明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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「兵器としての食品」:ヘンリー・キッシンジャー狂授が発明した概念とか?

2012年07月04日 23時51分03秒 | Weblog

「兵器としての食品」:ヘンリー・キッシンジャー狂授が発明した概念とか?

みなさん、こんにちは。・・・(井口和基)より

この世の中の全てのものの前に”兵器としての”を付けることを提唱したのが、かのヘンリー・キッシンジャー博士


だという。

つまり、「食品」には、「兵器としての食品」、「薬」には、「兵器としての薬」、「ワクチン」には、「兵器としてのワクチン」、「石油」には、「兵器としての石油」、「原子炉」には「兵器としての原子炉」などというように、何でもかんでも「兵器」にしてしまえ、という発想を持ち込んだのである。

いったいこの御仁はハーバード大学で何を学び、何を教えているのかまったく理解できない。


おかげで、いまでは、宇宙人に脳みそを完全にコントロールされているという、まことしやかな噂まで流れている。



日本では、東大卒とか、東京大学教授とか、ビッグネームバリューがつくと、下々の人々は何でもかんでも信じ切ってしまう。それと同じで、ハーバード大卒とか、ハーバード大学教授とか、ビッグネームバリューがつくと、さすがのアメリカ人もひれ伏してしまう。さらには、最近では、東海岸のハーバード大より西海岸のスタンフォード大の方がさらにノーベル賞に近く、フェイスブックのザッカーバーグのように、スタンフォード大卒の威力で人々はひれ伏してしまうようである。

しかし、ハーバード大はユダヤ人学者の牙城と言われ、要するにシオニストNWOの本家本流なのである。一方、スタンフォード大は、米軍の軍産複合体の牙城なのである。スタンフォードに入ること、すなわち、軍産複合体の下僕となることを意味する。同様に、ハーバードに入ること、すなわち、イルミナティーの下僕になることを意味するというわけである。

そんなわけで、ハーバード大のエリート看板教授が、「兵器としての食品(Foods as weapon)」なんていう概念を言い出したものだから、さあ大変。世界中のユダヤ人経営者がそれに従ってしまったのである。

その証拠に、かつて、全米のどの家庭でも作って道ばたで売っていた、家庭ジュースの味、レモネード


にちょっと変わった味と色を付けることから、コカコーラ


は生まれたのである。常習性を付けるために、コーフィーと同じカフェインを入れた。まあ、それくらいで済んでいれば問題はない。ところが、ある時期から、「兵器としてのコカコーラ」となってしまったのである。では、何を仕込んだのか?

なんと、メンインブラック(MIB)ならぬ、MI-4の、発がん性物質の4-メチルイミダゾール(4-MI)であるという。

コカコーラに発ガン性物質が含まれていることが判明


 コカコーラに発ガン性物質が含まれている、という甘党の肝を冷やすような検査結果が発表されている。

 発表したのは、「NPO法人 食品と暮らしの安全」の協力団体CSPI(アメリカの公益科学センター)。日本を含む世界各国のコカコーラには、発ガン性物質の4-メチルイミダゾール(4-MI)が含まれているという。

 4-MIはカラメル色素を製造する過程で生成される化学物質。4-MIの規制が厳しいカリフォルニア州のコカコーラには、355mlあたり4マイクログラムしか含まれないのに対して、日本では72マイクログラム、最も含有量の多いブラジルでは267マイクログラムが検出された。

 カリフォルニア州では、1日の4-MI摂取量が30マイクログラム以上になると10万人に1人の確率で生涯のうちにガンにかかると見積もっている。CSPIは、世界中でカリフォルニアと同様に発ガン性物質レベルの低いカラメル色素を使うべきだと主張している。

 とはいえ、日本やその他の国ではアメリカほど炭酸飲料の消費量が高くないため、まだそこまで顕著な影響は出ておらず、むしろ大量の糖分を摂取しすぎることのほうが大きな健康リスクをもたらすとも発表。諸外国のコーラは350ml前後のペットボトルで販売されているのに対し、日本では500mlで販売されていることが飲みすぎのリスクを高めるとして警告している。

 「NPO法人食品と暮らしの安全」は、発ガン性物質の問題と大容量コカコーラの販売禁止に関して、近日中に日本コカコーラに申し入れを行う予定。これから暑くなり炭酸飲料のおいしい季節になってくるが、飲みすぎにはくれぐれもご用心を。


同様に、マクドナルドのハンバーガーも、創業者のマクドナルドの時代にはなかった製法でまったく違ったものを作っているわけである。いまでは、
スーパーサイズ・ミー(僕を巨大化させる)」:くびれのない世界


の通りの世界である。マックバーガーだけ食っていると、30日で病院お送りとなるのである。これぞ、「兵器としてのハンバーガー」である。

私もユタに留学していた頃、2年間、昼夜とハンバーガーにコカコーラだけという生活を続けたことがある。今思えば、自殺行為であったが、当時は、大学院生で金がないから(もっとも、いまもないが)、大学生協(ユニオンカフェ)のハンバーガーとコカコーラで済ませていたのである。

しかしながら、2年目に突然ぜんそく発作に襲われるようになり、大学の医者に診てもらったところ、今でいう「逆流性胃腸炎」による、食道のただれが原因ではないかということだった。中和剤を処方されたが、一向に止まらず、結局、これが基で帰国後に入った富士通も辞め、阿南に一種の療養生活のようなことをするはめになってしまったというわけである。

これが数年前に、いわゆる減感作療法でアレルギー(私の根源アレルギーは杉花粉であった)治療を始めると、3年目に咳が止まり、いまでは、花粉の時期でもマスクもなし、アレルギー剤も飲むこと無く、外を走ることが可能となったのである。

今思えば、ハンバーガーにやられたのである。「兵器としてのハンバーガー」、まんまとキッシンジャー戦略にやられてしまったというわけである。死ねヤー、ヘンリー!

