ずいぶん前にチケットをいただいていて、楽しみにしていた三国志展。
行こう行こうと思いながら年を越してしまい、最終日の前の日にすべりこみ・・
まだお正月休みの人も多く、天満宮は混んでいると思い西鉄電車で出かけた。
改札を出るとやはり参道は人、人、人。
30分ほど並んで「やす武」でランチ。
「蕎麦=ざる」一辺倒の私が珍しく温かい卵とじ。
優しい出汁が胃に染み渡る~。
梅が枝餅は「かさの家」で。
さあ、三国志の世界へ。。
数年前にえしぇ蔵の蔵書から吉川英治の「三国志」を読んだはずなのに、何も残っていない・・
人物の名前もどこの国の人かも、人間関係も、戦争も(映画で見た赤壁の戦いを除いて)すっかり忘れている(涙)
あんなに苦労して読んだのに。やっぱり私は日本史と中国史との相性が悪い。
というわけで、何も覚えていないので、鑑賞にもあまり身が入らず。
すべての展示物が写真OKという珍しい企画だったので、印象に残った2点をカメラにおさめた。
中国の歴史スペクタクル映画でよく見る、矢が宙を飛ぶシーンを再現したコーナー。
まるで本当に飛んでいるみたい。
でもこれって、歴史的な展示物ではないか。
えしぇ蔵は昔NHKで見た人形劇の人形が展示されていて感動したんだって。
その人形劇、見てみたいな。
対馬で新年を迎え、福岡に戻った翌日、初登りに出かけた。
行先は佐賀県の金立山。
スタート地点は神社。
いきなり500段の石段! 参拝者もこれ登るの?
階段より山道が楽しい。
神社から40分ほど登ったところに奥の院。
こんなところまでお参りにくるなら、登山の装備で来なくちゃね。
思ったよりハードで、楽しい登りだった。
そして・・初登りと言えば、やっぱりあれですか。
毎年、飛び方にコンセプトがあり、今年は「まっすぐに飛ぶ」らしいけれど、写真を撮らされるほうは、コンセプトはどうでよくて、とにかくシャッターチャンスを逃さないこと。ミスを繰り返すと、えしぇ蔵の疲労が増して、ジャンプの高さが出ないので。
1、2回タイミングが合わないのはいつものこと。
これはボタンを押すのが早すぎた。
そして、ついにこれ!というショットが撮れた。
なんだかジャンプというより、見えない糸で釣り上げられていくような、UFOに吸い込まれていくみたいで笑えた。
おにぎりとカップラーメンでお腹を満たし、珈琲を飲んでから下山。
途中、岩をくりぬいて作られた「吹上観音」を仰ぎ見る。
江戸時代から行き来する旅人を、そして登山者を見守り続けてきた観音様。
そのほほ笑みに、宗教とは関係なく、思わず手を合わせたくなる。
下山の後「白玉饅頭 元祖吉野家」でお茶。
山選びだけではなく、周辺のお出かけスポットもチェックしているえしぇ蔵、えらい!
お正月サービスでミニ善哉もいただけて嬉しかった。
アマンディで汗を流して、完璧な登り初めの一日!
空から見下ろす浅茅湾は絵に描いたようなリアス式海岸。
初夏~夏に来ると、緑の濃さにはっとする、手つかずの自然!
帰路は往きより二つ前の座席だったけれど、それでもやっぱりプロペラの振動がずんずん。
まるでバスみたいな小さな飛行機だから、どこに座っても振動は逃れられないか・・
やっぱり我が家が一番だ~。
しかも夕食はえしぇ蔵が作ってくれるとなれば、極楽HAPPY
えしぇ蔵クッキング2020も大いに期待しているのだ。
いい卵とベーコンがあれば、カルボナーラでしょ。
あ~美味しかった。(卵がやや炒り卵化していることは目をつぶろう)
対馬は日本で二番目に日の出が遅く、初日の出の時間は7時29分。
これなら寝起きの悪い私でも見に行ける♪
家から車で5分の内良(ないら)の海岸へ向かうと、道路にたくさんの車が停車していて、やっぱりここは日の出スポット。
寒いので待ちの10分が長く感じる~。
まさに29分に地平線に太陽が!!
覚えている限りでは、海に出る初日の出を見るのは初めて。
そもそも福岡では海からの日の出は拝めないし。
「松竹」ってテロップが出そうな絵だな。
雲が太陽を分断して、鏡餅みたいな朝日だ~。
2020年の幕開けに、よいものを見させてもらった。
午後からドライブに出かけ、上見坂公園をしばし散策。
陸軍の廃墟があり、夜に来るのは勘弁したいな・・という感じ。
でも実際にここから砲弾が発射されたとか、戦闘があったという歴史はない模様。
まだ未登頂の白嶽。
519mと決して高くはない山だけれど、なかなか険しい岩山で、頂上は5~6人ほどしか立つスペースがないらしい。
高所恐怖症の私はおそらく頂上には立てないだろうな・・
視界がよければ韓国まで見渡せるそう。
樽ヶ浜の義姉の家でお茶をいただいて、再び1時間半ほど散歩。
歩いていると汗ばむほどの陽気。