明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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小沢グループ離党の意義

2012年07月04日 08時35分27秒 | Weblog
小沢グループ離党の意義 ・・・(永田町異聞) より


朝日新聞の3日付社説は、小沢一郎とそのグループの離党についてこう書いた。

◇小沢氏は、消費増税関連法案の撤回を要求していた。129時間に及ぶ国会審議と、自民、公明両党との修正協議の末、やっと衆院通過にこぎつけた法案である。

無理難題というほかはない。◇


苦労して衆院通過させた法案を潰そうというのか、となじっている。

貴紙はいつから民自公の“感情代弁者”になったのかと問いたい。


輸出戻し税という大企業の消費税利権をそのままにしての増税に国民は納得がいくだろうか。

再販制による価格カルテルで増税分を自在に転嫁できる大新聞社が、そのうえ軽減税率の適用まで受けようと財務省に媚を売る。

一方で、財政再建、社会保障の持続などを大義名分に消費増税推進論を展開し、しかも、自らの特権を棚に上げた欺瞞性をいっこうに恥じることがない。

そんな報道姿勢を、はたして国民は信用できるだろうか。


この不平等きわまりない法案に反対するため、資金不足や支援組織との関係など、あらゆるリスクをかえりみず、小沢氏をはじめ50人の国会議員が、霞ヶ関色にすっかり染まった民主党と決別した。

もし彼らの造反行動がなかったら、アンチテーゼが国民にかくも鮮やかに示されないまま、民自公の談合の産物である増税案がおおでを振って歩いていただろう。


「壊し屋」がまた政界をかき回しているという、画一的な記事の氾濫は、記者たちが自分自身の自由闊達な思考を封印しているせいに違いない。

新聞社やテレビ局という組織のなかでは、世間に受け入れられやすいイメージをもとに記事をつくるのが、処世術としても、短時間に書き上げる術としても、すこぶる楽なのである。

むしろ、この国の政治の不幸をただ一つあげるとすれば、これまで小沢以外に革命児的「壊し屋」がいなかったということだ。

壊さなければ、新しい国のかたちはつくれない。


もし小沢一郎が存在しなければ、1955年以降初めて非自民政権が誕生した93年政変も、小選挙区制導入などの政治改革も、ましてや国民の選択で実現した09年の政権交代もなかったであろう。

ダイナミックな政治の動きには、ほとんど小沢がからんできた。

彼が離党、結党、解党をくりかえし、多くの政治家がついたり離れたりしたことをネガティブに言いつのる陳腐で定型的な言説があるが、それは官僚支配体制の解体、政治主導の実現という一本の理念を貫こうとする過程で生起したさまざまな現象を誇大に吹聴しているにすぎず、本質とはほど遠い議論である。


小沢は近いうちに新党を旗揚げし、「反増税」「脱原発」を訴えるという。

選挙で勝つためのスローガンに過ぎないと受け取られがちだが、選挙で公約したことは最大限守るべきだという小沢の政治姿勢は、今回の離党で証明されたといえよう。

離党をためらう人数をかぞえて小沢の求心力低下に結びつけようとするマスメディアの近視眼に惑わされる必要はない。

われわれは、大きい政治の流れのなかで小沢一郎をとらえる視点を忘れないようにしたいものである。


新 恭  (ツイッターアカウント:aratakyo)

そして小沢新党には精鋭だけが残った。国民が彼らを無駄死にさせはしない

2012年07月04日 08時05分59秒 | Weblog
そして小沢新党には精鋭だけが残った。国民が彼らを無駄死にさせはしない

(かっちの言い分)より

野田首相は、小沢氏ら37名を除名した。

野田氏が怒り心頭でそういう行動を取ってくるのは、小沢氏も承知済みであろう。

なぜなら、輿石幹事長と小沢氏との話し合いにおいて、政策の妥協の話は無く、処分についてのアメとムチの話であったと小沢氏自身が話している。

きっと財産分与の話もしたのだろう。


階、辻議員の滑稽な逆転劇は、それこそ茶番である。

これについては、日刊ゲンダイが『離党メンバーから2人脱落 だからどうした?

