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「地震が事故原因の可能性」なら、なぜ大飯の再稼動を止めないのか

2012年07月16日 23時42分09秒 | Weblog

[地震が事故原因の可能性」なら、なぜ大飯の再稼動を止めないのか


(東京新聞「こちら特報部」)yori

国会事故調の報告書  東京電力福島原発事故について、国会の事故調査委員会が発表した調査報告書。

 これまで津波を事故原因としてきた各種の報告書と違い、地震でシステムが損傷した可能性を初めて指摘した。

そうならば、津波対策に終始した関西電力大飯原発の安全性は担保されないことになる。

なぜ、政府は大飯原発を止めないのか。

再び「安全神話」を強いる政府に対し、国会はどう対応するのか。

 (出田阿生、小倉貞俊)

 「地震による損傷の可能性は否定できない」-。
 
国会事故調報告書の最大の特徴は、事故原因についてのこの文言だ。

 福島原発事故の検証では、政府事故調、民間事故調、東電の調査報告書が公表された。
 
だが、事故原因に津波のほか「地震」を加えたのは国会事故調が初めてだった。

 「事故原因は津波だけではない。
 
地震が原因のひとつである可能性もあることを排除するのはおかしい」。
 
国会事故調で委員として真相究明に取り組んできた田中三彦氏はこう強調する。

 田中氏は原子炉圧力容器の元設計者で、現在は科学ジャーナリスト。
 
東電が公表しなかった写真を取り寄せ、現場の運転員らに聞き取り調査をするなどして、東電発表の“ウソ”を暴いた。

 福島第一原発1~3号機で炉心溶融が起きた原因について、東電はこれまで一貫して「津波で非常用電源が壊れ、原子炉を冷却できなくなったため」と主張してきた。


 ところが、津波の到達時間と東電発表の原発データの間に矛盾点が見つかった。
 
東電のデータによると、非常用電源が失われたのは震災当日の午後三時三十六分~同四十一分。
 
この時間帯よりも先に津波が到達していなければ「津波が原因」という説明がつかない。

 東電は到達時間を「第一波が午後三時二十七分ごろ、第二波は同三十五分ごろ」としたが、田中氏らが調べると、これは沖合一・五キロ地点での波高計の記録だった。
 
実際の到達時間は、これより二分以上後になる。

 東電から事故当日の写真を入手すると、第一波で海抜四メートルの原発のポンプ取水場が冠水した様子はなかった。
 
これは原発近くの海上にいた船長の証言とも一致した。
 
つまり問題は第二波で、同三十七分以降に津波が到達していたとすれば、三十六分時点の電源喪失の説明がつかない。

 つまり、津波だけが過酷事故を招いた原因ではない可能性があった。
 
それでは、地震で配管が壊れた可能性はないのか。
 
そこで田中氏らが注目したのが「音」だった。

 外部電源を喪失すると安全設計上、タービンへ蒸気を送る「主蒸気ライン」が遮断され、原子炉が隔離される。
 
原子炉が停止しても、燃料の崩壊熱で原子炉内の圧力が上がり、「主蒸気逃し安全弁」が開き、蒸気が格納容器の下部にある圧力抑制室に流入する。

 主蒸気逃し安全弁が開くと高い圧力の蒸気が配管から激しく噴出し、圧力抑制室の壁に当たるなどして轟音(ごうおん)を響かせるという。

      ◆

 事故当時、全電源が喪失した1、2、3号機の内部は真っ暗闇だった。
 
機械の作動音さえ消える中、辺りは静まりかえっていた。
 
唯一の例外がこの弁を開けた時で、ドーン、ズーンという大きな音が響き渡る。
 
「2号機と3号機の運転員はこの音を聞いていたが、1号機からは音が聞こえていなかった」と田中氏。

 なぜか。「圧力容器に接続している配管のどこかが破損し、そこから冷却材が格納容器内に噴出し、最終的に圧力抑制室に流入していれば、大きな音は生じないと思われる」

 国会事故調が明らかにしたのは、津波だけでなく、地震対策を充実させる必要があるということだ。ところが、政府は大飯原発の場合、安全評価(ストレステスト)の一次評価だけで、再稼働を決めてしまった。