同様に、ケンタッキーのフライドチキンも同じである。いまでは「兵器としてのフライドチキン」を食っているわけである。フライドチキンを食い続けると、確実に「胆嚢炎」になる。突然、激痛が腹に走り、胆のう発作に見舞われる確率が高くなるのである。胆のうポリープもできるだろう。また、MSG(グルタミン酸ナトリウム)のお陰で、脳をやられるのである。

こういったことをまとめたのが、以下のものであった。
D・ロックフェラーが「大量虐殺の罪で指名手配」?:「ワクチンビジネスの罪」とか!?

分野   技術製品    推進企業        副作用、問題点
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エネルギー  原子力     GE, アレバ、東電  放射能汚染、奇形児、発ガン
製薬     ワクチン     グラクソ      不妊、アレルギー、発ガン
       抗鬱剤(睡眠剤) イーライリリー   自殺、他殺
       抗ウィルス剤   ロシェ       異常行動、自殺、他殺
       アレルギー剤     チバガイギー   心臓発作、ショック
農業     遺伝子改変作物    モンサント    不妊、花粉飛散、特許料
牧畜     遺伝子改変動物    モンサント    不妊、異常成長
食品     人工甘味料      シーアル     不妊、脳障害、過食
       調味料(MSG)    味の素      頭痛、嘔吐、過食
       添加物(保存料)   ソルビン酸企業  発ガン、アレルギー
容器     透明プラスティック           不妊、発ガン
歯磨き    フッ素入り化合物   シーアル     不妊、歯の障害、脳障害
飲料水    フッ素        シーアル     骨の障害、知能遅れ
ハイテク機器 携帯電話、パソコン  アップル     脳腫瘍、発ガン 


はてさて、世界でもっともユダヤ人(いわゆる、偽ユダヤ人)に似ているのが、東洋人の中では、朝鮮人と言われている。悪玉観が瓜二つなのである。「目的のためには手段を選ぶな」と、毎日朝鮮時代劇で言っている。これはもちろん、日本の在日やヤクザの金科玉条となっている。これがユダヤ人の言葉では「目的は手段を正当化する」というちょっとかっこいい言い回しになる。

その韓国人の作る食品もまた、キッシンジャー戦略に乗っているらしい。つまり、「兵器としての食品」である。これを物語るものが、以下のものである。「兵器としてのアイスクリーム」である。これは長いので、そちらを見てもらい、一部だけ引用しておこう。

また韓国!! 8種のロッテなどのアイスクリームから基準値を超過する細菌を検出

農林水産検疫検査本部は(韓)国内の主要アイスクリーム類製造会社に対する回収検査の結果、8種の製品から基準値以上の一般細菌が検出されたと3日に明らかにした。

基準値以上の細菌が検出された製品は、Weezle Vanilla Pecan(ロッテ製果)、名家チャル餠モナカ(ロッテ製果)、ヌガーバー(ヘテ製菓OEM)、パピコ・ミルクシェイク(ロッテ三岡OEM)、玉童子(ロッテ製果OEM)、カフェワッフル(ロッテ製果OEM)、カフェオレ(ピングレ)、豚バー(ロッテ三岡) など。

検疫本部は畜産水衛生管理法に従って製造会社が該当の製品を直ちに回収するよう、製造会社の所在管轄市・道に知らせた。
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=008&aid=0002868674

アイスクリームだけではない過去の韓国製品の恐ろしい細菌がはいった食品報道は山ほどある。

青虫入りスイートコーン
【韓国日報】「スイートコーンから指の節の長さの青虫が…」

ウジ虫のはいったチョコレートなど
【日曜時事新聞】Maeil乳業チョコレート製品で多量の虫発見チョコレートで虫が‘二十二十’

韓国のうじ虫パン
【オーマイニュース】食べたパンからうじがうようよ

コクゾウムシ入りケーキ
【CBS】有名店のケーキから蛆虫?

腐った貝入りトマトラテ
【CBS】南洋乳業の飲み物から腐った貝が出て『衝撃』

これぞ「ウジ虫攻撃」。これを「兵器としての食品」といわずして何と言ったら良いのでしょうナア?

