、大統領選挙をよいことにアジア太平洋戦略をやりたい放題だ。

東アジアに緊張を持ち込んで満足している。

このやり過ぎに日本国内における反米感情を、掌握していない。

沖縄だけではない。

岩国だけではない。

尖閣問題を悪用してのオスプレイの強行配備に日本人の多くが、これに反発している。

 この安定しない輸送機に関係者は莫大な研究費を投入した。

そのための見返りを求めての沖縄配備だ。

これを東アジア諸国に売り込んで、暴利を得ようと言うのだろう。

 オスプレイ配備は中国をけん制するだけではない。

世界各国に販売しようとしている。

「死の商人」が暗躍している。

それを屈米政権の日本で、という彼らの策略を見てとれる。

 もうそろそろ、沖縄の基地強化で日本を守るというイカサマ・キャンペーンに

騙される日本人から卒業する時期ではないか。


<韓国は800キロ飛行ミサイル>

 彼らは、父親を自衛隊員に持つ東京の屈米政権を籠絡する、ことにだけ力を

入れていたわけではなかった。朝鮮半島にも布石を打っていた。

 射程800キロのミサイルの導入を韓国の、これまた韓国財閥出身の

屈米政権にも強要していた。

朝鮮半島に新たな緊張材料を持ち込んだ。

日本の新聞テレビと同様に、これを評価するような韓国マスコミだ。

 対北朝鮮外交は完璧にCIAの意向を受けている。

自立しない韓国の安保政策を印象付けている。

 ところが、対日外交について韓国の議会は自立している。

10月11日のソウル発の聯合ニュースは「韓国防衛事業庁の納品企業の中に、

日本植民地時代に朝鮮人を強制徴用した日本企業が含まれている」

と韓国国会で問題化したと報じた。


 この日本企業は「三菱グループ(財閥)のニコン」と指摘したのだ。

ニコンというと、有名なカメラ会社だ。

三菱財閥の一翼を担っている。

筆者はニコンが三菱ということを、最近になって知った。

キリンビールはその前に。

 話題の「オリンパス」もやり玉に挙がった。

理由に驚いた。

「オリンパスは右翼教科書支援企業」というのである。

そういえば北京の銀座通りで知られる王府井には、原発を売り込もうと言う東芝と、このオリンパスの巨大な広告があるではないか。

 右翼教科書というと、例の「つくる会」のことだろう。

オリンパスは狂っている。

今後は医療器具で暴利を求めようという会社ではないか。

右翼と提携する財閥企業は、いずれ露見するものだが、それを日本ではなく韓国の議会が証明してくれる?