新党結成に影響ゼロ

http://gendai.net/articles/view/syakai/137356』と書いている。


また、マスコミの連日の批判、また執行部からの脅しで、水野議員が離党を撤回した。

とても男とは思えない。

小沢新党もこんな軟弱な議員は要らないだろう。

この議員は比例議員である。

小沢氏の選挙戦略による、民主党ブームで当選したものである。

きっと、次の選挙では民主党の豊富な資金がないと落選すると脅されたのであろう。


凋落の民主党にいて比例で当選することはまず無理である。

約半分程度しか当選しない。菅元首相でも危ない。

野田首相のお膝元で反原発デモでもすれば、逆キャンペーンになる。

官邸にデモを行うよりは余程怖いと思う。

階議員、辻議員があたかも格好良くスパイのため残ったという話がまことしやかに書かれているが、彼らクラスで機密情報が取れるはずがない。


議員も落選すれば、ただの人より惨めである。

この心情を三宅議員が述べている。

以下には「自分の(将来・落選後の)生活とかそういった目先のことは絶対考えるべきでない。絶対に考えてはいけないのだ。」と述べている。

これだけマスコミに批判されれば、以下のような心境になるのも当たり前である。

しかし、三宅議員が自分に言い聞かせている考えは正しい。

三宅議員の後ろには、必ず支援者が付いてくる。

群馬4区の支部(支部長:三宅氏)は閉鎖となり、民主党は新たな候補者を出してくる。

群馬4区の心ある支援者は三宅氏に寄り添い励まして頂きたい。

これは別に三宅議員だけでなく、1年生、2年生議員を支援しよう。


三宅雪子‏@miyake_yukiko35
敬愛する河村市長が常々「政治家はボランティアであるべき」言っていた意味がよくわかる。

国民のための仕事をするときに自分の(将来・落選後の)生活とかそういった目先のことは絶対考えるべきでない。

絶対に考えてはいけないのだ。

平常心のつもりだったが夕方頂いた励ましの電話がひどく心に響いた。


新党の政党名、政策は、小沢氏に一任ということである。

また、党代表も小沢氏になるという。

マスコミの批判の中では、小沢氏が指定弁護士に控訴されていることは、主要な事項では無くなっているようだ。

マスコミも与野党も含めて、田代元検事、佐久間元特捜部長らの捏造事件であることが浸透してきたからであろう。

八木女史が代表の市民団体が、佐久間元特捜部長ら上司の責任を問わないことに対して、今度は組織の責任を問うため検事総長に至るまで告訴を行った。

前代未聞である。

これは当然不起訴になることを見越して、不起訴の場合、検察審査会に持ち込むことを考えている。

国民に残された唯一の手段である。



鳩山氏が6ヶ月間の党員資格停止となった。

野田内閣は、自公の悪巧みである増税という餌に、見事に食いついて分裂させられた。

しかし、3党合意はここまでで、これからは総選挙をせざるを得ない状況に追い込まれる。

小沢氏グループがいないばかりに、総選挙に追い込まれるだろう。

そのときに鳩山氏は間に合わない。

今度は逆に鳩山氏が小沢新党に合流すると思われる。


小沢一郎WEBサイトの掲示板を見ると『掲示板システムのアクセス集中のため、一時的に停止しております。

大変申し訳ございませんがご了承ください。』書かれている。

小沢新党歓迎、励ましの声が殺到していると思われる。

国民は決して、小沢新党の精鋭を無駄死にさせない。

「音ではなく、声をきけ」

2012年07月04日 07時58分51秒 | Weblog
「音ではなく、声をきけ」

(生き生き箕面通信1303)より


「民主主義の国」と胸を張るアメリカは、今日が