いやはや、韓国朝鮮人の脳みそはいったいどうなってしまったのだろうか? 寄生虫かエイリアンにでも寄生されているに違いない。

もし311が韓国で起こっていれば、きっと「ウジ虫入り」が「セシウム入り」、「コクゾウムシ入り」が「ストロンチウム入り」というように変わったに違いない。もっとも、ちょっとでも朝鮮人の血筋の入った民主党執行部のやっていることは、まさに韓国人といっしょである。放射性物質入り瓦礫を日本全国へ売るわけだからナ。

血は水よりも濃い。

よくぞ言ったものである。

ヒロシマの放射能は…

2012年07月04日 23時43分01秒 | Weblog
ヒロシマの放射能は…・・・(飯山一郎)より

相変わらずの千客万来で、鷲は接客サービスで超多忙である。

セルビアから、ドイツから、はては藤原肇先生までがお見えになった。

よって、本日のエントリーは、短文で簡明に書く。

さて、昭和20年。この年は記録的な長雨と豪雨の年だった。

とくに夏は、7~8月も連日の長雨だった。8月6日は珍しく晴れたが、

晴天は続かず、9月になっても雨、雨、雨の日々だった。

9月17日には、室戸台風や伊勢湾台風と並んで昭和の三大台風の

ひとつに数えられる枕崎台風が日本列島を縦断した。

とくに広島では死者・行方不明者が2,000人を超えるなど甚大な被害

をこうむり、原爆による残酷な災厄に追い打ちをかけた。

しかし、反面、昭和20年の記録的な長雨と豪雨と台風は、ヒロシマの

大地に降り積もった放射性物質を徹底的に洗い流してくれた。

60~70年は草木が生えない!と言われたヒロシマの大地に、わずか

1年たらずで緑が回復してきたのは、雨と風。自然の恵みだった…。

原爆による放射能は、人間には残酷で重篤な後遺症を残したが…、

大地に生える植物は、短期間のうちに見事に甦(よみがえ)ったのである。

(つづく)

付加価値税率の引き上げ撤回=前政権の決定覆す-仏

2012年07月04日 23時24分50秒 | Weblog
付加価値税率の引き上げ撤回=前政権の決定覆す-仏

 【パリ時事】フランス政府は4日、2012年補正予算案を閣議決定した。

財政赤字削減目標の達成に向け、富裕層や企業への課税強化を中心に

72億ユーロの税収増を盛り込む一方で、サルコジ前政権が雇用対策として

10月からの実施を決めていた付加価値税率の引き上げは撤回する。

 サルコジ前政権は現行19.6%の付加価値税率を10月1日から

21.2%に引き上げ、増収分を社会保障の雇用主負担軽減に充当すると決定。

2月に関連法案が成立した。

これに対し、5月の大統領選決選投票でサルコジ氏を破って当選した

オランド現大統領は、選挙戦で付加価値税率の引き上げ撤回を公約していた。

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コメント

日本のノブタは、消費税増税を決定させたい。

フランスは、サルコジが付加価値税増税を決定したが、

オランドは、付加価値税率の引き上げ撤回した。


昔も今も ピンボケメディア : 40人程度の同志で政治構造を変えられる事を小沢氏は過去に実証

2012年07月04日 22時19分15秒 | Weblog
昔も今も ピンボケメディア : 40人程度の同志で政治構造を変えられる事を小沢氏は過去に実証

(田中良紹の「国会探検」)

 小沢一郎氏を中心とする消費増税反対グループ47人が民主党に離党届を出し、民主党執行部は37人を除名処分、その他を党員資格停止や注意処分にした。

除名処分は自民党から求められていたもので民主党執行部はそれに応えてみせた。

それは小沢氏らが離党届を出したから出来た事で執行部は小沢氏に助けられたと言える。

 前から言うようにこの政局は「ねじれ」が出発点にある。

「ねじれ」がある限り予算関連法案は成立しない。


予算が執行できないと日本経済は沈没し、国民生活は大混乱に陥る。

関連法案を通してもらうためには総理が首を差し出さなければならない。

去年は8月に菅総理が首を差し出して関連法案を成立させた。


 従って野田総理は誕生した瞬間から1年以内に首を差し出す運命にあった。

それが日本政治の現実である。「何も決められない政治」はこうして続いて行く。

「何も決められない政治からの脱却」はすなわち「ねじれから脱却」である。

それが今の日本の政治に求められている喫緊の課題である。


 「ねじれからの脱却」にはいくつかの方法がある。

「ねじれ」の根本原因はアメリカの反対を押し切り

日本国憲法に日本側が押し込んだ規定にある。

だから憲法改正をするのが本筋だが、それをやるには

衆参両院の三分の二以上の賛成が必要で現実には大変難しい。

それ以外の方法として短期的には「大連立」、

中長期的には「政界再編」が考えられる。


 片山、芦田、吉田と続く戦後政権はいずれも「ねじれ」に苦しんだ。

しかしGHQに占領されていた時代はGHQの指令によって

政治を動かす事が出来、弊害が表に出なかった。

ところが日本が独立するとGHQの指令はなくなり政治は混乱が予想された。

それを回避したのが1955年に行なわれた「政界再編」である。


 保守合同で自民党が誕生し、衆議院も参議院も過半数を確保する与党が出来た。

それから33年間、自民党の長期単独政権が続き、政治は安定を保つ事が出来た。

しかし1989年に消費税を導入した事から自民党は参議院選挙で大敗北、

「ねじれ」が復活した。

それからの日本政治は「ねじれ」が生み出す権力闘争に明け暮れてきた。


 そして09年に政権交代が実現すると「ねじれ」の弊害はますます拡大した。「

ねじれ」がある限り、政権に復帰したい野党は徹底して反対に回る。

予算関連法案を成立させるためには総理の首を差し出さなければならない

政治構図が定着した。予算を通すために毎年総理を替える国など世界中にない。


 その構図から脱却しようとするのが今回の消費税政局である。

今国会で決めなくとも良い消費税を持ち出して、野田総理は自公を3党合意に引きずり込み「大連立」的状況を作った。

それが予算関連法案を通すために必要だと思ったからである。


 一方、小沢氏は3党合意を盾にそれに反発する勢力を連携させる「政界再編」を仕掛けている。

1993年に小沢氏が細川政権を誕生させた時の仕掛けは44人の自民党離党から始まった。

それが200人を越す大自民党を政権の座から引きずりおろした。


 ピンボケメディアは小沢新党に集まる数が少ないと過大に宣伝し、「小沢は追い詰められた」とか「小沢の戦略に狂い」とか勝手に言っているが、恐らく小沢氏は腹の中で笑っている。

