オリンピックガイドライン(マスコミ対策用)
みなさん、こんにちは。・・・(井口和基)より
いやー、オリンピックって本当に面白いですネ! もちろん反語的意味においてである。
オリンピック柔道の試合ほど必至でやる選手とインチキ判定の審判団との
対比がいつもながらに面白い。
私は、リアルタイムで女子52キロ級と男子66キロ級の試合を見たが、
ちょっとメモしておこう。
五輪柔道:北朝鮮のアンが金、力強さは健在・・・毎日新聞
柔道女子52キロ級で優勝し、表彰台で手を振る北朝鮮のアン・グムエ=ロイター
柔道女子52キロ級はアン・グムエ(北朝鮮)が北京五輪2位の雪辱を果たした。
表彰台の真ん中に立ったアンは「母国に栄光をもたらすことができてとても幸せだ」と珍しく白い歯を見せた。
五輪出場権を得るランキング制度が導入されても、ほとんど国際大会には出場しなかった。
アンは現在25位。自動的に出場権が与えられる圏内には入れず、ランキング外の選手から選ばれる大陸枠で出場した。
10年アジア大会は3位、昨年の世界選手権パリ大会は9位と振るわなかったが、力強い柔道は健在。中村美里との2回戦でも、接近してからの力任せに振り回す谷落としで「技あり」。
キューバのベテラン、ベルモイとの決勝でも谷落としを決めた。
記者会見で、アンは「試合ごとに厳しくなったけど、金メダルを取れると信じていた。
母国からとても強い力をもらったから」と話した。
中村が最も警戒していたアンが、やはり一発勝負での強さを見せつけた。
【百留康隆】
2回戦の中村選手と北朝鮮人アン選手の試合は、どうみても中村選手の勝利だったと私は思う。
なぜなら、北朝鮮の選手(結局、この選手が優勝したが)の取った技ありは、裏投げであったとしても自分の身体の方が先に畳に落ちたわけだから、投げの定義に反する。
つまり、技になっていない。
「技もどき」にすぎないからである。
さらに、最後の最後まで攻め続けたのも中村選手の方で、あと1つの指導があれば、タイになった。
引き分けになれば、若い中村選手の方が圧倒的に有利であったといえるだろう。
一方、海老沼選手と韓国人チェ・ジュンホ選手の試合もだれがみても海老沼選手の勝利である。
なぜなら、チェ選手は、海老沼選手の腕を痛めるために禁じ手を連発。
腕を痛める目的なら、腕ひしぎ十字固めで十分なはずである。
そして、延長でも圧倒的に攻めて、ほとんど有効の投げを決めたのは海老沼選手であった。
だから、だれもが日本の勝ちだったはずだが、それが韓国の勝ちのジャッジになったわけである。
ジュリーがそれを覆したからいいものの、これまで通りの方法では、負けてしまい、後味の悪い試合がまた1つ増えたことになっただろう。
さて、問題は、その後のこの審判に対する日本の篠原監督のコメントであった。
テレビは電通朝鮮側の味方であるのは周知の事実である。
そんなことも知らずに、篠原監督が「いまの審判のやり方に問題あると思う」といようなことを言ったものだから、テレビではそこばかり強調したのである。
もちろん、そのテレビとはNHKである。
さらに、勝って銅メダリストになった、海老沼選手のコメントが、なんと「あの試合は韓国の選手の勝ちだったと思う」と言ったという部分だけを取り出した。
そして、最後の結論は、韓国の選手の「審判に責任はあるが、選手に責任はない。
日本の選手の銅メダルにおめでとうと言いたい」といったという、韓国人選手のフェアプレイ精神という美談にまとめあげたからすごい。
これぞ朝鮮人特有の現実の捏造という、例の両班による朱子学支配から来たメンタリティーである。
これでは困る。
もし韓国人選手のフェア精神を言うのであれば、なぜ試合中に何度も禁じ手攻撃したことを糾弾しないのか?