236回目の独立記念日です。そして、アメリカの民主主義は今やヨレヨレです。


 久しぶりにきちんとした社説にお目にかかったような気がしました。

「音ではなく、声をきけ」は、本日7月4日の朝日新聞社説の見出しで

す。先週末6月29日(金)の、恒例となった「金曜・首相官邸デモ」に集

まった人々があげた「原発再稼働ハンタイ」の声に対し、野田首相が

言い放った言葉が、「大きな音がするね」でした。



 社説はまず、「人々の声を音と表現する背景に、そうした意識がある

なら、思い直してもらいたい」と野田首相に注文をつけました。「反対の

声をいちいち聞いていられるか」という意識が首相にあるのなら、改め

るべきだということです。



 社説は、官邸前に集まった人々が、組織された団体の組織動員では

なく、「普通の生活者が多い」と認めています。「思いは真剣だ。2歳の子

を抱いて福井県おおい町の反対行動に加わった滋賀県の女性(43)は

『いてもたってもいられずにきました』と話した」という声も紹介しています。



 きちんとした社説と評価できるポイントは、「ルールを守れば、デモも集

会も民主主義への大事な参加方式だ」と再確認したことです。日本では、

デモも集会も、「左翼がかった連中の専売特許」といいかねない意識、あ

るいは昔流の「アカ」とする意識がいまも残っているように見えます。しか

し、必要な時には普通の人が街へ出て声を上げることは、民主主義の社

会を守る大事な表現の一手段のはずです。それが片隅に追いやられ、

一部の人のダサい行動とする意識があるように思われます。



 社説はさらに、「原子力政策で国民的論議をめざす野田政権にとって、

『音』ではすまない動きが今、目の前で起きている」と指摘。続けて、「むし

ろこの動きを、既存の政治回路ではとらえ切れない声を直接聴く仕組み

づくりにつなげるべきである」と、踏み込んだ提唱をしました。



 キモはここです。代議制の間接民主主義と、デモや集会などによる直

接民主主義の有機的な融合です。政府が音頭をとる「対話集会」は、ど

こか「やらせ」の疑いがぬぐいきれない。そうではなくて、デモや集会の

人々の前に、政府の責任者が直接出て、街の人々の声を受け止める。

もちろん、訴える側のルールも大事です。ただ、「反対」を唱えるだけで

なく、「原発停止で電気料金が上がっても、これくらいなら受け入れる」

「節電をもっと進めるから、リスクの高い原発から廃炉に」といった内容

を積み重ねる。



 こうした政治文化を育てましょう。「政治が前に進まない」とけなすだけ

では、政治を貧しくするだけです。ひとりが声を上げ、ひとりが行動を起

こせば、それだけ民主主義は豊かになります。



 本日の朝日の社説は、真の民主主義を目指すという観点から、「アッ

パレ!」を差し上げましょう。

壊し屋・小沢一郎の政治哲学を読み解く。

2012年07月04日 07時52分54秒 | Weblog
壊し屋・小沢一郎の政治哲学を読み解く。

(山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』)より

テレビや新聞を見ていると、「壊し屋」という言葉がキーワードとして頻繁に使われ、しかも批判の言葉として使われている。

たとえば「伊藤惇夫」というドシロート以下の政治ジャーナリストは、この言葉を「馬鹿の一つ覚え」のように連発しつつ、テレビ局をハシゴしながら、小沢一郎批判を繰り返している。

物事を深く考えようとしない「政治記者」「政治ジャーナリスト」の典型である。その影響だろうが、新橋あたり能天気なサラリーマンまでが、 街頭インタビューで、訳知り顔で、この言葉を繰り返している。

