中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

神経内科

2017-11-29 | 一般
母さん、ごめん。 という介護の本がある。

日経BPのWEBで、連載されていたときに、毎回読んでいたのがまとまって本になった。

ほぼ同年代の方が、母親の介護をした実話。

みんなが読んでおいたほうが良いと思う名著である。


そのうち自分の番にもなるはずと思っていたら、ここしばらくで急に母親が変調した。

ほんのちょっと前の事を忘れる、自分のものかどうか、ハッキリしなくなる、などいくつか あれ? と思うような出来事が。


妹が一緒に住んでいてくれているのだが、実の親子故に見事に衝突する。

母親は、いつまでたっても自分の娘で、構っていてあげたい。

妹はもうもちろんいい年なので、構われる必要が無い。

尚且つ、お互いに容赦が無い。


既に歩くのが不自由になっていたりするので、要介護1認定を貰っていてデイサービスに行ったり、ケアマネの方がついていたりするので、相談した。

認知症と言うよりもストレス性のものですかね? と心療内科をすすめられたが、大きな病院は3ヶ月先でないと予約が取れない。

母親も妹もストレスが高くなっているので、すぐに予約が出来ると言われた近所の個人医院に行くことにした。


母親は、もちろん行きたがらない。 

私は悪くない、自覚症状もない。 なんで病院なんかとブツブツ言うのを半ば以上無理矢理連れて行った。


今日は何年の何月何日ですか、から始まるような問診をいくつかして、手をブラブラ振ってみたりしてから、CTを撮った。


軽い脳梗塞の跡があります、海馬が少し小さくなっているので、こういう結果としての軽度の認知症です。

治ることはありませんが、進行を遅くする事が出来るかもしれない薬を飲むことも出来ます。

ストレスや病気は進行を早める可能性があるので、喧嘩をしないように、毎日よく歩いて。など生活のアドバイスを受けた。


お医者さんに言われると、母親も妹も、もちろん私も納得する。

認めたくはないが、自覚症状がもちろんあった母親は、ヒドい状況ではないことに一安心。

原因と程度が客観的にわかって、妹もホッとする。

二人がホッとしているのを見て、私も一安心。


これから長いつきあいになっていくであろう介護問題。

いよいよスタートでしょうね。

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