中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

監視カメラの社会

2006-09-01 | 生活
今朝のニュースで、つい先日スーパーマーケットに爆弾を仕掛けたと脅迫電話をかけた犯人が逮捕されたと報道していた。

犯人は携帯電話から電話するほど間抜けではなく、道路脇の公衆電話から脅迫電話をかけていたのであるが、以下の3つのことが決めてとなって昨日逮捕されたという。

1)当日のスーパーマーケットの中のカメラ映像
2)公衆電話付近の監視カメラ映像
3)公衆電話からスーパーにかけた電話の記録

2番目の公衆電話付近の監視カメラ映像、というのがこの国独特でしょうね。

交差点付近も一杯道路を見張るカメラが設置されていますが、それ以外にも繁華街やら住宅街にも3万台ほどカメラが設置されていると言っていました。
防犯の為というのが設置の理由で、今回は確かに防犯に役立ったと言っていいと思いますが、言い換えればどこを誰が歩いているかというのも簡単に確認できてしまうと言う恐ろしい環境でもあります。

ちなみに私の住むアパートから町一番の繁華街方向へ歩いて行くとおりには、ほぼくまなく監視カメラが設置されていますので、その気になれば私が何月何日の何時何分にどの道を通ってどこのお店に入ったかを特定できてしまうと言うことです。

真面目に考えるとやっぱり結構恐ろしい国に住んでいるんだなぁと思います。