戦いは初めから数を集めれば良いというものではない。

「残地諜者」として民主党内に残り情報収集する役割を担う人間も必要である。


 野田内閣に対する不信任案を提出できない数にする必要があるかもしれない。

野田総理と小沢氏の両方を潰そうとする勢力は、双方に泥仕合をさせるように必ず仕組んでくる。

内閣不信任案を出せる数を持てば、不信任案提出を促すプレッシャーがあらゆる方面からかけられる。

その挑発に乗ってグループの中に不信任案提出を言い出す議員が出てこないとも限らない。

そうさせないように不信任案を出せない数にしておく方が良い事もある。


 小沢氏の離党の目的は野田内閣に不信任案を出す事ではない。

民自公3党による大政翼賛会的増税路線に対する戦いの橋頭堡を築く事である。

そして近い将来の「政界再編」を成就させる事である。

毎年総理の首を差し出すような政治構造を変えなければ日本の将来はないと思っているのである。

政治生命を賭けた40人程度の同志で政治構造を変えられる事を小沢氏は93年に既に実証している。

 ピンボケメディアにはそうした視点がない。

過去の政治に学ぶ姿勢もない。

ただ目先の現象に振り回されているだけである。

そういえば93年のメディアも全くのピンボケであった。

あの時は今と違って小沢氏らの動きをメディアは後押しし、

自民党に厳しい見方をしていたが、それもピンボケだったのである。


 某テレビ局の報道局長が「細川政権を作ったのは田原総一朗と久米宏だ」

と発言して問題となりクビになった。

衆議院選挙報道でテレビが「反自民」キャンペーンを張ったから

自民党政権が倒れたと言ったのである。


自惚れもはなはだしい愚か者がメディア界にはいるものだと呆れた記憶がある。


 その時の選挙結果で自民党は負けていない。

改選議席を1議席増やして223議席を獲得した。

小沢氏らが離党したため過半数は割り込んだが、

衆議院第一党で政権を手放さなければならない理由はなかった。

それをさせなかったのは小沢氏の政治手腕である。

あっという間に8党派をまとめあげ細川政権を作った。

ピンボケメディアにはそれが見えない。

 この時の選挙で大敗北したのは社会党である。

議席数を半減させて70議席になった。

第3党が小沢氏らの新生党で55議席、

公明党に次ぐ第5党に35議席の日本新党が入った。

その5番目の党首を担いで小沢氏は細川政権を作った。

既成政党に幻滅していた国民には新党ブームが起きた。


 熊本県知事から国政に打って出た細川氏は国の中央集権体制を批判した。

今の橋本大阪市長や河村名古屋市長と同じ立場である。

それを選挙後に小沢氏は担いだ。

ただその後に社会党の影響力を削ごうとして8党派の結束が崩れ、

社会党と自民党が手を組んで自社さの村山政権ができた。


 次の選挙は93年と似た構図になる気配である。

既成政党に対する不信が新党ブームを呼びそうなのである。

そして社会党が大惨敗したのに似て民主党が大惨敗しそうなのである。

民主党議員にとっては残るも地獄、出るも地獄の思いだろう。

確実なのは増税賛成か反対かで激突する選挙になるから、

その軸がブレたら落選する事になる。


 それにしても自民党は消費税には賛成するが

予算関連法案には賛成しないと言っている。

それが野田総理に解散を迫る道だと思っているようだ。

しかし野田総理が解散しなかったらどうなる。

「日本経済を沈没させるのか」と自民党は轟々たる非難を浴びる。

消費税を上げるためだけに野田総理と手を組んだ「増税政党」と呼ばれる。

一方、思惑通り今すぐ解散になれば、消費税だけがくっきりと選挙争点になる。

どちらに転んでも良い事はないと思うのだが、その辺りの戦略がさっぱり見えない。


投稿者: 田中良紹  

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コメント

01. 2012年7月04日 22:05:23 : D1ivtkvv4Q
 自公民の大連立政権と
 小沢新党の政権
 勿論 与党は小沢新党
 やっと日本も2大政党時代を迎えられる。
  
 ある意味、仙谷等やチラガー(豚顔皮)マスクの野田に 
 感謝すべきであるかも。



鳩山由紀夫 なぜ離党しない?

2012年07月04日 21時16分07秒 | Weblog
鳩山由紀夫 なぜ離党しない?

