中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

中秋節

2005-09-19 | 一般
昨日9/18は中秋節(中秋の名月)でした。
日本では、月見ダンゴくらいのイメージでしょうが、中国の南の方では端午の節句と並んで、春節(旧正月)の次に重要なイベントのようです。月餅配って家族や友人とみんなで食事して、夜になったら月見ながら散歩して、とまず何よりも家族が集まるというのが大事なポイントのようです。

と言うことで海外に在住している人々もゾロゾロ帰国してきます。台湾からの帰り香港からの飛行機は、そんな人達で満席でした。福建省の人々は大陸向いて無くて、出稼ぎというと海外へ行きます。親戚が一杯海外に移住していたりするので、とっても気軽に「アメリカに移住する。」と仕事も辞めて行ってしまいます。旧正月の前もそうですが、こういう伝統的な日には帰国してくるのです。 赤ちゃん抱いて。。。

実際、何も無いときでも福建省方面の飛行機はうるさいんです。方言が強いし、声デカイし、静かにしていられない度合いは他の地域よりも強いのではと感じていますが、こういう赤ちゃん連れなんて言うことになると最悪です。
赤ちゃん連れてると何しても良いというような意識があるようで、自分勝手の固まりが集団で飛行機乗っているみたいです。子供の分切符買ってないのに席がないとわめき、食事がないとわめき、自分がトイレに行くからとスチュワーデスや隣の見知らぬ人に泣き叫ぶ赤ん坊を預ける。 やりたい放題です。

香港空港の待合室に乳母車が並んでいるのを見て、飛行機に乗りたくなくなりました。隣の席に泣き叫ぶ赤ん坊を連れたお母さんが一人で大荷物抱えて乗り込んできたときには思わず寝たふりをしたくなりました。離陸直前に雷雨で飛行機が遅れると聞いたときには天気も呪いました。何も無ければ1時間ちょっとのフライトなのに遅れのせいで3時間以上も泣き叫ぶ子供の溢れる飛行機にいました。山のような荷物を持った子供連れでなかなか飛行機からおりられなかったときには、もう御願い!と言う感じでした。 どうしてあんな大荷物預けないで飛行機に乗るのか不思議で仕方がありません。

アメリカのパスポート持っていようが、カナダだろうが、みんな福建人です。したがってワガママです。入国書類も税関書類も外人ですので当然英文の書類に記入が必要です。パスポート持っているからって英語上手な訳でもありません。
オバサン「なんで英語で書かなくちゃいけないのよ。」
スッチー「しょうがないでしょう、あなたアメリカ人なんだから」
オバサン「中国語で書かせなさいと。」
スッチー「書けば? 私が入国する訳じゃない!」
オバサン「なんで子供の分もいるのよ!」
スッチー「書きたくなければ書かなければいい。私が決めたわけでも無し!」
オバサン「ハイ!」(と記入した入国カードをスッチーに渡す)
スッチー「私に渡してどうするつもり!」

忍耐強いわけでもない東方航空のスッチーが切れまくっています。

どっちが親でもワガママな子供に育つことは容易に想像できますね。

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1 コメント

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祝Blog! (しげなま)
2005-09-19 19:14:56
福建人同士の飛行機での会話。笑いました...(^^;。

トラックバックってどうやるのか良く判ってないので

こっちにコメントしてみました...(^^;。

うちのBlogとは内容の濃さが違いますねえ...。

後でリンク張らせてもらいます!
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