サッカーであれば、イエローカード。
2枚で退場である。
少なくとも2回同じような禁止技の投げを行ったのである。
普通なら(つまり、もし柔道が他の普通のスポーツのような感覚のスポーツであれば)、2度の禁止技で反則負けになるだろう。
プロレスでも禁止技がある。
さもなくば、ケガ人だらけになるからである。
ましてや、篠原監督のコメントの”その部分”だけ取り出すのはひどすぎたと言えるだろう。
そもそも、篠原監督が選手時代の篠原ードゥイエの世紀の大誤審のせいで、今の形式のジュリーの設置が行われたというのである。
その篠原がこの形式をだめだというのはあり得ないはずである。
おそらく篠原監督が言いたかったことは、「試合中に判定が覆ることは選手にとっては動揺し、集中力を欠く結果になるのではないか」というような意味だったに違いないが、それをマスゴミは自分勝手に「今の審判スタイルは問題だ」と篠原監督が言ったかのように見せたということなのである。
姑息ですナ。
相撲と同様に、「物言い」がつくのは当然である。
今ではサッカーでもこの「物言いスタイル」を採用しよう、採用すべきだという時代に来ているのである。
今回の日本対モロッコの試合でも、キーパーのキャッチしたボールがゴールラインを超えたのかどうか微妙な判定があった。
私にはゴールに見えたが、結局GKのキャッチになってしまったのである。
ならば、柔道にジュリーシステムがあるのは非常に理想的なことなのである。
それをそれがなかったばかりに優勝できなかった篠原が反対するはずがないのである。
もし反対しているとすれば、単なるアホか馬鹿ということだろう。
さて、前置きが非常に長くなってしまったが、オリンピックになると、日本で一番騒がしくなるのは、マスゴミである。
マスゴミ関係者が選手や監督の間に割ってはいることである。
一番困るのは、試合直前に土足でどかどかと入って行くことである。
これで集中が妨げられたり、緊張してしまったり、さまざまな悪影響が起こる。
ずっとそうである。
これは、日本のマスゴミがスポーツにおいてはほとんどトウシロウを送り込むからである。
そんなわけで、2002年のソルトレイク冬季五輪の時、私はかつての拙掲示板
(Kazumoto's scientific BBS)に書いた「オリンピック・ガイドライン」を再掲しておこう。
以下のものである。
オリンピックガイドライン(マスコミ対策用) 2002/02/26 09:45
前回ソルトレイクオリンピックを総括して、物理学的にスポーツ
を考えることが大事か示すために試みた。これで、いかに科学的に
スポーツを見ることが大事で、正確にスポーツを分析できることが
分かっただろう。
また、スポーツの進歩や進化はクーンのパラダイム
論に適ったパターンで進むということも分かっただろう。
この意味で、
スポーツは日本人である皆さんが想像してきた以上に科学的で知的な
ものであるということが分かっただろう。
さて、今回は、もう一つ別の面をまとめてこう。
それは日本のフーリガン
化したマスコミをいかにスポーツ現場を乱さないようにさせるか
規制するためのもだ。
今回、長島和茂、松岡修造のような元プロスポーツ出身のレポーター
やキャスターたちが、各局から多数送り込まれた。
この点欧米では、
ウィンタースポーツ専門のスポーツジャーナリストが多数送り込まれた
のとは非常に好対象だ。
このために、日本のオリンピック代表選手
たちはプロアマを問わず、非常に多くの影響を受けたことは確かだ。
その例がフィギアスケートの本田、村主選手のミス誘発事件だろう!