(日刊ゲンダイ)より

「党員資格停止6カ月」処分

いつまで鳩山由紀夫(65)は、グズグズしているのか。

民主党がきのう(3日)造反議員72人の処分を決定した。

消費税法案に「反対」しながら党に残った鳩山は、「党員資格停止6カ月」だった。


処分を受けた鳩山は、「反対」の持論は撤回せず、同じように造反しながら

離党しなかった衆院議員30人を集めて「反増税」の立場を貫くと宣言している。

党にとどまりながら、マニフェストを破った野田内閣を批判していくつもりらしい。

「鳩山さんは、民主党のオーナーという意識が強いから離党する気はないのでしょう。

首相官邸も『どうせあの人は党を出ない』とバカにしている。

党内には、小沢新党には入らないが、野田執行部に批判的な議員が40~50人はいる。

その受け皿になるつもりです」(民主党関係者)

しかし、「造反」しながら、党に残るなんて中途半端もいいところだ。

それでなくても優柔不断の鳩山は、いつも最後は腰砕けになると批判されてきた。

普天間問題だって、外務省、防衛省、アメリカと最後まで戦っていれば、

状況は変わったかもしれないのに、土壇場で屈してしまった。

このまま「離党」に踏み切れないようでは、口先だけのボンボンで終わるだけだ。

政治評論家の山口朝雄氏が言う。

「党員資格停止6カ月ということは、9月の代表選で票も投じられないし、

6カ月以内に選挙があれば公認もされない。

それでも党に残ることに、どんな意味があるのか。

オーナー意識があるのかもしれないが、どうせ民主党は消えてなくなる運命です。

鳩山本人だって民主党のままでは次は落選でしょう。

生き残るには、党を出るしかない。

さっさと見切りをつけるべきです。

大金持ちの鳩山が新党をつくれば、15人近くが行動を共にする可能性がある。

15人が離党すれば、民主党は過半数を割り込み、政局も大きく動きはじめます」

まさか鳩山は、このまま座して死を待つつもりなのか。

少しは根性を見せるべきだ。

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コメント

ヘタレ鳩山(金持ちボンボン)、新民主党を立ち上げろ。

許すな!シロアリ役人「20兆円」山分け計画

2012年07月04日 21時10分12秒 | Weblog
許すな!シロアリ役人「20兆円」山分け計画

(日刊ゲンダイ)

消費増税のウラで進む

国民に消費税増税を押し付ける裏で、許しがたい事態が進んでいる。

野田内閣が、公務員の「年金優遇」を温存させようとしているのだ。

公務員の共済年金は、サラリーマンの厚生年金と比べて保険料率が低いのに、

独自の上乗せ分「職域加算」があるため、サラリーマンと比べて給付額が月2万円も多い。

野田政権はこの「官民格差」の解消を掲げ、厚生年金と共済年金を15年10月に

統合する一元化法案を今国会に提出。消費税増税法案とともに衆院で可決された。

法案では「職域加算」の廃止が規定され、政府の有識者会議で、

廃止後の「新制度」が検討されてきた。


その有識者会議がきのう(3日)、焦点の「職域加算」を今後も形を変えて

維持することを求める報告書案を固めた。

格差解消どころか特権を温存させようというのだから驚きだ。

しかも、この一元化の裏で、シロアリ役人たちが、20兆円もの巨額のカネを山分けする、

とんでもない“悪巧み”を画策しているのだ。


◆公務員の「優遇年金」は温存されたまま

「共済年金と厚生年金の一元化は、それぞれの積立金も“持参金”として持ち寄り、

ひとつのサイフにするのが前提でした。

ところが、共済年金は約45兆円の積立金をため込んでいるのに、

厚生年金と統合するのは約24兆円だけで、残りの約20兆円は引き続き

『職域加算』分として、温存させるつもりなのです。

厚生年金の積立金(約143兆円)が年間給付額の約4年分だから、

共済年金も4年分の給付額を統合すればいいという理屈です。

官僚の言いなりの野田内閣もこの方針を認め、閣議決定しています」(経済ジャーナリスト)

フザケた話だ。

そもそも共済年金が巨額な積立金をため込めたのは、上乗せ分の「職域加算」分に

膨大な税金が投じられてきたからだ。

経済ジャーナリストの荻原博子氏がこう憤る。

「年金一元化の話が浮上してきたのは、公務員の数が

どんどん減って共済年金とが発端です。

いわば共済年金は救済される側なのに、お金は出さず、

特権の『職域加算』の仕組みも残そう――というのはおかしい。

有識者会議が報告書をまとめたといっても、役所が人選し、代弁させているだけ。

民主党はこういう官主導の仕組みを変える、と言っていたのに、今や官のやりたい放題。

これで消費税増税というから、いい加減にしてほしい」

野田首相は「増税先行ではない」なんて言っているが、詭弁もいいところだ。

これが野田政権と民・自・公「三党合意」野合連立翼賛政治の実態だ。

2012年07月04日 19時38分03秒 | Weblog
これが野田政権と民・自・公「三党合意」野合連立翼賛政治の実態だ。

(日々雑感)より


『 庶民は消費税大増税を強いられる一方、公務員は年金優遇が温存される方向で、政府の有識者会議が進んでいることが分かった。

独自の年金加算制度を事実上維持し、加算部分に税金を半分投入するという。

野田佳彦首相は増税法案などについて「今を生きる国民の生活を守るために、将来世代の生活を守るための改革」と説明した』(

以上「産経新聞」引用)