 「安全評価は最悪事故に至るまで、どの程度の余裕があるのかを調べるだけ。
 
耐震性を調べるのなら、原子力安全・保安院が二〇〇六年に出した耐震設計審査の新指針で再評価(バックチェック)しなければならない。
 
大飯のように再評価を終えていない原発は再稼働すべきではない」

 保安院は新指針と同時に全国の原発での再評価実施を要請した。
 
だが、それには活断層が連動する可能性を調べるなど、膨大な時間と経費がかかる。
 
ちなみに現時点で、再評価を全て終えた原発はない。

 大飯原発では、敷地内を走る破砕帯(断層)が活断層の可能性があり、周辺に走る三本の活断層と連動する危険がある。
 
関電は破砕帯の写真すら「現在探している」として公表していない。

      ◆

 「大飯原発を動かすかの判断は、報告書が出るのを待ってからにするべきだった」。
 
与野党議員三十人からなる国会事故調の上部機関「両院合同協議会」の幹事、川内博史衆院議員(民主党)はそう語気を強めた。

 川内氏も今回の報告書での「地震による配管損傷の可能性」という点を重視する。
 
「報告書が先に出れば、再稼働に踏み切れなかった。
 
原子炉等規制法には災害防止上、支障がある原発は設置を許可してはいけない定めがある。
 
今からでも大飯原発を止めるべきだ」

 今後の焦点は、報告書の内容がどう生かされるかだ。
 
国会事故調の役割は、設置根拠の「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会法」では報告書を衆参両院議長に提出した時点で終了する。
 
一方、報告書には「国会に原子力問題に関する常設の委員会を設置する」「原子力法規制を見直す」など七つの提言が盛り込まれた。
 
これらの扱いは国会の意向次第だ。

 報告書について、野田首相は九日の衆院予算委員会で「迅速に対応するものと、吟味して対応するものを整理していく」と答弁。
 
細野豪志原発事故担当相も六日、記者会見で「政府もしっかり分析した上で対応する必要がある」と述べた。

 だが、このまま「報告しっぱなし」で終わりかねないという懸念は拭えない。
 
日本大法学部の岩井奉信教授(政治学)は「報告内容は国会の提言として衆参両院で決議したり、立法化したりすることが望ましい。
 
とはいえ事故調は法的には役割を終えており、このまま『ショー』として幕引きになってもおかしくはない」と指摘する。

 「民主党も自民党も原発を推進したい立場だ。
 
実効性を持たすには、事故調設置の際、法律に『提言をどう活用するのか』まで付帯決議として盛り込む方法もあった」

 川内氏は「事故調は国会が全会一致で設置した憲政史上初の調査委員会だ。原発の運転停止も、(提言で示された常設の)委員会で協議していくべきだ。国会は立法機関であって権力闘争の場ではない」と語った。

<デスクメモ> 「地震が事故原因である可能性は再稼働への疑問を増している」-。
 
五日付の米ニューヨーク・タイムズ(電子版)はこう伝えた。
 
政府は盛んに電力不足が企業の海外競争力を奪うという。
 
だが、安易な原発再稼働が日本に対する信頼をいかに損ねていることか。
 
そこに気づかぬ政権の鈍さに嘆息する。(牧)

祇園囃子の音、熱波に包まれ 宵山に40万人

2012年07月16日 23時33分04秒 | Weblog

祇園囃子の音、熱波に包まれ 宵山に40万人

浴衣姿で宵山情緒を楽しむ見物客たちでにぎわった四条通(16日午後7時10分、京都市下京区四条東洞院から西を望む)
浴衣姿で宵山情緒を楽しむ見物客たちでにぎわった四条通(16日午後7時10分、京都市下京区四条東洞院から西を望む)

 京都の夏を彩る祇園祭は、3連休最後の16日、「宵山」を迎えた。

京都市内はこの夏初めて猛暑日を記録。

午後9時を過ぎても気温が30度を超す蒸し暑さで、市中心部の山鉾町は見物客たちの熱気に包まれた。

 歩行者天国(歩行者専用道路)となった烏丸通、四条通や、多くの露店が立ち並んだ室町通、新町通が特に混雑した。

 浴衣姿の囃子(はやし)方は山鉾の上で祇園囃子を奏で、厄除(やくよ)けちまきやろうそくを売る子どもたちは「常は出ません、こよい限り」と歌ってかわいらしい声を響かせた。

 宵山情緒を惜しむように、深夜まで山鉾町を巡る人たちの姿が見られた。

人出は、3連休で最も多い約40万人(午後11時、京都府警調べ)だった。


首相「日本からどうこう言う話でない」 オスプレイ配備

2012年07月16日 23時08分30秒 | Weblog
首相「日本からどうこう言う話でない」 オスプレイ配備

(朝日新聞デジタル)


野田佳彦首相は16日、米軍が沖縄に配備予定の新型輸送機オスプレイについて

「配備は米政府の方針であり、同盟関係にあるとはいえ(日本から)