いかにすれば、選手が自己ベストを出すことができるか?この環境
作りが大事だろう。
これは冬期オリンピックだけでなく、夏期オリ
ンピックの場合もまったく同じことだ。
【オリンピック選手の区別】
まず、オリンピック選手は、基本的には、以下のような3種類がいる。
あ)特定の企業とプロ契約して所得を得ているプロ選手、
い)実業団選手のように特定の企業スポーツを社員として行っているアマチュア選手、
う)まったく個人で行っているアマチュア選手がいる。
日本では(あ)と(い)の区別は非常にあいまいで、(あ)のような
形態はJ-リーガーなどを除きまだそれほどない。
ほとんどは、有森裕子選手
や高橋尚子選手のように、一応実業団の企業スポーツ組織に所属しながら、
成績によってはコマーシャル収入が得られるような形態のプロ契約
選手のやり方しかない。
だから、良い成績ならプロになれるが(それも
一時的)、そうでなければアマチュアであるという場合がほとんどだ。
だから、実質上は、日本にはプロ選手はごくわずかと言える。
ほとんどが財政的にはアマチュア選手のみということになる。
【参加形態のチェック】
したがって、オリンピック選手たちが今回の大会にどういう立場で参加
しているのか、事前にチェックすることが重要だ。
A選手はプロ選手として参加、B選手はアマチュア選手として参加。
あるいは所属機関
が援助しているのか?まったく個人負担の個人参加か?どうかなど
を厳密に調べておく必要がある。
これはその選手の国内での知名度とは無関係に行われるべきである。
したがって、以下の区別は必須事項。
あ)プロ契約参加(完全なプロ選手としての参加)、
い)実業団参加(企業に職を持つがアマチュアとして参加)、
う)個人参加(完全に個人でアマチュアとして参加)。
【マスコミの取材のあり方】
一方、逆にマスコミは、報道の義務、報道の自由を唄って、仕事で
オリンピックに参加するわけだ。
しっかりした旅費、特別手当て、日当、
損害保険など、あらゆる手当てを受けて報道参加するわけだ。
もちろん所属する機関名の代表者を名乗って、オリンピック主催者側
からも手厚い取り扱いを保証されるわけだ。
したがって、プロとしてマスコミは報道参加していることになる。
このように、マスコミから派遣されるキャスターのレベルはひとまず
置いておくとして、キャスターはプロのジャーナリストとしての待遇
を日本から(つまり日本の所属機関から)もオリンピック開催国から
も得られる訳だ。
したがって、こういう状況下で日本のマスコミが報道する場合、
マスコミがいかなるレベルであれ、以下のような報道が選手たちに
とってもっともフェアーであると言えるだろう。
大会期間中は、
あ)アマチュア選手への取材は極度に制限されるべき。
い)取材はプロ選手を中心に行うべき。
う)競技進行を妨げない。
え)選手の演技や試技を妨げない。
お)コーチと選手の間に入らない。
か)他国のジャーナリストやプレスの邪魔をしない。
き)他国のジャーナリストやプレスと同調した取材を行う。
など、取材マナーをを厳守する。
(あ)は、アマチュア選手は個人参加している以上、これは一般人
がどこかのお祭りに参加しているのとまったく同じこと。
あくまで
その選手の結果は報道する必要や義務はあるが、大会中にその選手
が何をしようが、誰といようが、まったく自由であるべきだ。
まして、企業のコマーシャルではないから、競技前の取材、競技直前
直後のインタビューなどは好ましくない。
あくまで試技と結果(記録)オンリーの報道を行うべきということ。
(い)したがって、主にプロの取材陣が追っ掛けるべきは、企業から
コマーシャル収入などを得て、広告塔として参加しているプロ選手
たちだろう。
これらの選手には、多少の取材はその責任の範囲に入るが
良い成績を期待するのであれば、試合直前のインタビューは避ける
べきだろう。
(う)日本のマスコミは試合会場で競技の進行を絶対に妨げるベき
ではなく、あくまで第三者の立場で取材すべきである。
しかし、
今回、長島和茂、松岡修造の2人のような連中が、あたかも自分たち
が競技のコーチにような顔をして、選手とコーチの間に直に入って
かなりの競技の進行を妨げていたことは記憶に新しい。
こういうことは、
ルール違反なことなので、諸外国のだれも行っていなかった。
まったく馬鹿げた、自他認識障害症候群である。
(え)同様に、マスコミは、選手が演技や試技に入った時、直接
その選手に影響を与えるような行為を絶対にしてはならない。
その選手の家族やコーチなどの関係者が選手に激(げき)を飛ばす
ことは構わないが、自分の知名度を利用して(アマチュアである
選手は元プロである自分を知っていることを利用して)選手の
演技、試技を絶対に乱すべきではない。
今回、読売テレビの長島和茂と松岡修造の2人は、明らかにこういう
行為を行って、選手の演技に大きな影響を与え、ある場合には、ミス
を誘発し、ある場合には余計なプレッシャーをかけていた。
特に、
松岡の場合は、彼のテレビの松岡修造テニス塾でも分かるように、
コーチとしては完全に失格で、また何のコーチ指導の勉強もしていない
わけで、スクールの子供や親御さんにプレッシャーをかける天才だ。
この感覚で今回オリンピックに参加し、試合前や後に選手に不必要
な言葉攻めしてプレッシャーをかけまくっていた。
(これは昨夜の読売テレビの連中のレポートで明らか!)