 民・自・公「三党合意」野合翼賛政治の実態とは上記のようなものだ。

「税と社会保障の一体改革」と称して強引に突っ込んだ「消費増税」の余波が覚めやらぬ折に、早くも官僚たちはシロアリの本性を剥き出しにした。


 自民党が現行年金制度を堅持して、民主党の主張していた最低保障年金制度を棚上げにしてしまった。

すると公務員の「職域加算」という三階建ての部分は温存されたとして、さらに建て増ししようとしている。

何処まで面の皮が厚い連中なのだろうか。



 社会保障政治改革とは既得権益の温存が目的であってはならない。

セイフティネットとしての社会保障なら、年金に高額支給は必要ない。

老齢者が暮らしていける最低限の保証をするのが本来の役割であったはずだ。

年金に名を借りた国民の税を食い尽す官僚たちの悪だくみを潰さなければならない。

そのためには「有識者」なる会議委員の人選を政治家が行うべきだ。

そして富裕層のみならず、派遣社員やパートのご婦人方にも議論に入って、

世間の常識が反映される会議にすべきだ。



 しかし、すっかり官僚に舐められた民・自・公の「三党」では

何も出来ないと思わなければならない。

なにしろ財務官僚の走狗となって「消費増税」に国会を強引に持って行った連中だ。

主権者国民の意思を確認しようともせずに悪行三昧をやり尽くした

財務官僚のポチたちに何が出来るというのだろうか。


 期待すべきは小沢氏たちだけだ。

マスメディアが小沢氏たちを貶めるのに必死コイているが、

テレビの街頭世論調査では「小沢氏に期待する」が3割を超えていた。


全国各紙のインチキ世論調査では13から15%としている小沢氏への支持の倍以上だ。


ネットでは6割を超えているゾ。

マスメディアの大嘘つきの化けの皮が剥がれつつある。

鳩山由紀夫、いい加減に目を覚ませ!

2012年07月04日 19時08分18秒 | Weblog
鳩山由紀夫、いい加減に目を覚ませ!

(まるこ姫の独り言)より

いくら自分が民主党を立ち上げたオーナーが知らないが、もう今
の民主党は昔の民主党とは似て非なる党になったと思わないと。

私は、消費税増税に造反とは言わない、消費税増税に反対した
議員の方が、元々の民主党なのだから。

今の内閣、執行部の方が造反した、あるいは狂ったとしか思え
ない程の国民に対して悪辣な事をやっている。

民主党は、その消費税に反対した、あるいは棄権した議員を処
分しているが、党に残る意思を示した議員のうち、鳩山由紀夫氏
に一番重い処分をした、

その処分に対して、鳩山氏は受け入れる意向を示していると言う
が、“50人近い離党者を出す党にしたことこそ問題の本質だ”と
言っている。

責任を問う姿勢を見せていると言うが、何をいまさらな発言をして
いるのか。

今の民主党にいる議員、野田首相以下、すべての議員に何を言
っても、馬の耳に念仏だ。

言うだけ疲労感がますだけだ。

この議員たちは、国民の気持ちとはまるで一線を画している。

まるで日本語が分らない、宇宙人のようだ。

マスゴミは論外としても、反原発デモであれだけの多くの国民が
毎週官邸前で、野田首相対して罵声を浴びせているのに、何も
感じていない。

"音"とだけ認識している状態だ。

しかし、棄権した議員にどうしてこんなに甘い処分なのか。

原口氏は、前から胡散臭いと持っていたが今度もまた風見鶏だ。

本当に調子が良い。

この議員、自分で自分の首を絞めている事に気づかないのか。

そもそもこれほど重要な案件で、いわゆる造反、棄権をしておい
て党に残ろうと言う気持ちがまるで理解できない。

庇を借りて母屋を乗っ取った今の民主党に、おめおめと残るつも
りたとしたら、大間違いだ。

政治家として、これだけは絶対に譲れない信念があれば、”あれ
は、間違いでした、離党届が私の了解なく出されており、無効だ”
などとは口が裂けても言えない筈だ。

離党する気が無いなら、離党届など書く必要はない。

鳩山氏だって、一度は首相になった後は議員辞職をすると大見
えを切った事もあるんだし、どこかの誰かのように党の中に残っ
て改革をするなど、綺麗ごとを言わずに、離党した方が議員と
しての株は大いに上がるのではないか。

その方が、国民から見ていてよりわかりやすいしすっきりする。

あれだけ野田政権に舐められてまだ分からないのか。

この人、いつまで甘えた理想家のお坊ちゃまなんだか。

マスゴミは、離党した議員たちが新党を作っても先細りだとか
明日の展望はないと盛んに宣伝をするが、今の民主党だってど
こに明日の展望があるのか。

民主党の方がよほど先細りで展望がないのは明々白々だ。

次の選挙、きっと鉄槌が下りる。

侮るなよ!国民の怒りを。

「国民の生活が第一」をフラッグシップに掲げ小沢丸発進!

2012年07月04日 18時50分35秒 | Weblog
「国民の生活が第一」をフラッグシップに掲げ小沢丸発進!

(ハイヒール女の痛快日記)より

はじめまして!東京ルミックスです。

豪華客船で行く世界一周を申し込んだ。ハイヒールが10足は必要だ?

小沢氏の離党を切羽詰まった挙句の果てに、勝算もない離党劇と評価する著名人が多い中、北尾吉孝日記の小沢論が的を射ているので転載した。

北尾といえばホリエモンのニッポン放送買収問題でフジテレビのホワイトナイトに名乗りを上げて有名になった人だ。

何時の間にかフェードアウトして聞かなくなったが?


