中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

ゴミ爆弾命中

2007-05-28 | 生活
バスレーンは、行き当たりばったり対処法が何回か出されて使えるようになるかと思っていたら、第一弾が結構有効なようで、面白くなくなってしまいました。

もっと大がかりに何か手を付けるようになるのではないかと期待していたのですが、本当に残念です。

過去の「行き当たりばったり対処法」の中で秀逸だったのは、この国の首都で環状線改良工事をしているときに、発生しています。 もう10年近く昔のことなので写真もありませんが、紹介しておきます。

環状線を立体交差にする工事をほぼ完了した頃です。環状線は立体交差部分の本線片側4車線、側道3車線と大変立派なものでした。本線部分へは、側道から高速道路への流入のような入口と出口が設けられていました。

環状線はいろいろな高速道路や放射状に伸びる主要道路と交差していますので、そう言う交差点の周辺に入口出口を配置しましたが、まあ開通してみると近所のスーパーや、大きなビルへの出入りなどで実際の車の流れが変わって、しばらくの間入口が出口に変わったり、ちょっと場所が変わったりと対処療法が続けられていました。

万里の長城方面へ行く高速道路付近の入口出口も毎週変わったりして、いろいろな試行錯誤が繰り広げられていましたが、どうにもうまい解決策が見つかりません。

仕方がないので環状道路から直接高速道路への分岐路を新設することになりましたが、とばっちりを受けたのはある国営デパートでした。

環状道路を拡張するに当たって、このデパートは数十年営業を続けていた場所から強制的に立ち退きを命じられ、数百メートル離れた場所にまた建物を建て、ようやく営業再開にこぎつけたばかりでした。

この国は土地が国家のものですので、「どけ!」と言われたら無抵抗です。

でも可哀想でしたよ。 建てたばかりの新築のデパート! 開店セールやったと思ったら「閉店セール」その一週間後には取り壊しが始まっていました。


写真はこんな話とは無関係です。

車が増えてくる→駐車場を探すのが大変→自分勝手に車を止める→邪魔になる。というごく当たり前の展開の中で、家庭ゴミをその邪魔な車めがけてアパートの部屋から投下した、という展開。

車止める方も自分勝手な理屈を展開するし、ゴミ投げる方も自分だけの理屈を展開するから、こんな風になるんです。

ゴミだらけの車の持ち主は、アパートの管理会社へ怒鳴り込み、事務所のドアのガラスを割ってしまって、弁償させられる、というあほらしい展開を上乗せしています。

でも写真のようにいい加減に車止めたままいなくなる奴の方が、自分勝手だと思いませんか。


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2 コメント

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中国の常識 (とんじい)
2007-05-31 23:48:47
世界の迷惑。(笑)
歩道を塞いで駐車される車(駐車料金を取る係りがいてそこに駐車させるのですが)が邪魔で、車道を歩く人民達。
この国は何かがおかしい。
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全くその通りですね。 (ぺき管理人)
2007-06-01 08:20:18
自転車もそうですよね。

みんな自己主張と自分勝手なのでこういうことになるのでしょう。

でもこういう状況になれてくると、異常に周囲の目を気にする日本もとっても変に思えてきます。
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