(お)そのため、こういう連中は絶対に阻止する必要がある。
なぜなら、4年もの
長い間にかけて精神集中トレーニングや自己暗示やいろんな練習
を行って来て、そして選手とコーチの間で長い年月かけてつちかって
きたものが、こういうマスコミ関係者の試合直前の馬鹿な行いの
ためにすべてが水の泡になってしまうということになるからだ。
第三者がぜったいにコーチと選手の間に入らないようにしないと、
多くの試みは失敗に終わることだろう。
マスコミは、今回の松岡と長島の行為を心から恥じ、肝に命じて
今後に生かすべきだろう。
(か)また、今回明らかに、松岡と長島を送り込んだ、読売テレビなど
のような日本のテレビスポーツ番組製作者たちは、他国のスポーツ
ジャーナリストの邪魔になるような行為を行っていた。
これも
非常に迷惑千万の話だ。これも一番有名なのは、スケルトンの
越選手の番にスタート直前に、日の丸の八巻した松岡がコース前
に突然現れ、日の丸をコースの上に差し出し、絶叫した。
これに
驚いたアメリカユタのオリンピック放送局がそれを放送するという
事態にまでなった。
驚いたの越選手だった。あまりに突然の松岡
侵入だったからだ。
そして、メダルが有望視されていた越選手は8位だった。
これが松岡の影響を受けて良かったのか、あるいは
その影響のせいで悪くなったのか、これは分からないが、非常に
後味悪い結果となった。
松岡は、日本選手のコーチ団も驚くような
スタンドプレーを行ったというわけだ。
こういうスタンドプレー
(売名行為のようなプレー)は、御自分のテニスの試合だけで
やってもらいたいものだ!
(き)今回、こういう感じで、日本の民放のスポーツバラエティー
番組製作者やスポーツレポーターが取材報道を行っていた。
そのため、日本でユタの正式なオリンピック放送局から来ている
映像を見たり、あるいは会場で競技を開設しているNHKのキャスター
や解説者も松岡や長島の試合直前の絶叫や飛び入り参加には、非常に
驚いたようだ。
村主(すぐり)選手が精神集中し、いざこれから
試技(それもメダルを目指した試技)に入る瞬間、世界がシーン
となったちょうどその瞬間に、どこからともなく松岡の絶叫が
入った。
これには、解説していた佐藤ゆかさんも驚いて、えっと
うなった!そしてだれってそっちを振り返った。だれか叫びましたねって。
ほんと、長島和茂と松岡修造はなんか変なんじゃないかい?
以上、日本のマスコミ報道のあり方を大まかにまとめたが、今回
特に感じたのは、長島と松岡の競技への乱入事件の数々だった。
日本のメダルが今回銀1、銅1と極端に減った理由に彼らの馬鹿げた
乱入がどれほど影響を与えたのかは分からない。しかし、試合直前
に選手とコーチの間に突然姿を現し、あたかもコーチのような顔
をして、そうだプレッシャーを受けるのが当然だ、プレッシャーが
かかるのが当然だっていうような言葉を大声でかけ、競技そのもの
を滅茶苦茶にしてしまった責任は非常に思いと私は考えている。
まさしくフーリガン化したマスコミ、この象徴が長島和茂と松岡修造
の2人だった。
ほんと最悪のコンビだった!!こんなオリンピック
はこれまで私は一度も見たことがない!!これを許したテレビ放送局
の責任は極めて悪質で重大だと私は考えている。読売テレビは
猛省すべきだろうねー!当然、長島、松岡とこのディレクターは首だろうな?