小沢・橋下の連携という展開もあり得るかもしれませんが、

小沢氏は橋下氏を橋下氏は小沢氏を夫々利用すれば良いと思いますし、

2人が手を組めば一つの革新が生まれるのではないかという気もします。


今回の小沢氏の一連の言動について賛否両論あるとは思いますが、

メディアにおける逆風が吹き荒れる中で党を割ったということで

「小沢には信がある」というふうに見た人も結構いたのではないでしょうか。


少なくとも自身の主義主張を簡単に曲げてマニフェストに書いてあることは実行せず、

何も書いていないことを政治生命を掛けて実現しようなどという人間よりも、

小沢一郎という人物の方が評価が出来ると私は考えています。


私は北尾のことをよく知らない人間だが、この小沢論はピッタシカンカンだと思う。

私も小沢・橋下・連合は実は見えない部分で繋がってる気がする。

現状は秘密扱いで互いに付かず離れず。

どっちかというと、裏で話が決まっている可能性も十分ある。


もし、橋下が石原都知事と本当に連帯するようであれば、

所詮、橋下も大した器ではない。


石原は文壇では三島由紀夫に圧倒的才能の差で敗者となり、

挙動不審の芥川賞受賞の田中慎弥にも反撃を喰らっていた。

国政では大臣止まりの中途半端な人間だ。

都政で権勢を振るうのが精々だ。

最近では宗教学者の中沢新一の証言により、

石原の四男の画家、石原延啓はオウム真理教の幹部であったと暴露されている。

さらには、懲りもせず東京にオリンピックを招致しようなんて、

電通に金をばら撒くだけのイベントじゃない!そんなことも読めない政治家の

石原と連携を考えるなんて、橋下もそこまでバカじゃないでしょ?

海外から見たら放射能汚染が続く日本なんて危険すぎて論外も論外、

却下は最初から決まっている。

何れにせよ、北尾の考えは極めて真っ当リベラルである。

要は良識と知性を兼ね備えた人間が導き出すと、この結論しか出てこないはずだ。

ホリエモンの時はホワイト何ちゃらという聞き慣れない言葉を使い、

目立ちたいだけじゃないの?と思っていたが北尾の認識を新たにした。


小沢は政治家として哲学を持った人間だから、野田が権力を握った途端、

とことん既得権益の方向に走ったのを許せなかったのだ。

小沢から見れば野田などと比較するまでもなく、

月とスッポンくらいの力量の差はある。


ツーことは、個人的な桎梏より政敵として小沢も

とことんマジで野田政権を倒閣する積りだ。


北尾は「小沢には信がある」と書いているが、私も小沢の政治家哲学は

「政治とは一貫した信念だ」ということに尽きると思っている。

特にここ数年の小沢の言動一致にそれを実感する。

現状、小沢丸は49人の船出になるが、鳩山由紀夫の党員資格停止処分等を始め、

処分された党員の動きは予断を許さない。俄然、入党者は増えて来そうだ。

小沢丸は、維新の会の船中八策より先に

「国民の生活が第一」をフラッグシップに掲げながら発進する。

売国政党に残留して汚名を残すなかれ

2012年07月04日 17時38分28秒 | Weblog
売国政党に残留して汚名を残すなかれ

(陽光堂主人の読書日記)より

 小沢グループの集団離党は、また1人減って49人となりました。

水野智彦衆院議員(比例代表南関東ブロック)が昨日午後、

党幹事長室に自らの離党届の撤回を申し入れたためです。

民主党執行部による切り崩し工作が功を奏したようです。

 切り崩し工作の模様について、産経ニュースはこう報じています。http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120704/stt12070400230001-n1.htm)

   鳩山グループ 次の倒閣の発火点?

 民主党が3日に決めた消費税増税法案への造反者に対する処分・措置方針は、反対票を投じた議員ですら、鳩山由紀夫元首相を除き、党員資格停止2カ月にとどめるという甘めの裁定となった。

そこには「離党予備軍」の切り崩しを図る狙いが見え隠れする。(斉藤太郎)

 「実は勝手に離党届を出されちゃって」?