 なんと朝鮮人を強制徴用した日本企業は1493社、そのうち295社が今も存在している。

財閥の復活を裏付けている。韓国議会の調査能力には驚くほかない。

被害者の当たり前の対応だが、その点で中国人は甘い。


<東アジアに緊張の罠>

 対アジア太平洋戦略をオバマ大統領が指揮しているわけでは全くない。

まともな独立した日本政府であれば「平和と安定を確保したいので軍事圧力は止めるべきだ」と抵抗する。

そうすればオバマも耳を傾けるだろう。

だが、屈米政権はそうしない。

それは自民党時代から変わっていない。

 かくしてワシントン産軍複合体はやりたい放題だ。

CIAを利用しての悪しき戦略を押し付け、それを屈米メディアを通じて世論操作をする。

ただこれだけのことだ。

 東アジアに緊張を作り出すことは、いとも容易なことなのだ。

もう卒業していいころではないか。

愚民と愚者ばかりの日本、そして韓国と連中は信じ込んでいるのだろう。


<暴利を手にする米産軍複合体制>

 アメリカ帝国は軍事面での大国である。

ウォール街が疲弊してしまい、残るは武器弾薬で暴利を手にするしかない。

知日派というCIA要員が、大いに活躍することになろう。

 鳩山も小沢も、これらの罠にはまってしまった。

二人の貢献というと、こうした悪しきワシントン謀略を、素人の筆者にも見えるようにしてくれたことである。

 政治家では、亀井静香も筆者に証言してくれた。

彼は勇気ある政治家である。亀井―鳩山―小沢路線がうまい具合、開花すれば日本は変わる。彼らの最後の敵は、ワシントンに巣食う産軍複合体なのである。

人類の敵であろう。ここを抑え込めば、世界に平和が訪れる、間違いなく。

 彼らの手先から離脱せよ、と多くの関係者に対して、人間としての心からの叫びである。

2012年10月12日9時30分記

中下大樹和尚が、福島で生で聞いた「福島で必死に生きる人々の生の声」

2012年10月12日 09時39分59秒 | Weblog
中下大樹和尚が、福島で生で聞いた「福島で必死に生きる人々の生の声」

をツイートしたというその内容がスゴイと話題

(日々雑感 )より

>ゼネコンが560万で請強調文けた除染⇒下請けに70万⇒作業員に8千円

これ生々しい。ヒドイね

>ラジオを聞いてひっくり返ったよ。

放射能に負けない子供になろう!って福島県教育委員会がラジオで

呼びかけているんだもの。

教育委員会・・・絶望的なキモチにさせてくれるぜ。


中下大樹のブログ より転載

~ココから転載~

反響の大きかったものを、ブログにも転載します。

ご興味のある方は、是非、ご覧ください。


-------------------------------------------------


福島市の仮設・80代の女性「除染なんて、私達が若いころ(戦時中)、強制的に竹やりを持たされて鬼畜米兵と言わされていたのと本質的には同じ。小手先だけの対応で、何の意味もないことは皆、分かっている。でもそれを声に出すと、非難される。同調圧力だよ」


----------------------------------------------------
南相馬市60代男性「自宅一軒、竹中工務店に560万円で除染を依頼し、現場の下請けはピンハネされまくって、70万円で作業をする。末端の作業員は日当約8千円。除染が終了したら仕事がなくなるから、皆、いい加減な仕事しかしない。それで雇用が確保され、経済が回る。それが除染ビジネスの実態」


----------------------------------------------------
いわき市仮設60代男性「原発で30年働いてきた。でも今は被曝して働けない体。人は目の前の現実が辛いと、現実逃避するんだ。将来の事なんて、意図的に考えないようにしている。酒を飲んでカラオケを歌って気晴らしをするけど、いい年したオヤジが何やっているんだろう?と思って、情けなくなる」


------------------------------------------------------


いわき市仮設60代男性「どうしたら原発が止められるかって?そんなこと簡単だ。もう一回どっかの原発が爆発して土地が汚染され、人が住めなくならないと原発を止めることは無理じゃないのか?アメリカ・財界・官僚が政治家に圧力をかけている構造も問題だがな」


--------------------------------------------------------
大熊出身・福島の仮設入っている70代Aさんが言う「冬に出稼ぎに行かずに、安定した暮らしを得る為、子供や孫と同じ場所でずっと暮らすために、俺たちは原発を受け入れた。豊かな暮らし、安定成長を求めて原発を受け入れた。そしてそこで俺はずっと働いてきた。それがこんな事になるなんて・・・・」


---------------------------------------------------------


いわき市仮設70代男性「被災者と言っても、状況は皆、違う。家族が死んだ・家族が生きている人、仕事を失った人・仕事がある人、家を流された人・家がある人、帰る場所がある人・帰る場所がない人、カネがある人・カネがない人・・。確かな事は、震災前からあった格差が今、露呈しているという事」


---------------------------------------------------------
南相馬市50代女性「私は最近、放射能より、人間の方が怖いと思う時がたくさんあります。ここ福島では、放射能の話をするだけで、圧力がかかる雰囲気が一部に蔓延しています。命がけで、放射能の問題を意図的に考えないようにしている人がいっぱいいる。一種の思考停止状態。それは自分を守るため?」


---------------------------------------------------------


福島の仮設・70代男性「原発でずっと働いてきた。しかし、危険な仕事は下請けに回していた。山谷や釜ヶ崎のような寄せ場から労働者が連れてこられていることを、俺達は知っていながら、見て見ぬふりをしていた。事故が起こった今、改めて考えると、俺も東電と一緒で、加害者なのかもしれない」


