中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

中秋節の前の恒例行事?

2006-09-14 | おもしろ記事
確か昨年の今頃も同じような内容の記事を書いた記憶があります。
(2005年9月19日ご参照ください。毎年同じような時期に香港出張しているんですね。自分で感心しました。)

10月6日が旧暦の8月15日、中秋節ですがそれにあわせて海外から子供達が続々とこの田舎町へ帰国してきております。

元々この田舎町周辺の人達は国内へ目を向けておらず海外指向が非常に強い地域です。日本にいる華僑も中国人も半分ぐらいはこの田舎町周辺の出身者のようです。

中秋節は丸いお月様に象徴されるように、家族が丸く団らんし、と言うものですが、海外に出ていた人達もこの時期には何とか帰ってこようという気持ちが強いのでしょう。
仕事を持っている本人達は中秋節直前に帰国するのでしょうが、子供達やその面倒を見てくれているお爺ちゃんお婆ちゃん達が続々と先行帰国しています。


香港からの帰りの飛行機はそんな訳で子供満載。小学校就学前、というよりもほとんど赤ん坊状態の子供が10人以上乗っている100人乗りの飛行機。。。

どんな状態であるか、容易に想像できると思います。


全く眠れませんでした。私の前の座席にお母さんに抱かれた乳児1名。後ろの席に2才くらいの子供1名。通路の向こうに乳児1名。

完全包囲網です。

一人が泣くと誰かが付き合います。あやされたか、疲れたかでしばらくして静かになると他の子供が誰か泣きます。 飛行機の中にいた約2時間、ずっと誰かが泣いていました。

ヘッドフォンでもあれば、音楽でも聴いて聞こえないふりしますが、短距離の飛行機にはそんな設備もありません。

子供嫌いじゃありませんが、この恒例行事、たまりませんね。