どうしろこうしろと言う話では基本的にはない」と述べ、

日本側から見直しや延期は要請できないとの認識を示した。

フジテレビのニュース番組に出演して語った。

***引用ここまで***

(以下は、私の主張です)

野田首相に、外交交渉とはどういうものかという定義を聞いてみたい。

相手国が受け入れるか否かではなく、自国の要望を伝える事自体が不可能との

認識しか持ち得ない政治家が、訪米して一体何をしているのか(笑)

外遊とは、国民の血税を浪費して、自分の観光欲を満たす為にあると

思っているのではないか。

米国は、日本に対して、年次改革要望書で米国の利益に適う様に要望している。

ましてや、駐留米軍基地は、日本国民に直接的な被害を与える可能性がある

のであるから、要請を伝えるだけでなく、最大限の配慮が無いようなら

撤退してもらうぐらいの交渉ができないでどうするのか。  

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コメント

01. 2012年7月16日 22:18:28 : JwDwgGy09c
前原が昨日か一昨日言ってたのと違うな。
どちらが本当の政府の考えなのだろう?


02. 2012年7月16日 22:26:04 : HsKzMIcfiQ
こりゃひどいな。
投稿者の言うとおり。
こんなのが政治家やる資格はない。素養もない。
アメリカの政府か企業にでも仕えるべきだった。

こうなったら
とっととして、アメリカ人に食してもらおう。野ブタも本望だろう。


03. 2012年7月16日 22:26:57 : irURSLQGuM
だからこの政権にTPPは無理だって。
交渉能力、ゼロだもの。


04. 2012年7月16日 22:28:27 : N4RTP2jATg
野田にとって、安保はやはり占領条約、の理解、認識だな。
属国の首相は唯々諾々と宗主国に従うだけ、ということ?


05. 2012年7月16日 22:30:48 : wEIw8cw1Uo
アメリカの奴隷か!? クソ野豚は丸焼きにしてどぶ鼠に食わしてしまえ!


06. 健奘 2012年7月16日 22:54:44 : xbDm84QDmOFmc : HxDkBKBLY2
占領軍には出て行ったもらう。これが基本でしょ。
その上で、軍事同盟を考えるべきじゃないか。


07. 2012年7月16日 22:57:25 : l2wLeeJmIs
野田の論理でいくと
アメリカと中国が戦争しても
他国の事だと言うんだろう。
たとえ日本が戦場になってもね。


実に目出度いフランケンおバカ副総理様だ!

2012年07月16日 22時56分25秒 | Weblog
実に目出度いフランケンおバカ副総理様だ!

小沢が離党したら本当に民主党政権の支持率が上がる 

「岡田副総理様は信じて疑わなかったようだ」


(是々非々に論争! )yori

この岡田はまだ逆転勝利があると考えているのであろうか・・・・?

実にお目出度いおバカ副総理だ・・・どうも岡田は小沢氏が離党したら

本当に支持率が上がると考えていたようだ。


此れは全くの「木偶の坊」・・・自民党も公明党もはたまたその影の

「応援団の経済界やマスコミ」も小沢を切れば支持率が上がる.

・・・確かにその様に吹聴した・・・正確にはしていた。

しかし其れは小沢がいなくなった民主党など何の意味も圧力にもならないから

「小沢が離党したと同時に民主党・野田政権へのべた褒めは終わった」のである。


だがしかし残念な事に「その公明自民も大して支持率を挙げていない」

・・・考えが邪なら国民の支持率も上がらない

・・・其れがこの三党には分かっていない様である。


新党としての支持率が今週末あたりから出てくると思うが

「恣意的に数字を変えても無理が出てくる

・・・ヤフーの支持率では過半数以上が新党に期待としている。

候補者さえ整えられれば過半数も夢ではない

・・・そこまで自信を持っている。

現に「三宅議員などは過半数を狙いたいと地元で発言している」のである。

政党支持率は民主党はNHK調べでも8パーセント弱の支持率である。

新党の支持率が13パーセント・・などと言っていたが

・・・その新党の支持率にも確実に及ばない!

小沢氏を切れば支持率が上がると考えていいた.

・・・本当の度し難いオオバカどもだ!!