----------------------------------------------------------


福島・中通り60代男性「ラジオを聞いてひっくり返ったよ。放射能に負けない子供になろう!って福島県教育委員会がラジオで呼びかけているんだもの。中通りの住民は、被害者という意識が薄い。だから教育委員会は、県外に避難した人を非難するんだ。もうマスクをしている人も、ほとんどいないよ」


------------------------------------------------------------


南相馬市・20代女性「今まで原発の勉強とかしたことない。でも、東電の下請け会社で働いている旦那が被曝して、入院してから、やっと目が覚めた。311以降<誰かが何とかしてくれるだろう・安全だ>と、放射能を浴びまくっても他人事のように考えていた。無関心は身を滅ぼすことにやっと気がついた」


-------------------------------------------------------------


いわき市仮設・40代女性「仮設で中高年の男性の自殺が起きた。明日は我が身・・・。でも、生きていればいいことがあるなんて、口が裂けても子供達には言えない。明るい未来なんて、ここ福島では絶対にありえない。普通に生きて、当たり前に暮らせることが、こんなにも難しいことなんて思わなかった」


-----------------------------------------------------------


南相馬市・20代女性「友達の女の子が中絶をしたという話を聞くたびに、私も子供はムリって思ってしまう。旦那や姑は子供が欲しいみたいだけど、もう福島では子供を育てられない。線量計で自宅周辺を図ると、ビックリするよ。子供を産んでも、どうせ外で遊ばせられないから、子供も可哀想だよね」


--------------------------------------------------------------


南相馬市・20代女性「原発事故以来、国・政治・東電は最悪と、ずっと他者を批判してきた。でも良く考えてみると、私は選挙に一度も行った事はないし、新聞も読まないし、テレビはお笑いだけしか見ないし。原発近くに住んでいながら原発の事なんて全く知ろうとも思わなかった。今思うと恥ずかしい」


--------------------------------------------------------------


(大熊出身)会津若松仮設住宅・60代男性「さあ考えてみて。仕事もカネも産業も何もないただの田舎町が、原発を誘致することによって、莫大な恩恵が手に入るんだよ。目の前にニンジンをぶら下げられて、それを断れる人がどれだけいると思う?カネで動かない人間もいると思うけど、全体の中の一握りだろ」


---------------------------------------------------------------


福島の仮設住宅・50代男性「仙台に行った。全国から建築関係者が集まり、復興バブルのような状態になっている。儲かってしょうがないって飲み屋で言っている経営者のような人がいたけど、心ではそう思っていても、言葉に出してほしくないね。だって、ここ東北では相当な数の人間が死んでいるんだよ。」


--------------------------------------------------------------


福島の仮設・50代男性「知人の男性が2名、ここ数カ月で自殺したよ。男は仕事や家族を失うと、本当に弱い。今まで名刺の肩書きだけで勝負してきたのに、311を機にゼロになってしまった。俺も今は無職。仮設の集会所でサロンとかをやっているけど、大の男が一人で参加できると思うか?」


--------------------------------------------------------------


福島の仮設・20代女性「子どもがいるので被ばくについて勉強したいと思い、県内の講演会等に行くようにしている。しかし偉い先生の講演会は、「放射線量はほとんどゼロ」「内部被ばくなどない」「福島は大丈夫」ばかり。正確な情報が、手に入らない。それを声に出すと、さらに非難される」


---------------------------------------------------------------


(大熊出身)会津の仮設・60代男性「もう覚悟はできている。瓦礫の処分場は、原発周辺の地域にするしかないだろ。だって、もう人が住めないんだから。除染なんかする金があるんだったら、原発周辺の土地を買い上げて、そこに瓦礫処分場を作ったらいい。地元住民は、誰も大熊に帰れると思っていないもの」


-----------------------------------------------------------------


南相馬市・50代男性「東電や国のやり方は最低だ。人を人とも思っていない。でも、俺も今までずっと東電にぶら下がり、国に依存して生きてきた。一番悪いのは、俺の主体性のない生き方だ。思考停止に陥り、今さえ良ければいい、自分さえ儲かればそれでいいと、臭いものには蓋をしてずっと生きてきた」


