中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

オジさんの夏休み 青森自転車旅行 突然の龍飛岬

2017-09-24 | 自転車
さて、早朝の新幹線、はやぶさ1号ですが、満員です。

新青森まで3時間ちょっと、新幹線が出来ても距離が短くなるわけではありませんので、結構時間はかかります。

到着すると、東京とは違う涼しさと乾いた風を感じます。

朝まで結構な大雨が降っていたようですが、晴れ男二人のおかげか、日頃の行いのおかげか、青空が迎えてくれました。



まあ、とりあえず宿泊先へ行って、余分な荷物を置いてからどこかへ出かけましょう。

宿泊先のビジネスホテルの傍は青森駅。八甲田丸も見に行きましょう。

これからどうしようか、と二人で話しているうちに、道端の観光地図に書かれた「龍飛岬」に反応してしまいました。

70km位だってさ、と言いながら、頭の中は「津軽海峡冬景色」フルコーラス状態。

昼メシは、コンビニのおにぎりで片付けて、つがる~かいきょう、ふ~ゆげ~しき~~と頭の中で響くメロディに押されて北へ向かいます。



陸奥湾沿いの海が見える道を北上しますが、信号もほとんど無いし、街道沿いの街を繋いでいく生活道路。



最近出張ばかりで運動していなかった身体には、横風だったり向かい風になったりという風と、所々に出てくるたいしたことの無い坂がこたえます。





ちょっと前にクリートを前に出したからでしょうか、足が攣ったりもします。

国道の横に「青函トンネル入り口公園」という看板発見。

もちろん寄り道してみます。

売店が一軒あって、オバちゃんが「あと15分で新幹線通るよ」と教えてくれるので、青函トンネルの入り口と新幹線をしっかり見てきました。



展望台があって、ほんの目の前5-10mくらいの所を新幹線が走ってゆくというのは、それだけでも新鮮で楽しい経験。

北海道新幹線は、上り下りともに大体一時間に1本のダイヤなので、何回もも見られるわけでは無いですが、ここへは是非立ち寄って欲しいですね。



龍飛岬に近づいて行くと、「風の岬」という看板があります。 

車だとわからないかもしれないけれども、自転車はしっかり体感が可能。

風力発電の風車もいっぱい立ってます。



龍飛岬は、お約束のように崖の上に灯台があって、最後はしっかり坂道。

てっぺんではないところに、津軽海峡冬景色の記念碑があって、ボタンを押すと2番だけが流れます。

ごらん、あれがたっぴみさき、きたのはずれと~~♫

周りに誰もいなかったので、一番から歌わせていただきましたよ。





灯台まで上がると、その横に、酷道ファンにはお馴染みの「国道339号線 階段国道」



存在は知っていましたが、自分の目で見るとは、正直思っていませんでした。

今回だって、龍飛岬に来るという予定は全然無かったですからね。



津軽半島をまた走って青森へ帰りますが、コンビニも自動販売機もほとんどありません。

普段、以下に便利という名の異様な世界に住んでいるか、改めて感じます。

たまに見かける自動販売機や道の駅などで補給しながら帰ります。

足は相変わらず時々攣ったりしますが、踏み込まないでクルクルしている分には、痛いけど走れます。

走らないと山中で食事無しの野宿ですからね~。

太ももの裏側あたりが攣るので、宿に帰ったらクリートを少し後ろに戻しましょうね。

明るいうちに山中コースを無事終了し、すっかり暗くなった海岸沿いの単調な道に、飽きながらも、食事と睡眠を求めて淡々と走って帰りました。


初日は、青森あたりでのんびりウロウロかな、という当初予想とは大きく異なる、突然の龍飛岬往復160kmでした。

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