2泊3日の予定で来た今回の富山旅の最終日、天気予報では午前中雨でしたが9時ころには上がりました。
とはいえどんより曇りで景色を楽しむには不足。
ならば30kmほどの距離にある新湊大橋のたもとにある県営渡船に乗ろう、と帰り支度をして出発。
初日に橋を歩いているときに下に小さな船が行きかうのを見て、ちょっと乗りたかったんです。
富山駅の南にある運河をうまく使った公園を抜けてゆくとかなり古い閘門があります。
街中の水需要や水運を運河をうまく使っていくために考えられた閘門、もしも今日雨だったら乗ろうかなと思っていた水上観光船が通っていきました。
こういうものにすごく興味があってもあまり普通の人には受けないので一人旅の利点。
水の利用で素晴らしいなぁと思うのは、富山や会津若松。
どっちの町も江戸時代頃に町中に運河や水路を張り巡らしてあってすごく計画的。
岡山なんかの降水量が多くない町も素晴らしいですよね。
神通川を越えて一路西へ向かいますが、麦畑や水田の中を真向いの逆風に逆らわなくてはいけません。
前線通過の影響で爆風。
ようやくたどり着いた渡船乗り場は船が出た直後でした(笑)
のんびり30分後の船を待っている間にはおばちゃんたちが色々話しかけてくれてやっぱり楽しい。
渡船は無料で乗船時間はわずか5分ほど。
目の前には高岡駅へ行ける万葉線の電車が待っていますが、もうちょっと走っていきましょうね。
なにやら見慣れた目玉マークがついていますが、沿線に工場がありますからね。
時々出張で来るときにお世話になっている万葉線。
ガイドブックには、日本のヴェニスと紹介されているといううわさもある内川地区。
天気も良くないので人気もなく、途中で観光客目当てに売っていた焼きそば売りのお姉さんに100円だよ!と声をかけられて購入(笑)
ついでに肉巻きおにぎりも購入。 多少なりとも売り上げに貢献しなくてはいけません。
高岡の町へ入った先から万葉線にお世話になりました。
爆風の市街地ブロンプトンは結構つらいです。
ということで今回の富山一人旅は無事に終了。
富山の町へ帰ってスーパーでお菓子やら鱒ずし各種を購入して新幹線で帰宅。
スーパーだとお菓子なんかもばら売りしているので駅のお土産屋さんで買うよりもいろいろ少しづつ楽しめますよ。