-----------------------------------------------------------------


福島の仮設・70代男性「若い世代にとっては、福島から逃げるのが一番の選択肢じゃないか?未来のある若者には、是非逃げてほしい。しかし、俺達のような年寄りは、今更逃げてもねぇ。生まれ育った故郷で死ぬまで暮らしたい。でも、それは自分で決めたこと。どうなっても覚悟を決めているよ」 

http://ameblo.jp/inochi-forum/ 

中下大樹さんTwitter
https://twitter.com/nakashitadaiki

小沢一郎とよりをもどそうとした輿石という政治家

2012年10月12日 09時31分18秒 | Weblog
小沢一郎とよりをもどそうとした輿石という政治家・・・(天木直人)より
 
 政局をめぐる政治家の動きほど人間の本性をあらわした見苦しいもの

はないと思う。

 その中でもこのニュースはその最たるものだろう。

 民主党の輿石幹事長が10日夜、東京都内で鳩山元首相と会談し、小沢

一郎との国会での連携を模索する考えを示していたというのだ。

 国会でもう一度、野党ではなく、一緒にやれないかと呼びかけたという

のだ。

 どの面を下げてそのような事がいえるのか。

 小沢一郎と近い関係を誇示しながら影響力を振るい、最後は小沢一郎を

追放した野田首相と一蓮托生となった輿石氏である。

 それが、野田民主党はお終いだという今ごろになってもう一度一緒に

やろうという。

 しかし笑えないのは鳩山元首相がそれに乗る可能性があることだ。

 ただでさえ宇宙人の鳩山氏だ。何を考えているかわからない。

 小沢一郎との関係においても一致した行動を取ってきたということでは

必ずしもなかった。

 おまけに今の鳩山氏は野田民主党以上に窮地に立たされている。

 ひょっとして真面目に小沢一郎に取り次ぐのではないか。

 もし小沢一郎がそれに乗るようではお終いだ。

 しかし条件次第ではそれがあり得るかもしれない。それが政局だ。

 正直者が馬鹿を見る世界である。


国民の生活41%、民主2%、自民18%、公明1%、維新1%で小沢新党がダントツ1位!

2012年10月12日 08時17分12秒 | Weblog

国民の生活41%、民主2%、自民18%、公明1%、維新1%で小沢新党がダントツ1位!

これまでのマスコミのインチキ世論調査はデータねつ造?

検察でっち上げだけでなく、不正選挙の地ならしか?

ーーーーーーーーーーーーーーー


実施中

ヤフー あなたが望む次の政権の枠組みは?   10月10日~

http://seiji.yahoo.co.jp/vote/result/201210100001/

回答者の支持する政党の割合

民主 (2%)
自民 (18%)
生活 (41%)
公明 (1%)
みんな (4%)
共産 (1%)
社民 (1%)
きづな (0%)
維新 (1%)
国民 (0%)
たち日 (3%)
大地 (0%)
改革 (0%)
日本 (0%)
その他 (2%)
なし (26%)

コメント(223件)

投票コメント

[ 回答:その他 ]

国民の生活が第一を中心とした、反原発、反TPP、真に日本の主...
国民の生活が第一を中心とした、反原発、反TPP、真に日本の主権確立を目指す政治を求める勢力による政権。


[ 回答:政界再編による新たな枠組み ]

国民の命と、日本の未来と、民主主義を守る唯一最高の政党「国民...
国民の命と、日本の未来と、民主主義を守る唯一最高の政党「国民の生活が第一」!!。

腐臭漂う政治状況を、政界再編させて、反原発、反消費増税、反TPP、反オスプレイの、真の国民擁護政権樹立を、国民の生活党が中心となって果たしてほしい。

民自公の旧悪...


野田の顔がテレビに映るたびに、日に日に人相の悪くなるあの顔に...
野田の顔がテレビに映るたびに、日に日に人相の悪くなるあの顔に右ストレートか十六文キックをしたくなる衝動にか駆られるのは俺だけじゃない筈だ!


[ 回答:その他 ]

#国民の生活が第一 を中心にリベラル勢力の大結集を!! ファ...
#国民の生活が第一 を中心にリベラル勢力の大結集を!! ファッショ政権打倒~~!!