私の考えでは、これは大きな間違いである.。

「壊し屋」は悪い言葉ではない。この「壊し屋」という言葉の哲学的意味は、動脈硬化し、賞味期限切れとなっている政党の「解体と再構築」を意味するからである。

たとえば、現在の「民主党」を解体するのは間違った政策ではない。

国民への約束である政権交代時のマニフェストをことごとく破り、さらに国民の意向を無視して、強引に「消費税増税」「原発再稼動」「TPP参加」「米軍基地容認」「米国追随」・・・へと暴走するというように、質の悪い第二の自民党に堕落した「民主党」という政党を、いつまでも「守り」「保守」することに何の意味があるだろうか。

それこそ「壊す」しかない。そこで、小沢一郎が登場する。政権交代を実現したことが示すように、現状維持勢力の妨害や恫喝に屈せずに、「壊す」ことも「再構築」することも、小沢一郎にしか出来ない。

そもそも「政権交代」こそが 、「解体と再構築」、つまり自民党長期政権体制を「壊す」ことと、それに代わる新政党の「再構築」だったのである。(続く)

小沢一郎元代表が、早くも「総選挙モード全開」、新党結党を急いでいる

2012年07月04日 07時44分37秒 | Weblog
小沢一郎元代表が、早くも「総選挙モード全開」、新党結党を急いでいる

(板垣英憲)より

◆三度のメシより選挙が大好きな小沢一郎元代表の頭の中は、完全に「総選挙モード」になっている。

側近たちに口を開けば、「選挙だ。選挙だ」と言っているという。

 だから、新党結党作業と並行し、次期総選挙、参院議員選挙に向けて、自らを含めて離党者49人(衆院議員37人=7月3日、水野智彦〈比例南関東選出、当選1回〉が撤回)、参院議員12人)の選挙対策を進めている。

 小沢一郎元代表についてきた49人の選挙態勢固めに余念がない。

民主党に離党届を提出した衆参両院議員(数字は当選回数。カッコ内は選挙区。

*は2013年改選の参院議員、(敬称略)は次の通り。

 【衆院=37人】
 〈14〉小沢一郎(岩手4)〈5〉東祥三(東京15)、山岡賢次(栃木4)〈4〉牧義夫(愛知4)〈3〉鈴木克昌(愛知14)、樋高剛(神奈川18)、小宮山泰子(埼玉7)〈2〉青木愛(東京12)、太田和美(福島2)、岡島一正(千葉3)、古賀敬章(福岡4)、松崎哲久(埼玉10)、横山北斗(青森1)〈1〉相原史乃(比例南関東=比例単独)、石井章(比例北関東=比例単独、地盤・千葉県取手市)、石原洋三郎(福島1)、大谷啓(大阪15)、大山昌宏(比例東海=比例単独、地盤・愛知県刈谷市)、岡本英子(神奈川3)、笠原多見子(比例東海=比例単独、地盤・岐阜1区)、金子健一(比例南関東=千葉11区)、川島智太郎(比例東京=比例単独、地盤・東京9区)、菊池長右ェ門(比例東北=比例単独、地盤・岩手県宮古市)、木村剛司(東京14)、京野公子(秋田3)、熊谷貞俊(比例近畿=比例単独、地盤・大阪府豊中市)、黒田雄(千葉2)、菅川洋(比例中国=広島2区)、瑞慶覧長敏(沖縄4)、高松和夫(比例東北=比例単独、地盤・秋田2区)、玉城デニー(沖縄3)、中野渡詔子(比例東北=青森2区)、萩原仁(大阪2)、畑浩治(岩手2)、福嶋健一郎(熊本2)、三宅雪子(比例北関東=群馬4区)、村上史好(大阪6)

 【参院=12人】
 〈2〉主浜了(岩手)、*森裕子(新潟)、*広野允士(比例)〈1〉*平山幸司(青森)、*中村哲治(奈良)、*姫井由美子(岡山)、*佐藤公治(広島)、*友近聡朗(愛媛)、*外山斎(宮崎)、*藤原良信(比例)、谷亮子(同)、はたともこ(同)