支持低迷にもどかしさ=岡田氏

「もうちょっと上がってもいいのになと思う」。

岡田克也副総理は14日、徳島県鳴門市で講演し、

報道各社の世論調査で野田内閣の支持率が20%台に低迷していることを

もどかしがってみせた。

 岡田氏は、かつて竹下内閣が消費税を導入し、

橋本内閣が税率を5%に引き上げたことに触れ、

「内閣がつぶれるような状態になった」と指摘。

同様に消費増税に取り組む野田内閣について

「そういう意味では国民の理解はまだある」と、

支持率反転に期待を示していた。 

7/16「聴取会ヤラセ疑惑」報道スクラップ 「原発推進の意見表明で紛糾」

2012年07月16日 22時36分49秒 | Weblog
7/16「聴取会ヤラセ疑惑」報道スクラップ 「原発推進の意見表明で紛糾」

■聴取会、原発推進の意見表明で紛糾
(TBSニュース2012年7月16日17:58)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5082491.html

日本の電力に占める原子力発電の比率について国民から意見を聞く「意見聴取会」が各地で行われています。原発の比率は、おととし震災前の時点で26%でした。現在、政府は、2030年時点での原発の比率として、全ての原発をなくす「0%」をはじめ、「15%」「20から25%」、この3つの選択肢を提示しています。

 政府は、政策決定に国民の意見を取り込み、8月末までに1つに絞りこむことにしていますが、全国11都市での意見聴取会で発言できるのは、それぞれコンピューターが無作為で選んだ9人だけなんです。




 しかし、15日、仙台で行われた聴取会では、東北電力の執行役員ら2人が、16日の名古屋でも中部電力の社員が選ばれ、原発推進の意見表明をしたため、紛糾する事態となりました。

 全国11都市で開催される意見聴取会。3都市目の16日は名古屋市で開かれました。政府は、国民的議論の場としていますが、15日に引き続き、電力会社の社員が持論を展開しました。発言したのは中部電力の現役社員。

 「(福島原発事故で)放射能の直接的な影響で亡くなった方は1人もいない。5年・10年たってもこの状況は変わらないと考えている」(中部電力社員)
 「ウソだろ!」(参加者)
 「ウソつけ! よく言うよ!」(参加者)

 この男性は、経済的なコストを考慮すると、原発比率が最も高い20~25%のシナリオでも十分ではないとしました。

 「私は35%シナリオがあれば35%を、45%シナリオがあれば45%を選択していた。それはその方が安全だから。提示された(3つの)選択肢は他のリスクに比べ原子力のリスクを過大評価していると思う」(中部電力社員)

 発言者は、一般公募で事前に発言を希望した人から無作為に9人が選ばれます。政府が示す3つのシナリオから、それぞれ3人ずつが発言します。このやり方に、初日から異論が相次ぎました。

 さいたま市の会場で、14日、枝野経産大臣が議論の終了を告げたところ・・・。

 「すいません。今回の進め方について一つ・・・」(参加者)
 「大変申し訳ございません。本日は選ばれた方だけに意見を頂く場となっておりますので、ご発言はご遠慮お願いします」(司会者)
 「聞いてやれよ」(参加者)

 「今回のこの運営の仕方について、皆さんさまざまな意見あろうかと思います」(枝野幸男経済産業相)

 この状況に参加者は・・・。

 「9人以外の人間に発言の権利とか、きっかけがないというのは、どういうことなんだろうと思います。それだったら皆ネットで見ていたらいい」(参加者)

 15日、仙台で開かれた聴取会では、発言者の立場をめぐって紛糾しました。

 「私は東北電力に勤務しています。会社の考え方を少しまとめてお話させていただきます」(東北電力 岡信慎一執行役員)

 東北電力の執行役員の男性は、原発の電力は被災地の復興に欠かせないとしました。

 「東北の復興を順調に進めていくために、豊富で低廉な電気の供給が欠かせません」(東北電力 岡信慎一執行役員)
 「会社の意見表明じゃないんだ、ここは」(参加者)

 「プレゼンテーションの間は静粛に」(細野豪志原発担当相)
 「やらせじゃないのか」(参加者)
 「違います」(細野豪志原発担当相)
 「東北電力の宣伝をやらせるためにやったんですか」(参加者)

 さらにもう1人、先月まで東北電力の執行役員待遇だった男性が原発推進の立場で発言しました。

 「各原子力発電所のシビアアクシデント(過酷事故)対策が、私はいっそう強化され、安全は3.11に比較すると格段に向上していると、自分は考えている」(元東北電力執行役員待遇 関口哲雄氏)

 政府は、意見聴取会の意見を参考に、来月末をメドに2030年の原発比率を決める予定ですが、一方的な意見表明の場に参加者からは不満が募っています。


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資格電力社員、連日の原発擁護=「やらせ」批判も-政府の意見聴取会
(時事通信2012/07/16-19:59)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012071600266