[ 回答:政界再編による新たな枠組み ]

2009年、政権交代を国民が選択したのは、自公の政治ではダメ...
2009年、政権交代を国民が選択したのは、自公の政治ではダメだったから。

しかし、その民主党が自公以上にダメ。

また、自公も全く変わっていない。

ゆえに、生活を中心とした第3極に期待するしかない。


それは民主主義の否定だ この国を昔の全体主義へ戻す気なのか

2012年10月12日 08時03分06秒 | Weblog
それは民主主義の否定だ この国を昔の全体主義へ戻す気なのか

(日刊ゲンダイ)より


民自公の3党党首会談を開いて「決められる政治」をやれという大新聞の恐るべき主張

臨時国会を開かず、逃げ回っている民主党政権に対し、安倍自民が批判を強めている。

なにしろ、野田は党首会談にも応じる気がないからだ。

国会は開かない、話し合いにも応じない。

“門前払い”みたいな対応に安倍は「(会談に)応じるのは当たり前だ」とイラ立っている。

そうしたら、大新聞も一緒になって「3党党首会談を早くやれ」と“安倍応援団”に回っている。

朝日新聞は6日の社説で、「首相が選ぶ道はひとつしかない」と断言、「譲るべきは譲って3党の協力体制を改めて確認する。

そして早期の臨時国会で懸案を片づけることだ」と主張した。

読売は「野田首相が掲げる『決断する政治』に、明らかに逆行している」と批判、「会談の打診さえしていないのは、政権党の自覚を欠いているのではないか」(6日社説)と切り込んだ。