くわばら、くわばら!
みなさん、こんにちは。・・・(井口和基)より
いやー、オリンピックって本当に面白いですネ! もちろん反語的意味においてである。
オリンピック柔道の試合ほど必至でやる選手とインチキ判定の審判団との
対比がいつもながらに面白い。
私は、リアルタイムで女子52キロ級と男子66キロ級の試合を見たが、
ちょっとメモしておこう。
五輪柔道:北朝鮮のアンが金、力強さは健在・・・毎日新聞
柔道女子52キロ級で優勝し、表彰台で手を振る北朝鮮のアン・グムエ=ロイター
柔道女子52キロ級はアン・グムエ(北朝鮮)が北京五輪2位の雪辱を果たした。
表彰台の真ん中に立ったアンは「母国に栄光をもたらすことができてとても幸せだ」と珍しく白い歯を見せた。
五輪出場権を得るランキング制度が導入されても、ほとんど国際大会には出場しなかった。
アンは現在25位。自動的に出場権が与えられる圏内には入れず、ランキング外の選手から選ばれる大陸枠で出場した。
10年アジア大会は3位、昨年の世界選手権パリ大会は9位と振るわなかったが、力強い柔道は健在。中村美里との2回戦でも、接近してからの力任せに振り回す谷落としで「技あり」。
キューバのベテラン、ベルモイとの決勝でも谷落としを決めた。
記者会見で、アンは「試合ごとに厳しくなったけど、金メダルを取れると信じていた。
母国からとても強い力をもらったから」と話した。
中村が最も警戒していたアンが、やはり一発勝負での強さを見せつけた。
【百留康隆】
2回戦の中村選手と北朝鮮人アン選手の試合は、どうみても中村選手の勝利だったと私は思う。
なぜなら、北朝鮮の選手(結局、この選手が優勝したが)の取った技ありは、裏投げであったとしても自分の身体の方が先に畳に落ちたわけだから、投げの定義に反する。
つまり、技になっていない。
「技もどき」にすぎないからである。
さらに、最後の最後まで攻め続けたのも中村選手の方で、あと1つの指導があれば、タイになった。
引き分けになれば、若い中村選手の方が圧倒的に有利であったといえるだろう。
一方、海老沼選手と韓国人チェ・ジュンホ選手の試合もだれがみても海老沼選手の勝利である。
なぜなら、チェ選手は、海老沼選手の腕を痛めるために禁じ手を連発。
腕を痛める目的なら、腕ひしぎ十字固めで十分なはずである。
そして、延長でも圧倒的に攻めて、ほとんど有効の投げを決めたのは海老沼選手であった。
だから、だれもが日本の勝ちだったはずだが、それが韓国の勝ちのジャッジになったわけである。
ジュリーがそれを覆したからいいものの、これまで通りの方法では、負けてしまい、後味の悪い試合がまた1つ増えたことになっただろう。
さて、問題は、その後のこの審判に対する日本の篠原監督のコメントであった。
テレビは電通朝鮮側の味方であるのは周知の事実である。
そんなことも知らずに、篠原監督が「いまの審判のやり方に問題あると思う」といようなことを言ったものだから、テレビではそこばかり強調したのである。
もちろん、そのテレビとはNHKである。
さらに、勝って銅メダリストになった、海老沼選手のコメントが、なんと「あの試合は韓国の選手の勝ちだったと思う」と言ったという部分だけを取り出した。
そして、最後の結論は、韓国の選手の「審判に責任はあるが、選手に責任はない。
日本の選手の銅メダルにおめでとうと言いたい」といったという、韓国人選手のフェアプレイ精神という美談にまとめあげたからすごい。
これぞ朝鮮人特有の現実の捏造という、例の両班による朱子学支配から来たメンタリティーである。
これでは困る。
もし韓国人選手のフェア精神を言うのであれば、なぜ試合中に何度も禁じ手攻撃したことを糾弾しないのか?