 総選挙では、小選挙区と比例区の重複立候補により、当選の確立を高める。

参院議員半数の任期満了が2013年7月28日なので、衆参両院の候補者がお互いを盛り立てるよにして選挙運動を展開する。:


◆小沢一郎元代表は、総選挙後の{大阪維新の会」(会長=大阪市の橋下徹市長)との連携を期待している。

場合によっては、橋下徹市長を「総理大臣」に担ぎ上げることもあり得ると考えているという。

 橋下徹市長は、最短「8月上旬解散、9月9日投開票」を大前提に、300小選挙区と比例区11ブロックで候補者を立てる準備を進めている。

 総選挙に突入すれば、「小沢新党」と{大阪維新の会」が激突することになるが、切磋琢磨して、小選挙区と比例区とで当選するように競い合わせる。

あるいは、交渉次第では、選挙協力できるかも知れない。

 いずれにしても、小沢新党が走り始めると、他党も一斉に走り出し、止められなくなるのが、選挙である。

小沢一郎元代表は、この選挙力学を利用して、野田佳彦政権に揺さぶりをかけて、解散・総選挙に追い込もうとしている。

早期解散・総選挙を要求している自民党の谷垣禎一総裁の最も望むところである。


「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
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米国オバマ大統領は、「悪魔大王」ディビッド・ロックフェラーの失脚に伴い、

国際基軸通貨「ドル」の「アメロ」への切り替えを完全撤回した

◆〔特別情報①〕

 米国オバマ大統領は、国際基軸通貨として信頼を失っている「米ドル」

を廃止して、カナダ、米国、メキシコで構成する北米経済連合が発行する

新通貨「アメロ」に代えて、今年12月末から実施すること決めていたが、

このほど、これを完全撤回することを決めたという。

今回の分裂もまた小沢一郎勝利の予想 野田ファッショ首相も一巻の終わり 谷垣も末期

2012年07月04日 07時31分32秒 | Weblog
今回の分裂もまた小沢一郎勝利の予想 野田ファッショ首相も一巻の終わり 谷垣も末期

(日刊ゲンダイ)

小沢一郎の闘争が、また始まった。

きのう(2日)、民主党に離党届を提出。「もはや野田首相の下での民主党は、政権交代を成し遂げた民主党ではない」と力強く決別宣言である。

これに衆参合わせて50人の議員が行動を共にした。

時期は明言しなかったが、「新党立ち上げを視野に入れ離党する」と言っている。

小沢新党が生まれるのは時間の問題だ。

力強い第三極の誕生である。


すでに70歳。サラリーマンなら、とうにリタイアしている。社会への関心が薄れ、性格は円くなり、気力も衰えるころだ。


先日心不全で亡くなった俳優の地井武男も同い年。

鬼籍に入っても不思議ではないぐらいのトシである。

好きこのんで苦労を背負い込む必要はないだろう。


だが、小沢は困難な道を選んだ。

マスコミに「9割が支持していない」とネガティブキャンペーンを張られても、言うだけ番長の前原政調会長に「国民をバカにしている」と批判されても、胸を張って突き進む覚悟だ。