 政府は16日、将来のエネルギー政策に関する3回目の国民の意見聴取会を名古屋市で開いた。前日の仙台市での聴取会に続き、電力会社社員を名乗る男性が、原発を擁護する意見を表明。会場から「やらせだ」「回し者」といった批判が飛んだ。
 聴取会では、2030年の原発依存度を0%、15%、20~25%とする政府が示した三つの選択肢について、それぞれ3人、計9人が賛成理由を説明。中部電力社員と自己紹介した男性は3番目に発言し、電力の安定供給と経済への影響を重視する立場から原子力発電の必要性を主張した。また東京電力福島第1原発事故に関し「放射能の影響で亡くなった人はいない」と述べた。
 一方、脱原発を求める立場からは「使用済み核燃料などの問題もあり、全原発を即廃炉に」(三重県の無職男性)「原発は一度事故が起きたら大きな負債になる」(愛知県の自動車部品メーカー技術者)などの意見が出た。


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■仙台聴取会 騒然 発言者に東北電と原発推進団体幹部
(東京新聞 2012年7月16日 07時11分)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012071690071108.html

 政府は十五日、将来の原発比率について国民の意見を聴く二回目の意見聴取会を仙台市で開いた。抽選で選ばれた九人の発言者の中に、東北電力や原発推進団体の幹部二人が含まれ、「原発が不可欠」など従来通りの主張を展開し、会場から批判の声が上がった。
 聴取会は、政府が提示した二〇三〇年時点の原発比率(1)0%(2)15%(3)20~25%の三案に対し、抽選で選ばれた各三人が意見を述べる形式。この日は進行側の手違いで、0%案四人、15%案二人、20~25%案三人だった。
 このうち、原発の新増設を前提とする20~25%案に対し、東北電力の岡信慎一執行役員(企画部長)は「会社の考え方をまとめて話したい」と切り出し、電力の安定供給などを理由に、原発は必要と自社の主張を述べた。
 また、原子力推進を目的に企業や商工団体などで組織する東北エネルギー懇談会の関口哲雄専務理事(元東北電力執行役員待遇)は「政府の案は再生可能エネルギーを大きく見積もりすぎだ」と、原発の積極的な活用を訴えた。
 広く国民の意見を聴くはずの会が一転、原発推進団体の会と化し、参加者からは「被災者をばかにしているのか」など非難の声が上がった。司会者が「お静かに」を連発するが、会場の怒りは収まらず、一時中断した。
 会場にいた仙台市の男性会社員(35)は「推進の考えでも、一般の人の意見を聞きたかった」と憤っていた。
 事務局によると、聴取会には百七十五人の参加応募があり、抽選で百三十人を選んだ。うち意見表明を希望したのが九十三人で、0%案が六十六人、15%案が十四人、20~25%案が十三人。
 これほど差があるのに、バランスを取ろうとするため、0%を支持した人はいずれも宮城県の人だったのに対し、15%と20~25%案は東北電力関係者二人のほか、東京都の会社員二人、神奈川県の会社員一人と、いびつな発言構成となった。
 岡信、関口両氏は取材に対し、会社や組織からの依頼で応募したことを否定した。
 政府代表として出席した細野豪志原発事故担当相は「抽選で選ぶので仕方ない。福島で開催するときは一般の県民の声が聞けるよう選び方を考えたい」と話した。


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■政府のエネルギー政策聴取会
(朝日新聞2012年07月16日)
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001207160001

2030年の電力に占める原発の割合など今後のエネルギー政策について、国民の声を聞く政府の意見聴取会が15日、仙台市であった。政府が示した三つのシナリオに沿って、9人が「原発は危険」「電力の安定供給が重要」などと意見を述べた。だが、そのうちの1人は、自ら東北電力の幹部社員と明かし、原発の必要性を主張したため、会場の原発反対派らが反発、一時騒然となった。
 政府は、電力の原発依存度について、東京電力福島第一原発事故前の26%から、30年の目標として「0%」「15%」「20~25%」の三つの選択肢を掲げている。全国11カ所で意見聴取会を開くなどして、8月末に新しいエネルギー政策を決める予定だ。
 この日の意見聴取会では、選択肢ごとに事前に抽選で選ばれた3人ずつの計9人が10分ずつ意見を述べた。会場では105人の市民らが傍聴した。
 「0%」を支持する東北大研究員の男性は「東日本大震災で人とのつながり、暮らし方が見直された。精神的な豊かさを求め、楽しい節電を考えるべきだ」と主張した。富谷町の女性は「震災後は被災者として不安な日々を過ごした。安全でないものを押しつけるのはやめてください」と訴えた。
 また、「15%」派の仙台市の男性は「0%では経済的な負担が大きく、経済成長への足かせになる」と懸念を述べた。
 「20~25%」を支持する仙台市の男性は「原発の安全、安心確保は当然だが、電力の安定供給は不可欠。再生可能エネルギーの導入には時間もかかる」と指摘。東北電力の幹部社員も「20~25%」を支持し、「会社の意見」として「一定の割合で原発は必要」などと述べた。これに対し、会場からは「会社の意見表明なのか」「やらせじゃないか」と怒声が上がり、出席していた細野豪志環境相が取りなす場面もあった。
 意見聴取会そのものにも異論が上がった。選択肢ごとに、必要な再生可能エネルギーの量や省エネ目標、電気料金への影響などが公表されているが、意見表明した東京在住の男性は「生活がどうなるのかが、よくわからない」と指摘。「聴取会も周知されていない」などとの注文も相次いだ。
 政府は各地での意見聴取会のほか、専用のウェブサイト(http://www.sentakushi.go.jp/)を開設し、8月12日まで国民の意見を募集している。
(福島慎吾)