 2日夜、政務三役の1人から説得工作を受けた水野智彦衆院議員は重い口を開き始めた。

「あなたがいなくなったら民主党は困るんだよ」と畳みかける政務三役。

水野氏は翌3日、離党撤回を執行部に申し出た。


 「それは君の判断だからな…」

 水野氏と面会した小沢一郎元代表は意外に穏やかな口調だった。

水野氏は記者団に「バカヤローと怒られるかと思った」と心底、ホッとした表情を見せた。

 たった1人の1回生議員をめぐり繰り広げられた、

野田佳彦首相サイドと小沢氏による争奪戦。

実は3日に決まった造反者対策にはさまざまな「仕掛け」がほどこされている。


 「党員資格停止中に解散・総選挙になったら民主党の公認候補にはならない」

 輿石(こしいし)東(あずま)幹事長は3日の緊急役員会でこう断言した。

 党員資格停止の期間は鳩山氏は6カ月だが、残り18人は2カ月だ。

これが3カ月なら、9月の代表選の投票権を失う。

輿石氏は18人の離党予備軍に対し、首相と対決するチャンスを残すことで党内につなぎ止めつつ、「代表選前に倒閣運動を起こしたら公認なし」と脅したに等しい。


 恫喝とともに温情も示したところが、今回の処分の巧みなところだ。

棄権者は「注意」止まり。

参院の離党組にいたっては「まだ同志として力を貸してもらわないといけない」

(輿石氏)と無罪放免とした。

 その一方で、厳罰のシンボルとして「市中引き回しの刑」(党幹部)となったのが鳩山氏だ。

輿石氏は鳩山氏の携帯電話を鳴らし「首相まで務めた方なので、恐縮ですが6カ月としました」と釈明したが、鳩山氏を「見せしめ」にした側面は否めない。


 ただ、この仕打ちが、思わぬ波乱につながる可能性もある。

3日午後、国会内に造反しながらも党に残留する考えを持つ約30人が顔をそろえた。

この場で鳩山氏は 「増税しないというマニフェストを掲げて政権交代が実現できた。

党にとどまり何ができるか、努力を惜しまないでほしい」と訴えた。

 このままでは、今回の処分に不満を持つ鳩山グループが倒閣の発火点になりかねない。

鳩山氏の側近はこう息巻く。

 「離党なんていつでもできる。与党過半数割れのカギを鳩山さんが握ることになる。いつかぎゃふんと言わせてやる」


 小沢氏に会って離党の撤回を申し出たところ、「君の判断だから」と大人の対応をされたことで、水野議員はホッとしたそうです。

小沢氏は、離党者の数には拘っていないと言われていますが、これが裏付けられた形です。

マスコミは離党者の数が少ないので小沢氏は窮地に陥っているとしていますが、これは勝手な解釈に過ぎず、相変わらず情報操作に余念がありません。

 怒られなくてホッとしているようでは、水野氏は議員として失格です。

将来性のある議員なら、切り崩し工作に屈した自分を恥じて自責の念に苛まれる場面です。

こんな体たらくですから、離党撤回組には期待できません。

 小野寺光一氏は、昨日付けのメルマガで、離党せず残留した議員を叩くべきではない、それも一つの見識で、二手に別れたことを感謝するときがやって来ると述べていますが、これは首肯できません。


 民主党残留を決めた階猛議員と辻恵議員の弁明も掲載されていますが、正直言って説得力は皆無です。

離党したら2大政党が崩れてしまうとか、小沢氏裁判に悪影響があるとか述べていますが、売国勢力に完全に乗っ取られてしまった現民主党を支えてどうするんですか!

 それでは悪に手を貸すことにしかなりません。


 民自公は民主主義を放擲して野合し、国民の生活を破壊する大増税を実現しようとしているのですから存在価値はなく、容赦なくぶっ潰すべきです。

離党して内閣不信任案を出すのが筋道です。


 小沢氏が離党したことで、国会での証人喚問が避けられなくなりましたが、本人は当然覚悟しているでしょう。

残留組が喚問阻止に成功すれば、小野寺氏の見解が正しかったことになりますが、果してそんな力があるかどうか…。


 菅内閣から現在の野田内閣にかけて、民主党売国勢力が如何に節操がなく非情で狡猾であるか、国民は嫌というほど思い知らされました。

国民の利益に反することしかやらない連中なので、仲間でいれば何とかなると残留組が考えたとしたら、余りにナイーブ過ぎます。

議員を何年かやっていれば、政治の何たるかは少しは解ってくるはずなので、保身に走っているとしか思えません。

 先の産経の記事から判るように、鳩山グループを中心に集団離党が始まるのは時間の問題です。

肝心なのはタイミングを失しないことで、増税法案が参院で可決してからでは遅すぎます。

内閣不信任案は最優先して採決が行われるので、早めに離党して不信任案に賛成し、政権に揺さぶりをかける必要があります。

 内閣不信任案が出されると、可決しなくとも政権に打撃を与えられます。

だから民主党執行部は造反者たちの切り崩しに躍起になっているのです。

現状では、小沢グループに立場が近い政党を糾合しても、内閣不信任案提出ラインの51人集めるのは難しい状況です。

(他の野党が賛成してくれれば別ですが)

 小沢氏が何を考えているのか、政治評論家の有馬晴海氏が見事に要約しているので、最後にこれを紹介します。

(http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6258.html)

「小沢さんは、自民党の存在が日本をダメにしていると考え、自民党を飛び出したのです。

自民党があると、カネが儲かるとか、いい暮らしができるとかと、利権目当てで群がる人たちが絶対に離れない。

自民党の神話や呪縛が日本を悪くした。

そう思ってきたのです。

反自民を結集して細川政権を立ち上げたのも、旧体制をぶち壊すためです。

当時の福田首相と大連立を話し合ったのも、自民党の消滅が目的でした。

国会議員は選挙で戦った政党に移籍できません。

大連立が実現してひとつの党にまとまろうとすれば、みんな一度は無所属にならなければならない。

そうすれば自然とガラガラポンです。自民党の名前も消える。

そこから日本は普通の国になるというシナリオを描いていたのです」


 小沢氏は、自民党消滅はもちろん、民主党消滅も目論んでいるはずです。

まさに「壊し屋」の面目躍如たるものがありますが、こうした旧来の利権政党(民主党は今や自民党以上に自民党化しています)をなくした上で、真の民主主義国家を誕生させようとしているのです。

普通の政治家とは、見えている風景が違うのです。


 そんな話は信じられないと言う人もいるでしょうが、自民党的な政治では未来を切り開けないことは明らかです。

新たな政治が求められており、「大阪維新の会」の化けの皮が剥がれてきた今、小沢新党に期待するしかないのです。