サッカーであれば、イエローカード。
2枚で退場である。
少なくとも2回同じような禁止技の投げを行ったのである。
普通なら(つまり、もし柔道が他の普通のスポーツのような感覚のスポーツであれば)、2度の禁止技で反則負けになるだろう。
プロレスでも禁止技がある。
さもなくば、ケガ人だらけになるからである。
ましてや、篠原監督のコメントの”その部分”だけ取り出すのはひどすぎたと言えるだろう。
そもそも、篠原監督が選手時代の篠原ードゥイエの世紀の大誤審のせいで、今の形式のジュリーの設置が行われたというのである。
その篠原がこの形式をだめだというのはあり得ないはずである。
おそらく篠原監督が言いたかったことは、「試合中に判定が覆ることは選手にとっては動揺し、集中力を欠く結果になるのではないか」というような意味だったに違いないが、それをマスゴミは自分勝手に「今の審判スタイルは問題だ」と篠原監督が言ったかのように見せたということなのである。
姑息ですナ。
相撲と同様に、「物言い」がつくのは当然である。
今ではサッカーでもこの「物言いスタイル」を採用しよう、採用すべきだという時代に来ているのである。
今回の日本対モロッコの試合でも、キーパーのキャッチしたボールがゴールラインを超えたのかどうか微妙な判定があった。
私にはゴールに見えたが、結局GKのキャッチになってしまったのである。
ならば、柔道にジュリーシステムがあるのは非常に理想的なことなのである。
それをそれがなかったばかりに優勝できなかった篠原が反対するはずがないのである。
もし反対しているとすれば、単なるアホか馬鹿ということだろう。
さて、前置きが非常に長くなってしまったが、オリンピックになると、日本で一番騒がしくなるのは、マスゴミである。
マスゴミ関係者が選手や監督の間に割ってはいることである。
一番困るのは、試合直前に土足でどかどかと入って行くことである。
これで集中が妨げられたり、緊張してしまったり、さまざまな悪影響が起こる。
ずっとそうである。
これは、日本のマスゴミがスポーツにおいてはほとんどトウシロウを送り込むからである。
そんなわけで、2002年のソルトレイク冬季五輪の時、私はかつての拙掲示板
(Kazumoto's scientific BBS)に書いた「オリンピック・ガイドライン」を再掲しておこう。
以下のものである。
オリンピックガイドライン(マスコミ対策用) 2002/02/26 09:45
前回ソルトレイクオリンピックを総括して、物理学的にスポーツ
を考えることが大事か示すために試みた。これで、いかに科学的に
スポーツを見ることが大事で、正確にスポーツを分析できることが
分かっただろう。
また、スポーツの進歩や進化はクーンのパラダイム
論に適ったパターンで進むということも分かっただろう。
この意味で、
スポーツは日本人である皆さんが想像してきた以上に科学的で知的な
ものであるということが分かっただろう。
さて、今回は、もう一つ別の面をまとめてこう。
それは日本のフーリガン
化したマスコミをいかにスポーツ現場を乱さないようにさせるか
規制するためのもだ。
今回、長島和茂、松岡修造のような元プロスポーツ出身のレポーター
やキャスターたちが、各局から多数送り込まれた。
この点欧米では、
ウィンタースポーツ専門のスポーツジャーナリストが多数送り込まれた
のとは非常に好対象だ。
このために、日本のオリンピック代表選手
たちはプロアマを問わず、非常に多くの影響を受けたことは確かだ。
その例がフィギアスケートの本田、村主選手のミス誘発事件だろう!
