京都 東山暮色・・・八坂の塔
二年坂から八坂通を下りてくると、期待通り夕陽が八坂の塔の向こう側に沈む所でした。
八坂通から見た時に、夕陽と太陽の位置関係が丁度良くなるのはこの時期だけなのですね。
でも、明暗差が激しいため、露出をどう合わせるかによって写真がまるで違ってきます。
上は全体に明るくなる様に夕陽で計って+2EVの補正をして撮ったもの、
下は空の階調が出る様に補正無しで撮ったのですが、どっちが良いかは微妙ですね。
もう少し空がドラマチックに染まってくれれば良かったのは確かです。
坂の下まで下りて来た時には、夕陽がすっかり沈んでいました。
人通りの絶えた黄昏時の道は、静かな雰囲気に包まれています。
ちょっと寂しい景色の中にあって、軒灯籠の明かりだけがほんのりと暖かそうに感じました。
この電球の色は、なんだか懐かしくさえありますね。
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