執行部に文句タラタラでも飛び出せない民主党の連中や、ただ与党になりたいだけの自民党の面々とは、政治家としての器が違う。


根底にあるのは、「日本を変えたい」「なんとかしたい」という思いである。

旧体制をぶち壊し、日本を良くしたい。

古希を迎えても、書生のような純粋な理念を失っていないのだ。


◆凡百の政治家は知り得ない小沢の理念

政治評論家の有馬晴海氏が言う。

「小沢さんは、自民党の存在が日本をダメにしていると考え、自民党を飛び出したのです。

自民党があると、カネが儲かるとか、いい暮らしができるとかと、利権目当てで群がる人たちが絶対に離れない。

自民党の神話や呪縛が日本を悪くした。

そう思ってきたのです。反自民を結集して細川政権を立ち上げたのも、旧体制をぶち壊すためです。当時の福田首相と大連立を話し合ったのも、自民党の消滅が目的でした。


国会議員は選挙で戦った政党に移籍できません。

大連立が実現してひとつの党にまとまろうとすれば、みんな一度は無所属にならなければならない。

そうすれば自然とガラガラポンです。

自民党の名前も消える。そこから日本は普通の国になるというシナリオを描いていたのです」


凡百の政治家とは見えている風景が違うのだ。

きのう、民主党の役員会で野田は、小沢の離党について、「日本の政治の分岐点になる」とエラソーに話していたが、財務省=旧体制に取り込まれたボンクラには、まるで理解不能だろう。


◆政治的に敗れるのは常に「反小沢」

小沢は政治家として別の次元にいる。

衆院議員の離党が40人となったことから、「小沢グループも分裂」「元代表展望描けず」などと騒ぐマスコミの目も節穴だ。


自民党分裂から民主党政権、そして今回の民主分裂まで、小沢は私利私欲、個利個略で動いたことはない。だから、土壇場になると強いのだ。

こう動いた方がトクだとか、なんとか生き残りたいとか、ケチな理由で右往左往している連中に勝ち目はない。

実際、これまで敵対した反小沢派は常に負けている。


1993年6月に新生党を結成。たもとを分かった自民党は、8党派連立の細川政権によって下野した。

翌12月に立ち上げた新進党から離反した細川元首相は、ほどなくして政界を引退している。

98年1月に誕生した自由党は、自民党との連立→離脱の過程で分裂。

政権に残った連中は00年に保守党を立ち上げたが、同年の総選挙で惨敗した。

民主党に合流後も小沢の強さは変わらない。

09年衆院選で自民党は惨敗。

野中元幹事長や小泉元首相はすでに引退し、森元首相も若手に突き上げられて政治力を失った。

残っているのは、相手にならない青二才ばかりである。


小沢叩きでのし上がった菅前首相も、ブログで吠えるのが関の山。

菅と足並みそろえるように小沢を攻め立てた検察だって醜態をさらした。


今回の分裂劇も、また、小沢一郎の勝利が予想される。

政治評論家の山口朝雄氏が言う。

「立ち上げた新党が分裂するたび、マスコミは『小沢の政治生命は終わった』と報じてきました。

壊し屋がまたやった、という見方です。

しかし、政治的な影響力を失うのは、いつも反小沢の方でした。

今回の分裂も、マスコミの多くは冷ややかに見ています。

でも、50人をそろえたのは大きい。

これを核にして、すこしずつ増やしていけば、民主も自民も無視できない勢力になります」

政局を見る目は海外メディアの方が鋭い。

米紙ウォールストリート・ジャーナルは、離反者が増えれば野田退陣の可能性が高まると報じているし、ロシアのタス通信も「野田内閣に大打撃」と分析した。

ポジションを失うのは小沢ではない。

野田が一巻の終わりとなるのだ。


◆小沢新党あキャスティングボートを握る

自民党の谷垣総裁も末(まつ)期(ご)を迎える。

解散・総選挙になっても埋没するのがオチ。

「比較第1党を獲得して首相ポストを獲得」なんて虫の良い話は転がっていない。

「国民は既存政党にソッポを向いています。特に消費増税を推し進めた民自公3党は嫌われている。

一方で反増税、反原発をスローガンにする小沢新党は分かりやすい。

民主党が葬り去った『国民の生活が第一』の理念も、継承するでしょう。

訴求力は高い」(山口朝雄氏=前出)


新進党分裂後の00年総選挙で小沢の自由党は650万超の比例票を獲得した。

小沢には根強い支持がある。

刑事被告人とされた今も変わらない。

むしろ、筋を通す姿勢に支持が拡大しているぐらいだ。


毎日新聞の世論調査によると「小沢支持」は24%。民主党支持の2・4倍である。

「マスコミは橋下大阪市長の大阪維新に注目していますが、1日の羽曳野市長選で推薦候補が敗れた。

衆院選で何人立てるつもりか分からないが、選挙になればレベルの低さが明らかになる。

有権者はバカじゃありません。

バケの皮がはがれるのは時間の問題です」(政界関係者)

