三ヶ根山の山頂部分は広くて、どこが山頂だか判らないままに、高いところ目指してスカイラインを歩いて行きます。
このあたりが最高地点かなと思える場所で、もう一度遠くを眺めて、前回紹介しきれていない山域も含めて貼って行きます。
猿投山 ↓
猿投山は豊田市の北にあります。海側のこの山から眺めた景色の中には、岡崎・安城・豊田の町並みが入ってきます。
この山の右手に木曾御嶽が見えるはずですが、この空では見えてきません。
本宮山から御堂山まで ↓
ここでは蒲郡の町並みの背後に最奥に本宮山があり、その手前には五井山・宮路山・御堂山が連なります。
この山の連なりによって北風を遮断しますので蒲郡は全国に名高いミカンの産地たりえることが出来ます。
恵那山探し ↓
三河ではちょっと見晴らしのよいところに行けば木曾御嶽が見えますが、今回は見えませんでした。
そこで次の目標である恵那山探しをします。探す山は六所山、焙烙山の右側に頂を隠してごく薄く見えていました。
御堂山・八高山・富幕山 ↓
この時はまだ八高山を富士山だと勘違いしたままですから、喜び勇んでカメラを向けてしまっています。
ゴンズイ ↓
道路わきの山斜面でゴンズイの実が見られました。
下山路があった! ↓
山を登ってくるときには予期せぬ登山路がありましたが、下りは尾根下りの藪漕ぎを覚悟していましたが、ここでも地図には記載が無かった下山路が付いていました。
道があるならば、それにしたがって下ろうとしていましたので、これは楽ができます。
下山路の分岐点 ↓
下る途中で分岐点になりました。直感的に近そうな道を選んで下って行きます。
植林帯 ↓
針葉樹の植林帯を下って行きます。ここまでの行程中人には一度も出会ってはいません。
ヤブタバコ ↓
今まさに咲いている花に出会いました。キク科は寒さに強いですね。
ハナミョウガ ↓
この草は海岸近くの山で良く見るハナミョウガでしょうね。葉をちぎると幽かにミョウガの香りがあります。
左手の尾根 ↓
下山道の左側の尾根をGPSを頼りにして藪漕ぎしながら下っていくつもりでしたが、立派な登山道がつけられていましたので、らくらくと山道を歩いています。
大原観音 ↓
この板には「大原観音」と書いてありますが、観音様が見当たりません。
山道が広くなった ↓
山道が広くなりました。これで登山道は終焉ですね。まもなく山間の田んぼに出ました。
ガマズミ ↓
田んぼの横にはアスファルト舗装の農道が通っています。林縁にガマズミの赤い実を見ました。
ソヨゴ ↓
山の中ではなくて山から下りて農道歩きの中で林縁にソヨゴの実を見つけました。
ツリガネニンジン ↓
山斜面にツリガネニンジンの花を見ました。この時期でも花が残っていたことに感謝します。
アキノキリンソウ ↓
キク科のこの花も残っていました。こういう植生ならきっとセンブリも生えていたに違いありません。
畑に仕事に出ていた年配の男性にそのことを訪ねると「昔はセンブリはそこら中にあった」とのことでしたが、今回はセンブリを見つけることは出来ませんでした。