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■エネルギー政策 仙台で聴取会 「やらせでは」批判噴出
(河北新報2012年07月16日)
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120716t11008.htm

 エネルギー政策の見直しを進める政府のエネルギー・環境会議は15日、将来の原発依存の選択肢などに関する意見聴取会を仙台市内で開いた。事前抽選で9人が意見発表者となったが、原発推進の立場で意見を述べた3人中2人が東北電力関係者だったことや、首都圏在住者が含まれたことに反発の声が上がり、会場は一時騒然となった。
 細野豪志環境相は終了後、「個人の意見が出てくる形が一番いい」とし、8月1日に予定される福島市の聴取会に向け「できるだけ地元の意見を聞けるように工夫したい」と述べた。
 発言した東北電関係者は執行役員企画部長と、OBで東北エネルギー懇談会の幹部。ともに総発電量に占める原発比率が最も高い「20~25%」案を支持。企画部長は「会社の考えとして話したい」とし、経済性など原発の意義を強調した。
 これに会場から「(人選が)やらせではないか」「会社の言い分を代弁するのはおかしい」などと批判が噴出。進行が一時中断した。
 発言者のうち3人が東京都など首都圏在住者だったことにも、会場から「なぜ選んだのか」との疑問の声が出た。
 東北電は河北新報社の取材に「企画部門などに電子メールで意見聴取の開催を知らせたが、参加は求めていない。(企画部長は)個人として参加しており、やらせではない」と説明した。
 主催者によると、意見聴取会には応募者175人のうち抽選による105人が参加。意見発表希望者は93人で、将来の原発比率3案について、さらに抽選で各案3人ずつを決めた。93人の内訳は原発比率「ゼロ」が66人、「15%」が14人、「20~25%」が13人だった。

[意見聴取会]東京電力福島第1原発事故を受け、新たなエネルギー戦略を8月にまとめる政府が、国民の意見を直接聞くために福島市を含む全国11都市で開催。政府のエネルギー・環境会議が将来の原発比率に応じて示した三つの選択肢に関し、抽選で選ばれた9人が意見を述べる。ただほかの参加者は発言できず、選択肢も限られていることから「国民的議論」の進め方には強い批判も出ている。


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■今度は発言者に中部電力社員、意見聴取会紛糾
(読売新聞2012年7月16日21時23分)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120716-OYT1T00705.htm

中長期的なエネルギー政策に関する政府主催の意見聴取会が16日、名古屋市で開かれた。計9人が意見表明したが、発言者の中に中部電力社員らが含まれていたことに、一部の参加者が反発、議事が中断する場面もあった。

 聴取会は352人の応募者から抽選で選ばれた86人が参加。2030年の原発依存度として政府が示した「20~25%」案を支持した3人のうち、1人は中部電力原子力部の男性課長(46)、もう1人は日本原子力研究開発機構東濃地科学センターの同県瑞浪市にある研究所の男性職員だった。

 同課長は「中部電力社員です。個人として意見を述べたい」とした上で、「福島原発事故では放射能の直接的な影響で死亡した人はいない。5年、10年たっても状況は変わらない」と原発の必要性を訴えた。


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■東北電役員が原発推進意見=「やらせか」と一時中断-聴取会
(時事通信2012/07/15-20:31)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012071500201

将来のエネルギー政策について、政府が国民から意見を聞く聴取会が15日、仙台市で開かれた。抽選で選ばれた発言者のうち、東北電力の役員が原発を推進する意見を表明し、参加者が「やらせではないか」と反発、一時中断する場面があった。
 意見聴取会は14日のさいたま市に続き、2カ所目。政府が示した2030年時点の原発依存度を0%、15%、20~25%とする三つの選択肢に関し、各選択肢ごとに3人、計9人が発言する仕組み。
 このうち、東北電力の岡信慎一執行役員(企画部長)が「会社の考え方を述べる」と前置きし、20~25%案の支持と女川原発などの安全対策を説明。その上で「安定供給を実現するためには、原子力発電を一定の割合で活用していくことが必要」と訴えた。
 また、発言者のうち3人が東北以外からの参加だったことに、傍聴人が「人選がおかしい」などと不満をあらわにし、会場は一時騒然となった。