選挙をやれば、第三極でキャスチングボートを握るのは小沢新党となる。

時代の流れに逆らう旧体制に勝ち目はないのだ。

電力会社が「危ない原発」を強引に稼働しようとするカラクリ

2012年07月04日 07時26分17秒 | Weblog
電力会社が「危ない原発」を強引に稼働しようとするカラクリ

[金子勝の天下の逆襲]

(日刊ゲンダイ)より

資源エネルギー庁の資料によると、今すべての原発を廃炉にしようとすると、廃炉に必要な費用の積立不足額が1兆2312億円、減価償却不足による原発施設の残存簿価2兆8000億円がいきなり赤字になるという。

つまり即時原発廃止は、4兆円あまりの損失を出して電力会社が潰れてしまうというのだ。

資源エネルギー庁は、即時の「脱原発」は無理だということを言いたいのだろう。


この資料からは、恐ろしい現実が見えてくる。

廃炉費用のための積立額(引当金)は、原発稼働率76%で40年動かすことを前提にしている。

事故やトラブルによって原発が止まっている時は、積み立てができない。

事故やトラブルが多く、稼働率が低い原発ほど、引当不足額も大きくなるのである。


また動かしていないと、減価償却できないので残存簿価も大きくなる。電力会社からすると、事故やトラブルを起こした危ない原発ほど、動かさないと赤字を解消できない。

要するに電力会社は危ない老朽原発ほど動かしたくなるということなのだ。


問題は、積み立て不足を解消するためには、40年を超えて稼働させなければならない原発が、現在50基ある原発のうち、ざっと35基もあるということだ。

なんと7割が引き当て不足なのだ。


とくに、中越沖地震で重大事故を引き起こした東京電力の柏崎刈羽の2~4号機、中部電力の浜岡5号機、関西電力の美浜1、2号機、北陸電力の志賀2号機の積み立て不足が大きい。


東京電力が「経営計画」で、中越沖地震の打撃が大きかった柏崎刈羽原発を動かそうとしたり、原子力安全・保安院が美浜2号機の稼働40年を10年延長しようとしたりする理由は、ここにある。

これらは原発ゼロの会が出した「即時廃炉リスト」に含まれている。


原発が「安い」理由は簡単である。

できるだけ安全投資を抑え、減価償却の少ない危険な老朽原発を動かすからである。


原発問題はエネルギー不足の問題ではなく、あくまでも電力会社の経営問題なのである。

こうして見ると、野田政権は、国民の命と安全を犠牲にしても電力会社の経営を守ろうとしていることが透けて見えてくる。

北方領土返還なくして、ロシアとはいかなる協力もしてはならない。

2012年07月04日 07時20分27秒 | Weblog
北方領土返還なくして、ロシアとはいかなる協力もしてはならない。

(日々雑感)より


 メドベージェフ首相が閣僚を引き連れて国後を訪れたという。

「北方領土はロシアのもので、一寸たりとも返さない」と発言したともニュースは伝えている。


 ロシア軍は戦争末期から終結直後に雪崩を打って日本領へ攻め込み、そのまま居座った。

武装解除していた日本守備隊はなす術もなかった。

火事場泥棒とはこのことだ。



 1951年日本独立の際に日本を占領していた連合国と締結されたサンフランシスコ平和条約で定められた「日本領土」にも北方四島は日本領と明記されている。


 戦前一度としてロシアが北方四島を支配したことがないのは明らかで、終戦前に米英仏ロが締結した終戦後の領土で話し合ったヤルタ会談によれば樺太(戦前、南樺太は日本の領土だった)と千島列島はロシアが領有する、と定めた。