日経も「党首会談を開き、3党合意を再確認し、懸案処理に取り組む。そうしなければ『決められない政治』に逆戻りだ」(7日社説)と野田をガンガン批判している。

さっさと3党党首会談をやって、特例公債法案や衆院の定数是正について合意しろ。

そうやって臨時国会で懸案をどんどん処理しろ。

それが「決められる政治」ではないか、と言うのだが、これは恐ろしいことだ。

3党で密室談合しろ、と言っているのと同じだからだ。

つまり、民主主義の否定である。

そんなことを大メディアが大合唱するなんて、異様な光景と言うしかない。


◆密室談合政治を焚きつけるデタラメ

筑波大名誉教授の小林弥六氏はこう言った。

「多くの国民はいったい何のための政権交代だったのかという思いでしょう。

3年前の衆院選で、国民は自民ではなく民主を選んだ。

ところが、気がついたら、民主と自民で談合政治をやっている。

メディアはそれを批判するどころか、安倍新体制になっても3党合意をやれやれ、という。

全体主義、翼賛体制を奨励しているようなものですよ。

民意を無視して、選挙を争った3党が密室で『決める政治』なんて、民主主義ではありません。

戦後の日本を守ってきたのは、国民主権ですが、大マスコミは、その生命線を侵そうとしているのです」

党首会談から逃げて、国会も開こうとしない野田もヒドイが、それと「3党合意で決める政治をやれ」というのは別の話だ。

この国の政治と報道は完全に錯乱、倒錯しつつある。

何が正しくて、何をやっちゃいけないのか。

民主主義の基本をないがしろにしていいわけがない。


◆官僚主導の大連立に戻すことが大新聞のホンネだ

大マスコミがこうなった理由は見えている。

何だかんだ言って与野党大連立に持っていきたいのだ。

朝日なんてロコツで、「重要なのは、衆参で多数派が異なっても合意形成ができる国会のルールづくりだ」なんて臆面もなく提言している。

議会での論戦も選挙による民意も度外視し、談合政治のルールづくりを急げ、と焚(た)きつけているわけだ。

トチ狂っているとしか思えないが、これは今に始まったことではない。

消費増税法案の時も、大マスコミは3党合意を評価し、「決められる政治」を大絶賛した。

ありもしない解散話で大騒ぎし、アホな自民党をその気にさせ、まんまと天下の悪法、増税法案を可決、成立させてしまった。

メディアが民主主義を破壊したようなもので、自己否定のような愚行だが、財務省の毒が回っている彼らは気づかない。

揚げ句、この期に及んでも「早く3党合意を!」とけしかけるわけだ。

政治評論家の本澤二郎氏が呆れて言う。

「密室談合が民主主義の否定であるだけではありません。

この国の政党は民・自・公だけではないんです。

国会も開かず、3党で物事を決めてもいいのか。

少数政党の意見、声は聞かないのか。

こちらも民主主義の否定で、許されない行為です。

大マスコミの主張の裏には、何だかんだ言って自民主導の連立政権に持っていこうという伏線が見え隠れする。

野田民主も安倍自民も官僚主導という点では同じ。

だったら、さっさとくっついて物事を進めろ、ということでしょう。

その物事とは増税であり、原発再稼働であり、TPPになるのでしょうが、国民をバカにするのもほどがあります」

この国のメディアは骨の髄まで腐ってしまった。


◆戦前とまったく変わらない大マスコミの体質

いったん、決まった方向に動き出すと絶対に軌道修正も後戻りもしない。

それがこの国の大マスコミの恐ろしいところだ。

財務省にマインドコントロールされている彼らは、消費増税をすべし、と書いてきた。

だから、それをやる野田を評価する。

いくら国民が反対しようが、経済が落ち込もうが見て見ぬフリ。

民意否定のデタラメ談合をやっても、「よくやった」となる。

一度そうやって談合を評価したものだから、「今度はやるな」ともう言えない。

またまた談合政治を「やれやれ」と言う。

検察とグルになって突っ走った小沢事件もそうだった。

冤罪と分かっても、小沢叩きを続け、謝罪も検証もしようとしない。

ケチなプライドというか、ご都合主義というか、とんでもない無責任体質だ。

これがこの国をどれだけ狂わしてきたのか。

政治評論家の森田実氏はこう言った。

「ジャーナリズムとは本来、国民の側に立って、真実を報道するのが基本姿勢なのに、大新聞大テレビは政治権力や官僚機構、アメリカにしっぽを振って、自らも権力の傘に入ろうとしている。

大マスコミの堕落、腐敗こそ、今日の日本の最大の恥と言っても過言ではありません」

戦前戦中も、大新聞は翼賛体制を後押しし、勝てっこない戦争を焚きつけ、日本を破滅に導いた。

しかし、その反省も口先だけ。だから、いま再び、同じ過ちを繰り返そうとしているのだ。

「大マスコミは、いまや世論を誘導するだけではありません。

『早く党首会談をやれ』なんて、政治も自分たちの都合で動かそうとしている。

先の大戦の関東軍の役割をメディアが自ら演じているようなものですよ。

当時の大新聞も政府や軍部と結びつき、地位や特権を手に入れ、甘い汁を吸っていた。

ファシズムを煽(あお)り、好戦的な記事を書けば新聞が売れるという事情もあった。

結局、国民のため、社会のためではなく、我欲のために動いているのが、日本の新聞社なんです。

そうした体質がちっとも変わっていない。そこが怖くなります」(小林弥六氏=前出)

このままでは、日本はいつか来た道へ逆戻り。

その懸念を痛切に感じている国民は増えている。

---------------------------
コメント

01. 日高見連邦共和国 2012年10月12日 07:36:55 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A

『国政選挙による民意』の上位に、その後の“政党のご都合主義での談合”が上位に位置しているこの状況で、
国民から“疑問と非難”が沸き起こらない時点で、この国が“民主主義”を語る資格なし。
(それを『決められる政治』って言って喜んでるんだから、世話ねーやな)
“民主主義”の理念云々以前の問題で、“瑣末事”をアゲツラウのも“不毛”なのだが、
『間接民主主義制度、議院内閣制、政党政治』の“死に際”にあるのは確かかもしれない。

国論を二分した“立法府(選挙制度を含む)の有り方の議論”をせにゃならぬのではないかいな?
それは『全国一区・単純比例代表制導入』なんていう。チンケな話題で終るものではない。



02. 2012年10月12日 07:57:24 : Op2sM8LHZQ
 大新聞社が第三の権力者となって、国民を洗脳しまくり。
購読停止運動を拡大して、干し上げるしかない。