京都・・・祇園祭・・・山と鉾 

2012年07月16日 22時32分11秒 | Weblog

京都・・・祇園祭・・・山と鉾 

京都・祇園祭・・・豪華絢爛・・・山と鉾。

 長刀鉾
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     函谷鉾

 

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     月鉾

 

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     船鉾

 

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     岩戸山

 

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     白楽天山

 

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     鶏鉾

 

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     鯉山

 

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     放下鉾

 

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     北観音山

 

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 京都は、連日の猛暑日~

 

 優雅な祇園祭・山鉾を見物するのも・・・気力・体力・水分補給・・が、必要です。

文化庁が違法ダウンロード刑事罰化のQ&Aを公開

2012年07月16日 21時37分50秒 | Weblog

文化庁が違法ダウンロード刑事罰化のQ&Aを公開 ~消えない”国家権力”の法案乱用不安~(暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える)より

違法ダウンロード刑事罰化法案については、以前のエントリーにてコメントしたとおり、ある事件を起こした人物宅に踏み込んだ警察権力が同人物のパソコンを押収し、間違いなく出てくるであろう違法ダウンロード刑罰化法案に抵触するファイルをもって”別件逮捕””立件”することが可能となる意味で非常に危険なものである。



即ち、この法案の真の目的は“別件逮捕”であり、「権利者(著作権者)の告訴がないと罪に問えない”親告罪”だから職権乱用はない」というマヤカシに騙されてはならないということである。

 
更に言えば、違法ダウンロード刑事罰化法案は、”国家権力”が”反乱分子”たる人物の「不当逮捕」を容易にするものであり、非常に悪質極まりないものと断じてよいであろう。

 



このような”監視社会”を助長する「暗黒法案」が、消費税増税法案のドサクサに紛れて、ロクに審議されることもなく国会にて採択されたのであるから立法府たる国会が機能不全に陥っていることは自明であろう。

 



そんな中、以下の記事にあるように文化庁より同法案のQ&Aが公開され、

「YouTube視聴には処罰なし」

 


「インターネット上の写真や文章などを複製保存した場合、私的使用の範囲であれば問題なし」

 


といった具体事例に即した見解が示されている。

しかしながら、この記事のミソは一番最後の1行・件(くだり)である。

 



要は今回の文化庁の見解はあくまでも1省庁の見解であり、警察や検察権力、或いは司法(裁判所)見解とは一致するとは限らず、まさに役所の”タテ割り体質”が如実に表れた内容である。

 



早い話、これを読んでも何の慰めにもならないということである。

 



いくら文化庁が独自見解を示したところで、実際に起訴・逮捕権があるのは警察・検察権力であり、同法の運用がどうなるかは依然不透明なままということである。

 



この手の典型的なお役所見解に騙されることなく、物事の本質を見抜いて”国家権力”の真に意図するところを用心深く意識しながら日々生活していくことが肝要である。


※参考「「違法ダウンロード刑事罰化」に潜む”国家権力”のおぞましい思惑」

 

 

※参考「【監視社会化】「消費税増税」のドサクサ紛れに「違法ダウンロードの刑事罰化」が審議なしに採決される模様」

 


http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/91bfc85b5d150329cff10fce1a71df17


(転載開始)

◆「YouTube視聴には処罰なし」文化庁が違法ダウンロード刑事罰化のQ&A公開

 


 2012年7月13日(金)12:05 「@niftyビジネス」

違法ダウンロード刑事罰化の弊害について懸念が広まるなか、文化庁がこの問題に関するQ&Aを公開した。

 

 

 

動画共有サイト「YouTube」での視聴は問題なしといった見解を示している。

違法ダウンロード刑事罰化を盛り込んだ改正著作権法は2012年6月20日に成立しており、同年10月1日から、誰かが違法にアップロードした音楽、動画を、それと知ってダウンロードした場合、懲役2年以下または200万円以下の罰金となる。

しかし文言が曖昧で解釈によっては動画共有サイト「YouTube」を視聴しただけで処罰対象になるとして、消費者団体や弁護士などは懸念(関連記事)を表明していた。

YouTubeなどの動画投稿サイトを閲覧する際、パソコンやスマートフォンに複製(キャッシュ)を自動作成するが、今回のQ&Aではこれを著作権侵害には当たらないとしている。