いかにすれば、選手が自己ベストを出すことができるか?この環境
作りが大事だろう。
これは冬期オリンピックだけでなく、夏期オリ
ンピックの場合もまったく同じことだ。
【オリンピック選手の区別】
まず、オリンピック選手は、基本的には、以下のような3種類がいる。
あ)特定の企業とプロ契約して所得を得ているプロ選手、
い)実業団選手のように特定の企業スポーツを社員として行っているアマチュア選手、
う)まったく個人で行っているアマチュア選手がいる。
日本では(あ)と(い)の区別は非常にあいまいで、(あ)のような
形態はJ-リーガーなどを除きまだそれほどない。
ほとんどは、有森裕子選手
や高橋尚子選手のように、一応実業団の企業スポーツ組織に所属しながら、
成績によってはコマーシャル収入が得られるような形態のプロ契約
選手のやり方しかない。
だから、良い成績ならプロになれるが(それも
一時的)、そうでなければアマチュアであるという場合がほとんどだ。
だから、実質上は、日本にはプロ選手はごくわずかと言える。
ほとんどが財政的にはアマチュア選手のみということになる。
【参加形態のチェック】
したがって、オリンピック選手たちが今回の大会にどういう立場で参加
しているのか、事前にチェックすることが重要だ。
A選手はプロ選手として参加、B選手はアマチュア選手として参加。
あるいは所属機関
が援助しているのか?まったく個人負担の個人参加か?どうかなど
を厳密に調べておく必要がある。
これはその選手の国内での知名度とは無関係に行われるべきである。
したがって、以下の区別は必須事項。
あ)プロ契約参加(完全なプロ選手としての参加)、
い)実業団参加(企業に職を持つがアマチュアとして参加)、
う)個人参加(完全に個人でアマチュアとして参加)。
【マスコミの取材のあり方】
一方、逆にマスコミは、報道の義務、報道の自由を唄って、仕事で
オリンピックに参加するわけだ。
しっかりした旅費、特別手当て、日当、
損害保険など、あらゆる手当てを受けて報道参加するわけだ。
もちろん所属する機関名の代表者を名乗って、オリンピック主催者側
からも手厚い取り扱いを保証されるわけだ。
したがって、プロとしてマスコミは報道参加していることになる。
このように、マスコミから派遣されるキャスターのレベルはひとまず
置いておくとして、キャスターはプロのジャーナリストとしての待遇
を日本から(つまり日本の所属機関から)もオリンピック開催国から
も得られる訳だ。
したがって、こういう状況下で日本のマスコミが報道する場合、
マスコミがいかなるレベルであれ、以下のような報道が選手たちに
とってもっともフェアーであると言えるだろう。
大会期間中は、
あ)アマチュア選手への取材は極度に制限されるべき。
い)取材はプロ選手を中心に行うべき。
う)競技進行を妨げない。
え)選手の演技や試技を妨げない。
お)コーチと選手の間に入らない。
か)他国のジャーナリストやプレスの邪魔をしない。
き)他国のジャーナリストやプレスと同調した取材を行う。
など、取材マナーをを厳守する。
(あ)は、アマチュア選手は個人参加している以上、これは一般人
がどこかのお祭りに参加しているのとまったく同じこと。
あくまで
その選手の結果は報道する必要や義務はあるが、大会中にその選手
が何をしようが、誰といようが、まったく自由であるべきだ。
まして、企業のコマーシャルではないから、競技前の取材、競技直前
直後のインタビューなどは好ましくない。
あくまで試技と結果(記録)オンリーの報道を行うべきということ。
(い)したがって、主にプロの取材陣が追っ掛けるべきは、企業から
コマーシャル収入などを得て、広告塔として参加しているプロ選手
たちだろう。
これらの選手には、多少の取材はその責任の範囲に入るが
良い成績を期待するのであれば、試合直前のインタビューは避ける
べきだろう。
(う)日本のマスコミは試合会場で競技の進行を絶対に妨げるベき
ではなく、あくまで第三者の立場で取材すべきである。
しかし、
今回、長島和茂、松岡修造の2人のような連中が、あたかも自分たち
が競技のコーチにような顔をして、選手とコーチの間に直に入って
かなりの競技の進行を妨げていたことは記憶に新しい。
こういうことは、
ルール違反なことなので、諸外国のだれも行っていなかった。
まったく馬鹿げた、自他認識障害症候群である。
(え)同様に、マスコミは、選手が演技や試技に入った時、直接
その選手に影響を与えるような行為を絶対にしてはならない。
その選手の家族やコーチなどの関係者が選手に激(げき)を飛ばす
ことは構わないが、自分の知名度を利用して(アマチュアである
選手は元プロである自分を知っていることを利用して)選手の
演技、試技を絶対に乱すべきではない。
今回、読売テレビの長島和茂と松岡修造の2人は、明らかにこういう
行為を行って、選手の演技に大きな影響を与え、ある場合には、ミス
を誘発し、ある場合には余計なプレッシャーをかけていた。
特に、
松岡の場合は、彼のテレビの松岡修造テニス塾でも分かるように、
コーチとしては完全に失格で、また何のコーチ指導の勉強もしていない
わけで、スクールの子供や親御さんにプレッシャーをかける天才だ。
この感覚で今回オリンピックに参加し、試合前や後に選手に不必要
な言葉攻めしてプレッシャーをかけまくっていた。
(これは昨夜の読売テレビの連中のレポートで明らか!)