民主党が復興予算の使途を究明するための委員会を欠席したのは、犯罪行為に等しい隠蔽だ

2012年10月12日 07時55分30秒 | Weblog
民主党が復興予算の使途を究明するための委員会を欠席したのは、犯罪行為に等しい隠蔽だ

(かっちの言い分)より

民主党は、いよいよ末期的な政権になってきた。

臨時国会も怖くて開けないし、委員会も野党の追及が怖くて開けなくなってきている。

既に復興予算の使用用途が、全く震災復興とは関係のない事に使われていることはマスコミにも取り上げられてきている。

まるで、甘い砂糖に各省庁から湧いてきたアリ達が我先にと、普通に考えれば通らない理由をこじつけて群がって食い尽くそうとしている。

こんなことを民間で行えば、犯罪として逮捕されるかもしれない。

この復興予算が、被災地の再建と全く関係の無い事業に使われている問題を調査しようと、衆院決算行政監視委員会の小委員会を議長職権で11日午前開催すると宣言したが、委員14人のうち8人を占める民主党の委員が全員欠席したため、開会に必要な過半数を満たせず流会してしまった。

さらにひどいことに、委員会が説明のため政府側に出席を求めていた8府省の担当者も、民主党の指示で欠席した。

政府側が委員会の出席要請を拒むのは異例で、もう与党の体をなしていない状態になってしまった。

野党のこの件の抗議に対して、議長の職権で開催した会議には出る必要がないなどと、まるで理由にならないことを言って逃げている。

また藤井官房長官も、今まで野党が出席しなかった先例があるとまで言う始末である。

今回の委員会は、あまりの出鱈目さを究明することにあり、その説明を求めただけで、何かの議決を強行採決するため徴集をかけた訳ではない。

野党が要求したとあるが、国民を代表して野党が質問する。

それに対して国民の代表たる与党の政策責任者が答えるのは当然の話である。

況や、与党委員が欠席しても、実際に実行部隊でその予算取りに関わった省庁の役人に聞かせないようにすることは、もはや国会の調査権すら封印させる行為で、与党政府が犯罪に組していると考えざるを得ない。

何のやましいことがなければ、堂々と役人答えさせればいいことだ。

それをさせないということは、明らかにやましいことがあるからだ。





「小沢さんと協力したい」と輿石東幹事長が、除籍した小沢一郎代表に協力を求めるとは、どんな神経なのか

2012年10月12日 07時46分44秒 | Weblog
「小沢さんと協力したい」と輿石東幹事長が、除籍した小沢一郎代表に協力を求めるとは、どんな神経なのか

(板垣英憲)より

◆このところ、鳴かず飛ばずの鳩山由紀夫元首相の動静が、新聞記事によって伝えられた。

民主党の創業者であり、巨額の資金を提供した事実上のオーナーなのに、党員資格停止3か月処分、つまり、むかしで言えば、閉門蟄居に処せられていた。

当然、9月21日の代表選挙のときも、「籠の鳥」否「籠の鳩」だった。

貴重な1票さえ投じられなかった。

その3か月が過ぎて、晴れて娑婆に出てくることができたのは、大変目出度いのだが、早速、輿石東幹事長に会食に誘われて、暗に、小沢一郎代表との仲介を頼まれたらしい。

もちろん、輿石東幹事長はいまでも、小沢一郎代表と連絡を密にしているので、自分でアプローチすれば済むとは言うものの、風前の灯である民主党の命運をめぐる「頼み事」となれば、それなりのきちんとした儀式が必要となる。

それを鳩山由紀夫元首相に「泣きついた」ということだ。

それにしても、除籍処分して追放した相手に頼み事をして、「ハイわかりました」と受けてもらえると思っているのであろうか。

民主党所属の衆院議員があと5人離党すれば、単独過半数割れする危機状況にある。

ここに至ったのは、ひとえに、野田佳彦首相と輿石東幹事長のいわば自業自得というものだ。

図々しい輿石東幹事長の無神経ぶりに、鳩山由紀夫元首相は、輿石東幹事長が自分に何を頼もうとしているのかが、理解できなかったのか、鳩が豆鉄砲を食らったかのように、キョトンしたまま、最高顧問への復帰を提示されて、「復帰するなら外交問題に取り組ませてほしい」とピント外れの要望を示したという。