 

 

 

また例えば友人同士が電子メールで違法複製の音楽や動画を送受信した場合も処罰の対象外とする。

さらにインターネット上の写真や文章などを複製保存した場合も私的使用の範囲であれば問題はなく、処罰対象となるのは音楽や映画などの場合としている。

ただしこれらはあくまでも文化庁の見解であり、警察や検察による実際の法運用、裁判所の判断と一致するとは限らない。

 

 

 

同庁の見解が実際の運用と確実に一致するかどうかについては、弁護士なども疑問を呈している。

 


(植木 皓=ニューズフロント)

(転載終了)

 

暗黒夜行 ハッキング

大規模脱原発デモ―官邸前スタイルが勢い 「一市民として参加した」

2012年07月16日 21時27分18秒 | Weblog

大規模脱原発デモ―官邸前スタイルが勢い 「一市民として参加した」"

 (田中龍作)より

 

サウンドカーと音楽隊に先導された参加者たちは、カーニバルのようなノリで「原発反対」をアピールした。=16日、表参道。写真:諏訪撮影=

サウンドカーと音楽隊に先導された参加者たちは、カーニバルのようなノリで「原発反対」をアピールした。=16日、表参道。写真:諏訪撮影=

 デモ・集会の写真の撮り方が変わろうとしている。

労働組合や政治団体のノボリが林立し、参加者は教条的なスローガンを書いた横断幕を持って歩く―デモ・集会を撮影する際のお決まりのショットだった。

 『さようなら原発10万人集会』(主催:同実行委員会)がきょう代々木公園で開かれた。

メイン会場には大規模集会につきものの特設ステージができ、有名人が入れ替わり立ち替わり登壇した。

 組織の全国動員もあり数万規模の人々が参集した。

体力に劣る子供や中高年も炎天下に身を置き、登壇者の演説に耳を傾けた。

熱中症にかかった人はいないだろうか。

 会場を仕切っていた「原水禁」の職員は、この上なく横柄だった。

メディアに対してステージから会場を撮影することを認めたのは、集会が終わった後である。

参加者のほとんどは会場を離れる支度にかかっているのだ。

炎天下、主催者発表で17万人が参加した。=代々木公園。写真:諏訪撮影=

炎天下、主催者発表で17万人が参加した。=代々木公園。写真:諏訪撮影=

 政治団体には見切りをつけた。誰もが参加できる市民団体のデモを追うことにした。

先頭集団の一角にカーニバルを彷彿とさせる隊列があった。

まるでパレードだ。

 サウンドカーと音楽隊が先導し、スローガンも「原発反対・再稼働反対」だけ。

健康で平穏な生活。

人間として当たり前のことが原発によって脅かされている。

脱原発に寄せるエネルギーは凄まじいものがある。

官邸前集会のように警察が参加者の勢いを制止できなくなる場面が幾度もあった。

 カメラのレンズは、楽器越しのデモ隊や押され気味の警察官に向けられた。

 音楽家の坂本龍一さんがメイン会場でのスピーチでいみじくも語っていた―

 「金曜日の官邸前集会と同じだ。僕も一市民として参加した…(中略)…たかが電気のために命を危険に晒されなければならないのでしょうか。

お金より命、経済より命。

Keeping silence after Fukushima is barbarian.

(福島の事故後も沈黙しているのは野蛮だ)」

 市民が組織に頼らず規制されず、政治的主張をするようになった。

もの言う市民が原発を止める。

    《文・田中龍作 / 諏訪京》
   


反面教師のノブタが「見て見ぬふりしないで」?

2012年07月16日 21時16分52秒 | Weblog
反面教師のノブタが「見て見ぬふりしないで」?

無実の小沢一郎を政府が冤罪を仕組んで、今も、犯罪者扱いをしている。のはだれ?


「見て見ぬふりしないで」=野田首相、いじめ問題でメッセージ・・・時事通信

 野田佳彦首相は16日のフジテレビの番組で、いじめを受けていた大津市の中学2年男子生徒の自殺について「尊い命が失われて誠に残念。

本当に痛ましい事件だ」と述べた。その上で、いじめ問題の解決に向けてメッセージを発表し、テレビカメラに向かって「いじめている子、いじめられている子がいると分かったなら、見て見ぬふりをしないこと。

これが一番大事なことです」といじめを発見したら学校などに相談するよう訴えた。

 また、いじめを受けている子どもには、「あなたは1人ではありません。

あなたを守ろうという人は必ずいます。

それを信じてお父さん、お母さん、先生、友だち、

誰でもよいから相談してください」と呼び掛けた。

(2012/07/16-20:25)