(お)そのため、こういう連中は絶対に阻止する必要がある。
なぜなら、4年もの
長い間にかけて精神集中トレーニングや自己暗示やいろんな練習
を行って来て、そして選手とコーチの間で長い年月かけてつちかって
きたものが、こういうマスコミ関係者の試合直前の馬鹿な行いの
ためにすべてが水の泡になってしまうということになるからだ。
第三者がぜったいにコーチと選手の間に入らないようにしないと、
多くの試みは失敗に終わることだろう。
マスコミは、今回の松岡と長島の行為を心から恥じ、肝に命じて
今後に生かすべきだろう。
(か)また、今回明らかに、松岡と長島を送り込んだ、読売テレビなど
のような日本のテレビスポーツ番組製作者たちは、他国のスポーツ
ジャーナリストの邪魔になるような行為を行っていた。
これも
非常に迷惑千万の話だ。これも一番有名なのは、スケルトンの
越選手の番にスタート直前に、日の丸の八巻した松岡がコース前
に突然現れ、日の丸をコースの上に差し出し、絶叫した。
これに
驚いたアメリカユタのオリンピック放送局がそれを放送するという
事態にまでなった。
驚いたの越選手だった。あまりに突然の松岡
侵入だったからだ。
そして、メダルが有望視されていた越選手は8位だった。
これが松岡の影響を受けて良かったのか、あるいは
その影響のせいで悪くなったのか、これは分からないが、非常に
後味悪い結果となった。
松岡は、日本選手のコーチ団も驚くような
スタンドプレーを行ったというわけだ。
こういうスタンドプレー
(売名行為のようなプレー)は、御自分のテニスの試合だけで
やってもらいたいものだ!
(き)今回、こういう感じで、日本の民放のスポーツバラエティー
番組製作者やスポーツレポーターが取材報道を行っていた。
そのため、日本でユタの正式なオリンピック放送局から来ている
映像を見たり、あるいは会場で競技を開設しているNHKのキャスター
や解説者も松岡や長島の試合直前の絶叫や飛び入り参加には、非常に
驚いたようだ。
村主(すぐり)選手が精神集中し、いざこれから
試技(それもメダルを目指した試技)に入る瞬間、世界がシーン
となったちょうどその瞬間に、どこからともなく松岡の絶叫が
入った。
これには、解説していた佐藤ゆかさんも驚いて、えっと
うなった!そしてだれってそっちを振り返った。だれか叫びましたねって。
ほんと、長島和茂と松岡修造はなんか変なんじゃないかい?
以上、日本のマスコミ報道のあり方を大まかにまとめたが、今回
特に感じたのは、長島と松岡の競技への乱入事件の数々だった。
日本のメダルが今回銀1、銅1と極端に減った理由に彼らの馬鹿げた
乱入がどれほど影響を与えたのかは分からない。しかし、試合直前
に選手とコーチの間に突然姿を現し、あたかもコーチのような顔
をして、そうだプレッシャーを受けるのが当然だ、プレッシャーが
かかるのが当然だっていうような言葉を大声でかけ、競技そのもの
を滅茶苦茶にしてしまった責任は非常に思いと私は考えている。
まさしくフーリガン化したマスコミ、この象徴が長島和茂と松岡修造
の2人だった。
ほんと最悪のコンビだった!!こんなオリンピック
はこれまで私は一度も見たことがない!!これを許したテレビ放送局
の責任は極めて悪質で重大だと私は考えている。読売テレビは
猛省すべきだろうねー!当然、長島、松岡とこのディレクターは首だろうな?
くわばら、くわばら!