 この経緯を朝日新聞が10月11日付けの夕刊「2面」で以下のように報じている。

「民主党の輿石東幹事長は10日夜、東京都内で鳩山由紀夫元首相と会食し、国民の生活が第一の小沢一郎代表との関係について『協力を求めていきたい』と述べ、連携を模索する考えを示した。

民主党の衆院勢力は単独過半数割れまであと5議席で、生活との連携で内閣不信任決議案が可決する事態を防ぐ狙いがある。

会食は輿石氏が呼びかけ、平野博文前文部科学相が同席した。

輿石氏は『これ以上の離党者を出さないよう力を合わせないといけない。

衆院選は年明け以降にしたい』などと語り、小沢氏との連携に意欲を示したという。

また、消費増税法案の採決で反対した鳩山氏の党員資格停止3ヵ月の処介が今月9日に解けたことから、輿石氏は鳩山氏に党最高顧問への復帰を要請。

鳩山氏は『復帰するなら外交問題に取り組ませてほしい』として即答を避けた」

◆小沢一郎代表は目下、原発政策研究のためドイツ訪問(10月16日から21日)と帰国後の10月25日に開催する「国民の生活が第一党結党記念パーティ」の準備に大忙しである。

いまさら民主党が存亡の危機にあるから助けてくれと言われても、知ったことではない。

 それどころか、日本列島で「オリーブの木」を育てようと、植林作業で頭の中はいっぱいだ。

北海道は、鈴木宗男代表の新党大地・真民主、東北~関東は、小沢一郎代表の国民の生活が第一、関東は、渡辺喜美代表のみんなの党、中部は、河村たかし代表(名古屋市長)の減税日本、関西は、橋下徹代表(大阪市長)の日本維新の会、それに福島瑞穂代表の社民党、また共産党などとの「広域連合選挙」をプロデュースしている真っ最中でもある。打倒すべき対象である民主党を助けるための「協力」などは、とても考えられないことなのである。

 読売新聞は10月11日付け朝刊「4面=政治面」で、「8野党連携強化一致」という見出しをつけて、次のようなベタ記事を掲載している。

 「新党『国民の生活が第一』、みんな、共産、社民などの野党8党は10日、国会内で国会対策委員長会談を開き、秋の臨時国会に向けて連携を強化し、野田政権との対決姿勢を強める方針で一致した。

自民、公明、たちあがれ日本の3党は会談に参加しなかった」

衆院の会派別所属議員数(平成24年10月9日現在)は、以下の通りである。

自由民主党・無所属の会 118
国民の生活が第一・きづな 47
公明党 21
日本共産党 9
社会民主党・市民連合 6
みんなの党 5
日本維新の会 5
改革無所属の会 4
減税日本・平安 4
国民新党 3
新党大地・真民主 3
たちあがれ日本 2
無所属 7
欠員 3
計 480

 自由民主党・無所属の会、公明党、たちあがれ日本を合わせても、141である。

野田佳彦内閣に不信任決議案を突き付けて可決成立させるには、100足りない。

欠員3を除いて計算しても99足りない。

野田佳彦首相は、政権延命に懸命なので、「話し合い解散」に応じる気配はない。

そうすると、自由民主党・無所属の会、公明党、たちあがれ日本は、いかなる戦略戦術を立てて臨むのかが問われている。

 ちなみに、鳩山由紀夫元首相(北海道9区)は、次期総選挙で「落選確実」と言われている。

沈没していく民主党と運命をともにするのか、それとも、小沢一郎代表と合流して、活路を開いてくのか。

いままさに決断が迫られている。


「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
----------------------------------

中国北京政府が財政相・人民銀総裁を東京で開催中のIMF・世界銀行年次総会

に派遣してこなかったのは、派遣できない余程深刻な事情があるからだ

◆〔特別情報①〕

 中国共産党1党独裁の北京政府は、東京で開催中の国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会に、財政相・人民銀総裁を派遣してこなかった。

表向きの理由は、「尖閣諸島問題だと言っている。

だが、どうも本当の理由は、そんな外交問題ではなさそうだ。