 しかし、それはいかにも戦勝国側の論理であって、国際紛争の解決をもたらすものではなく、戦争に勝ちさえすれば何をやっても許されるという発想でしかない。それなら、日本の主張を通すためには憲法を改正して軍備を整え、再び1945年以前の日本へ戻るしかない。

現在の経済力と科学技術を以てすれば、ロシアと対抗する軍備を整えるのにそれほど時間はかからないだろう。



 日本国民をそうした「武力による北方四島返還」へと追い立てるのがロシアにとって得策だろうか。

しかし日本軍人約60万人をシベリアへ連行・抑留し、戦後数年に渡って非人道的な扱いと過酷な強制労働により12万人もの死者を出した事実に対してロシアは一度たりとも似本に謝罪していない。

それどころかむしろ戦勝国の権利だと勘違いしている節すらある。

いかに勘違いするかはロシアの自由だが、シベリア抑留と非人道的な強制労働は戦時下の捕虜の扱いを取り決めたジュネーブ条約にも反する。

しかもそうしたことを戦後数年間も行った事実は国際社会から非難されて当然だが、軍事大国の圧力によってロシア批判を封じている。



 国際社会は未だに山賊や海賊の跋扈する戦国時代だ。米国は「自由」の鎧をまとって、実は自分の権益の確保と拡大のために、地球上の好きなところで勝手に戦争を始める自由を謳歌している。

そうした国際環境の中で日本が北方四島を奪還するために何をすべきか、政府や外務省は本気で考え行動すべきだ。


 例えば国際社会にロシアの不法な行為を訴える宣伝活動を行うべきだろう。

そのお手本として韓国が最適だ。ありもしなかった「従軍慰安婦」を国際問題化するために韓国が民間団体と称する機関を利用して世界で何を行っているかを観察して真似ると良いだろう。

韓国の活動に根拠と正義は存在しないが、日本が「北方四島を返せ」というのは明確な根拠と正義がある。

京都 東山暮色・・・八坂の塔

2012年07月04日 07時07分47秒 | Weblog

京都 東山暮色・・・八坂の塔

Yasaka0807012_2

二年坂から八坂通を下りてくると、期待通り夕陽が八坂の塔の向こう側に沈む所でした。


八坂通から見た時に、夕陽と太陽の位置関係が丁度良くなるのはこの時期だけなのですね。

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でも、明暗差が激しいため、露出をどう合わせるかによって写真がまるで違ってきます。


上は全体に明るくなる様に夕陽で計って+2EVの補正をして撮ったもの、


下は空の階調が出る様に補正無しで撮ったのですが、どっちが良いかは微妙ですね。


もう少し空がドラマチックに染まってくれれば良かったのは確かです。


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坂の下まで下りて来た時には、夕陽がすっかり沈んでいました。


人通りの絶えた黄昏時の道は、静かな雰囲気に包まれています。

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ちょっと寂しい景色の中にあって、軒灯籠の明かりだけがほんのりと暖かそうに感じました。


この電球の色は、なんだか懐かしくさえありますね。


京都 7月4日(水)の行事

2012年07月04日 06時57分52秒 | Weblog

京都 7月4日(水)の行事

半夏生の庭園 特別公開

半夏生の庭園 特別公開

寺宝展も同時開催します。


龍山徳見禅師による開創の建仁寺の塔頭寺院で、


通常は予約をしないと拝観できません。


白砂と苔に青松が美しい唐門前庭、枯山水庭園の方丈前庭、


京都府指定名勝庭園の池泉廻遊式庭園から成り、


初夏の頃には半夏生が池辺を彩ります。


茶室「水月亭」も見所です。

 

■場 所: 建仁寺塔頭 両足院
■期 間: 2012年6/9(土)~7/8(日)
■料 金: 600円
■アクセス: 市バス206「東山安井」
■お問合せ: 075-561-3216